マーガレットの花言葉とは？由来や種類・見頃の時期も紹介！

マーガレットにはさまざまな色や品種があります。メジャーな白色から黄色、紫まで揃っており、品種によっても見た目が異なります。また、マーガレットは色によっても花言葉がそれぞれあるので、贈り物を選ぶ時に参考にする方も多いです。今回はマーガレットの種類や色別の花言葉についてご紹介いたします。

花言葉をご紹介する前に、まずはマーガレットの花について知っていきましょう。マーガレットは日本でもよく知られる有名な花ですが、実は生息している国も、マーガレットを広めた国も異なります。次はそんなマーガレットの由来や名前に関する事をご紹介いたします。

マーガレットはアフリカのカナリア諸島に生息する種類のキク科の花で、比較的温暖な気候で育つ花になります。フランスにて園芸用に改良されたのが世界で有名になるきっかけと言われています。多くの種類は白い花であり、茎の基部が木化しています。葉っぱはギザギザしており、切れ込みのような形をしているのが特徴的です。

マーガレットの別名はParis daisy（パリス・デージー）です。これはフランスで呼ばれている事が多いです。また、英語でも同じくMarguerite（マーガレット）と呼びます。ギリシャでは真珠という意味を持つマルガリーテス（margarites）と呼ばれ、各国でも異なる呼び方をします。

マーガレットには色別に花言葉がありますが、マーガレット全般の花言葉ももちろんあります。特にこだわりを持っていない方は、マーガレット全般の花言葉を添えて花を贈ってみるのも良いかもしれません。次はそんなマーガレットの花言葉や英語の花言葉についてご紹介いたします。

マーガレット全体での花言葉は種類も多くあります。大きく分けてみると、友情や信頼、恋愛関係などに当てはまります。

・恋占い
・信頼
・真実の友情
・誠実
・心に秘めた愛
・優しい思い出
・私を忘れないで

英語圏ではマーガレットの花言葉は2つあります。こちらも恋愛や信頼という意味を持っており、日本の花言葉と共通しているのが分かります。

・secret love（秘密の恋）
・faith（信頼）

マーガレットにはさまざまな色があるとご紹介しましたが、次はいよいよ色別の花言葉についてご紹介いたします。色の種類も多いのがマーガレットですが、大きく分けると白・ピンクと赤・黄色の3種類に分ける事が出来ます。今回はその3種類別の花言葉についてご紹介いたします。

日本でもポピュラーな白いマーガレットですが、この白いマーガレットの花言葉には秘めた愛というものがあります。これは純粋で汚れのない事を表しています。表に出さない恋心を意味しており、その純粋な心に秘めた感情としてつけられた説があります。

ピンクや赤い色のマーガレットには真実の愛という花言葉があります。まさにピンクや赤にピッタリの花言葉です。こちらは恋愛要素の濃い花言葉となっているので、片思いや両思いの相手へのプレゼントにもおすすめの花言葉となっています。

明るい黄色のマーガレットには美しい容姿という花言葉があります。これは黄色系のマーガレットにカナリアクイーンという品種がある事から来ているという説があります。クイーンという名前にもピッタリな花言葉と言えます。

マーガレットの花言葉は沢山ありますが、全般の花言葉であればそれぞれの意味に由来があります。あまり馴染みのない話かもしれませんが、知っておく事で豆知識としても活用出来ます。また、贈る相手に意味や由来を話す事で気持ちを理解してくれるかもしれません。次はマーガレットの花言葉の由来についてご紹介いたします。

マーガレットの花言葉には花占いから由来しています。花占いとは花びらを一枚ずつ取っていき、最後に残ったものが占いの結果というものになります。特に西洋ではマーガレットを花占いに遣う事が多かった事から、恋占いという花言葉がつけられたのではないでしょうか。

マーガレットの花は、ギリシャ神話にも深く関係しています。マーガレットは出産の女神や狩猟の女神を司る女神アルテミスに捧げられた花であり、ここから誠実や真実の愛という花言葉がつけられたと考えられています。

マーガレットの花の名前には由来があります。実は名前には意味があり、その見た目と近い事から名付けられたと言われています。次はそんなマーガレットの名前の由来や、マーガレットの開花時期についてご紹介いたします。

マーガレットの名前の由来はギリシャ語から来ています。マーガレットはギリシャ語では真珠を意味しており、マーガレットの花の見た目が白くて美しい真珠と似ている事から由来して名付けられたと言われています。白い花とその美しさにピッタリの由来とも言えます。

マーガレットの開花時期はだいたい3月から6月の春から始まり、最も咲いている時期としては5月から6月になります。マーガレットは品種によっても開花時期が異なりますが、春であれば多くのマーガレットを見る事が出来ます。また、見たい品種がある場合は開花時期を事前に調べておくのも良いでしょう。

ここまではマーガレットの名前の由来や意味、色別の花言葉などについてご紹介しましたが、まだまだマーガレットには種類が沢山あります。次は番外編として、マーガレットの花の種類をいくつかご紹介いたします。種類によってもさまざまな形や色があるので、品種を参考にプレゼントしてみるのもおすすめです。

サマーメロディーはピンク色の花で、八重咲きの品種となっています。八重咲きの種類は花自体も立体感があるので、他の品種よりも膨らんでいるようにも見えます。平に咲くマーガレットの中でも珍しい種類と言えるでしょう。

ドリームテトラは日本の長崎県が産地となっているマーガレットの種類です。真っ白なモコモコした花びらがついており、花も全体的に丸く膨らんで見えるのが特徴的です。この種類はどの時期でも比較的見る事が出来るので、人気の種類と言えるでしょう。一風変わったマーガレットの花をプレゼントしてみると、相手にも喜んでもらえるかもしれません。

淡い色のパステルイエローは、黄色の花びらのマーガレットになります。白色よりも黄色がかった色味で、可愛らしい見た目が女性にも人気となっています。また、このパステルイエローよりさらに花が小さいサイズのイエローという種類もあります。黄色のマーガレットは眺めていても元気になれる品種なので、ガーデニングにもおすすめです。

紫やピンク色といった珍しい色を持つメテオールレッドは、綺麗な色味のマーガレットです。色は薄紫や濃い紫、赤色など種類も豊富となっています。花自体も一重咲きという珍しい品種となっています。大人っぽい印象の紫は、大人の女性へのプレゼントにもピッタリです。

ウォーターメロンは赤い花びらを持つマーガレットの品種です。真っ赤な色から薄い赤色まであり、こちらも貴重な一重咲きとなっています。赤いマーガレットはあまり見掛ける事も少ないため、珍しい品種と言えるでしょう。ガーデニングとしても、見た目が目立つのでアクセントとして植えておくのにもピッタリな品種です。

マーガレットの花にはさまざまな色や品種の種類があります。白いマーガレットが最も有名ですが、プレゼントとして珍しいマーガレットの花束を贈ってみるのも良いでしょう。この機会に是非大切な人へマーガレットの花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。