2021年08月19日公開
2021年08月19日更新
白い黒人「アルビノ」狩りとは?「食べると幸せになる」噂で人身売買される
アルビノとは、生まれつきメラニンが生成されない体質の人のことです。人間の肌が黒くなるのはメラニンが生成させるからで、それがないアルビノは黒人であっても白いです。実際黒人の親から白い子供が生まれるケースも多く、これはアルビノだからです。
目次
白い黒人!?アルビノはタンザニアに多い
出典: http://www.ncm-center.co.jp
タンザニアはアフリカの赤道付近の国
そのため人口のほとんどは黒人です。
そのなかにアルビノがいると目立ってします。
アルビノはメラニンが生成されない体質なので、人種に関わらず白い肌になります。黒人の肌が黒いのは生まれつきメラニンを生成しやすい肌だからです。しかし、黒人であってもアルビノの場合日焼けしてもメラニン色素が生成されず、白い肌になります。
白人の場合アルビノでもそれほど目立ちませんが、黒人のなかにいると目立ってしまいます。タンザニアはアルビノの発生率が高く、1400人に1人の割合で発生すると言われています。世界全体では2万から3万人に1人の割合で発生するので、タンザニアはアルビノの発生率が高いと言えます。
出典: http://torotter.blog.fc2.com
日本人のアルビノの画像もすぐに出てきます。
黒人の中の白いアルビノは危険にさらされている
出典: http://jp.wsj.com
手を切断されたアルビノ
アフリカは医学や化学よりも呪術のような根拠のない信仰が今でも信じられています。
実際は呪術を信じている人もいれば、呪術を利用している人もいます。その結果、黒人のなかのアルビノは殺害されたり、襲われて手足を奪われたりしています。これはまれに襲われるアルビノがいるというレベルの話ではなく、ほぼ例外なく黒人のなかのアルビノは危険です。
アフリカのアルビノは目立つので、黒人のなかにいれば殺害され、人身売買されてしまいます。
出典: https://www.madameriri.com
人身売買は若い女性が売られるケースが多いですが、黒人のなかのアルビノも問題になっているのです。
白い黒人、アルビノの価値
出典: https://www.youtube.com
大金は手に入るなら手に入れたいですよね。
黒人のなかのアルビノは非常に価値があります。呪術的な信仰で、白いアルビノから作った薬を飲めば病気が治るということや、アルビノと性交渉すればエイズが治るというような信仰もあります。そのためアルビノを生きたまま人身売買したり、四肢を切断して売ることによって儲けようとする人が後を絶ちません。
日本人の感覚からすればお金に目がくらんだということになるのですが、アフリカの黒人のなかには貧しい生活をしている人も多いです。極端な話今日食べるものにも困っているような状況なので、高く売れる白いアルビノがいれば捕まえて売るという発想になってしまうのです。
呪術的な信仰もおかしな話ですが、貧富の問題が黒人文化に根付いています。
出典: https://matome.naver.jp
日本にも格差社会はもちろんあります。
しかし、日本人で貧しい人でも黒人の貧しい人よりは裕福です。
私のように家賃の支払いが滞るくらい貧しくても、とりあえず住む家と食料はあります。
アルビノのなかには白い美しさを活かしてモデルをやっている人もいる
出典: https://jp.pinterest.com
アルビノモデルのナスチャ・クマロヴァさん
出典: http://pinky-media.jp
日本のとある人気アニメのコスプレもやっています。
アルビノのなかにはこのように自身のルックスを活かしてモデルとして活躍している人もいます。アルビノは白い肌をもちますが、もちろんみんなが整ったルックスをしているというわけではありません。
アルビノでルックスが良ければ、その白い肌を活かしてモデルとして活躍できる場合もあります。
こういったアルビノのモデルが増えれば、一般のアルビノの人の白い肌も認知されていきます。
黒人の間だけではなく、日本でもアルビノの人が奇異の目を向けられることはまだまだあります。しかし世界的に活躍するアルビノのモデルが出てくれば、そういった差別や偏見もなくなっていくでしょう。
出典: http://girly.today
あの日見た白い花のような人の正体はアルビノです。
黒人から生まれた白いアルビノモデル
現在は動画や画像でも文章でもアルビノについて適正に学ぶことが可能でしょう。メラニンがないというだけで、他は普通の人と同じなのです。
なので、アルビノであろうとなかろうとルックスがよければモデルになるチャンスはあり、さらにルックスが良いアルビノは白い肌を売りにすることができるという話です。
しかし、現状黒人のアルビノがモデルのような形で活躍する機会はありません。
今の時代はインターネットがあるので、アフリカからでも画像や動画をSNSなどに投稿してアピールすることは可能です。しかし、本人にも周りにもそういった発想がない場合が多いでしょう。そもそも電子機器を持たないことも多いです。
出典: http://seiga.nicovideo.jp
黒人のアルビノをモデルにするような事業を行う人が今後出てくる可能性はあります。
インターネットを活用してあらゆるものをビジネスにできる人は存在するので、そういう人が目を付ける可能性はありますよね。
白い黒人アルビノを食べる動画や画像はない
出典: http://blog-imgs-41.fc2.com
人を食べる部族もアフリカには存在します。
白い黒人であるアルビノの肉を食べると病気が治るというような信仰をしている人が存在することは事実です。秘薬などにしても言えることなのですが、我々日本人からすると、よくそんな科学的な根拠のないものを信じられるなと思うことでしょう。
しかし実際に白い黒人であるアルビノの肉を食べようと思う黒人が存在するのです。それも稀というわけではなくて、大勢います。もしかすると、もともとはアルビノを高く売りたい黒人がデマを流したことがきっかけかもしれません。
呪術は科学的な根拠が必要ないので、自分の利益のためにでたらめを言う人が現れます。しかし結果的に浸透したということは、それだけ科学的な根拠を無視した思考をする人が多いということです。
ただ実際に白い黒人のアルビノを食べている動画や画像はありません。動画や画像はないですが、食べるのは事実と言われています。
出典: http://logmi.jp
まったく関係ないですが、人食いバクテリアによって四肢切断を迫られた人もいます。
日本という国の安全性を再認識させられますね。
黒人の文明も今後は進歩していく
出典: https://matome.naver.jp
マサイ族の人もスマホを利用する時代です。
アフリカの黒人文化として、呪術を信仰したり、明らかに非合理的な行動を取ることはまだ多いです。しかし、マサイ族がスマホを使っているように、今後はより便利な文明が導入されていくことは多いと思われます。
特にスマホやパソコンは世界につながり、世界の情報を入手することが可能になります。そのためアフリカの黒人もどんどん適正な情報を得るようになっていくことが考えられます。
文字が読めなくても画像や動画でも学べますし、インターネット環境があれば文字を学ぶことも可能になります。画像や動画から文字に結び付けていくことが可能ですし、動画に関しては学習支援用のものも多いです。学校などがなくても学びの機会があるのです。
これはもちろん日本人にも言えることで、インターネット環境さえあれば学ぶことができます。
出典: http://www.hokuren.or.jp
人は学ぶことで成長します。
また今の時代は学べば個人でも国籍に関係なくお金を稼ぐことも可能です。
まとめ
出典: https://search.yahoo.co.jp
人類は進歩してきました。
資本主義社会の構造も今後インターネットを活用してどんどん進化していく可能性が高いです。
とりあえず物理的に会社に集まる必要性はどんどんなくなっていきそうですね。
現在はアフリカでアルビノを食べるような、明らかに文明に反するようなことが行われている事実があります。
しかし、インターネット環境が世界により浸透すれば、価値観も進歩し、また経済的に豊かになる可能性も高いです。
人身売買の裏側には当然貧富の問題もありますが、インターネットを活用すれば誰でも合法的に稼ぐ機会を得られるわけです。
ただちに社会問題がなくなるわけではもちろんありませんが、良い方向に向かっていく可能性はあります。