プリンが固まらない時の対処法！原因や失敗した時のリメイク術も！

プリンを作っている時に材料が固まらないという経験をした人も多いでしょう。プリンは材料を熱した後に冷やして固めるだけの簡単なレシピですが、実は温度調節や分量がとても重要になります。今回はプリンが固まらない時の対処法などをご紹介いたします。

プリンの材料にはゼラチンが含まれています。このゼラチンは冷やす事で固まるという特徴をもっており、それが作る過程でプリンを固めてくれます。ゼラチンは一度熱で溶かしますが、冷やすとプリンの水分がゼラチンの分子に閉じ込められるので液体が固まるという仕組みです。

プリンが固まらない原因はいくつかあります。自分が作ったプリンが固まらない場合は、原因となるものを一つずつチェックしていきましょう。次はプリンが固まらない原因についてご紹介いたします。

プリン作りに大切な卵は、個数を間違えると固まらない場合があります。卵の量を間違えるとプリンを作るための液体のバランスが崩れてしまうので注意しましょう。また、卵のサイズによっても重さが異なるので、しっかり分量をチェックしましょう。

卵以外にも牛乳の分量を間違えているとプリンは固まりません。牛乳を入れすぎてしまうとプリンの液体が緩くなってしまいます。プリンを作り慣れていると目分量で入れてしまう事がありますが、しっかり測るようにしましょう。

プリンを作る時に使う牛乳は、冷たい温度のまま使用してしまうと固まらない事があります。牛乳はしっかり人肌程度まで温めてから使用すると良いでしょう。きちんとレシピ通りに作っても固まらない場合は牛乳の温度が影響している可能性が高いです。

プリンを作る時には液体を一度温める必要があります。この時に一定の温度を保つ事は簡単な事ではありません。火力が弱くなってしまうと、卵が凝固する事が出来る温度に届かない事があります。

プリン作りに失敗したくないという人は、失敗しないプリンのレシピを参考に作ってみましょう。作り方も簡単なので是非チャレンジしてみてください。次は固まるプリンのレシピをご紹介いたします。

牛乳　170ml
生クリーム　50ml
卵　2個
グラニュー糖　大3
ラム酒　小1（またはバニラエッセンス　3滴）
ゼラチン　5g
水　大2
お好みでカラメルソース

まずは水の中にゼラチンを入れて、10分ほど放置してふやかしましょう。次にあらかじめ用意しておいたカラメルソースをプリンの容器に流し込んでおきます。ボウルに牛乳・生クリーム・卵・グラニュー糖を入れたらこし器を使って鍋に移し替えます。火をかけたら、色が白くなるまでかき混ぜ続けましょう。

とろみが出てきたら火を止めて、しばらくかき混ぜてください。プリンの液体が約60度から70度に冷えたら、ふやかしていたゼラチンとラム酒を加えて混ぜ合わせます。溶け切ったらプリンの容器に流し込み、冷蔵庫で冷やして完成です。

プリンを作る際のポイントとしては、湯煎でプリンを作ると失敗する事が少なくなります。失敗したくない場合は、鍋にお湯をはった状態でプリンを作ってみてください。また、湯煎の場合でもかき混ぜる際は手を休めないようにしましょう。

せっかくプリンを作っても固まらない事があります。固まらないプリンが出来てしまった場合でも、これからご紹介する対処法を実践する事でプリンが固まる事があります。次は固まらないプリンへの対処法をご紹介いたします。

固まらないプリンにはゼラチンを使うと良いでしょう。しばらく冷やしていても固まらない時にはゼラチンの量が足りなかった場合が多いです。ゼラチンで固めなおす事で、しっかりプリンを固める事が出来ます。

プリンを失敗してしまった場合は、他の食べ物にリメイクしてしまうのもおすすめです。そのまま捨ててしまうよりも、上手くリメイクする事で美味しく食べる事が出来ます。色々なリメイク方法があるので試してみましょう。

固まらないプリンの多くはゼラチンが足りない事が多いです。ゼラチンが残っていれば、固まらなかったプリンに足す事で再び固める事が出来ます。次は固まらないプリンをゼラチンで固めるやり方をご紹介いたします。

固まらないプリンには再度鍋に移して、再び温め直しましょう。その時にゼラチンを加える事でさらにプリンが固まりやすくなります。火にかける際は60度から70度になるように温度を調節しましょう。

ゼラチンが適量だったとしても、プリンを流し込んだ容器の厚みによっては固まるのに時間が掛かる場合があります。同じ時間でも容器によって固まり具合が異なるため、固まらない時はいつもより長めに冷やしましょう。

ゼラチンの分量を間違えてしまうと、当然ながらプリンが固まる事はありません。特に長時間冷やしていても固まらない場合は、ゼラチン不足の可能性が高いです。固まらない場合はもう一度鍋に移し替えてゼラチンを足しましょう。

固まらないプリンを作ってしまった時には、材料をそのまま捨ててしまう人も少なくありません。しかし、残った材料やプリン液を使ってリメイクする方法もあります。次はそんなリメイクレシピについてご紹介いたします。

プリンが固まらない場合は、ミキサーをかける事でミルクセーキにリメイクする事も出来ます。ミキサーにかけた後はさらに漉す事で美味しいミルクセーキを作る事が出来ます。失敗した時でも最後まで美味しく食べられます。

朝食やおやつにはフレンチトーストへのリメイクもおすすめです。食パンがあれば、プリン液に浸して焼くだけで簡単に作る事が出来ます。プリン液がフレンチトーストの味を濃厚にしてくれるので、いつも以上に美味しく作れます。

ゼラチンが固まらない時はプリン液がスープ状のように緩くなっている事もあるでしょう。プリン液は元々味が付いているので、そのままシェイク風にリメイクして飲むのもおすすめです。冷やすとさらに美味しくなります。

プリンが上手く固まったのに、気泡が入ってしまう事があります。これは「す」と言い、プリンを作る過程で問題があったため出来てしまいます。次はプリンの「す」の原因についてご紹介いたします。

卵を泡立て過ぎてしまうと、「す」という気泡がいくつもできてしまう事があります。プリンを作る際は、割った卵をなるべく泡立てずに混ぜるようにすると、口溶けがなめらかで綺麗なプリンが作れます。

プリンを作る時は固めるために一度火をかけますが、この火が強すぎてしまうと同じく「す」の原因になってしまいます。湯煎の場合はお湯を沸騰させてから少し冷ますように調節してください。また、火にかける場合は火加減の調節も行うと良いでしょう。

プリンを失敗せずに作りたい人は、電子レンジを使用した作り方がおすすめです。面倒な温度調節もないので、誰でも簡単に作る事が出来ます。次は電子レンジを使ったプリンのレシピをご紹介いたします。

卵　1個
牛乳　140cc
砂糖　大3
砂糖（カラメル用）　大1
水　小1/2
お湯　小1/2

まずは耐熱容器にカラメル用の砂糖と水を入れ、軽く混ぜ合わせたらラップはせずにそのままレンジで1分ほど加熱します。レンジから取り出したら耐熱容器の中にお湯を加えて混ぜます。混ぜたら容器ごとそのまま冷ましておきましょう。次にボウルを用意したら、そこに卵・砂糖・牛乳を入れて混ぜます。冷ましておいた耐熱容器に流し込み、ラップなしでレンジに入れて1分加熱してください。最後に粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。

プリン作りは一見すると簡単に思えますが、温度調節や材料の分量をしっかり確認しなければ上手に作る事は出来ません。美味しいプリンを作るためにも、目分量ではなくしっかりチェックする事が大切です。万が一固まらない場合は、リメイクレシピなどを参考にしてみてください。