2021年08月19日公開
2021年08月19日更新
「ダツ」が目に刺さり死亡事故も…刺さる魚が危険すぎ!生息地や被害まとめ
皆さんはダツという魚をご存知でしょうか?一部の漁業関係者からは、サメより危険と言われている魚のダツ。魚のダツが刺さるという危険な事故が多発しているといいます。ダツとは一体どんな魚なのでしょうか?ダツの生息地や刺さる被害や事故はどれほどなのでしょうか?
目次
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】危険な魚のダツ
なんか細いのいるぜ〜って言ってタモですくったらチダツだったぜぃ。このサイズなら可愛いけど巨ダツはバケモンみたいな口してるからなぁ… pic.twitter.com/wP8NtSJEMJ
— ナポすけ@釣り垢 (@naposuke0820) 2017年8月5日
別の投稿では、
ダツ君はこのロマンあふれる口がたまりませんね!! pic.twitter.com/B5VisCz3Ih
— docaty (@docaty_) August 4, 2017
出典: http://hoyatabetai.blog34.fc2.com
皆さんはダツという魚をご存知ですか?
ツイッターの皆さんの反応のように、超個性的な口を持つ魚です。
ダツは基本的に浅瀬に生息している海水魚です。しかし外国で生息しているダツに限っては、川等の淡水に生息しているダツもいます。
同類であるサンマやサヨリと同じように、ダツは非常に細長いシルエットをしています。
しかしダツ類に限っては口が極端に細長く強靭に伸びていることが特徴です。
さらにダツは簡単に魚をかみ砕ける鋭い歯を持っています。
ダツは基本的に浅瀬で群れをなして生活しています。その身体から想像しやすいのですが、ダツは高速で泳ぐのが得意で、強靭な歯を活かし小魚を食べています。
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】ダツが目に刺さり死亡?
出典: https://www.google.co.jp
【グロ注意】ダツの被害
危険なダツはエサの対象となる小魚の鱗が反射した際の光に強烈な反応をしめし、エサに向かって突進する修正があります。そのため、夜の真っ暗闇の中、危険なダツが生息している暖かい地域で海に向かってライトを照らしてなどいると、ダツが猛烈な勢いで突進してきて人間に刺さってしまうという危険なケースがあります。
出典: http://watashi0.blog.jp
【グロ注意】ダツの被害
日本でも危険なダツが人間に刺さって重症となる事故が多発しています。
沖縄県に住む漁師にとって、ダツはサメよりも危険と警戒されている存在です。
また、本当に危険であるダツが身体に刺さってしまった際は、むやみに抜いてはいけません。その場で抜いてしまうとそこから出血し。多量出血になる危険性があるので、ダツはその場でシメてから、ダツを抜かないまま病院へ行くのが適切な対処法となります。
ダツが突進するスピードは、60km~70㎞程になります。市街地を走っている車より速い突起物が身体に刺さる危険性を兼ね備えている魚がダツです。
また、ダツは刺さったあと、そこをエグるように猛回転を行う習性があるようで、それをされるとさらに傷口は広がる危険性があります。
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】ダツが刺さる被害報告
出典: https://www.musicjinni.com
【グロ注意】実際に目にダツが刺さり死亡した男性【画像】
1977年に、ダツに刺された人間が死亡した事故があります。
ハワイで夜釣りをしていた子供が海面にヘッドライトを照らしていたことが原因で、
飛び出してきたダツが眼球に直撃し脳まで刺さってしまったとうケースです。
その子供は残念ながら死亡しました。
夜釣りなどで海面にヘッドライトを照らす行為はかなり危険です。特に夜は危険や事故を避けるため、ダツの生息域では海面を照らすのは控えましょう
出典: http://www.aihome.biz
【グロ注意】ダツの被害報告
沖縄でもダツの被害や事故報告が多数あがっています。
なぜなら沖縄で夜にライトを持った状態でダイビングを行い、タコやエビなどの夜行性の魚類を探す『電灯もぐり』という漁があるからです。
電灯もぐりを行っているときにこのときに、漁師がもっているライトに向かってダツが突進してくる事故があるといいます。その際にダツが人間に刺さってしまう事例もあるようで、刺さりどころによっては致命傷になりかねな、かなり危険な漁となります。
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】ダツの生息地
出典: http://shlakers.hamazo.tv
【写真】ダツ【画像】
大きさは1メートル近くになります。
他のダツと比べても頭にある鱗が小さめなことで他のダツと区別をすることが可能なようです。
生息地は東シナ海や日本海の暖かい地域に広く分布しています
また、日本の場合ですと北海道より南の地域にかけて広く生息しています。なお、小笠原諸島や南西諸島あたりには生息していないことが判明しています。
出典: http://blog.livedoor.jp
【写真】リュウキュウダツ【画像】
大きさは70センチになります。
ダツと比べると頭にある鱗が少し大きいのが特徴です。
生息地は東インド洋と西太平洋の暖かい地域に広く生息しています。
また、日本ですと南西諸島に分布しています。
出典: http://d.hatena.ne.jp
【写真】ハマダツ【画像】
全長は1.2メートルほどになります。
他のダツとの違いとして、ハマダツは体に黒っぽいような横しま模様があります。
その縞模様で、他のダツとの比較ができます。
生息地は熱帯域に広く生息しています。また、日本ですと本州から南側の海域に広く生息しています。
出典: http://okinawa-zukan.com
【写真】ヒメダツ【画像】
全長は50センチほどあります。
ダツの中では比較的に小型の種類となります。また、お尻のひれが背中のひれよりも前側にあり、以外に目が大きいので、他のダツと比べることができる種類となります。
生息地は、広域に言うと太平洋から東インド洋にかけての暖かい地域に生息しています。
また、日本ですと小笠原諸島や南西諸島に生息しています。
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】魚のダツでダーツ!
出典: https://twitter.com
ハンターハンターに登場したダツでダーツ
ダツが凶器として漫画に登場したこともあります。
この画像をみてわかるとおり、それはハンターハンターです。
ルキアさんにこれでもかと言わんばかりにダツが刺さっているのがお分かりでしょうか。
出典: http://kusoge-must-die.seesaa.net
ダーツするとダツが体に刺さる
この念の力をもったの能力者がダーツをすると、相手に魚が刺さるというチート能力なのです。
ハンターハンターでは数多くの強敵が存在しているが、現時点でもこのダツでダーツをもっている能力者が「最強なのではないか?」という声がちらほらあがっています。
ダツでダーツされたらたまったもんじゃないですね。
【危険な魚、目に刺さる事故が多発するダツ】ダツの恐ろしさまとめ
ここまで見ていただいた方であれば、ダツが事故を起こす恐ろしさが十分わかったと思います。
皆さんくれぐれも、ダツが生息している地域で釣りやダイビングなどをするときはご注意ください。
前述しましたが、特に夜にライトをつけてダイビングを行うことは事故の原因となりさらに危険です。
季節柄、ダイビングが気持ちよい季節になりましたが、ダツの生息している地域ではくれぐれも注意しましょう。