お風呂に入らない人の心理や特徴!どれくらい入らなくても平気?
身近に『お風呂はめんどくさいから入らないよ!』というお風呂嫌いの人はいませんか?毎日お風呂に入っている人からすると、お風呂はめんどくさいから入らないという人は不思議ですよね。そんなお風呂に入らない人の心理や特徴をまとめました。
目次
お風呂に入らない人の心理が気になる!どんな理由があるの?
体臭がきつい人、髪の毛がべたついている人を見かけたことはありますか?もしかしたらそのような人は、お風呂に入らないまたはお風呂がめんどくさいと思っている人なのかもしれません。
単にお風呂嫌いの方もいるかもしれないですが、それはどのような心理から来るものなのでしょうか?お風呂文化がある日本における、お風呂はめんどくさいから入らないという人の心理を詳しく調べてみました。お風呂嫌いを直すコツもご紹介します。
そもそも日本人のお風呂の頻度はどれくらいなの?
日本人は温泉文化があることもあり、入浴はごく一般的ですね。毎日お風呂に入るという人が75.5%という一方で、ごく僅かながら週3〜4回が8.1 %、週5〜6回が7.3%と毎日入らないという人も存在します。お風呂はめんどくさいから入らないという人もこのくらいの割合で存在するのですが、この結果から見ると、日本人の大多数が毎日お風呂に入っているようです。
お風呂に入らない人の3つの特徴とは?
お風呂はめんどくさいから入らないなどという生活している人にはどのような特徴があるのか、特徴を3つ挙げてみました。
服装がだらしなく汚い傾向にある
お風呂がめんどくさい人や入らない人の特徴として、服装がだらしないことが挙げられます。ヨレヨレの服を着ていたり、毛玉だらけのセーターや穴の空いた服を着ていることも特徴のひとつ。また、フケがたくさん出ている場合もあります。そしていつも眠そうでダラダラとした態度も、お風呂に入らない人の特徴です。
整理整頓が苦手な傾向にある
バッグや財布の中身がぐちゃぐちゃだったり、部屋が散らかっている人は、基本的に自分の身の回りについて関心がない方がほとんどです。そういう人はお風呂に入ることも億劫になりがちで、お風呂はめんどくさいから入らないということが多いでしょう。お風呂がめんどくさいから入らないというよりは、自分に手をかけること自体がめんどくさいのでしょう。
体が何だか臭くベタベタしている
お風呂はめんどくさくて入りたくないという人は、髪がベタベタしていたり、顔が油でテカテカしています。肌質でオイリー肌の場合もありますが、毎日お風呂に入らない人のベタつきは一目瞭然です。毎日お風呂に入らないと、皮脂と一緒にフケもたくさん出てきます。お風呂だけでなく、朝起きた時に顔を洗うこともめんどくさいからしないという人もいます。
お風呂に入らない人の5つの心理を解説!
お風呂に入らない人の心理を知りたい、お風呂が嫌いだから入らないの?という疑問を持つ人も多いでしょう。そんな人のためにお風呂に入らない人の心理を5つ集めました。
【心理①】水道代がもったいない
お風呂に入らないという人の中には、単に毎日お風呂に入るのは水道水道代がもったいないという節約家の方もいるでしょう。確かにお風呂の浴槽にお湯を貯めるとなると、200〜300リットル程度使用することになるので、節約家の方にとってはかなりの量かもしれません。
本当はお風呂に入りたいけど、お風呂に入らないのはめんどくさいからではなく節約のためという人も中にはいるようです。
【心理②】寒い季節なら大丈夫
お風呂に入りたくない人は、めんどくさいと思うのと同時に冬なら寒いから汗をかかないし、体が臭くなりにくいと思っているようです。冬は重ね着をしていることも多く、じんわりと汗をかいています。そして皮脂も分泌されるので、清潔にしていないと時間が経つにつれ体臭の原因になります。
お風呂はめんどくさいから、冬の時期はお風呂に入らないで時間を節約しようと思っている人もいるようです。
【心理③】自分は汚れていないと思っている
今日は家でゴロゴロしていたから、お風呂に入らなくても大丈夫と、自分は汚れていないと思っている人は意外と多いようです。一日中家にいても、皮脂は必ず分泌されています。お風呂に入ることやシャワーで体を洗う目的は、外の埃や汚れを落とすだけでなく、自分から分泌されている汚れを落とすためであることを忘れないようにしましょう。
【心理④】誰にも会わないから大丈夫
誰にも会わなければお風呂に入らないで体を不衛生にしていても大丈夫という考えは大間違いです。突然の来客など、急遽人と会わなくてはいけない用事が入った時など、かえって準備が大変になってしまいます。また、お風呂に入り体を清潔に保つことは、病気にならないよう健康に生活していくために必要なことです。一日の中の大切な時間と捉えてめんどくさいと思わず、しっかりと入るようにしましょう。
【心理⑤】お風呂はめんどくさい
お風呂に入らない人は、お風呂に入るという行為自体にめんどくさいと感じています。髪を洗えばドライヤーで乾かさないといけない、帰宅後は眠いからお風呂まで行くのが面倒だと思っています。疲れていると眠い方が先になってしまうことは仕方ないことですが、本来ならお風呂に入ることは、1日の疲れをすっきりと洗い流す絶好のタイミングです。お風呂はめんどくさいから入らないという人の心理には、このような理由があるようです。
お風呂がめんどくさいと感じる2つの理由
では、お風呂がめんどくさいと思う理由はどのようなものなのでしょうか?お風呂に入らないお風呂嫌いの人の、お風呂がめんどくさい理由を2つ調べました。
①眠い・暑い・寒いから
お風呂がめんどくさいから入らないという人の理由に、眠い・暑い・寒いが挙げられます。
仕事で忙しく働いてきた日は、ゆっくりお風呂に浸かってリラックスと思いたいところですが、あまりにも疲れていると眠いからと睡眠を優先してしまうようです。今日は仕事が忙しそうとあらかじめわかっているときは、眠いことを言い訳にしないように家を出る前にお風呂の準備をしましょう。また、真夏や真冬などの暑い・寒い日も、お風呂の前に服を脱いだ時の気温で入るのをためらってしまうようです。
②お風呂は時間や手間がかかるから
お風呂はめんどくさいから入らないというお風呂嫌いは男性に多いのかと思いきや、意外と女性に多いのだそうです。その理由は、長い髪をシャンプーしたりドライヤーで乾かすのが億劫だからだそうです。髪のお手入れやお風呂上がりのスキンケアがめんどくさいと感じてしまい、お風呂に入らないという人が多いです。
お風呂はどれくらい入らなくて平気なの?体はどうなる?
お風呂に入らなくて平気なのは2日間が限界!
季節にもよりますが、皮脂や汗で肌がベタベタになり2日で限界を迎えるという人が多いようです。人に会わずに5日間家で引きこもっていたという場合でも、皮脂は分泌されるのでお風呂に入らないと体がベタつき、不快感を感じます。夏のような暑い日は1日で限界だという人も多いようです。
お風呂に入らないと体はどうなるの?
お肌が弱い人やアトピー症状がある人は、自分の汗でアトピーをさらに悪化させる原因になります。健康なお肌の人でも、汗が洗い流されないままだと汗疹ができてしまいます。お風呂に入らないということは、肌トラブルの原因を作り出していること同じです。体臭がひどくなり周囲に迷惑をかけるだけでなく、自分の体調にも影響を及ぼしてしまうことになりますよ。
お風呂に毎日入るための対処法3つ!清潔な体で過ごそう
お風呂がめんどくさいから入らないという人におすすめの、お風呂に毎日入りたくなるお風呂嫌いを直す対処法を3つご紹介します。めんどくさいから入らないと思っていたら、ぜひ試してもらいたい対処法です。
お風呂は帰宅後にすぐに入る
帰宅後は部屋着に着替えてくつろぐ前に、すぐにお風呂のボタンを押しましょう。スーツや仕事着を脱いで部屋着に着替える前に、お風呂に入ってから着替えると気持ちがいいですよ。もし機能があれば、タイマーを帰宅時間に合わせてお風呂にお湯を入れておくとすぐに入れるのでおすすめです。こうすることによって、お風呂に入らないという選択肢を無くしていきましょう。
そして余裕があれば、お風呂上がりにお風呂を簡単に掃除して上がりましょう。そうすることで新たにお風呂掃除の時間を作る必要はなくなります。お風呂嫌いの人の『めんどくさい』を省く方法です。
オールインワングッズで入浴時間を短縮する
お風呂がめんどくさいから入らないというお風呂嫌いの人は、シャンプーやボディソープなどを1つにまとめたオールインワンタイプのものやリンスインシャンプーを使って体を洗う工程を少し省いたり、お肌に優しい石鹸で顔と体を同時に洗うなど、一気に体を洗うことで時間短縮になり便利です。お風呂が嫌いな原因を一つでも減らすだけで、お風呂嫌いを直す第一歩になります。お風呂に入らない日が少なくなりますよ。
ターバンでドライヤー時間を短縮する
お風呂がめんどくさいから入らないという、お風呂が嫌いな理由に上がっているドライヤー。ロングヘアの女性はドライヤーに時間がかかるのでめんどくさいと思いがちです。そんなドライヤーの時間は、吸水性の良いターバンを使うことで時間を短縮しましょう。予め髪の余分な水分が吸収されていれば、ドライヤー時間の短縮になります。これもお風呂嫌いを直すコツです。
お風呂嫌いを直す3つのコツとは?お風呂が楽しみになる!
お風呂嫌いを直すコツは、お風呂を楽しみにすることです。おすすめのお風呂嫌いを直すコツを3つご紹介します。
お風呂を快適な空間に改造する
お風呂に入らないというよりも、お風呂に入りたくない状態のお風呂場になっていませんか?お風呂嫌いを直すコツの1つめは、お風呂を快適だと思えるようにすることです。物がごちゃごちゃとしていて、掃除が行き届かずにカビだらけになっているものはありませんか?汚れた物を見るだけで、お風呂嫌いはさらに悪化する可能性もあるので清潔を心がけましょう。
水周りはカビが生えやすいので、掃除がしやすいシンプルな状態に整えましょう。オールインワンのボディソープを一つだけにしたり、洗面器が必要なければ捨ててしまいましょう。すると空間がすっきりとしてお風呂に入るのが楽しくなりますよ!
お風呂に入ることのメリットを知る
お風呂嫌いを直すコツの2つめは、お風呂に入ることのメリットを理解することです。お風呂に約10分間入ることで、体の80%程度の汚れは落ちます。シャワーだけでは落としきれない汚れがあったと思うと、お風呂に入るのはめんどくさいと思わず、入りたくなりませんか?
お風呂には入ると嬉しいメリットがたくさんあります。お風呂に入らない時と入った時では大違いです。水圧によってむくみが改善されることもよく言われていることですね。のんびりとお風呂に入ることは良いことだと理解することが、お風呂嫌いを直すコツです。
お風呂後の楽しみを作っておく
お風呂嫌いを直すコツの3つめは、お風呂の後の楽しみを作ることです。もしお風呂に入らないときは楽しみは無しにするようにします。少し熱めのお風呂に入った後なら、ビールをキンキンに冷やしておけば美味しいですよね。お酒を飲まないのであれば、旬のフルーツを冷やしておいて涼みながら食べるのも楽しいですよ。
他にも映画を観る、美味しいお茶を飲む、アロマを焚くなど、好きなことをお風呂の後にまわしてみましょう。めんどくさいか入らないと思っていても、楽しみをお風呂の後に回すことによって、すんなりと入れるようになります。これもお風呂嫌いを直すための大切なコツです。
お風呂に入れなくなる病気もある!気になる時は病院を受診しよう
いつもの疲れとは少し違い、なんとなくお風呂に入りたくないという時は病気が絡んでいることがあります。やけに眠い時やうつのような症状などがある場合は、病気の可能性もあるかも知れません。お風呂に入らない時の疑わしい病気を調べました。
①うつ病や副腎疲労の可能性
疲れている訳でもないのにとても眠いという症状はありませんか?病院ではっきりとした病気を診断された訳ではないけど、体調が悪いというときは、もしかしたらうつ病かもしれません。
うつ病のは、日常生活をうまく送ることができなくなる病気で、お風呂ですら入らないで過ごしてしまうこともあります。少しでもうつ病を疑うときは早めに精神科を受診しましょう。
また、うつ病に似ている症状の副腎疲労というものもあります。これはうつ病と勘違いされやすい症状ですが、うつ病のような病気ではなくストレスに対処するホルモンが分泌しにくくなってしまう状態です。お風呂がめんどくさいから入らないという症状は、極度に疲れている場合でも起きます。副腎疲労であれば精神薬を飲まずにホルモン剤で症状が回復するので、病院で相談してみましょう。
②自律神経の不調の可能性
シャワーは浴びるけど、お風呂はめんどくさくて入らないという人はもしかしたら自律神経が乱れているのかもしれません。お風呂に入ることが苦手な場合は、交感神経という活動を支配している神経が優位になっていることが多く、交感神経が優位になっているとお風呂に入った時に副交感神経への切り替わりで、だるさを感じやすくなってしまいます。
このような症状があまりにもひどいときは、お風呂に入れない状態がめんどくさいからという理由ではなく、だるくて辛いからという理由になります。もしこのような症状がひどい場合は、自律神経失調症という病気も疑わしいので、きちんと受診することをおすすめします。
お風呂はリラックスできる場所!毎日の入浴で癒されよう
お風呂に入らないというお風呂嫌いの人も、お風呂に入ることが大切なことだと分かっていただけましたか?毎日楽しくお風呂に入る習慣ができれば、今まで以上にアクティブに動き回れるかもしれませんよ。今夜からゆっくりとお風呂に入ってみませんか?