ネイリストに必要な資格の種類は?資格なしでも就職・開業できるの?

ネイリストになるために必要なネイルの資格ですが、このネイルの資格にも色々な種類があるのをご存知ですか?この記事では、ネイルの資格の種類について詳しく解説した後、ネイルの知識や技術を学ぶ方法、資格なしでもサロンに就職・開業できるかについても紹介していきます!

ネイリストに必要な資格の種類は?資格なしでも就職・開業できるの?のイメージ

目次

  1. 1ネイルの資格にはどんなものがあるの?
  2. 2【ネイルの資格①】JNECネイリスト技能検定
  3. 3【ネイルの資格②】JNAジェルネイル技能検定
  4. 4【ネイルの資格③】ネイルスペシャリスト技能検定試験
  5. 5【ネイルの資格④】ネイルサロン衛生管理士
  6. 6ネイルの知識や技術を学ぶ方法は3つ!
  7. 7資格なしでもネイルサロンに就職・開業はできるの?
  8. 8ネイルの資格試験の取得を目指してみよう!

ネイルの資格にはどんなものがあるの?

ネイル

セルフネイルを本格的に楽しみたい方や、ネイリストとしてサロンで活躍したい方が目指すのがネイルの資格取得です。ネイルの資格にはさまざまな種類があり、取得することによって本格的にネイルを楽しんだり、サロンへの就職や開業をすることができますよ。

今回はそんなネイリストになるために必要な資格について詳しく紹介していきます!これからプロのネイリストとして活躍したい方や、より本格的なネイルを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

【ネイルの資格①】JNECネイリスト技能検定

スクショ

JNECネイリスト技能検定は国際的に通用するネイリストの育成を行うために、正しい技術と知識の向上を目的としている検定試験です。1級を最高として2級と3級の3つに分かれていて、年に4回検定試験が行われています。

受験資格は3級なら義務教育を終了した方だとどなたでも6,600円で受験することができます。2級は3級の取得者のみが8,800円で受験することができ、1級は2級取得者のみが11,000円で受験することができますよ。

1級にもなるとトップレベルのネイリストに必要とされる知識や技術を身に付けることができます!2級でもサロンで働くための知識や技術が通用するので、2級からでもネイリストとして十分に働くことができますね。試験内容は筆記試験と実技試験の両方があり、試験結果が筆記試験のみ合格であれば次回同級で受験する場合に限り筆記試験が免除されます。

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JNECネイリスト技能検定のまとめ

試験内容
  • 実技試験と筆記試験
  • 1級:トップレベルネイリストに必要とされる総合的な技術と知識
  • 2級:サロンワークでも通用する技術と知識
  • 3級:ネイリストの基本的な技術と知識
受験料
  • 1級:11,000円(税込)
  • 2級:8,800円(税込)
  • 3級:6.600円(税込)
検定試験のスケジュール
  • 冬期・春期・夏期・秋期の年4回

【ネイルの資格②】JNAジェルネイル技能検定

スクショ

JNAジェルネイル技能検定ではお客さんが安心して施術を受けられるようなジェルネイルの普及を目的として開催されているジェルネイルの技能検定試験です。各級の基準として初級では基礎知識と技術、中級ではプロとしてサロンワークに必要な専門知識と技術、上級ではジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる知識と技術が必要になります。

受験料は初級が9,900円、中級が13,200円、上級では16,500の費用が掛かります。試験の申し込みはインターネットから受け付けていますよ。また、JNEC主催のネイリスト技能検定試験の3級、2級を取得している場合にはそれぞれ3級は初級、2級は中級の技能試験第一課題のネイルケアが免除されます!

試験の開催は毎年6月と12月の年2回で行われています。試験は実技試験と筆記試験があり、実技ではやることが決められているので先に練習しておくこともできますよ。こちらはネイルの試験ではなく、ジェルネイル専門の試験なので注意しましょう。

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JNAジェルネイル技能検定のまとめ

試験内容
  • 実技試験と筆記試験
  • 上級:ジェルネイルのスペシャルに必要とされる総合的な技術と知識
  • 中級:プロとしてサロンワークでも通用する技術と知識
  • 初級:ネイルケアやジェルネイルの施術に必要な基礎的な技術と知識
受験料
  • 上級:16,500円(税込)
  • 中級:13,200円(税込)
  • 初級:9,900円(税込)
検定試験のスケジュール
  • 毎年6月と12月の年2回

【ネイルの資格③】ネイルスペシャリスト技能検定試験

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ネイルスペシャリスト技能検定試験は、スペシャリストとしての正しい知識や技術を目的としていて、サロンワークに役立つ技能検定試験となっています。学生や初心者を対象とするA級とSA級、プロのネイリストを対象としたPA/AA/AAA級の2種類に分かれていて、どちらも学科試験と実技試験があります。

A級の受験料は11,000円で再受験で学科・実技一方のみの場合は7,700円です。SA級は13,200円、一方のみは9,900円です。PA/AA/AAA級は16,500円で、どちらか一方のみは13,200円で受験することができますよ。

開催日は2月・6月・10月・12月の年4回となっています。万が一不合格だったとしても、学科と実技のどちらか一方が合格だった場合は期間・回数の制限なく免除されます。

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ネイルスペシャリスト技能検定試験のまとめ

試験内容
  • 学科試験と実技試験
  • PA/AA/AAA級:プロフェッショナルを対象とした技術と知識
  • SA級&A級:学生や初心者を対象とした基礎的な技術と知識
受験料
  • PA/AA/AAA級:16,500円/再受験13,200円(税込)
  • SA級:13,200円/再受験9,900円(税込)
  • A級:11,000円/再受験7,700円(税込)
検定試験のスケジュール
  • 2月・6月・10月・12月の年4回

【ネイルの資格④】ネイルサロン衛生管理士

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ネイルサロン衛生管理士はネイルの技術に関する試験ではなく、ネイルサロンにおける衛生管理の向上を目的としており、安全・安心にサロンを運営するために設けられた資格です。試験は毎月開催されているので比較的受験しやすいのが魅力的です。

こちらの検定試験はこれまで紹介してきた検定試験と異なり、受験日に講習を受けた後に筆記テストをして合格した場合にのみ取得することができますよ。筆記テストは択一方式で20問が出題され、100点満点中80点以上で合格になります。

受講料は一般価格だと10,560円ですが、JNA会員価格だと6,160円で受験することができますよ。こちらの料金は受講に必要なテキスト代や認定書、バッジ交付代も含まれています。

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ネイルサロン衛生管理士のまとめ

試験内容
  • 理論講習
  • 択一方式の筆記テスト
受講料
  • 一般価格:10,560円(税込)
  • JNA会員価格:6,160円(税込)
検定試験のスケジュール
  • 毎月開催

ネイルの知識や技術を学ぶ方法は3つ!

勉強

自宅で通信講座

最近では通信講座も充実しており、もちろんネイルに関する通信講座もありますよ。仕事があって学校に通えなかったり、なかなか時間が取れない人には通信講座による勉強がおすすめです!

自宅で通信講座となると気になるのが費用面ですが、受ける通信講座によっても値段は変わってきます。大体安ければ10万円程度ですが、高いコースになると40万円程度掛かることもあります。自分の目指したい検定試験やスキルによって選んでくださいね。通信講座にはネイルに必要な道具やテキスト、DVDもセットになっていますよ。

通信講座による学習期間は6ヶ月から1年程度です。早いと半年で受験できるようになるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

ネイルの専門学校に通う

ネイルをプロからしっかり学びたい!という時は専門学校に通うことをおすすめします。ネイルの専門学校もさまざまありますが、どの専門学校でもプロの講師から直接指導して学ぶことができますよ。

ネイルの専門学校はJNA認定校と、そうではない非認定の学校があります。もちろん非認定でも十分な知識と実技が学べますが、資格を取ることを前提とするならJNA認定校の方が良いかもしれませんね。ただし、JNA認定校は非認定の学校と比べると費用が高額になるので覚えておいてくださいね!

入学や受講料などの費用は学校によっても異なりますが、安いと30万円で高額のコースになると100万円程度掛かります。高いコースはそれだけ高い技術を学べ、資格への合格にも近づけますよ。

完全に独学で学ぶ

最近ではYouTubeやInstagramの普及から、完全に独学で学ぶこともできますよ。セルフネイルを楽しむだけなら独学でも十分ですし、関連書籍やDVDなどを見ながら資格取得を目指すことも可能です!

特にネイリストの試験を実施している団体から発売されているテキストは通販や書店で気軽に購入することができます。動画やネイルデザインを見ながら自分で勉強できますし、基礎知識であれば試験合格に向けて十分な勉強ができるでしょう。

資格なしでもネイルサロンに就職・開業はできるの?

サロン

資格取得をサポートしてくれることも!

求人募集しているサロンによっては資格なしでも就職することができますよ。資格なしの場合、資格習得までしっかりサポートしてくれるサロンが多いです。研修で学びながら同時にネイルについての勉強をし、この研修期間中にも働いた分のお給料もしっかりもらえますよ。

もちろん資格が無ければ就職できないサロンもあるので、まずは未経験者でも就職できるようなサロンを見つけ、そこに就職してから資格習得に向けて勉強していくと良いでしょう。

無資格で開業はデメリットも大きい

サロンを開業する時は資格なしでも開業することができます。ネイリストは国家資格ではなく、公官庁への届出も必要ありません。開業に必要な資金があればいつでもサロンを開業することができますよ。

ただし、無資格での開業はデメリットも大きいです。お客さんとしてサロンを利用する時は信頼や安全をより重視しますよね。無資格だと技術や知識があることを証明することができません。そのため、資格を持っているネイリスト達がいるサロンの方がお客さんを呼べるのでデメリットも大きいです。

ネイルの資格試験の取得を目指してみよう!

ネイル

今回はネイルの資格について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか?ネイルの資格の種類によっても必要とされる実技や知識の種類が違うので、自分が目指したい方の資格を選んで受験してみてくださいね。

資格取得までの勉強は専門学校に通ったり、通信講座で学んだりと色々な方法があります。仕事や家事で忙しい方でもながら勉強することができるので、ネイリストを目指したい方はぜひ資格取得に向けて勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
strawberry
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