2021年07月14日公開
2021年07月14日更新
『雫石・慰霊の森』という岩手県の心霊スポットが危険すぎる!【体験談あり】
みなさんは、『雫石・慰霊の森』という心霊スポットをご存知でしょうか? この心霊スポットは、ある事故の慰霊の森が本当に恐ろしいという噂です。 この『雫石・慰霊の森』でどの様な事故が起き、どんな心霊現象が起きるのかを体験談を交えお伝えします。
目次
岩手県の心霊スポット 『雫石・慰霊の森』
全国には様々な心霊スポットがあります。
様々な廃病院や廃屋。
至る所にあるトンネルにまつわる怪談や心霊スポット。
私の地元にもコツコツトンネルと言うものがありました。
夏には色んなテレビ特番で、取り上げられるところも多いですね。
そんな心霊スポットの中で、みなさんは岩手県にある心霊スポット『雫石・慰霊の森』をご存知でしょうか?
この『雫石・慰霊の森』は、岩手県内有数の心霊スポットとして有名です。
ですが心霊スポットとして知られているだけで、テレビなどで取り上げられているところをほとんど見たことがありません。
なぜ心霊スポットと、言われる様になったのか?
本当に危険で最恐の心霊スポットなのか?
そんな岩手県『雫石・慰霊の森』をご紹介していきます。
『雫石・慰霊の森』とは?
『雫石・慰霊の森』とは住所が岩手県岩手郡雫石町西安庭第 47地割にある、全日空機雫石衝突事故の慰霊のための公園施設です。
行き方は盛岡駅から車で約30分ほどで、県道172号線の御所池沿いに走ると慰霊の森入り口があります。
地図で見ると、岩手県の西部に位置します。
この慰霊の森ができるきっかけとなった事故、全日空機雫石衝突事故はとても悲惨な事後でした。
その事故の犠牲になった方を供養する為に、納骨堂や慰霊碑などがあります。
なので心霊スポットとして、遊び半分で行くのはやめておいた方がいいでしょう。
噂が噂を呼ぶ心霊スポット
ネット上では最恐の心霊スポット『雫石・慰霊の森』
この慰霊の森は、全国でも有数の心霊スポットです。
ネット上の2chでも、度々に危険で最恐の心霊スポットだと話題に上がります。
しかしなぜ2chで騒がれるほどの危険な最恐心霊スポットになったのか?
それを考えると、やはり全日空機雫石衝突事故の悲惨すぎる内容に関係して来ます。
その悲惨な事故ゆえに、様々な例の目撃情報や体験談があるのです。
ですが全日空機雫石衝突事故が、どんな事故だったかを知っている人は少ないのではないでしょうか?
心霊スポット『雫石・慰霊の森』を語る前に、全日空機雫石衝突事故ついて少し触れて起きましょう。
全日空機雫石衝突事故
事故の概要
全日本空輸の千歳空港から羽田行きの飛行機、ボーイング727は当初の予定より45分遅れて離陸した、
この遅れての離陸が少しでもずれていれば、もしかしたら危険を回避できたのかもしれない。
航空自衛隊の飛行機F-86Fには、訓練生が登場していました。
自衛隊の教官の飛行機も、近くを飛んでいたそうです。
この全日空機雫石衝突事故は、1971年7月30日の14時2分に起きました。
乗客155名と乗務員7名の計162名を乗せた全日本空輸(ANA)のボーイング727と、乗員1名を乗せた航空自衛隊のF-86Fが衝突しました。
衝突した全日本空輸のボーイング727は、乗客乗員合わせ162人を乗せたまま操縦不能にぬり墜落していきました。
この時飛行機の落下速度は、音速(マッハ)を超えていたとの事。
その音速を超えた事で発生した、衝撃波は盛岡市でも確認された様です。
その音速での落下に耐えられず、飛行機の機体は空中分解。
載っていた乗員乗客162名の方が、全員死亡した。
一方自衛隊側の飛行機の訓練生は、なんとか脱出し生還。
この事故の唯一の生存者となりました、
自衛隊の飛行機自体は、危険な事に畑に墜落したのです。
事故後、雫石の悲惨な現場
地獄と化した、事故現場
全日空機雫石衝突事故の一番悲惨な状況は、墜落した事故直後に待っていました。
航空自衛隊の訓練生が、この事故の唯一生還。
その他の方は全員亡くなり、犠牲となってしまったのです。
全日本空輸の飛行機が墜落した現場は、空中分解した飛行機の残骸が周りに降り注いだそうです。
その部品が、家の屋根を突き破り住人の方が1人怪我をしています。
ですがこれだけの事故で、周りの住民の方の死者が出なかった事は不幸中の幸いですね。
しかし全日本空輸の飛行機に乗っていた方は、機体と一緒に地面に叩きつけられました。
その光景は、人の雨が降ってきている様だったそうです。
周りには人体の一部であろう肉塊や、遺留品が散乱し全てを回収するまでに3日もかかったそうですね。
それでも事故が起きたのが7月30日と、夏であった為腐敗との戦いでした。
実際の現場では、遺体の回収に当たった自衛隊もその凄惨な現場を見て立尽す人もいた様です。
そんな中でも、早く遺族の方の元へ帰してあげたいとの思いで任務を遂行しました。
ですが音速を超えての落下で、身体はバラバラ。
警察の身元確認の検死も、1人間違いがあったことが確認されています。
その中には、身体は残っているものの木に引っかかって身長が2メートルにも伸びた遺体もあったそうです。
それだけ現場は、バラバラになった死体であふれていたのです。
腐敗した遺体はリン酸が発生し、雨が降ると化学反応で夜間でも光っていたという話も残っています
本当にヤバい 『雫石・慰霊の森』の噂
この全日空機雫石衝突事故の話もあり、雫石の慰霊の森では事故で亡くなった人が彷徨っているという噂があります。
あまりに一瞬のうちに亡くなったので、自分が死んだことに気づかずさまよっている。
事故に対しての怨みを張らせず、この地にとどまっている霊がいるなど様々な噂です。
心霊スポット 『雫石・慰霊の森』での体験談
ここでは慰霊の森で実際に心霊現象を体験した方の体験談を、ご紹介したいと思います。
体験談1
こちらは、ある男性が実際に体験されて話です。
こんにちは、はじめまして。50過ぎのオッサンです。 私は、この「慰霊の森」の原因となった全日空機と自衛隊機の衝突時に空中を流される被害者の姿を目の当たりにしたひとりです。 これから、お話しする内容は、全て事実ですが、興味本位で、死んだ方々の心を傷つけるようなことだけは是非ともお止め下さい。もし、表現で不愉快になった場合は、心からお詫び申し上げます。 さて、私が中学1年生の初夏の頃だったと思います。 当日は、雲ひとつない爽やかな日で、私は友達の誕生日パーティーになんとか混ぜてもらい、友達の家でお菓子を食べていました。午後三時過ぎだったと思います。いきなり大爆音がしました。なんだ?と思うと、テレビに緊急速報で、自衛隊機と民間機が衝突したという速報が入りました。皆は自分らが住んでる町のすぐ西側にある秋田駒ケ岳上空ということで、すぐに外に出て、そちらの方向を見ました。 当然、雫石から衝突現場までの距離は40kmくらいあるので、そんなの見えるはずもないかと思いきや、はるか上空で衝突して破壊された残骸が偏西風に流されて、この町内の山まで流されてきました。その流されている時見た黒い粒粒が人の姿だったのです。幸い、町内には機体の小さな一部やガラス片が降ってきただけでした。しかし、形状のしっかりしていた部品や人は、雫石町内を超え、慰霊の森となった山まで流されたのです。 大人は五体がばらばらになり、子供はそのままで、地面に数メートルめり込む形で落ちてきました。 当時、遺体の発見は比較的スムーズにいったのですが、ばらばらになった遺体は悲惨だったようです。 その遺体をつなぎ合わせ、町内のある場所に集められ、その後町内にある寺で供養されました。 わたしは、小さい時から霊を見る能力ももっていたのですが、何かノコノコ(蝉の幼虫の方言)を取りに行こうという声に誘われ、その寺に遺体が供養のため持ち込まれていることも知らず、寺の敷地内にある杉の大木でひとり遊びをしていました。すると、寺のお堂から何人もの人が出たり入ったりしていました。 しかし、その姿はまるで影が意志をもって動いているようでした。その影のひとりが、私に気付き、声をかけてきました。 「おい、ボク。ここはどこだ?」 「ココ、ココは雫石だよ」 「雫石ってなんだ?」 「盛岡の横だよ、知らねえの?」 そう言う会話をすると、その影は苛立ってお堂の中に入っていきました。 同じ頃、慰霊の森となる森の入口付近で、タクシーや車を必死で停めて家に帰ろうとした方もいたようです。 事故に遭われた方々は、自分が死んだことにまったく気付かなかったと思います。 その後、自分はその寺に行かなくなり、どうなったのか知りませんが、寺でのそのような噂話しは聞こえてこないので、なんとかなったのでしょう。ただ、慰霊の森は分かりません。私はどうしても行くチャンスがないんです。多分、拒否されているのでしょう。 余談ですが、その事故が起こる数日前、戦闘機と飛行機が衝突し、その慰霊の森に多くの鶴が降り立つ夢を見せられました。 私は、その頃、飛行機はすべて鶴のマークだと思っていたので、全日空機だったのですが、合わせたのでしょう。 この事件は、当時を思い出すと、悲しみと恐怖が蘇ります。どうか、事故に遭われた方々が早く成仏できることを心からお祈りします。どうか、興味本位では決して行かないで下さい。苦しんで死んだ人の心を傷つけないでください。
体験談2
こちらは、もう一つの体験談です。
興味本位で慰霊の森を訪れ、体験したお話です、
あの場所は決して遊び気分で行ってはいけません。 友人の体験談をお話します。 夜に肝試しに行きました。まず、現地に到着し車を置きました。その後、写真を撮りながら歩いていたそうです。 異様な空気のもと、その場は何事もなく家に帰りました。写真を現像したときに、とんでもなかったそうです。足元にびっしりと複数の人の顔がある写真。背後から振り返り、にやついている男性が居る写真。皆の集合写真の背後に、埋め尽くす人の顔。そのあと、大変な目にあいながら処分したようです。 別な方の体験談です。 数人でツーリングしながら、慰霊の森に行かれたそうです。 森の奥に行ったあたりで、かなり嫌な雰囲気になり慌てて引き返したそうです。ところが出口まで来たとき一人だけ居ないことに気づいたそうですが、深夜だったため朝方に戻ってみたら、バイクの横で笑いながら座っている友人がいたそうです。 今でも、岩手医大の精神科に入院しているそうです。 最後に個人体験です。 姉と行きました。夜はやめようと昼間に行ったのですが、入り口から少し入ったとこらから雰囲気がおかしく、吐き気が止まらなくなり引き返しました。 あと質問にある「フロントガラスに大量の手形」とありますが事実です。 駐車場に車を置いて出かけます。帰ってくると前駐車していたはずの車がバック駐車に変わっていて、血の手形が車中に付いていたという体験談はあります。 慰霊の森は半端なく危険です。決して、遊び気分では行ってはなりません。 異例の森の限らず、全てのスポットには遊び気分で行くべきではありません。 あとから後悔するほど地獄を見ます。
『雫石・慰霊の森』で悪ふざけをした「しんやっちょ」
全日空機雫石衝突事故の遺族を馬鹿にする行為!
自称ネットタレントを名乗っている、『しんやっちょ』という男が許し難い暴挙に出た。
それは全日空機雫石衝突事故の犠牲者や、全ての遺族を侮辱する行為でした。
ネット上で動画を上げたり、生配信を行っていたしんやっちょ。
彼はハロウィンの夜に雫石町の慰霊の森を訪れ、有ろう事が慰霊碑の前で派手な衣装でハッピーハロウィンなどと叫びロウソクの火などを消すなどの行為を生配信していた。
この行為は、犠牲者を冒涜する行為だと新聞に取り上げられるなど騒ぎとなった。
このしんやっちょは、この騒ぎの半年前にも騒動を起こしている。
それは無免許で運転で逮捕と言うものだ。
このように迷惑行為を何度も起こしている彼は、慰霊の森での事が記事になった後市役所に電話を入れ謝罪をした模様。
しかしその後、ツイッターで開き直るような発言もしている。
人の気持ちを考えずに、自分勝手に行動するこの男は救いようが無いですね。
『雫石・慰霊の森』はテレビで、心霊スポットとしてなぜ取り上げられない?
日本中には、様々な心霊スポットがある。
ですが何故、『雫石・慰霊の森』はテレビで大々的に取り上げられないのか?
事故の遺族に配慮した報道
テレビや新聞などの、大衆に向けて発信されるものは様々な人の目に留まります。
その中で過去に起きた、全日空機雫石衝突事故の現場の雫石町の慰霊の森をネタに番組などを作ると遺族の方は面白く無いですよね?
そんな事情もあり、テレビ局などは放送を控えているのかも知れません。
2chなどのネット上では違う?
テレビなどの大衆向けとは違い、ある一定の層が利用する2ch。
この2chは、匿名で書き込めることもあり遠慮なしに雫石町の慰霊の森が心霊スポットとして話題に上がる。
その他の2ch以外のネット上でも、比較的書き込みが多い。
忘れられつつある、全日空機雫石衝突事故の存在
記憶が風化して、現代に伝わらない事故
この全日空機雫石衝突事故は、現在の若者であまり知っている人はいないのでは無いでしょうか?
かく言う私も、ついこの間まで知りませんでした。
これはやはり、時間の流れが伝える力を落としていると考えられます。
どうしても人は、新しい情報に耳を傾けて知ります。
その膨大な情報の中に埋もれてしまって、現代に伝わっていないのです。
実際に学校の授業などでは習う事はなく、家族から聞かされる事はありませんでした。
当事者でない人は、驚くほどの速さで物事に関心がなくなってしまい忘れてしまう。
ですがこんなに沢山の人が亡くなり、日本航空事故史上最大級の事故を忘れていいはずがありません。
この記憶は、誰かが引き継ぎ伝える価値があるものだと感じましたね。
本当に『雫石・慰霊の森』は、最強の心霊スポットなのか?
2chを含めネットの情報を鵜呑みにして、とても怖い心霊スポットとしんじてしまうかたもいるかもしれません。
しかし、この慰霊の森は犠牲者を供養するために作られたものです。
さらには同じ事故が2度と起きない様にという、そんな願いもこもっているかと思います。
そんな場所か本当に心霊スポットなのでしょうか?
なぜ心霊スポットになったのか?
やはり、雫石町の慰霊の森が心霊スポットど噂されるのは全日空機雫石衝突事故が大きな要因です。
あれだけ悲惨な事故があり、その現場となった場所に人は何かしらを感じるのでしょう。
さらにはテレビなどで報道されに事で、放送してはいけない程ヤバい場所なのではないかとみんなの心に刻まれていったのかもしれません。
慰霊の森の本当の姿
ただの心霊スポットじゃない
心霊スポットとして有名な雫石町の慰霊の森では、悲しい事に犠牲者がまるで悪い幽霊のように扱われる事があります。
しかし全日空機雫石衝突事故の犠牲者は、被害者であり畏怖の対象なって良いものではないと思います。
実際に雫石町の慰霊の森は公園として機能しており、朝にはお年寄りの散歩コースとしても使われています。
犠牲者の供養が目的の場所に、面白半分で行く事はそれこそバチ当たりでしょうね。
まとめ
今回は、岩手県の心霊スポット『雫石・慰霊の森』の話をしてきました。
この岩手県有数の心霊スポットとして知られているこの場所は、掘り下げて行くと沢山のことがわかりました。
全日空機雫石衝突事故があり、自衛隊と全日本空輸の飛行機の衝突。
その凄まじい人の雨が降ってきたと言う惨状や、目を伏せたくなるような事実でした。
事故後に犠牲者の供養として作られた、慰霊碑や納骨堂の存在。
事故後のの遺族の悲しみは、計り知れないものがあるかと思います。
今まで何故テレビで報じられなかった理由も、納得のものでした。
ただ今のネット社会、2chなどでありもしない情報に踊らされ危険な心霊スポットの様に広がっていき最恐の心霊スポットとして知名度が上がっていきました。
でも実際の事を知れば、その場所は危険ではない犠牲者の供養を目的としたものだったこと。
そんな場所を軽い気持ちで訪れ心霊写真を撮ろうとしたり、肝試しなどで穢す人はそれこそ罰当たりですね。
しかし、体験談を語った方の話もあり全てが作り話かは分かりません。
事故現場が霊的なスポットになり、人の体に影響を与えているかも知れません。
なので面白半分の軽い気持ちで行く事は、やめておいて欲しいと願うばかりです。