文字が美しすぎると話題！稲川淳二は"あの工業製品"のデザイナーだった！

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稲川淳二さんの書く文字が独特でありながら極めて読みやすいです。

美しいというかどこかふるめかしいというか、ひとつの芸術作品のように見えます。ネット上では「稲川フォント」とも呼ばれています。
この左のノートのたまたまこの部分が「稲川フォント」だったのでしょうか？

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なんとたまたま書いたのではなく書き溜めた全部のノートがこの稲川フォントだったのです。
一体なぜ稲川淳二さんはこのような独特の文字を書くようになったのでしょうか？

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稲川淳二さんの「稲川フォント」に似ているのが製図文字です。

ただほとんどの人が製図文字について知らないのではないでしょうか？それもそのはず、製図文字というのはコンピューターが発達する前に工業関係や建築デザインのときの設計図に使われていたものです。クセがなく誰でも読めるようにするための文字だったんですね。

実際稲川淳二さんの文字も日本人であれば誰でも読める文字ですよね。では製図文字と稲川淳二さんの「稲川フォント」にはどのような関係があるのでしょうか？

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稲川淳二さんは1947年8月21日生まれの70歳のタレントさんです。

結構歳がいっているんですね。1976年にラジオ「オールナイトニッポン」でデビューし「オレたちひょうきん族」にも出演していました。そして今では稲川淳二さんといえば怪談話の語り手として有名です。

実際「稲川フォント」のノートの画像も怪談話でした。その一方であまり世間には知られていませんが工業デザイナーでもあります。そう考えると製図文字と稲川淳二さんの文字に共通点が出てきたのではないでしょうか？

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焼肉チェーン店の「韓々」の外観やロゴマークをデザインしたのが稲川淳二さんです。

「なんで稲川淳二の写真があるんだ？」と思ったことがある人もいるかもしれないですがこういうことだったんですね。
そう思うと稲川淳二さんが製図文字に詳しいのも納得がいきます。

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オレたちひょうきん族の時には体を張ったリアクション芸のようなものをやっていました。

今では考えられないですね。ちなみに稲川淳二さんは芸能界でも悪い話は聞かないといわれるほど温厚な人柄らしいです。

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初期型のバーコードリーダーは稲川淳二さんがデザインしたものです。

これは相当意外ですよね。今日もほとんど同じ姿で、ほとんどの人が毎日のように見るバーコードリーダーですが、もしも稲川淳二さんがいなかったら全く違う姿になっていたのかもしれません。よく見ると確かに芸術的な形をしているように思います。
滑らかで丸みを帯びている外観は機械っぽさ以外にも優しさを感じます。

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新幹線の車内検札で使われる機械の初期型のものをデザインしたのも稲川淳二さんです。

タレントなのか工業デザイナーなのか、どちらが本職なのかわかりませんね。でも最近はあまりデザイナーとしては活躍していないみたいですね。

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グッドデザイン賞はかつての通商産業省が1957年から行っていた「グッドデザイン商品選定制度」を民営化された公益財団法人日本デザイン振興会が引き継いだ由緒正しき賞です。
この賞を受賞するといわゆる「Ｇマーク」を付けられるようになります。

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こちらが稲川淳二さんが1996年にグッドデザイン賞を受賞した「車止め」です。

おしゃれな芸術品って感じですよね！筆者は右下の車止めは見たことがありますし、きっとどこかで他のものも見ているんでしょう。みなさんもどれかしら見たことがあるのではないでしょうか？

いかがだったでしょうか？

稲川淳二さんの書く文字が工業デザイナーから由来しているというのはかなり意外でしたよね。
冬など怪談話のオフシーズンにはデザイナー学校で講師を務めることもあるみたいです。
車止めはまさしく彫刻のようなデザインでかっこいいですよね。