2021年09月28日公開
2021年09月28日更新
「人間味がない」何を考えているのかわからない人の特徴や心理
この人、人間味がないなあ、何を考えているのかわからないなあ、と感じる人が周囲にいませんか?また、自分がそんな風に言われることはありませんか。この記事では人間味がない人の特徴を解説しますので、自分が言われないための対策も兼ねてぜひ読んでください。
目次
何を考えているかわからない人の特徴《性格編》
何を考えているのかわからない人、身近にいませんか?この記事では世間にいる何を考えているかわからない人の特徴や心理に迫りますので、興味のある方もない方もぜひ読んでくださいね。
まずは身近にいる何を考えているかわからない人の性格編ですが、よく「不思議ちゃん」などと言われたりするタイプに多いです。
悪い人ではなさそうだけど、何を考えているかわからない。急に変なことを言い始めたかと思うともう忘れている。もしくは最初から何も言わないから何を考えているかわからない。
そんな人たちの特徴に迫ります。
特徴①自分の意見を言わない
まずは、何を考えているかわからない人は自分の意見を言いません。何事が起こっても人は何かの感情や意見を持つので、意見がないわけではないのです。
ただ、それを口にしない寡黙なタイプの人もいれば、自分の意見を言うのが怖い臆病な人もいます。
そんな人たちは何を考えているかわからない人に分類されがち。自分が何を考えているかわからない人になりたくないと思ったら、時には自分の意見を言ったり、感情表現することが大切です。
でも、何を考えているかわからない人は時に魅力的で、惹かれる人がいるのも確か。
特徴②何事にも冷めていて悟っているよう
記事の序盤からお話しておきますが、何を考えているかわからない人も、何も考えていないわけではないんです。
誰にでも感情や意見はあります。世の中に言いたいことや、ここをこうすればもっと良くなるのにな、というのは持っています。
けれども、もう何を言っても仕方がないだろうと冷めてしまっていて、よく悟り世代と言いますが、そういう悟り切って何に対しても冷めている人は世代を超えています。物事に対して冷めた目を持っていて、感情が薄い人たちです。
身近に何を考えているかわからない人がいたとしたら、何も考えていないわけではなく、感情が薄い人と思っておきましょう。
何を考えているかわからない人の特徴《外見編》
何を考えているかわからない人の外見編です。何を考えているのかわからない、人間味がないと思われがちな人は、感情を表情に出しません。
またファッションで個性を主張することもしないので、人間味がないと思われがちです。彼ら彼女らの特徴を解説します。
何を考えているかわからない特徴①表情にださない
何を考えているかわからない、人間味のない人は表情に出しません。思うことはあるはずですし、実際に思うことはたくさんあります。
感じることだってたくさんありますし、感情がないと思ったら大間違いです。人間味のない人にも感情はありますが、それを表情に出さないのです。
もともと表情に出にくいから何を考えているかわからないタイプと、多くの経験をして、少々のことでは表情に出さないようトレーニングをしているから何を考えているかわからない人がいます。
もともと感情が表情に表れにくいタイプの人は、生まれ持ったものなので、悪気はありませんが、どうしても感情が読み取りにくく、何を考えているのかわからないと思われがちです。
一方、多くのツライ経験をしてトレーニングを積み、少々のことでは驚かないタイプの人は、普通の人が驚くようなことが起こっても平然としています。こういうタイプも考えが読めないです。
特徴②努めて平凡な服装をしている
そして、スパイ映画に出てきそうな、自分の感情をコントロールして少々のことでは驚かないトレーニングをしている人は、服装は極めて常識的な服装をしています。
周囲に溶け込み、自分を出そうとしません。だから人間味がない、何を考えているかわからない、と思われがちです。
もともと感情が表情に出にくいタイプの何を考えているかわからない人も、自分がそう思われている自覚は年とともに出てくるので、努めて平凡な服装をしていることが多いです。周囲に溶け込んで目立ちたくないのです。
個性がファッションに出ないので、どういったタイプの人間なのかわかりにくく、それゆえ何を考えているかわからないと思われがちです。
何を考えているかわからない人の特徴《話し方編》
身近に何を考えているかわからない、人間味のない人はいますか?そんな人の話し方をよく観察してみましょう。特徴がつかめてくるはずです。
もともと人間は多くの感情を持っていて、何かに対して意見や感情、思いを持っています。それを表さない何を考えているのかわからない人には、話し方に特徴があります。
人を攻撃したりすることもなく、ただ話を合わせて自分の意見を言わずにやり過ごす。そんなスキルを積んでいます。
実は平凡ではない考えを持っている人に多いのですが、自分のアイデアがあまりにユニークで、それを言うと変人扱いされるので、努めて平凡にしようと努力した結果、何を考えているかわからない人になるケースもあります。
特徴①そもそもあまり話さない
そんな何を考えているかわからない、人間味がない人たちの話し方の特徴は、まずは自分から話を振ることがありません。
下手なことを言って変人扱いされるとまずいとわかっているので、自分の方から話はせずに、話しかけられたら答える、というのに徹しています。
また、そもそも話が好きではないので、自分からは話しかけない人もいます。その結果、またさらに何を考えているかわからない、人間味がない人と判断されてしまいます。
周りにそんな人がいたら、不気味がらずに話しかけてみたら、案外面白い人だったという可能性は高いです。
特徴②話す時でも平坦な口調で考えが読めない
前に説明した、自分の感情をコントロールし、少々のことでは驚かないようトレーニングを積んだ人に多いですが、話をするにしても口調が平坦で、感情や考えが読めない人がいます。
こういった人の牙城を崩すのはなかなか難しいです。こういったタイプは本当はツライ思いに耐えてきた人や、すべての感情を排して人と付き合う方が良いと考えているタイプなので、少々のことでは心を開いてくれません。
結果、何を考えているかわからない、人間味がない人と思われ、本人もそれで納得しています。
人間味がないと言われる理由
もしもあなたが人間味がないと言われたら、どう感じますか。あまり嬉しい人はいないですよね。ロボットかアンドロイドのように言われてる気がして、どちらかというと嬉しくないはずです。
この項目以降、人間味がないと言われる理由について解説しますので、人間味がないと言われて嫌な思いをしている方は改善の参考にしてください。
でも、職務によっては逆に人間味が邪魔なことがあります。人としての優しさは大切ですが、一切の感情を排して当たらなければいけない職務もありますから、あまり気にされずに。
人間味がない理由①効率を求めすぎる
人間味がないと言われる理由の一つとして、効率を求めすぎる、というのがあります。これはとても難しいことです。
職務に当たるには効率は考えなければいけません。有能な人ほど効率を考えてさっさと仕事を片付けます。
ですが、効率を優先して求めすぎるあまり、人間味がないと思われると損な場合もあります。仕事での効率なら会社は喜びますが、同僚からは人間味がないと思われるので、どちらをとるかです。
せめてプライベートでは効率よりも人間味を持つ時間を大切にしましょう。
人間味がない理由②淡々としすぎている
次の人間味がないと思われる理由ですが、あまりに淡々としている方がいます。これは実は相手に対して不愉快な態度を示すよりはむしろ良い態度なのですが、結果、ロボットのように思われてしまいます。
誰に対してもにこやかな態度でいられたら、人間味がないなんて言われなくて済むのですが、それは難しいですよね。
不愉快な態度を示すより淡々としている方がいいですが、時に冷たく感じられるので、できれば微笑を浮かべていましょうね。
にこやかな笑顔が無理でも、口角を上げていれば微笑んでいるように見えます。
人間味がない理由③完璧すぎる
世の中には完璧主義の人がいます。世の中を動かしていく上で完璧主義であることはとても大切です。
ですが、自分に対しても人に対しても完璧主義だと、人間味がないと思われたり、人間味がないと言われかねません。
時には肩の力を緩めてみるのもいいでしょう。けれども、やはりデタラメな人よりも完璧主義者の方が人からは求められますので、手の抜き過ぎはいけませんね。
人間味もあって完璧で、なんて人がいたら大したもの。時に気を緩めるのは大切ですが、やはり何事にも真剣でいたいものですよね。
人間味がない理由④人との付き合いが冷淡
人間味がないと言われる理由の一つに、人付き合いが淡白で冷淡、という人がいます。そういった人は、過去に派閥争いに巻き込まれてうんざりし、人と距離を置こうと決めた人などもいます。
「君子の交わり淡き水の如し」ということわざがありますが、社会でうまく立ち回るためには人との距離感を保つのも一つの手です。ただ、あまりに冷淡になると人間味がないと言われかねませんので、ご注意を。
ただ、時代とともに「個」の時代になり、プライバシーが尊重されるようになりました。我が道を行くのも良いでしょう。
人間味がない理由⑤あまり笑わない
人間味がないと言われる理由の一つにあまり笑わない、というのがあります。年とともに作り笑いが上手になって行くものですが、作り笑いは見破られます。
やはり人は、他の人が心の底から楽しんで笑っている顔を見たいものです。ですが、過去の経験や、トラウマなんかを抱えてあまり笑えない人もいます。そんな人は人間味がないと言われかねません。
もしあまり笑わない人がいたら、その方に興味を持って寄り添ってみては?人間味がないからと突き放していては、あなたまで人間味がない人になってしまいますよ。
「何を考えているかわからない」人エピソード
筆者の知人男性Kさん(36歳・自動車産業勤務)から面白いエピソードが聞けたので紹介します。
「俺が今付き合ってる子があんまり話さないしほとんど笑わない子で、飾り気のない子だったんですよ。
だからあっちこっち連れて行って、コスメや服をプレゼントしたんだけど、それでも喜ばないんです。人間味がないな、と思ってました。
そしたらある日、『わたしを綺麗にして風俗にでも売る気なの?』なんてバカなこと言ったんです。だから、『お前の喜ぶ顔を見たいだけだよ。』って言ったら、それからは素直に喜ぶようになりました。
今では笑顔も増えてきたし、人間味がないとは思わなくなりましたね。」
こんな発想の方と付き合うとなかなか心理が読めませんね。
どんな人でもやっぱり人はロボットではない
いかがでしたか?周りにいる何を考えているかわからない、人間味がない人について解説してきました。
一見、何を考えているかわからない、人間味がない人でも実際は人間です。人は人。ロボットではありません。
みんな感情を持ち、意見を持った考える葦です。何を考えているかわからないと思ってるのはお互い様かも。わからない同士、尊重し合って生きていける世の中ならいいですね。