最強伝説!「郵政カブ」の魅力を徹底解説!どこで手に入る?

みなさんは郵便配達に使われている、郵政カブを見たことはありますか? あの郵便配達の郵政カブは、MD90という車種で郵便配達用の特別なバイクです。 今回はこのMD90というバイクがどんなスペックで、欲しい場合どこで入手出来るのかご紹介します。

最強伝説!「郵政カブ」の魅力を徹底解説!どこで手に入る?のイメージ

目次

  1. 1赤いボディの郵政カブ『MD90』
  2. 2郵政カブ MD90とは?
  3. 3郵政カブの伝説は、郵便配達の歴史
  4. 4MD90以降の後継車
  5. 5ホンダ カブの歴史
  6. 6素晴らしいスペック MD90
  7. 7驚異の燃費 郵政カブ
  8. 8MD90の豊富な種類
  9. 9外回りの強い味方 ホンダのカブ
  10. 10郵政カブは、どこで買えるの?
  11. 11記念切手にもなった郵政カブ
  12. 12名車 ホンダのカブは、ワールドワイド
  13. 13郵政カブから移り変わる郵便配達のバイク
  14. 14郵便配達を体験していた私
  15. 15新聞配達も支えるホンダのカブ
  16. 16ホンダのカブは種類が豊富
  17. 17まとめ

赤いボディの郵政カブ『MD90』

伝説の郵政カブ『MD90』はスゴイ!

皆さんは郵便局の配達用バイグ、郵政カブMD90をご存知でしょうか?
郵便配達をしている赤いバイクを、おそらく誰もが目にした事があるのではないでしょうか。
あれが郵政カブ、MD90です。
あのバイクがお正月に郵便局から、沢山出て行くのは名物行事ですね。

そんな郵政カブが、実は密かに人気で購入したいという方も多いようです。
何故郵政カブが人気なのか?
どこで販売していて手に入るのかなど、ご紹介していきます。

出典: https://ja.m.wikipedia.org

郵政カブ MD90とは?

伝説と言われる理由がある。

郵政カブMD90とは、郵便局の配達員達が乗るホンダのバイクです。
郵政様なので一般向けには販売されていません。
このMD90は郵政配達用に高い品質でホンダが作ったバイクなので、坂道を登る力や重い荷物を乗せて運ぶ力に長けています。
そして何よりも品質的に優れているのは、何と言っても燃費です。

もともと一般で販売されているカブは、ホンダのバイクの中でも燃費がいい高品質のバイクです。
この郵政カブもそれに漏れません。
そして1年のうちで一番活躍するのは、お正月の年賀状配達の時です。
1月1日の年賀状の量は、毎年少なくなって入りと言われてもものズゴイ量です。
紙と言っても、数が多くなると重量はかなりの物です。
そんな量の年賀状を、物ともせず走るバイク。
それが郵政カブMD90なんです。

出典: http://www.irasutoya.com

伝説の郵政カブ、MD90のMDって何?

出典: http://publicdomainq.net

MD90の伝説の型番MD。
このアルファベットMDは、メールデリバリーの略称です。

つまり伝説のMD90は、手紙を配達する事に特化したバイクだという事です。

郵政カブの伝説は、郵便配達の歴史

郵政カブ伝説の始まりは、1968年『C90Z』という郵政省向け特別車のカブから始まります。
これは一般発売されているものに、大型のキャリアを前と後ろにつけてカラーを赤に変えたものです。
その後1971年に始めてMD90(k0)の名前を冠した伝説のバイクが登場します。

その翌年1972年にMD90(K1)を開発します。
変更点は、アップハンドルや14インチのタイヤなど様々あります。
これと同時に原動機付自転車免許でも乗れる50ccのMD50や、70ccのMD70も使われる様になった。

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C90Z

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MD90(K1)

さまざまスペック変更を行ってきた伝説のMD90

・1977年
フロントのフェンダーやキャリアの形状を、地域に合わせた形に変更する。
・1980年
本家のスーパーカブが様々なスペックを変更するも、MD90はそのままのスペックを継続します。
・1987年
点火方式を変更して、CDI化。
・1998年
排ガス規制に合わせて、対策をします。
・2007年
70ccのバイク、MD70が製造を終了しました。
・2008年
主力のMD90も製造を終了。

ここでMD90は、その長い伝説の歴史に幕をおろしました。

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MD70

見た目での違いはほぼ無いですね。

MD90以降の後継車

MD90が2008年に製造が終了し、その後の郵便局バイクはスーパーカブ110MDに引き継がれました。
このスーパーカブ110MDは現在も配達の主力として、みなさんのお宅に手紙を配達しています。
この様に後継車に伝説は受け継がれて行くのです。

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スーパーカブ110MD

ホンダ カブの歴史

ここで1度、本家のホンダ カブの歴史などをご紹介します。

このホンダのカブにも長い歴史があり、それは日本のバイクの歴史の一端を担ってきました。
これはもう、伝説と言っても良いレベルです。
そのカブが、なぜ愛され続けているのか?
それをご紹介します。

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伝説の始まり

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補助エンジンキット

ホンダのカブの歴史は、1952年にその伝説の始まりがあります。
元々は自転車につける、日本製の補助エンジンキットをホンダが開発しました。
その商標が、英語で熊の子供を意味するCAB(カブ)となります。

その後1958年に販売された日本製のC100というバイクから、スーパーカブという名前と呼ばれるようになりました。

このスーパーカブの販売された事により、今まで乱立していた様々なバイクメーカーがなくなったとも言われています。
それほど品質の良いものだったんですね。

まさに歴史の1ページですね。

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C100

ホンダ スーパーカブの素晴らしいポイント

ホンダのカブが素晴らしいのは、何も品質や燃費だけではありません。
バイクの常識を変える、素晴らしいシステムがあります。
それは自動遠心クラッチと、ロータリー式変速機です。

?と、ハテナが浮かんだ人もいるでしょう。

これはシフトダウンなどの、シフトチェンジが劇的に楽になったものです。

これが如何に素晴らしものか、少しご説明します。

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自動遠心クラッチ

自動遠心クラッチと聞いて、すぐにわかるのはバイクに詳しい方などでしょう。
このクラッチというのは、車やバイクのシフトダウンやアップの際に使う部分です。
バイクであれば普通は、左ハンドルについています。
シフトアップやシフトダウンの際に握る必要が出てきます。
しかしこのカブは、お蕎麦屋さんなんかも使っていたそうです。
片手にはオカモチや蕎麦を持って配達するしていた為、シフトダウンなどが出来ないという意見があったそうです。
そのシフトダウンなどをし易くするには、どうしたらいいか考えた末に自動遠心クラッチが生まれました。

そのため今では考えられない理由ですが、片手運転し易くするする為に自動遠心クラッチな開発されたのです。

ですがこの自動遠心クラッチにより、シフトダウンなどが楽になり様々な人が乗り易くなった様です。

出典: http://everydaycublife.blog.fc2.com

ロータリー式変速機

このロータリー式変速機。
これも一般のバイクに乗らない方からしたら、何だろうと思います。

先ほどの自動遠心クラッチもそうですが、このロータリー式変速機もカブが人気の理由の1つです。

普通のバイクは、シフトアップの時はシフトペダルをつま先で上に押し上げる。
逆にシフトダウンの時は、シフトペダルを下に踏むという動きが必要です。

しかしこのロータリー式変速機は、前後にシフトペダルが伸びています。
なので、シフトアップは前を踏む。
シフトダウンは、後ろを踏むという方式を生み出しました。
これによりつま先で上げるという動作が必要なくなり、シフトチェンジが劇的に楽になりました。

ですが普通のバイクに乗っている人は、いつもの癖でシフトダウンを行うとシフトアップしてしまうので慣れが必要です。

私もこなシフトダウンの動作に慣れるまで、かなりの時間を要しました。
ですが今ではシフトダウンもお手の物です。

出典: https://www.weblio.jp

実は日本製!

このMDシリーズは、熊本の熊本製作所で作られていて日本製なんです。
えっ?ホンダのバイクだから、日本製は当たり前でしょと思う方もいるかもしれません。
ですが実を言うと、一部のスーパーカブは中華人民共和国の工場で作られており日本製でないものもあります。
しかしこのMDはずっと日本製を貫いてきていています。

MD90の後継機もMDの名を引き続いだ、スーパーカブ50MDとスーパーカブ110MDも日本製です。

このまま郵便局のバイクは、ずっと日本製であってほしいですね

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素晴らしいスペック MD90

郵政カブの素晴らしいスペックの中に、14インチのタイヤを装着している点が挙げられます。
普通のスーパーカブは、17インチのタイヤですが14インチにする事で小回りも聴き易く重心も低くなり安定しまし。
実際に普通のカブと比べても、安定して走ることが出来ました。

さらには日本製が成し得る、その品質の良さ。
品質が安定していて、故障も少ないです。

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驚異の燃費 郵政カブ

MD90はエコ?

この郵政カブの伝説を支えてきた要素の1つ、それは燃費です。
MDの燃費はかなりいいものでリッター40キロは走るそうです。
ガソリン1リッターで、40キロも走れば燃料補給も少なく済みますし環境にも良いのではないでしょうか?

しかしこのMD90は、ほぼ毎日使うものなのでガソリンを少しでも節約したい郵便局のニーズにもマッチしたのでしょう。

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MD90の豊富な種類

MD90は、製造停止まで様々なものが開発されました。

その一覧が、こちらです。

まずは初期型のMD90-K0からMD90-K1、MD90-K2とKがつくもの。
次はMD90-Zに始まり、MD90-A、MD90-B、MD90-C、MD90-D、MD90-F、MD90-H、MD90-P、MD90-V、MD90-XとMD90の後にアルファベットだけのもの。
そしてMD90-3やMD90-5、MD90-6とMD90の後に数字だけがつくものに分けられます。

これだけの種類が開発され、郵便局から手紙などを届けてくれていました。
本当に素晴らしいバイクです。

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外回りの強い味方 ホンダのカブ

郵便局以外でのカブの活躍

郵便局でよく見かけるカブですが、他の業種の方も様々なカブに乗っています。
田舎の方では例えば外回りに営業に行く営業マンや、保険のセールスの方。
役場のバイクがカブだった事もありますし、何と言っても新聞配達のバイクとしても有名ですね。
やっぱり運転のしやすさや燃費の良さが、業務用のバイクとして使われている理由だと思います。

出典: http://gahag.net

郵政カブは、どこで買えるの?

実は手に入れる事が出来るMD90

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ここまで紹介てきたMD90。
みなさんの中にも、欲しいと思った方もいるのではないでしょうか?
ですがMD90自体は、一般向けには販売していませんでした。
それは後継車のスーパーカブ110MDも、同様に販売していません。

では欲しい時は、どうしたら手に入るのでしょうか?

それは、中古を買うしかありません。
実はMD90は新車での一般販売はしていませんでしたが、使用しなくなった中古車なら販売されています。

MD90を専門に取り扱うお店もあるくらいです。

そして現代の世の中は、もっと便利で簡単な入手方法があります。

それはネットオークションです。
これは販売業者や、MD90を所有していたオーナーさんが出品している場合があります。

この様に意外に手に入れる方法はたくさん存在します。
もし欲しい場合は、1度検討してみてもいいのではないでしょうか?

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記念切手にもなった郵政カブ

とても欲しい記念切手

郵政カブ導入から45周年を記念して、記念切手が2017年に販売されました。
その値段は、7600円と少々高めです。
これにはMD90のミニチュアも付いていると言うことで、とても欲しいと思ったのですが申し込みでの販売でした。
しかも、申し込みも終わっており欲しいと思っても新品では手に入りません。

それでも欲しいと言う方は、オークションなどで手に入れるしかありません。
でもその価格は、新品価格の1.5倍と少し高めです。
しかしそれでも欲しいと言う方は、ぜひ手に入れていただきたい一品です。

出典: http://www.shop.post.japanpost.jp

名車 ホンダのカブは、ワールドワイド

ホンダのカブは世界中で愛されています。
それは何と言っても日本製という事と、品質の高さによるものでしょう。

日本製のバイクは、世界でもその品質を認められていています。
車と共に品質を高く作ってきた努力の賜物ですね。

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郵政カブMD90が海外でも走っている。

郵政カブが実は海外でも走っているんです。
でもそれは、使われなくなった車体で東南アジアなどでは時々見受けられます。
やはり使われなくなった車体と言えども、まだ現役で使える品質は見事です。

出典: https://4travel.jp

郵政カブから移り変わる郵便配達のバイク

EV郵政カブも運用開始か?

出典: http://cub.mutyaku.com

実は郵便局で使われるバイクが、郵政カブから切り替わると言うニュースがあります。
これは環境問題に取り組む中での切り替えで、ホンダと日本郵便が共同で取り組んでます。

EV-CUBという電動バイクが、2018年から市販化される予定です。
それをベースにした、EV郵政カブが運用されるでしょう。

そのため郵便局に充電ステーションが置かれたり、スマートフォンでの位置情報を活かしたシステムを導入し効率を良くするなど様々です。
充電ステーションが郵便局に設置されたり、色々なところに出来るのでバイクの電動化は避けられない流れなのかもしれませんね。

出典: https://www.google.co.jp

郵便配達を体験していた私

私は以前高校生の時に、年末年始の郵便配達のバイトをした事があります。
その際に私が乗ったのは、MD50でした。
その当時は原動機付自転車の免許しか持っておらず、50ccでの配達でしたがこれも凄かったです。
郵便局から年賀状を大量に積み、手で押すのもしんどいほどの重量を難なく運んでくれます。

上り坂や砂利道、もちろん舗装路も問題なくMD50は走ってくれました。
やはり50ccでもトルクは十分にあり、重い荷物をしっかり届けてくれる良き相棒でした。

出典: http://blog.s-factory-shizuoka.com

新聞配達も支えるホンダのカブ

出典: http://www.irasutoya.com

実は私、新聞配達もしていた事があります。
その際にもホンダのカブにはお世話になりました。

新聞配達用のバイクは2種類あります。
それはニュースカブ90とプレスカブ50です。
自分が乗っていたのはプレスカブ50だったのですが、これも素晴らしいバイクでした。
新聞配達も毎日200〜300部ほどの新聞を積んで配達してました。
その際にネックになるのが、重量と重心です。
このプレスカブ50はリアブレーキの大型化と、リアサスペンションの強化が行われています。

バイクが完全に止まる前に、3速からニュートラルへする事が出来ます。
新聞配達も走ってはすぐ止まりの繰り返しなので、止まる際に3速から2速1速ニュートラルといちいち下げるのはめんどくさいです。
それが解消されるだけでもとても助かりました。

出典: http://www.honda.co.jp

体験した、ホンダのカブの丈夫さ

これは私が新聞配達中に体験した話なのですが、ホンダのカブは本当に丈夫です。
私は福岡県で新聞配達をしていたのですが、まれに雪が降る日がありました。
私自身も宮崎県出身なので、雪との触れ合いはほぼ皆無です。

なので雪の中の配達も遅くなり、急いで50キロぐらいで走っていてスリップして転倒してしまいました。
こけた瞬間は、終わったと思いました。
ですが路面が凍っていたのが幸いしたのか、自分も滑って傷1つ負うことなく生還しました。

でもそのあと見たのは、散らばった新聞と滑って行くバイク。
これはバイクは壊れたかもと思い、バイクをみたら全く壊れず動いてくれました。

これを体験したことにより、ホンダのカブは本当に丈夫だと確信しました。

移り変わる新聞配達のバイク

私が新聞配達をしていた時は、カブが主力で殆どがカブでした。
しかし最近よく見るのは、ヤマハのギアをよく見ます。
やはりギア車を乗れない人もいますし、シフトダウンなどする際に音がうるさい事もあります。
早朝の配達での騒音になってしまう可能性もあるので、スクーターはそのリスクはありません。

何と言っても、アクセルを回せば走ると言うのが一番の利点ですね。

ですが、これからもホンダのカブには新聞配達で頑張って欲しいです。

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp

ホンダのカブは種類が豊富

ホンダのカブには様々な種類があります。
まずはスーパーカブです。
これはザ・カブと言うべきバイクです。
その中でもスタンダードやデラックス、スーパーデラックスにスーパーカスタム。
カスタム、ビジネスやストリートなど多岐に渡ります。

先ほど紹介した、新聞配達用のニュースカブ90にプレスカブ50。
あと女子に人気のリトルカブ。
このリトルカブは、14インチのタイヤなので車体が低くなっています。
コンパクトで小回りも利き、カラーバリエーション豊富な車種です。

さらにはクロスカブに、スポーツカブなど長い歴史の中で数え切れないほどのモデルが出ています。

出典: http://www.honda.co.jp

まとめ

郵政カブMD90はやっぱり伝説です。

様々なモデルチェンジを繰り返し、伝説的な活躍をしてきた郵政カブ。
電動バイクになっても、その郵政カブと言う名前は残って欲しいですね。

その品質をこれからも保ち、世界に誇れるバイクであって欲しいです。

機会があれば私自身も欲しいの思ってしまいました。

出典: http://publicdomainq.net

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