2021年05月10日公開
2021年05月10日更新
トトロの続編「めいとこねこバス」で彼らの正体が明らかに!ストーリーは?【ネタバレ注意】
トトロの続編「めいとこねこバス」って知ってますか?「めいとこねこバス」は、宮崎アニメとなりのトトロの続編なんです!でも残念ながら「めいとこねこバス」は映画館で放映されていませんし、DVD化もされていません…。そんな「めいとこねこバス」について調べました。
目次
トトロの続編「めいとこねこバス」とは
トトロのその後や登場キャラの正体も判明
※ネタバレ注意
トトロの続編と言われる「めいとこねこバス」ってご存知ですか?
「めいとこねこバス」は、1988年(昭和63年)に公開された、スタジオジブリ制作の長編アニメ映画「となりのトトロ」の続編と言われている短編アニメ映画なんです。
監督は、あの「宮崎駿」さんで、その他にも、懐かしい声優さんの声も登場し聞けたりする映画です。
もちろん、「めいとこねこバス」には、主人公の「めい」の他にも、懐かしい「となりのトトロ」の人気キャラも登場して、「となりのトトロ」ファンの中には、感激で涙目になってしまう人も続出するらしい…そんな名作短編アニメ映画が「めいとこねこバス」という作品です。
そんな名作短編アニメ映画にもかかわらず、「めいとこねこバス」の存在を知っている人はそれ程多くはありません。
その理由は、(残念なことに)「めいとこねこバス」は一般の映画館で放映されたことは一度もないからだと思われます。(おそらく、この後も「めいとこねこバス」が一般の映画館で上映されることはないのでは?と想像されます…)
また、DVD化もされていません…(当然レンタルもできません)。
一方で、宮崎駿監督の名作長編アニメ映画「となりのトトロ」を見たことがある人は大勢いると思われますが、たぶん、そんな人達のほとんどが「見たい」と思う、トトロの続編「めいとこねこバス」を見る方法など、「めいとこねこバス」について紹介したいと思います。
トトロの続編「めいとこねこバス」の元作「となりのトトロ」
名作アニメ「となりのトトロ」は失敗作だった?!
トトロの続編「めいとこねこバス」について紹介する前に、少し名作アニメ映画「となりのトトロ」について振り返って、再確認しておきましょう!
今や、日本を代表する国民的名作アニメーション映画となった「となりのトトロ」は、英語では「My Neighbor Totoro」というタイトルで、海外でもたくさんの「トトロ」ファンが存在しています。
「となりのトトロ」が公開されたのは、1988年(昭和63年)で、主な出来事は、
ソビエトでペレストロイカが始まったり、 ドラゴンクエストIII が発売されたり、青函トンネルが開業したり、東京ドームがオープンしたり、井上陽水がCMで言った「くう・ねる・あそぶ」というコピーが話題になったり、ソウルオリンピックが開催されたり、パパ・ブッシュが米大統領になったり、…
こんな年に、「火垂るの墓」(高畑勲監督)と同時公開されたのが「となりのトトロ」でした。
公開時に使用されたキャッチコピーは、「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」というものでしたが、興行成績的に言えば成功には程遠い成績でした。
(しかし、逆に言えば、この「となりのトトロ」が興行的に失敗したおかげで、資金を回収する必要にせまられ「魔女の宅急便」が作られる、という伏線につながっていきます。)
トトロの続編「めいとこねこバス」の元作「となりのトトロ」
名作アニメ「となりのトトロ」は、失敗(その後)稼ぎ頭に
名作アニメ映画「となりのトトロ」は、公開時は、興行成績的に言えば成功には程遠い成績でしたが、一方で、「日本映画ベストテン」で1位を受賞したりするなど、数多くの映画関係の作品賞を贈られます。
また、テレビでの放送が実施されると、毎回高視聴率をマークして「ぬいぐるみ」等のキャラクターグッズの販売に大きく寄与していき、スタジオジブリのプロデューサー「鈴木敏夫」氏によれば、(となりのトトロは)「一番の稼ぎ頭」となっています。
ちなみに、日本映画界の巨匠「黒澤明」は、"ネコバスが凄く気に入った"と述べ、「黒澤明が選んだ100本の映画」ではアニメで唯一「となりのトトロ」が選ばれています。
日本映画界の巨匠「黒澤明」
トトロの続編「めいとこねこバス」で会える懐かしいキャラ
「めいとこねこバス」にも登場するトトロの人気キャラ
※ネタバレ注意
トトロの続編「めいとこねこバス」には、元作「となりのトトロ」で登場した懐かしいキャラがたくさん出てきて、まさに"旧友に会えたような"感動を与えてくれます。(感激で涙目になってしまう人も続出しているらしい…)
●「めいとこねこバス」にも登場するトトロの人気キャラは、次のようなものですが、とくに、成長して少しお姉さんになった「メイ」の声は、元作「となりのトトロ」と同じ「坂本千夏」さんが演じているので、
「メイ」の声を聞けるだけでも胸が熱くなる人もいるかも知れません。
・草壁メイ(声:坂本千夏)
・草壁サツキ
・トトロ(トトロ3匹)
・ネコバス
・ススワタリ…他多数
トトロの続編「めいとこねこバス」で会える新キャラ
「めいとこねこバス」に登場する新しいキャラクター
※ネタバレ注意
トトロの続編「めいとこねこバス」には、個性豊かな新キャラにも会えます。
・こねこバス
・ネコバアちゃん
・ネコ列車
・真っ黒なトトロ(お化け)
メイとこねこばすってやつ
動画で見たけど、
ネコバスが可愛すぎてつらい。 pic.twitter.com/ga5kcK6VHn
— 🐈 た ぬ 助 🐈 🐝 💗 (@wabababa427) October 12, 2017
トトロの続編「めいとこねこバス」で会える新キャラ(番外編)
トトロの続編「めいとこねこバス」には、サプライズ的な声優さんが登場します。
なんと、あの宮崎駿監督自身が声優をつとめているんです!
宮崎駿監督が声優をつとめる作中のキャラは、「トトロ」と「ネコバアちゃん」です。
「トトロ」と「ネコバアちゃん」の声は、(聞き逃し厳禁)要注目ですよ!
トトロの続編「めいとこねこバス」のストーリー
気になるトトロのその後の物語
※ネタバレ注意
気になるトトロのその後の物語、トトロの続編「めいとこねこバス」のストーリー(あらすじ)は以下のとおりです。
主人公のメイはある日、自宅の庭で、生き物のように振舞う不思議なつむじ風に遭遇する。メイは慌てて部屋に避難するが、つむじ風も部屋の中に入ってきてしまう。好奇心旺盛なメイはそのつむじ風を部屋の中に閉じ込める事に成功する。つむじ風の正体は、親からはぐれたこねこバスだった。メイはこねこバスに自分のキャラメルをあたえ、二人は友達となる。その夜、眠りについたメイをこねこバスが迎えに来る。メイはこねこバスに乗り、夜の空中散歩を楽しむ。やがてトトロたちを乗せた大小様々なネコバス達と共に鎮守の森に到着する。森の奥にはトトロやススワタリなど多くのもののけたちが集まっていた…。
トトロの続編「めいとこねこバス」で判明!あのキャラの正体
凄い迫力で怖い「ネコバアちゃん」
「こねこバス」は可愛いけど、「ネコバアちゃん」の顔が怖い
トトロのその後「めいとこねこバス」で暴露される正体とは
※ネタバレ注意
・ネコバスの正体:ネコバスの正体は、化け猫がバスに変身したもので、お化け達を極楽浄土へ連れていく霊柩車のようなもの。
・トトロの正体:お化け達を、極楽浄土へ連れていくネコバスまで案内するガイド役。
・メイの家の隣の塚森:極楽浄土行きのバス停。
風浄土:トトロの続編「めいとこねこバス」で判明した行き先
トトロの続編で登場「ネコバアちゃん」の行き先風浄土って?
※ネタバレ注意
トトロの続編「めいとこねこバス」に登場する新キャラ「ネコバアちゃん」の(ちょっと怖い)頭の上には、「風浄土」という行き先が表示されています。
それで、「めいとこねこバス」を見た人たちの間で「風浄土」って何?という話が盛り上がってます。
知恵袋にも「風浄土とはなんですか?」などの質問がありますが、
「風浄土」について明確な答えを持っている人はいないようです。
「風浄土」って初めて聞く言葉で、正直皆"謎"ですが…極楽浄土と考える人が多いようです。
「めいとこねこバス」の中で、行き先が「風浄土」となっている年老いた「ネコバアちゃん」に向かって、トトロが何かを謝罪しているようなシーンがあって意味深ですが…。
それにしても「ネコバアちゃん」の顔って、デカいし、少し怖い感じがして、迫力ありますね。
行き先に「風浄土」と掲げる老いた化けネコバスに何かを謝罪し、どこか申し訳なさげなトトロたん♡メイはしっかりいつもの定位置で…|ω•๑`)ㄘら♡ #めいとこねこバス pic.twitter.com/ZTK7kEoRSN
— ガラムマサラ✧˖° (@QueChulaLaVida) October 11, 2017
トトロの続編「めいとこねこバス」の絵本とは
トトロのその後や登場キャラも見れる絵本って売ってる?
残念なことに、トトロの続編「めいとこねこバス」は、一般の映画館で放映されたことは一度もありませんし、今後も多分、上映はなれないと思います。また、DVD化もされていません…。
そんな、「めいとこねこバス」の絵本についての情報がネットで散見されますが、その正体は、絵本ではなくて、「めいとこねこバス」のパンフレットで、ジブリ美術館で販売されているものでした。
絵本ではないものの、「めいとこねこバス」のパンフレットの中はコミックとして"絵本風"になっていて
「絵本のようでイラストが大きく載っています。」とか「(絵本を)購入したかいがあったと思います。」
など、東京のスタジオジブリまで見に行けないトトロファンには、貴重な存在になっています。
この絵本風の「めいとこねこバス」のパンフレットは、アマゾン(amazon)でも出品されていて購入することも可能です。
アマゾン(amazon)に出品される、絵本風の「めいとこねこバス」のパンフレットは中古品にはありますが、手軽に手に入れることができるのは有り難いですね。
トトロの続編「めいとこねこバス」で判明した怖いその後
となりのトトロのその後に判明した怖い都市伝説
※ネタバレ注意
「となりのトトロ」には、いくつか都市伝説がありますが、なかには怖いものもあります。
例えば、「メイ」と「サツキ」は亡くなっていて、この世の存在ではなく、トトロの正体は「死神」だった…というものです。
その根拠は、二人の影が途中からなくなっている、というもの。(←怖い)
これには、そうなの?と驚きますが、スタジオジブリ側は、この件についてはハッキリ否定していますので単なる噂です。
「となりのトトロ」は、あまり深追いせずに、純粋に楽しんだ方がいいかも知れないです。
まとめ
トトロの続編「めいとこねこバス」を見るには、東京のジブリ美術館まで行くしかありません。
(動画サイトで見れたりするかもですが違法です。)
しかも、いつも見れるわけでもないんです。上映スケジュールはジブリ美術館に尋ねるのが最も確実です。
となりのトトロの続編があったなんて知らない人もまだまだ多いでしょうが、トトロの続編「めいとこねこバス」、せめてDVD化して貰えないかな…。
たくさんの人がDVD化して欲しいと思ってるのは間違いないと思います。