2021年07月01日公開
2021年07月01日更新
オッドアイの日本人が生まれる原因・確率は?有名人では奥菜恵だけ?【画像】
オッドアイは左右の目の色が違う症状ですが、原因はいろいろあり、日本人にでもオッドアイの人はいます。目の色を作っているのはメラニンですが、左右の目にメラニンの量に違いがあることがオッドアイの原因になることが多いです。日本人のオッドアイもそれが原因です。
目次
日本人のオッドアイでは奥菜恵が有名、その原因は?
たしかに言われてみれば左右の目の色が違う!?
左右の目の色が違うオッドアイですが、日本人では奥菜恵さんがオッドアイで有名です。奥菜恵さんは片方の眼球が黒で、もう片方が茶色というオッドアイです。
奥菜恵さんのオッドアイは先天的なもので、生まれつき左右の目のメラニン量が異なったからオッドアイになっています。
人の肌や髪の色もメラニン量で決まります。たとえば黒人はメラニンの量が多いから肌が黒く、逆に白人は少ないから白くなります。
若い頃は美少女という感じでした。
顔が変わったと話題になっていましたね。
大人っぽい雰囲気もいいと思います。
出典: http://jinfo.jp
原因はわかったが日本人がオッドアイになる確率は?
白人はオッドアイが日本人よりも多く、またメラニンがもともと少ないので色の違いがわかりやすい。
オッドアイになる確率は、白人では0.06%、日本人では0.01%と言われています。日本人も1万人に1人はオッドアイということですね。しかし、オッドアイと言っても日本人の場合は瞳の色がもともと真っ黒なので、片方だけが多少茶色みがかっている程度の場合がほとんどです。そのため、言われなければよくわかりません。
もしかしたらみなさんの周囲にも多少左右で瞳の色が異なるオッドアイの人がいるかもしれませんが、あまり気にもならないでしょう。
アニメキャラにはオッドアイのキャラは多いですよね。
アニメキャラの場合はなんとなく神秘性が高まります。
オッドアイの原因には後天的なものもある!日本人にもいる
目は人間にとって重要な器官のわりに物理的な刺激に弱いです。
これだけ重要な器官が急所っておかしいですよね。
オッドアイの原因の多くは先天的に左右の目のメラニン量が異なることです。日本人の奥菜恵さんもそうです。
しかし、先天的にはオッドアイでなくとも、後天的にオッドアイになる人もいます。日本人でもそういう症例を持つ人はいます。
後天的にオッドアイになる原因ですが、緑内障や、外的に視神経に傷を負うことによって、片方の目のメラニン量が減少することが原因になります。
メラニンを生成する機能が片方の目だけ落ちてしまうとオッドアイになります。
先天的にオッドアイの場合は特に問題ないのですが、後天的にオッドアイになっている場合は病院で検査を受けた方が良いでしょう。急にオッドアイになっている場合は緑内障の可能性もあります。
日本人でも今後オッドアイになる人間が増える!?その原因とは
未来人は細身で頭が大きいらしい。
現代人の生活は昔に比べて室内が中心になっています。そして、今後バーチャル技術が発展すればますますその傾向は強まるでしょう。
その結果、日光を浴びる機会が減るので、メラニンの生成量が減ります。肌も白くなりますし、眼球の色も薄い色に変わっていくでしょう。そうするとその過程でオッドアイになる日本人が増えることが予想されています。
オッドアイに限った話でも日本人に限った話でもありませんが、人間の生活が変化することは、人間の体の構造を変える原因になります。もちろんそれが障害というわけではありませんし、生活の利便性の向上に合わせて進化させる部分と退化させる部分を切り分けることは悪いことではないでしょう。
こんな未来人はいやだ。
オッドアイは日本人だけじゃない!動物にも多いが原因は人間と同じ
白猫はオッドアイが多い
日本人でも他の人間でもオッドアイはいますが、その原因は先天的なものもあれば後天的なものもあるという話でした。
そして、動物にもオッドアイは多く、特に白猫にオッドアイが多いです。
白猫にオッドアイが多い原因ですが、これはメラニンが少ないからです。もともとメラニンの量が少ない白猫はオッドアイになりやすい生体をもっているのです。
4匹に1匹はオッドアイと言われているくらいで、白猫の画像を画像検索すれば多くのオッドアイの白猫が見られるでしょう。白猫好きの間ではむしろ猫それぞれオッドアイによって目の色が違うところが好きという人間もいるくらいです。
障害ではないですし、視力には影響がないので白猫のチャームポイントにもなります。
双子の猫の場合はオッドアイの出方も似ていますね。
珍しい色です
出典: http://cureco.jp
オッドアイに憧れる日本人とその原因
カラコンでオッドアイ風にする日本人
日本人は個性や無個性という発想をしやすいので、オッドアイは個性的ということになります。
人はそれぞれ違うから個性とか考える必要がないと考えているアメリカでは、みんな適当な服装で、また被っていても気にしなかったりします。
しかし、日本人は無個性と言われてきたコンプレックスからか個性的であることを好む人もいます。逆に目立つことを極端に嫌う人もいますね。
どっちにしても個性、無個性の話になりやすいということです。
そして、オッドアイというのは個性の象徴的なものにもなるので、カラコンでオッドアイ風にする人もいます。
浮くのも嫌だけど埋没するのも嫌だというような感じ
オッドアイはそれほど意識するほどの原因もないし日本人は気にしすぎかも!?
アルビノはかなり特殊かも
特にオッドアイは障害というわけでもありませんし、視力にも問題ない場合が多いです。メラニンが少ないので多少眼球が光に弱い可能性はありますが、日本人のオッドアイでも白人の平均よりは眼球は光に強いでしょう。
見た目もそんなに気にならない場合がほとんです。
なかにはアルビノと呼ばれる症状があり、これはオッドアイと同じメラニン不足が原因ですが、全身のメラニンが不足しています。その結果、真っ白な体になっています。メラニンが不足している以外は同じ人間ですし、障害というわけでもないのですが、本物のアルビノは外見上普通の人間とけっこう違う感じがしますね。
同じアルビノでも国によってモデルになれたり、逆に差別されたりしています。
オッドアイの場合はそこまで普通の人間と区別されることはありません。
逆にメラニンが多いとメラニズムになる。
これはアルビノとは逆に真っ黒の人間になります。
価値観が多様化している現代社会
そういうことです
最近は人種による違いを気にすることも減っていますし、日本人でも何人でも同じような扱いになりつつあります。また職業などもいい学校に行っていい会社という時代でもないです。
何が正解ということもなくて、先天的に障害のある人も後天的に障害者になった人も人それぞれで、みんな本物だ、という感じの価値観になりつつあります。
昔はお国のためでなければならない、ということや、立派な人間、という明確な定義のようなものもありました。
今は同性愛も堂々とテレビで公言していたりしますし、価値観も広いわけです。
これだけインターネットが普及していて、世界中の情報をみんなが見られる時代なので、固定観念的な思想を持つ人はおそらく情報に触れていない人くらいのものでしょう。そういうことなので、みんなちがってみんないい、というようなことでしょう。
昭和初期はお国のために
昭和後期はエリートサラリーマンが良かった
最近はこういう人が多いですね。
ノマドワーカーとして自由になりました、みたいなことです。
まとめ
オッドアイは人間の場合高い確率でなるものではありませんが、障害というわけでもありませんし、視力にも影響がない場合がほとんどです。多少外見が異なるだけです。
そして、今の時代は価値観が多様化しているので、あえてオッドアイ風のカラコンを入れて、キャラ作りするようなこともありでしょう。
本物のオッドアイでなければならないというルールもないですし、キャラ作りは重要かもしれませんね。
価値観が多様化しすぎて逆にキャラ作りに困る人が後を絶ちません。
正解がないというのはある意味難しいということなのかも。
選択肢が多すぎて逆に困る就活生も多いようです。
当然と言えば当然かもしれません。