【安眠】ソルフェジオ周波数396hzとは？効果や注意点も解説！

ソルフェジオ周波数とは、ローマ・カトリック教会のグレゴリオ聖歌で使われていたという説を唱えた博士たちがいたことから認知されるようになったいくつかの周波数のことです。

グレゴリア聖歌を大聖堂で聞くと「なんとなく癒やされる」という気持ちを多くの人が持つ理由がその周波数にあるという説です。こちらでは、ソルフェジオ周波数の種類や396hzなど周波数の根拠、安眠や不安にどんな効果があるのか、ソルフェジオ周波数を試す時の注意点など、まとめてご紹介します。

1999年にアメリカのジョセフ・プレオ博士とレオナルド・ホロビッツ博士によって提唱されたものが396hzを含むソルフェジオ周波数です。博士たちの主張は『ヘクサコルド(ヘキサコード）と呼ばれる癒しや覚醒といった効果を持つ6音音階が9世紀頃のローマ・カトリック教会のグレゴリオ聖歌では使用されていた』というものです。

現在は12音階ですが、9世紀頃は6音音階で、その6音音階で唱われるグレゴリオ聖歌には396hzを含む特別な周波数の種類があり人々を癒やしたというのが博士たちの主張になります。

396hzを含むソルフェジオ周波数が提唱されたのは1999年ですが、注目されたのはそれから少し後になります。近頃のスピリチュアルブームやヒーリング音楽の根拠として注目されるようになったようですが、一冊の本が日本ではその根拠として取り上げられることがあります。下の「ジョン・レノンを殺した凶気の調律A＝440Hz」です。

この本は、本国アメリカでは2011年6月に発売されていて原題は『 The Book of 528: Prosperity Key of Love』と、『ジョンレノン』表記はありません。日本で発売するにあたって日本向けにタイトルが『ジョンレノンを～』となったようです。

「翻訳が読みにくい」「ジョンレノンは5ページ」「音楽に詳しい人が見ると理論的に破綻しているカ所がある」という内容のレビューもありますが、周波数と音楽の関係についてスピリチュアルに興味があり時間もある時の一冊にはおすすめのようです。

注目された理由の一つに「DNAを修復する」という言葉への関心があります。後でもご案内しますが、ソルフェジオ周波数には396hz以外にも種類があり「奇跡的なDNAの修復や細胞の回復」と提唱された周波数があります。震災後の放射能汚染問題の際に大きな関心を集めたのがその「修復」効果です。

ソルフェジオ周波数には396hz以外にも種類があります。ジョセフ・プレオ博士とレオナルド・ホロビッツ博士が提唱した数値です。当初は396hzを含む6つの種類がありその後9つに種類が増えたようです。396hzだけではなく周波数ごとに効果にも種類があると提唱されています。

提唱されているソルフェジオ周波数の種類ごとの効果の種類を簡単にご紹介します。

174hz：意識の拡大と進化の基礎
285hz：多次元領域からの意識の拡大と促進
396hz：罪悪感や恐れ・不安などからの解放
417hz：マイナスな状況からの回復、変容の促進
528hz：理想への変換、奇跡、細胞の回復
639hz：人とのつながり、関係の修復
741hz：表現力の向上、問題の解決
852hz：直観力の覚醒、目覚め
963hz：高次元、宇宙意識と繋がる

中でも癒しとして注目されるのが、528hzと396hzです。528hzは「奇跡的なDNAの修復や細胞の回復」と博士は提唱しており、396hzはヒーリング音楽などで注目されています。そのため、528hzと396hzの2つの周波数が入った癒やし系音楽は、ヒーリング音楽やインストコーナーで目にしたことがある人もいるはずです。

396hzを含むソルフェジオ周波数の種類それぞれは、音階だけでなく、1秒あたりの周波数・特定の色・身体の特定のチャクラに対応していると提唱されています。ソルフェジオ周波数を本物と考える理由や根拠には、このチャクラとの関係があります。

チャクラとは、人間にある宇宙の波動を感じ取る出入り口が背骨に沿って7ヶ所あるという考え方に基づいたその出入り口のことです。第1チャクラは396Hz、第2チャクラは417Hz、第3チャクラは528Hz、第4チャクラは639Hz、第5チャクラは741Hz、第6チャクラは852Hz、第7チャクラは963Hzと対応していると提唱されています。

396hzの周波数と対応している第1チャクラは、生きるために欠かせない力の源と考えられています。第1チャクラが開くと生命力が溢れて存在感や安定感を感じられると言われています。つまり、第1チャクラと対応する396hzの周波数には、不安感からの解放という可能性が秘められているわけです。

ソルフェジオ周波数の中でも396hzは注目されている周波数です。罪の意識やトラウマ・恐怖心・不安感を緩和させると言われています。そんな396hzで期待できる効果について詳しくご紹介します。

物陰や暗闇が怖いとか失敗する不安や人間関係での不安など、子どもの頃に感じたトラウマ的な不安や日常的な不安などを周波数396hzは解放してくれるという効果が期待できるようです。

上のチャクラの目次でもご説明した通り、周波数396hzは生きることの基盤と対応しています。第1チャクラの不調は過去や不必要なもの＝不安やストレスやトラウマなどと関連していると考えられています。

つまり、第1チャクラに不調があると感じる時に周波数396hzがその不安や不調から解放する手助けになる可能性を秘めているというわけです。注意点はありますが、第1チャクラの不調＝ストレスや不安といった原因の可能性→周波数396hzで癒やすという選択ができると言えます。

ソルフェジオ周波数396hzによる安眠効果は音楽CDなどのレビューで確認できます。中でも、事務仕事や満員電車など日常的なストレスや不安があり寝付きが悪い人が、寝る前に396hzを元にしたヒーリング系音楽を聴くことで安眠効果を得られるといった体験談が多く見られます。

注意点としては、安眠効果は万人に得られるものではない点です。安眠できない根拠が病気によるものや音楽では癒やしきれない深刻な場合もあります。396hzの音楽などお試しになる時は、第1チャクラと対応しているという考え方や体験談などをふまえた根拠という部分を予めご了承くださいませ。

科学的根拠は得られていないソルフェジオ周波数396hzのヒーリング効果ですが、レビューや体験談などには「効果有り」も見られます。科学的根拠はありませんが、不安感を感じた時や安眠を得たい時に試しに聞いてみてはいかがでしょう。こちらでは396hzを聞くならこんな時という3つのシチュエーションをご紹介します。

それほど悪いことはしていないと頭では理解していても、もしかしたら自分の取った行動の余波であんなことが起こってしまったのかもとか、あの時あんなこと言うべきじゃなかったとか、ささいな罪悪感を感じることは日常であります。

そんな罪悪感からの不安が強くて寝付きも悪くなってしまったという時に、気持ちをリセットするという考え方でソルフェジオ周波数396hzの音楽を聴くという方法もあります。

大きな仕事や舞台や大会などの前や対人関係など、自分ではどうしようもない恐れを感じる時もあります。恐れが大きいと身動きが取れなくなってしまって本来の力を発揮できないこともあります。そんな時にソルフェジオ周波数396hzの音楽を聞いて心を落ち着けてみてはいかがでしょうか。

悲しいという感情は深くて広くて、落ち込んでしまってなかなか浮上できないこともあります。どんなに慰められても、誰かと一緒にいても、その悲しみを癒やすことができない時に、ソルフェジオ周波数396hzの音楽を1人で聞き流すという方法はいかがでしょうか。無理に気持ちを上げるのではなく、396hzの音楽に耳を傾けることで自分の悲しみを癒やす時間を作ってあげてください。

396hzは数値的にご説明すると1秒間に396回振動する音のことです。周波数を日常的に感じ取るのは事実上無理なことですが、音楽を聞くことで生活に396hzを取り入れることはできます。9つ種類があるソルフェジオ周波数を使った「ヒーリング音楽」もたくさんありますが、こちらでは、ソルフェジオ周波数396hzにちなんだクラシック曲などを3つご紹介します。

歌劇『タイス』（1894年初演）幕間の間奏曲『タイスの瞑想曲』は、甘美なメロディーで有名です。本来はオーケストラとヴァイオリンとコーラスというスタイルが多いですが、こちらでは396hzにちなんだヒーリング音楽をご紹介します。

オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』（1883年初演）の間奏曲で、単独で演奏されることも多い楽曲です。こちらでは396hzにちなんだヒーリング音楽をご紹介します。

バイノーラルとは両耳で聞くことの意味で、バイノーラル録音は録音時と同じ音場を感じられるという録音方法となります。バイノーラル瞑想用音楽とは、ヘッドフォンなどで聴くことを前提とした瞑想用の音楽と言えます。ヘッドフォンで瞑想したい時396hzをずばり聞きたい時などにおすすめの音源と言えます。

ソルフェジオ周波数396hzにもとずいた音楽には、不安感からの解放や安眠に向いているとされる音楽があることが分かりました。「瞑想曲」が苦手と言う方もクラシックを元にした音楽ならば比較的聞きやすいという印象もあります。こちらでは、396hzの体験談を3つご紹介します。

音楽を聴いただけで脳や気持ちが活性化するというと眉唾ですが、実際に不信感を持っていた人が少し変わってきたことを実感するという体験談を見ると、試してみたくなりますね。

体調が優れない時にソルフェジオ周波数が良いという体験談です。こちらの方は396hzではなく、444・432・528hzの体験談です。528hzには『理想への変換、奇跡、細胞の回復』という効果が期待できるようなので、528hzと396hzで癒し効果が上がる期待感があります。

博士たちによって「528hzには奇跡的なDNAの修復や細胞の回復」が提唱されています。音楽で細胞が再生されることに根拠はありませんが、この体験談の方も同じ意見のようです。ですが、癒し効果はあるようですね。

ソルフェジオ周波数396hzの効果、少し期待できる印象です。ですが、癒やされると言われる396hzも用法に注意点があるようです。この注意点を知って活用すれば、リラックスや癒しなど仕事や日常に疲れた時の切り替えに使うことができそうですよ。こちらでは396hzを活用するにあたっての注意点を2つご紹介します。

同じ周波数を周波数として聞き続けないという注意点があります。と言うのも、聞く行為が苦痛になってはあまり意味がありませんし、ずっと聞き続けることに効果はありません。体に良いからと何時間も歩き続けたり海藻ばかり食べていてはダメということと同じです。

科学的には根拠がないと言われる396hzの音楽を癒しの効果があるからと無理に聴く必要はありません。むしろ逆効果になります。なので、注意点の2つ目は、無理に396hzの音楽を聞かないということです。396hzにちなんだ音楽は色々とありますので、中でも好みの音や音楽を選んでください。

ソルフェジオ周波数の注意点にもありましたが、癒し効果だけのために無理に嫌いな音楽を聴くと逆効果になります。好きな音楽が396hzにちなんだ音楽にあれば、不安感からの解放や安眠を得るために試してみるという感覚がおすすめです。

ソルフェジオ周波数の副作用ですが、癒しの効果が無い・あるという感覚的な体験談はありますが、大きな副作用の噂や意見はないようです。ただ音楽を聴く時に考えたことや思い込みによる自己暗示が強すぎて自分でマインドコントロール状態になってしまうという懸念は存在するので、注意は必要です。

プラシーボ効果と同様に「効く」と強く思えば効果があったり「効かない」と強く思えば効かないこともあります。海でさざ波に耳を傾けたり雨の合間に見えた太陽に気持ちが良くなったりといった生活の1部で楽しむ感覚で試してみるという感じでスタートしてはいかがでしょうか。

ソルフェジオ周波数396hzには、チャクラに対応したトラウマや不安からの解放や安眠を得られるかもという効果など可能性を秘めた周波数ということが分かりました。利用する時の注意点は、同じ周波数やイヤだと感じる音を聞き続けないということでしたね。

『さざ波に全てのソルフェジオ周波数が含まれている』という見解もありますが、ソルフェジオ周波数を効くとさざ波を聞く効果と同じ効果が得られるかというと疑問もあります。ですが、日常のちょっとした不安やストレスを感じた時や気持ちを切り替えたい時などに試してもみても良さそうです。