無神論者とは?~日本人は無神論で無宗教なのか~

多くの日本人は特定の神様を信仰していませんが、無神論と無宗教の区別はつきますか?日本人は無宗教だとか無神論者だとか聞いたことがある人・言ったことがある人もいるかもしれません。今回は有名な無神論者が唱えたことを踏まえ、無神論者とは・無神論とは、をご紹介します。

無神論者とは?~日本人は無神論で無宗教なのか~のイメージ

目次

  1. 1無神論者とは
  2. 2無宗教と無神論者の違い
  3. 3宗教的不可知論:「神が存在するかどうか分からない」
  4. 4日本人は無神論者なのか?
  5. 5日本人は無宗教なのか?
  6. 6日本人の多くは初詣に行き葬式を出す
  7. 7日本人は仏教or神道がほとんど?
  8. 8無宗教だと思っていたら、実は宗教に入っていた
  9. 9無神論者の有名人
  10. 10無神論者は有名人以外にも世界中に存在する
  11. 11無神論者でないのに無神論者の扱いを受けた有名人
  12. 12無神論者の名言
  13. 13名言5「宗教は阿片である」
  14. 14世界的に無神論者が増えている
  15. 15無神論者の葬式はどうなるのか?
  16. 16海外で無神論者を主張すべきでない?
  17. 17おわりに:一般的な日本人は無宗教であっても無神論者ではない

無神論者とは

無神論者とは、その言葉通り無神論を主張する人のことです。簡単にいえば「神なんていない」「神は存在しない」と考える人を指します。下で取り上げますが無神論者とは無宗教とは違い、また不可知論とも異なります。

一般的に無神論者とは神が存在しないことを積極的に肯定・公言する人のことです。

無神論とは

出典: https://www.amazon.co.jp


無神論者とは、「神の存在を一切否定する」人のことです。よって無神論とは、「神の存在を否定する」考え方のこと。ただし一口に無神論と言っても非常に多様な考え方があり、「神なんて存在しない・し得ない」と言葉に出して積極的に否定するものから、「人に言うほどではないが自分自身は神を信じていない」という考え、またそもそも「神が存在するかどうかを確認する方法はない」という消極的な否定まで様々です。

神または神的な存在は存在しない、という神の存在否定ないし信仰否定つまり無神論は、概念としては有神論、一神教や単一神教と同じくらい古くから存在しました。積極的に無神論を公のものとして認められるのは18世紀以降になりますが、古い歴史のある哲学的概念です。

ちなみに昔から無神論の概念や無神論者は存在したものの、16世紀までその人たちを示す言葉はなかったと言われています。現在の無神論・無神論者を指し示す言葉は16世紀に入ってからフランスで生まれ、当時は侮辱の意味で使われていました。

無宗教と無神論者の違い

無宗教と無神論者は字面の印象こそ似ていますが、実のところ意味は全く異なります。無宗教というのは、特定の宗教を信仰していないということであり、無神論者は神の存在そのものを否定するものです。

つまり無神論者=無宗教は成り立ちますが、無宗教=無神論者は成り立ちません。特定の宗教に入っていないからといって、土壇場で「神様助けて」と思う人は少なくないでしょう。特定の宗教に属していなくとも神や超常的な存在を受け入れている・認めている人も実在します。

宗教的不可知論:「神が存在するかどうか分からない」

不可知論とは


不可知論とは、文字通り「知ることができない」「存在を認知することができない」という主張のことです。不可知論を調べると分かる通り、不可知論は「宗教的不可知論」としてよく説明されます。宗教的な意味としての不可知論は、「神的な存在を(人間は)知ることができない」という主張のことです。


所与の感覚的経験以上の実在(究極的真理・神など)を人間は知ることができないとする立場。そうした実在を有りとした上での主張と,その有無すら知れぬとする主張とがある。

不可知論と無神論者とは:不可知論と無神論・無宗教の違い

上の引用の通り、神の存在を有るとした場合での「認知することができない」という意見と、そもそも「神が存在するかすら知ることができない」という意見もあります。どちらにせよ、無神論者の意味とは違い、「神の存在の有無は分からない」という立場になります。

一方で、これまで見てきたように不可知論と無宗教の意味は当然違いますが、不可知論を主張する人が無宗教であることは有り得ます。つまり、「神がいるかどうかも分からないから特定の宗教は持たない」です。意味が通ると思います。

日本人は無神論者なのか?


日本人は無神論者である、という風評が流れた時もあります。これは海外でビザと取る時などの書類を書く際、「宗教」の欄にAtheist(無神論者)と書く人が多数いたから、と言われています。海外旅行や移住が流行った時代のネタなのかどうかは怪しいところですが、この頃から日本人は無神論者か、という議題が出てきました。

もちろん一口に日本人といっても1億人以上おり、当然ながら仏教に入っている人や神道を信仰している人、キリスト教やイスラム教、他の新興宗教に属している人もたくさんいます。しかしそれ以外の「いわゆる一般的な日本人」は神を信じているか、信仰を持っているかと尋ねてもあやふやな返事が返ってくることでしょう。

かといって「神は存在しない」と積極的に主張する人が多いかといえばそれとも違い、多くの一般的な日本人は無神論者とはいえないでしょう。

日本人は無宗教なのか?

日本人は無宗教、というのは日本人は無神論者、以上によく言われます。というのも「いわゆる大多数の日本人」は特定の宗教を信仰していない、あるいは2つ以上の宗教の行事を行ったりしているからです。例えば正月には初詣に行き、イースターにはパーティーをし、お盆には祖先を祀り、クリスマスを祝い、大晦日には煩悩を払い、葬式をあげるといった具合に。

よって、大多数の日本人がいう「無宗教」とは、「特定の宗教を厚く信仰していない」という意味であって、「宗教を持っていない」「宗教的行事を全く行なっていない」という意味とは違います。

日本人の多くは初詣に行き葬式を出す

初詣とは:神仏習合の年中行事

初詣あるいは初参りとは、年が明けてから初めて神社やお寺に参拝する行事のことです。昨年1年の感謝を捧げたり、新年の無事を祈願したりする、日本古来から行われる年中行事の1つです。

初詣は元は年籠り(としごもり)と言い、一家の長が大晦日の夜から元旦の朝にかけて社に籠って祈願する習慣だったと言われています。それがやがて大晦日の夜と元旦の朝に二分され、元旦の朝の「元旦詣」が今の初詣に変化しました。

ちなみにこの初詣の行き先は神社でも寺院もどちらでもよく、これは神仏習合(日本古来の神と外から伝来した仏教が融合した信仰のこと)に影響されていると言われています。

葬式とは:亡くなった人を弔う為の行事


葬式・葬儀とは、死んだ人を弔うための行事の1つです。葬式は多くの場合、葬式に出される人の宗教や死生観が影響されます。つまり、亡くなった人がキリスト教の場合はキリスト教式の葬式がなされ、仏教なら仏教、神道なら神道式の葬式、神葬祭が執り行われます。細かい宗派はあるものの、日本人の多くは仏教式か神道式の葬式でしょう。

葬式は宗教的な色が強い行事ではありますが、最近では無神論者の葬式として宗教色のない葬式も執り行われているようです。
 

日本人は仏教or神道がほとんど?


また、日本には初詣やお盆の行事、除夜の鐘など、多くの「宗教行事」があります。厚い信仰心がなくなんとなく風習として行っている人も多いのではないでしょうか。

文部科学省の調査によれば、日本人の8割強は仏教か神道のどちらかであると証明されています。これは日本人の多くが無宗教だと偽っているのではなく、単に無自覚な人が多いのです。これは宗教団体における信者数のカウント方法の問題です。

キリスト教やイスラム教では、洗礼を受けた=信者となります。しかし神道や仏教の神社や寺院では違い、生まれた時から生家の属する寺院に属したり、生家が属する地域によって自動的にその寺院・神社に加入することになるのです。つまり多くの日本人は、生まれながらに仏教や神道のなんらかの宗派に属していることになります。

信仰している自覚がなくとも、宗教としては仏教あるいは神道に属する、「宗教を持っている人」であると言えます。

無宗教だと思っていたら、実は宗教に入っていた

日本人あるあるですが、上で述べたように日本人の多くは生まれた時点でどこかの宗教に属しています。ほとんどの場合戒律などもなく、何も知らずに年中行事を習慣のように受け止めていますが、実はいずれかの神社や寺院の宗派に属しています。

キリスト教などと違い、洗礼を受けて初めて信徒になるわけでもないので、確認するまで自分の宗派どころかそもそも信徒であることすら知らないかもしれません。

無神論者の有名人

無神論者が奇異の目で見られる、と言われた時代もありましたが、実は無神論者であった偉人・有名人はいました。数こそ今よりも少なくとも、神の存在を否定あるいは疑問視した人々は実在したのです。

世界的あるいは歴史的に有名人である無神論者には、哲学者や物理学者、また小説家が多く見られます。その多くは考えることを生業としている人ばかりです。

有名人1:カール・マルクス(経済学者)

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カール・マルクスはドイツ(当時はプロイセン)出身の経済学者です。経済学者としていっとう有名ですが、彼は哲学者であり思想家であり革命家でもあります。その人生の多くを亡命者として過ごし、生涯を通して貧困であったと言われています。

生前はあまり著名ではありませんでしたが、彼の死後彼の著書や社会活動が評価され、現在では「マルクス主義」として20世紀以降の政治や思想に大きな影響を与えました。

カール・マルクスは『ヘーゲル法哲学批判序説』など自身の著書の中で、宗教は辛い現実社会に生きる人々が苦痛を緩和したり逃げるために作られたとし、宗教を阿片(あへん:麻薬)であると書いています。

有名人2:リチャード・P・ファインマン(物理学者)

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1965年にノーベル物理学賞を受賞したアメリカの物理学者。彼が書いた物理学の教科書『ファインマン物理学』は世界的に評価されました。またユニークな人柄であり、本業の物理学はもとより『ご冗談でしょう、ファインマンさん』などのユーモラスなエッセイで有名です。

幼い頃から科学的な素養があり、また父親の影響で身分の上下で頭を下げず、「法王だろうが同じ人間であり違いは着ている服のみ」という考え方を引き継いだと言われています。

さらに彼は11~12歳頃にはもともと納得しきれていなかった神の奇跡に対して整合性がとれず、結局は宗教を嫌いになり、この頃から無神論を積極的に公言するようになりました。

有名人3:スティーヴン・ワインバーグ(物理学者)

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1979年にノーベル物理学賞を受賞したアメリカの物理学者。ワインバーグ=サラム理論(弱い相互作用と電磁相互作用を統合する理論)を他2人と共に完成させました。

彼はたびたび科学と宗教の関係について言及し、また宗教や信仰について「科学を妨げるもの」や「人類の尊厳への侮辱」などと苦言を呈したりすることもありました。

有名人4:アーサー・C・クラーク(小説家)

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イギリスの人気SF作家。SF作家の大御所であり、一時期はロバート・A・ハインラインやアイザック・アシモフとともにSF界のビッグスリーなどと称されていました。

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クラーク作品には宗教的なテーマが頻繁に見られています。空軍に入隊した際の認識票には「汎神論者」と記したとされていますが、のちの新聞インタビューでは「神も来世も信じていない」と言い無神論者であると述べています。またある時は「隠れ仏教徒」と言い「仏教は宗教ではない」と主張し、さらにクラークは自身の葬儀について、「あらゆる種類の宗教的儀式を葬儀で行うな」と指示していました。

有名人5:ジークムント・フロイト(精神分析学者)

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今や夢分析などで有名人となっているオーストリアの精神分析学者であり、精神科医学者、精神科医。中でも精神分析学は彼が創始したと言われ、精神分析を広く用いる現代思想に大きな影響を与えました。

フロイトは終生精神と脳の働きの関連を科学的に解明することを目標としており、終生無神論者でした。宗教や宗教的なものを厳しく拒否したと言われています。

無神論者は有名人以外にも世界中に存在する


上に挙げた他にも、非常にたくさんの無神論者の有名人がいます。そしてそれ以上に、有名人でなくとも無神論者はいました。上で述べた通り、無神論は「無神論」という名前や定義こそされたのは遅いですが、有神論と同じくらい昔から「神を信じていない」「神の存在を疑っている」無神論者は少なからず存在してきています。

無神論者でないのに無神論者の扱いを受けた有名人

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また、実際には無神論者ではない、あるいは無神論者かどうか明確でなくとも、その時代や国家の宗教観と一致しない思想は糾弾されました。

名前だけは誰でも知っている有名人ソクラテスも「神を信じずに青年を惑わした」と非難されたり、哲学者として有名人であるスピノザも、当時その国の宗教にそぐわなかった為に無神論者だと非難されています。

無神論者の名言

名言1「神は死んだ!」

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あまりにも有名なフレーズ「神は死んだ」は、これまた名言集などで最近も有名人となったフリードリヒ・ニーチェの著書『悦ばしき知識』に出てくるセリフで、ニヒリズムを表現する言葉として広く引用されています。ニーチェが直接述べた言葉ではないものの、当時の信仰のあり方を否定しました。

またこの「神は死んだ」の意味については様々な解釈がなされており、この言葉は非常に有名になりニーチェも無神論者と言われているものの、この言葉=無神論という意味ではないとも言われています。

名言2「信仰とは真実を知りたくないという意味である」

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同じくニーチェの名言。信仰や神という言葉によって曖昧にされるものは現代でも多くあります。厳しい意味を持つ名言となっています。

名言3「人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことである」


上で紹介しているSF作家のアーサー・C・クラークの残した名言。複雑な宗教観を持った彼がある雑誌のインタビューで語った言葉です。


人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ。

名言4「宗教とは幻想である」

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精神分析学者ジークムント・フロイトの残した名言。彼は生涯を通して無神論者であり、宗教や宗教的なものを厳しく拒否し続けたと言われています。


宗教は幻想である。そしてそれは本能的な欲望と調和してしまう力を秘め持っている

名言5「宗教は阿片である」

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上でも取り上げた経済学者カール・マルクスの残した名言。宗教はあくまで社会の苦痛から逃れる為の精神安定剤、アヘンと同等であると主張しています。


宗教は抑圧された生き物のため息であり、心なき世界の心であり、また、それが魂なき状態の心情であると等しく、…つまり、それは民衆の阿片アヘンである

世界的に無神論者が増えている


数年前から、世界的に無神論者が増加していると話題になっています。宗教色の強かったヨーロッパでも、今では日曜日に協会に行く人が減り、資金が不足して売却された協会も少なくありません。あまり宗教的活動に意味を見出せなくなったのかもしれません。


ヨーロッパは歴史を語る上でもキリスト教と切っても切り離せないほど宗教が重要視された地域であり、協会税が当然のように給料からの天引きの税金であったり、安息日には法律によって店が閉まるといった宗教色の非常に強い地方も少なくありませんでした。しかし近年では信仰心が薄れ、無宗教や無神論者を名乗る人も増えています。

無神論者の葬式はどうなるのか?


葬儀は当然ながら弔われる本人ではなく、残された人間が執り行うものです。よって、究極には本人の宗教がなくとも残された側の家の宗教などによって葬儀が行われることもあります。特に特定の宗教に属していることが明確出ない限り、本人の信仰心に関係なく家族や家が属する地域のお寺や神社で仏式または神道式で行われることでしょう。

ただし、本人が存命中に葬儀の方法を指定した場合は、希望に沿った葬儀が執り行われます。上で紹介したアーサー・C・クラークをはじめ、「あらゆる宗教的儀式のない葬儀」を行う人も存在します。最近では単に好きな音楽を流したりして見送り・火葬のみ、という方もいるようです。

無宗教または無神論者には特定の宗教的な儀礼を行わなければならない、といった制約がないぶん、「何かをしなければならない」「何かをしてはならない」といったものありません。最低限の埋葬と手続きが行われれば問題ないようです。

海外で無神論者を主張すべきでない?

無神論者を主張したら変な目で見られる、は昔の話

もう何年も前から、海外で「無神論者・無宗教と言ったら変な顔された」「人としておかしいと言われた」「非難された」なんて話がありました。この話が広まった結果、海外で宗教を聞かれた際には無難になんらかの宗教を答えた方が良い、という声もありました。
 

自分のスタンスを理解しておくのが大事:無神論者とは、無宗教との違いとは...

しかし現在では無神論者もそこまで奇異の目で見られませんし、正直に話しても問題はありません。しかしこれまでも言っているように、大多数の日本人は無神論者というよりは不可知論であったり、無宗教疑惑がある程度です。単なる習慣でも宗教的行事に関わっている以上、無宗教というよりは「熱心でない信徒」扱いでしょう。

無神論者とは、日本の宗教とは、なんて説明する必要はありませんが、八百万の神や神道、文化として定着している宗教行事を理解していると説明しやすいです。

おわりに:一般的な日本人は無宗教であっても無神論者ではない

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いかがでしたでしょうか。日本人はよく無宗教だと言われたりしますが、実は高確率でなんらかの宗教に無自覚ながらも属しています。また精神的にも、無意識になんらかの神様を信じていたりします。多くの場合、少なくとも無神論者とは違い、おそらく無宗教ですらないでしょう。それこそ不可知論を主張しても良いかもしれません。


一度自分の実家がどこの宗教に属しているのかを確認してみるのも手です。これまでの年中行事などを振り返って、それでも無宗教あるいは無神論者だと主張するならそれもアリです。多くの日本人が属する神道や仏教もとても多くの宗派があります。結婚などによって宗教が無自覚に変わっている事もあるので、興味が沸いたら一度調べてみてください!

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