日本を裏で操る米国「ジャパンハンドラーズ」ってなに？誰？

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みなさんは、ジャパンハンドラーという言葉を聞いたことがありますか？
ジャパンハンドラーとは、日本に対する国際政治の舞台において、日本政府の手法や行動パターンを知り尽くした米国の政権スタッフで、日本に対する窓口、または日本との交渉人とも呼ばれている人達を指します。

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日本を、手玉に取るジャパンハンドラー！？

さらにこれらの人たちは、日本の文化や習慣もよく知っている知日派とも知られ、日本の政治家とも親交が深く、日本の政財界の要人が、ワシントンを訪れる際には、必ずご挨拶にうかがうと言われている人達で、複数形にしてジャパンハンドラーズとも呼ばれています。

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またジャパンハンドラーにはもう一つの顔があります。
彼らの多くは米国の軍産複合体の利益を代表する政治家として、常に米国の利益を第一優先として考え、日本政府と交渉し誘導し続けてきた政治家としての面です。
そして日本の政府を担う政治家は、ジャパンハンドラーズの支援無くしては長期に政権を担当し続けることが困難とされてきました。

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ジャパン・ハンドラーとして知られる、リチャード・アーミテージ氏

リチャード・アーミテージ氏は, 1945年4月シカゴ生まれで、1967年海軍兵学校を卒業後、海軍少尉として志願してベトナム戦争に従軍しました。
ベトナム戦争では情報活動などで数々の功績をあげ、ロナルド・レーガン政権では国防次官補を任に着きました。

その後2001年に大統領に就任したジョージ・W・ブッシュ政権下において、国務副長官を任命され、大統領の政策顧問団メンバーとして，ブッシュの右腕とも呼ばれ活躍しました。
また東アジア地域や太平洋地域の外交に携わっていたこともありこの地域の情勢に詳しく、特に日本では知日派として知られており、日本との交渉役のジャパン・ハンドラーとも呼ばれています。

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ブッシュ政権下でのリチャード・アーミテージ氏

リチャード・アーミテージ氏の名が一般に広く知られるようになったのは、2000年に対日外交の指標として書かれた「アーミテージ・レポート」で、日本に対して有事法制の整備を期待するなどの内容が盛り込まれています。
その後も、「第二次、第三次アーミテージ・レポート」を発表するなど、常に日米の関係に影響力を持つ発言で注目されいます。

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しかし、2017年アメリカでトランプ政権の発足後、トランプ政権の人事が進み、ワシントンでリチャード・アーミテージ氏の周辺で異変が起きています。 トランプ大統領の発足後、共和党の政権奪還は８年ぶりで、再びリチャード・アーミテージ氏の出番だったはずだったのですが...
というのは、トランプ大統領の政権移行チームは、選挙期間中など過去にトランプ氏を批判した人物を細かくチェックしたのです。 そしてリチャード・アーミテージ氏はそのチェックにひっかかったようです。 アーミテージ氏は、トランプ候補の選挙期間中「共和党のトランプではなく、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントンに投票する」と明言していたのです。 つまり氏自身が共和党にもかかわらず、その候補のトランプ氏に投票せず、敵側の民主党候補に投票するといったことが、トランプ政権の外に追いやられた理由のようです。 そして、知日派として知られジャパンハンドラーとしての氏の影響力も急速に翳りを帯びてきたようです。

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ホワイトハウスのカート・キャンベル氏

カート・キャンベル氏はアメリカ海軍士官出身で、統合参謀本部や海軍の特別諜報部隊の任務を遂行しました。
その後、クリントン政権ではアジア・太平洋担当国防副次官補を担当し、オバマ政権下では東アジア・太平洋担当国務次官補として外交官としての任に就きました。

カート・キャンベル氏はまた知日派とも知られ、ジャパンハンドラーズのメンバーとして、日本政府や時の与党にコンタクトして、アメリカと日本の仲介の役を担ってきました。

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カート・キャンベル氏は2010年に韓国の外交通商相と会談し、日本の政治について意見交換を行いました。
当時日本では民主党が政権を担っており、この会談の席上、カート・キャンベル氏は「日本では、民主党と自民党とは政権の運営の仕方が全然違う」という見方を示しました。

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またこの会談の席上カート・キャンベル氏は、民主党とアメリカ、韓国の３国の間で連携を強化していく方針を確認しました。
そして氏は、日本の財務大臣（当時菅）、外相（当時岡田）と接触を図ることが重要であると、韓国の外交通商相に提言し、米韓で今後の政策方針を共有しました。

これは外交上異例の処置で、カート・キャンベル氏は日本の首相（当時鳩山）と事前に協議することなく頭越しに、韓国の外交通商相と共同方針を提示したことに対して、日本政府は知日派でもありジャパンハンドラーと言われているカート・キャンベル氏のアプローチの仕方に違和感を覚えました。
何故、カート・キャンベル氏がこのような行動をとったのか、未だに明らかになっていません。

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最近のカート・キャンベル氏の動向として、トランプ政権の北朝鮮の対応について触れ、「北朝鮮という国は、自ら国際社会に問題を起こそうとしている」と指摘し、 「中国がアメリカに協力し、北朝鮮に対処することが望ましいが、もし協力しないのなら、中国抜きで北朝鮮問題を解決するだろう」という中国に対する牽制とも、脅しともとれる強い考え方を示しました。 これは氏が、ジャパンハンドラーとして対日本だけではなく、トランプ政権の下で広く国際社会を見据えた意見を提示したことを明確にしたものです。

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現在ジャパンハンドラーズのメンバーである、リチャード・アーミテージ氏やマイケル・グリーン氏が日本で密かに進めている運動があります。

それは東日本大震災後、活発になっている自民党や民進党を問わず若手議員による大連立を模索する集団として「民自連」という超党派議連の立ち上げです。

この民事連への参加メンバーは、衆議院議員の小泉進次郎氏や長島昭久氏、中曽根・福田ファミリーの２世、自民党では河野太郎氏も顔を揃えています。
これはこれらの会の司令塔でもあるマイケル・グリーン氏の名前から取って、「グリーン・グループ」とか「みどりの会」などと呼ばれています。、

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ジャパンハンドラーズ　マイケル・グリーン氏

ジャパンハンドラーズが進めている運動の目的は、日本と協調して国際金融情報を駆使して日米両国の経済発展を模索することです。
その為に、今から日本の若手国会議員にアプローチして、国際金融情報を共有して長期的な日米の協力体制の布石を打っておくという、米国の対日本への長期戦略ともとれる動きです。

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ジャパンハンドラーズが震災後の日本に、特に第１に強調しているのが、国際金融情報の指針に基づき環太平洋連携協定、TPPへの参加を早期に表明し、震災復興、経済再建に全力を尽くすべきという点。
しかし、TPPに関してはトランプ政権になってから、アメリカ自体が脱会を表明したので、今後のTPPの将来性に少し翳りが見え始めました。
このアメリカのTPPへの不参加は、国際金融情報を駆使しても予想できない不測の事態でした。

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国際金融情報の活用が重要！

第２に日本が国際金融情報を活用して経済問題に取り組み、長期的な成長戦略を策定することです。

第３に上昇率２％の物価のインフレ目標を掲げ、デフレ対策にに取り組むこと。
これを実現する為に長期的に、国際金融情報をベースに経済改革が最も重要になり、改革を促進するベストの方策として、ジャパンハンドラーは日中韓などで自由貿易協定を締結することを提言しました。

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小沢一郎自由党代表

少し前の話になりますが、ジャパン・ハンドラーズは安倍首相や自民党に対して「小沢一郎を総理大臣に任命すること！」と命令してきた、というのです。 もう一度確認しますとジャパン・ハンドラーズとは、米共和党系のシンクタンク「戦略国際問題研究所」のメンバーのジョン・ハムレ所長、マイケル・グリーン副所長、ハーバード大学のショセフ・ナイ教授、知日派として知られるリチャード・アーミテージ元国務副長官、カート・キャンベル元国務次官補などがメンバーとなっているグループです。

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安倍首相を始め日本政府や自民党は、ジャパン・ハンドラーズの命令や要求に背くことはできず、いずれ小沢一郎総理大臣が誕生するかも知れないと言われています。 小沢一郎氏は現在、１９９３年に刊行した「日本改造計画」の続編を書き終わり待機中と言われています。 そもそも、 小沢一郎氏の父と安倍首相の祖父である岸信介元首相とは昵懇の間柄であり、さらに小沢一郎氏は安倍首相の父・安倍晋太郎元外相に恩義があるとされ、安倍首相とも関係の深い間柄だと言われています。

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前の総裁選では安倍首相と小沢一郎代表が裏で組んで、自民党と公明党の内部の戦いだったようですが、結局、自民党は公明党の追い出しに失敗しました。
そして、小沢一郎氏の自民党への復党は、自民党総務会長が預かり事項となり、推進中だと言われています。
その後、ジャパン・ハンドラーズの思惑通り「小沢一郎総理大臣」の誕生となる時が来るかも知れません。

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ジャパンハンドラーズのメンバーは前にも触れましたが、知日派として知られ、表向きは米国の日本に対する、窓口とか仲介役と言われています。
そして裏の顔として、米国の利益を代表して日本政府に対する「圧力メンバー」、「日本操縦者」としての顔があります。

そのジャパン・ハンドラーズが、「小沢一郎を総理大臣に！」と言ってきたのです。

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ジャパンハンドラーズが、「小沢一郎を総理大臣に！」と日本政府や自民党に迫ってきた背景には、ジャパンハンドラーズが、小沢一郎氏がまだ自民党をまとめられる潜在的な指導力を持っているとして、大きな期待感を膨らませており、「小沢一郎総理大臣」のシナリオが完成した時には米国にとって有利となると踏んでいるとされています。

しかし、政治の世界は一寸先は闇と言われ、何が起こるかわかりません！
この「小沢一郎総理大臣」誕生のシナリオもどうなるのか、現在はジャパンハンドラーズのメンバーを始め、誰も確証をもって言えないという事のようです。

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ジャパンハンドラーと呼ばれる人たちは、日本の永田町とかなり深く繋がりを持っているようで、国民が知らないところで、日本政府をコントロールし、米国にとって有利なように仕切っていく交渉人のようような怖い存在ですね。

我々にとってできることは、ジャパンハンドラーのような存在を知ることにより、常に政治に関心を持ち、その動向に注意し目を向けて行くことが大事なようです。