2018年06月12日公開
2019年11月17日更新
ガーゼハンカチの簡単便利な作り方まとめ!何枚あっても困らない!
もうすぐ会える赤ちゃんに何か手作りのものを作りたい。でも難しいものはできないし…という人は、手作りのガーゼハンカチはいかがですか?ガーゼハンカチは赤ちゃんとの生活にとっても役立つ万能アイテム。 作り方もとても簡単!ここでは作り方やアレンジ方法をご説明します。
目次
何枚あっても便利!赤ちゃんのためにガーゼハンカチを手作り
現在妊娠中のプレママには、もうすぐ会える赤ちゃんのために手作りのものを作りたいと思っている人もいるかと思います。でも、手作りって言ってもハードルが高いし…とお悩みの人におすすめなのがガーゼハンカチ。
出産準備リストによく書かれているガーゼハンカチ。赤ちゃんとの生活にもあると便利ですし、作り方はまっすぐ縫うだけなので、お裁縫が苦手な人でもミシンが無くても手縫いでも簡単に作れます。ここでは、ガーゼハンカチの作り方、おすすめのガーゼ素材などをご紹介します。
ガーゼハンカチってどんなもの?
ガーゼハンカチは赤ちゃんとの生活ではよく使うことになる必需品。では、なぜ赤ちゃんにはガーゼハンカチが良いのでしょう?
ガーゼは折り目の粗い平織りの柔らかい綿の布のことを指します。構造的に糸と糸との間にすき間があるので、吸水性、吸湿性、通気性などに優れています。
いわゆる私たちがハンカチと呼んでいる綿のハンカチですが、綿ハンカチの生地は、生地の表面に出た細かい毛羽焼く工程【毛焼き加工】と薬品でアルカリ処理をして表面をシルクのように艶を出す【シルケット加工】を行っており、逆にガーゼは加工を行わないことで、吸水性や風合いを出しているのです。吸水性が高いので、汗かきの赤ちゃんはもちろんのこと、汗のかきやすい暑い季節には幼稚園や小学校に通う子供や大人にもおすすめです。
一般的にガーゼハンカチと呼ばれる、ハンカチサイズは縦30㎝×横30㎝の正方形で、赤ちゃんのお世話で使用する場合もこの位のサイズがが1番使いやすいでしょう。
他に汗取り用の長方形のガーゼハンカチや、沐浴や肌掛けとしても使える大判サイズなどもあります。
ガーゼハンカチはどんな時に使う?用意する枚数は?
赤ちゃんの準備リストでも必ずと言っていいほど書いてあるガーゼハンカチ。では、実際にどんな時に使うのでしょう?
こんなに使える!ガーゼハンカチ
赤ちゃんとの生活のさまざまな場面で役に立つガーゼハンカチ。どんな時に使うの?形は長方形がいいの?正方形?ここでは使い道と便利なサイズをご説明します。
授乳時の吐き戻しや飲みこぼしに
赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲むときに、口からこぼしてしまったり、ゲップするときに急に吐き戻してしまったりすることが良くあります。そんな時に口の周りについた母乳やミルクを拭いたり、赤ちゃんのあごの下にはさんでミルクが首に垂れてこないようにするのに使えます。また、ゲップをさせるときに、ママの肩にガーゼハンカチを当てておくと、ゲップの時に吐き戻しても、洋服が汚れるのを防いでくれます。
沐浴の時に
沐浴の時にガーゼハンカチを使うと、柔らかい赤ちゃんの肌を傷つけず洗えます。また、長方形の大判サイズのものなら、赤ちゃんの体にかけて使うこともできますよ。
よだれや離乳食の口の汚れに
月齢が進むと、赤ちゃんに歯が生えてきたり、離乳食が始まったりします。そうするとよだれの量も増えてきます。よだれや離乳食の時に口が汚れたままだと肌がかぶれてしまう原因になります。そんなときにも肌触りのよいガーゼハンカチは役に立ちます。
汗をとる
赤ちゃんは意外と汗っかき。しかもまだ動けないうちは、一日中寝ていると、汗がむれてあせもができやすいです。首の後ろや服と背中の間にガーゼハンカチを挟むと、汗を吸い取ってくれ、あせも予防になります。この場合、長方形のガーゼハンカチが使いやすいのでおすすめです。
おくるみや肌掛けがわりに
大判のサイズなら、おくるみや寝るときの肌掛けにも使えます。通気性がいいので、蒸し暑い夏の季節にはぴったりの素材です。
用意しておくべき枚数は?
10枚くらいを目安に用意しておくと良いでしょう。1日に何枚も使うので、気持ち多めに用意しておくと安心です。正方形だけではなく長方形のガーゼハンカチなど、用途別に違うサイズや形のものも用意しておくと便利です。
何枚か手作りして、残りを買い足しても良いですね。
ガーゼハンカチは使う前に水洗いしておきましょう。手洗いか洗剤を使わずに洗濯機の手洗い機能を使うのがおすすめですよ。
ガーゼハンカチを手作りするときに準備する材料
ガーゼハンカチを手作りする時に必要な材料と道具などをまず用意しましょう。
●ガーゼ生地
●ミシン
●ミシン針・ミシン糸(手縫いの場合は、手縫い針・手縫い糸)
●マチ針
●定規
●裁ちばさみ・糸切ばさみ
●チャコペン
●目打ち
●アイロン・アイロン
ガーゼハンカチにおすすめのガーゼの素材は?
では、ガーゼハンカチを作る際、おすすめの素材・種類は何がいいのでしょう?
1番おすすめは、綿素材ののダブルガーゼです。
綿素材ダブルガーゼは、ガーゼを2枚重ねた生地で、ふっくらとしたソフトな生地です。2重に重ねているので、密度が高く、1枚のガーゼより丈夫で、肌にべとつかず、さわやかな肌触りです。
可愛い柄やおしゃれな柄のものもたくさんあるので、色んな柄のガーゼハンカチを作るのも楽しそうですね。
ほとんどのガーゼは、綿で作られていますが、綿麻混合のガーゼやリネンやシルク素材のガーゼなどもあります。
また、ダブルガーゼ以外に、3重や6重などのガーゼもあります。枚数が多いと、空気を含んでふんわりし、吸水性もアップするので、用途によって使い分けるのもいいと思います。
1,799円
商品の購入はこちら赤ちゃんに使うものなので、素材にこだわりたいという人には、オーガニックコットンのガーゼをおすすめします。もちろん、大人が使っても♡
とっても簡単!ガーゼハンカチの作り方
ガーゼハンカチの作り方は直線で縫うだけなので、とても簡単。ミシンを使えばあっという間にできちゃいます。お裁縫初心者の人でも簡単に手作りすることができますよ♪ 幼稚園の制服にぴったりな小さなサイズのハンカチや、意外と少ない男の子用のおしゃれなハンカチも手作りできますよ。ここでは、基本のガーゼハンカチの作り方をご説明します。
【材料】
・ダブルガーゼ(出来上がりサイズに縦横それぞれ縫い代分1㎝プラスしたもの2枚)
※出来上がりサイズ25㎝×25㎝なら、27㎝×27㎝を2枚
【必要な道具】
・ミシンとミシン糸
・裁ちばさみ
・まち針
・アイロン
・糸切りばさみ
・定規
・目打ち
・チャコペン
【作り方】
①27㎝×27㎝の生地を2枚用意します。
②生地を中表にして合わせます。
③まち針で留め、返し口を5~6㎝残して生地の端から1㎝のラインをミシンで1周縫います。チャコペンを使って縫うラインを引いておくとまっすぐ縫えます。
④縫い終わったら、4つの角を縫い目の数ミリ手前で切り落とします。
⑤縫い代を割るようにアイロンをかけます。
⑥返し口から表にひっくり返します。
⑦ひっくり返ったら、返し口からはさみやマドラーなど(先端のまるい平たいもの)を入れ、内側から辺と角を出します。
⑧目打ちなどを使って、表側から角をしっかり出します。
⑨アイロンをかけて縫い代を落ち着かせたら、四辺を生地の端から2~3㎜のラインでぐるっと1周縫います。
⑩アイロンをきれいにかけたら完成です。
ガーゼハンカチは手縫いでも出来る?
ガーゼハンカチは、もちろんミシンを使わず手縫いでも簡単にできます。ミシンより多少時間はかかりますが、赤ちゃんの事を想って、一針一針縫うと、より愛情がたっぷりのガーゼハンカチができあがると思います。
お気に入りのガーゼ生地を見つけて、手縫いで一枚作っておくと、思い入れのある記念の一枚となりますよ。
作り方は基本のガーゼハンカチの作り方を参照してください。
手作りに慣れたらアレンジに挑戦!
基本のガーゼハンカチの作り方で手作りに慣れてきたら、ちょっとアレンジを加えてみましょう。長方形にしたり、丸い形にしたり形を変えるのもありですが、基本のガーゼハンカチの作り方に少し手間を加えるだけで、可愛さやおしゃれ度がずっとアップします。自分好みの1枚を作れるのも手作りの醍醐味ですよ。もちろん手縫いでも大丈夫です。
アレンジ①切り替えのあるデザインに
柄物と無地を合わせて切り替えのあるタイプのガーゼハンカチ。作り方は基本のガーゼハンカチの作り方とほとんど一緒です。意外と簡単に作れておしゃれに見えますよ。
アレンジ②6重、8重でふんわりと
ダブルガーゼを3枚重ねて6重にしたり、4枚重ねて8重にしてふわふわの感触のガーゼハンカチを作ることも出来ます。幼稚園や学校用に子供のポケットに入る小さいサイズで作っても、ガーゼが6重、8重なので吸水力があり、しっかり水を吸い取ってくれます。
また、沐浴用のガーゼタオルとして手作りしてもかなり使えると思います。沐浴用は長方形で作ると使いやすいですよ。
アレンジ③パイピングでアクセントをつけて
ハンカチの周りを違う柄の生地でパイピングすると、ぐっとおしゃれな印象になります。大人が使ってもおしゃれな印象です。作り方はお好みの生地でハンカチの周りをぐるっと囲って縫い着けるだけです。パイピングテープを使うとより簡単ですよ。
また、パイピングの代わりにレースを縫いつけたり、縁に鉤かぎ針編みで鎖編みを施したりする作り方もあって可愛いですよ。
アレンジ④刺繍でワンポイントを
ガーゼハンカチに刺繍をするのもおすすめです。子供のお気に入りの絵柄やマークをつければ、子供もきっと大喜び!幼稚園や学校での手洗いもしっかりしてくれるかもしれません。また大人用にもイニシャルなど入れれば、オリジナル感が出ていいと思います。
自分のマークを決めて、ワンポイント刺しゅう入りの家族でお揃いのハンカチなんていうのも素敵ですね。
成長してもガーゼハンカチは色んなところで大活躍!
赤ちゃんのお世話に大活躍のガーゼハンカチ。子供が成長してもお役立ちアイテムとして活躍してくれます。
幼稚園、小学校に入れば、自分で手を洗う機会が多くなるので、吸水性が良いガーゼハンカチはおすすめです。タオルハンカチも吸水性の面では優れていますが、厚手なので、子供の小さいポケットに入れるとパンパンになってしまいます。ガーゼハンカチはタオルハンカチより薄手なので、子供のポケットにもピッタリです。手作りならポケットのサイズに合う小さいサイズや子供の手にぴったりの長方形サイズも作ることもできます。
幼稚園のお弁当ときに必要なおしぼりにも使えます。丈夫で子供に使いやすい厚さ、吸水性に優れているので、おしぼりにも向いています。
また、ガーゼハンカチをマスクにリメイクするなんてこともできちゃいます。マスク嫌いな子供でも、お気に入りの柄のマスクなら、着けてくれるかもしれません。
また、吸湿性にも優れているので、大人用マスクにリメイクするのもアリです。
使い古したガーゼハンカチをつなぎ合わせてガーゼタオルにして子供の入浴用に使ったり、肌掛けにリメイクすることもできます。
また、大人の女性用にサニタリーケースに変身出来たりと、ガーゼハンカチは、赤ちゃん以外の幼稚園・小学校、そして大人になってもハンカチとしてはもちろん、さまざまな形に変わり活躍できます。
これも手作りならではという感じですよね。
愛情たっぷりの手作りガーゼハンカチで赤ちゃんを迎えよう
赤ちゃんの事を想いながら手作りしたガーゼハンカチは、きっと一生の記念となるものと思います。
これから生まれてくる赤ちゃんにとってもママが愛情込めて手作りしたものは、成長し大人になっても親の愛情を感じるものとして宝物になるでしょう。
何か手作りしたいけど、ベビーシューズやドレスの手作りはハードルが高すぎるという人は、ぜひ、ガーゼハンカチに挑戦してみてくださいね。