「フラッカ」とかいうゾンビ化する薬物がヤバい!日本 広島にも上陸⁉

フラッカという薬物がアメリカで事件を引き起こしています。フラッカは人がゾンビ化すると言われていて、症状も叫び・走り・襲い掛かるというまるでゾンビ映画さながらです。ではゾンビ化する薬物「フラッカ」は日本に存在するのでしょうか?

「フラッカ」とかいうゾンビ化する薬物がヤバい!日本 広島にも上陸⁉のイメージ

目次

  1. 1ゾンビになる薬物が存在する!?
  2. 2ゾンビ化する薬物「フラッカ」とは?
  3. 3薬物としての症状はゾンビ化!?
  4. 4フラッカに含まれる成分
  5. 5本当か嘘か!?フラッカでゾンビ化する?
  6. 6フラッカでゾンビ化した人達の動画
  7. 7副作用だらけの薬物・フラッカ
  8. 8フラッカの入手ルート・購入時の値段は?
  9. 9ゾンビ薬物・フラッカは日本の広島にもあった!?
  10. 10フラッカでゾンビ化した人による事件
  11. 11ゾンビ化する薬物フラッカについて:まとめ

ゾンビになる薬物が存在する!?

出典: https://www.pinterest.jp

近年新種の薬物が出回っているという噂が出ています。
その薬物の名前を「フラッカ」と言って、服用するとゾンビ化してしまうという恐ろしい症状があります。
そんな映画やゲームの中の出来事の様な薬物が本当に存在するのでしょうか?

出典: http://www.gatag.net

今回はそんなゾンビ化する薬物フラッカについてご紹介します。

フラッカの症状や成分は?どれくらいの値段で購入出来るのか?
フラッカによって起きた事件とは?

そして日本の広島にフラッカが流通しているという噂などについて迫ってみました。

ゾンビ化する薬物「フラッカ」とは?

フラッカはアメリカを中心に流通している薬物です。とても信じられませんがフラッカを服用すると使用者がゾンビ化してしまうと言われています。

花の様な名前だが、、

出典: http://www.kttn.com

「フラッカ」と聞くと花の名前の様に思えます。フラッカの名前の由来はスペイン語の「美しい女性」という意味から来ています。
しかし実際のフラッカにはそんな綺麗なネーミングとは全く違った症状や副作用が存在します。

薬物としての症状はゾンビ化!?

幻覚を見る薬物

出典: http://free-images.gatag.net

ゾンビ化する薬物「フラッカ」は服用するととんでもない症状を引き起こしてしまいます。

まずフラッカの主な症状は幻覚症状です。


フラッカを服用した人は摂取したらすぐに幻覚症状が見えるようになります。
フラッカが及ぼす幻覚は何かに襲われているかのような恐怖を煽るものが多いです。
そのためフラッカの服用者は急に叫び出したリ、走り回ったり、襲い掛かったりします。

出典: http://onikowa.com

フラッカの使用者は行動に見境いが無くなります。

そのため公衆の面前でいきなり大声で叫んだり、全力で走り回って時には車と衝突したり、周囲の人や物に攻撃を加えたりします。
この時の使用者は何かに命を狙われている様な幻覚症状を見ているのでとても危険な状態です。

またフラッカの症状として体温が40℃まで上がる症状もあるので衣服を脱ぎたがります。
感覚が麻痺しているためスタンガンで攻撃しても効かず、症状には持続性があるので2週間以上はフラッカの症状が見られるそうです。

フラッカに含まれる成分

危険な成分・αーPVP

出典: https://bedfordviewedenvalenews.co.za

ゾンビ化する薬物「フラッカ」は毒性が強い合成麻薬です。

フラッカには「αーPVP」という成分が入っており、これにより使用者がゾンビ化すると言われています。
「αーPVP」はフラッカ以外の薬物の成分としても使用されているようです。

出典: https://southlandssun.co.za

フラッカは白またはピンク色の粉末状の形をしています。

フラッカを摂取する際は薬物をそのまま飲むかパイプから煙を吸い込む方法があります。フラッカは人為的に依存症を高めた合成薬物なのでとても危険です。

フラッカは単純な成分だから簡単に作れてしまう!?

フラッカの主成分はα-PVPと呼ばれるものです。化学構造は以下の通りです。化学者の目から見ても、これはある原料から1段階で簡単に合成できそう。安いというのも納得できる。作ったら犯罪だけどね。 pic.twitter.com/KxrlXdvZZ0
— 相田 高 (@mad_chemist1) October 3, 2017

本当か嘘か!?フラッカでゾンビ化する?

ゾンビ化する薬物「フラッカ」は摂取すると本当にゾンビ化してしまうのでしょうか?

ゾンビの様になるだけ。だが十分怖い!

出典: https://jp.freepik.com

にわかに信じがたい話ですが、実際にフラッカを服用した人はゾンビ化してしまっています。

ただ、ゾンビとは自分の体の力で勝手に動き出す死者の事を意味します。
フラッカの服用者は必ず死ぬわけではありません。結果的に服用後に死ぬこともありますが必ずしも死ぬわけではありません。
そのためフラッカのゾンビ化とは正確に言うと「ゾンビの様になる」事を意味します。

フラッカでゾンビ化した人達の動画

なのであくまでもゾンビの様になるだけです。
しかし実際に動画をご覧いただければ分かりますが、フラッカの服用者には恐るべき症状が見られます。
こちらはアメリカで実在したフラッカの服用者を収めた動画ですが走る、叫ぶ、車に突っ込むなど常識では考えられないような行動に出ています。
これを見ると「ゾンビ化」という言葉はあながち間違いではないと思えてしまいます。

フラッカでゾンビ化した人達の動画

ここからは実際にフラッカを使用した人達の動画をご紹介します。

ゾンビ化した女性

こちらはフラッカを服用した女性が駅のホームで暴れまわっている動画です。女性が急に叫び出して、地面を這うようにして動き回り、最終的に撮影者に襲い掛かっています。
その動きはまるでゾンビ映画に出て来るゾンビの様です。

叫び続ける男性

こちらは建物の中にいるフラッカの服用者の動画です。男性が膝立ちの状態で何やら叫んでいます。恐らく叫んでいる言葉に特に意味は無いのでしょう。
もしかしたらこの男性はフラッカのせいで何かの化け物に襲われている幻覚を見ているのかもしれません。

暴力的な女性

こちらは電車内で撮影された動画です。椅子に座っていた女性の様子が次第におかしくなり隣の男性に喧嘩を仕掛けています。その様子は女性とは思えないような暴力的な態度で、最終的には警察によって取り押さえられています。

フラッカの服用者は主にこれら様な症状が見られます。
「叫ぶ」「走る」「暴力をふるう」などの様子がよく見られて、まさにゾンビ化しているといって過言ではないでしょう。

副作用だらけの薬物・フラッカ

ドラッグ指定されている薬物には副作用が発生することがあります。
しかしフラッカの場合、効果そのものが副作用であるとも言えます。

フラッカは副作用しかないドラッグ!?

出典: http://www.ksdk.com

有名な薬物であるマリファナの場合、服用すると意識が鈍くなって一種のリラックス効果を味わえます。
コカインや覚醒剤の場合、脳を刺激して興奮物質を大量に分泌させるので一時的に活発的になります。
その反面「バッドトリップ」と呼ばれる副作用があります。

バッドトリップとは幻覚や幻聴が聞こえたり、頭痛、嘔吐、脱力感と言った症状が起こります。
このことが薬物は体に悪いとされる原因でもあります。

出典: http://aforeverrecovery.com

通常、薬物の常用者は一時的な快楽や興奮を得る引き換えに、副作用によって体や人格が蝕まれ壊わされてしまいます。

しかしフラッカの場合快楽や興奮などの類は一切ありません。服用してスグに幻覚症状を覚えてゾンビ化してしまいます。
そのためフラッカの場合、症状そのものが副作用であると言えます。

フラッカの入手ルート・購入時の値段は?

製造元は中国。流通はアメリカ

出典: https://www.aboutstark.com

ゾンビ化する薬物「フラッカ」はアメリカで流通しており、フラッカによる事件もアメリカで起きた物ばかりです。しかしフラッカの原産は中国です。

フラッカは中国で製造されています。そして「研究用化学物質」という名目でアメリカに輸出しています。
アメリカ国内ではこのフラッカをインターネットを通じて密かに販売しています。
まれに人がいないような場所で、薬物の売人から直接購入することもあるようです。

これらのフラッカの流通・購入はアメリカ国内にて2014年頃から始まっています。

安価で購入できる

出典: https://www.findatopdoc.com

フラッカはゾンビ化するという症状も恐ろしいですが、もう一つ恐ろしい要素があります。それは「安い値段で購入出来る」ことです。

フラッカがアメリカで販売される際の値段は1回3ドル(約350円)なのだそうです。
1キロで販売する際も1500ドル(約17万円)で購入することが出来ます。これはアメリカの薬物市場を大きく占めるコカインの15分の1の値段です。
そのためフラッカは「5ドルの狂気」と呼ばれていて誰でも購入することが出来てしまいます。実際にフラッカの服用者は貧困層の人々やホームレスが多いそうです。

ゾンビ薬物・フラッカは日本の広島にもあった!?

アメリカ国内で流通しているゾンビ化する薬物「フラッカ」ですが日本には存在するのでしょうか?

もし日本にフラッカが流通しているのであれば、動画内で起きた様な出来事が私達の近辺でも発生してしまう恐れがあります。しかし現状ではフラッカは日本には来ていないようです。

フラッカに似た薬物・バスソルト

出典: http://bigkahunahawaii.blogspot.jp

現在フラッカは日本には来ていません。しかしフラッカに似た様な薬物は広島で確認されています。

フラッカに似た様な症状で広島にある薬物は「バスソルト」や「メリーちゃん」という名前で呼ばれています。
バスソルト・メリーちゃんは数年前に広島で密かに流通していた薬物で、服用すると間違いなくバッドトリップを引き起こしていたそうです。
またバスソルト・メリーちゃんにはフラッカと同じ成分である「αーPVP」が含まれているのでフラッカにかなり近い薬物であると言えます。

フラッカでゾンビ化した人による事件

ゾンビ化する薬物「フラッカ」はかつてフロリダで大きな事件となっています。

フロリダを中心に多数の事件

出典: http://free-photos.gatag.net

フラッカはアメリカで広まっていますが特にフロリダが大きく影響を受けているようです。
(*画像はイメージです)

2014年にはフロリダ州内でフラッカが原因とされる事件が年間190件も発生しています。その内事件による死者は18人が記録されています。
フロリダでのフラッカ服用者による事件は、前述した通り「急に全裸になって公道を全力疾走する」「ホームレスが駐車場で暴れながら車のガラスを破る」などの常軌を逸した行動が記録されています。

バスソルトでゾンビ化した人が顔に噛み付く!?事件

出典: https://www.seeker.com

またフラッカと似た広島でも流通していた薬物「バスソルト」による事件もフロリダで発生しています。

2012年5月26日にマイアミ州のマッカーサー・コーズウェイ橋の歩道で男性が人の顔を噛みちぎるという事件が発生しました。

この時に出動した警察の発砲により加害者は死亡し、被害者は顔に大きな怪我を負う重体となりました。
死亡した加害者からはフラッカやバスソルトの成分である「αーPVP」が検出されています。

やがてαーPVPの規制へ

フラッカやバスソルトの成分である「αーPVP」は2010年頃から脱法ドラッグとして流通しています。それから数年間に渡って人がゾンビ化するような事件が多数発生しました。
その後2013年から「αーPVP」を主成分とするドラッグに規制がかかったことにより以前に比べて被害はおさまりました。
しかし完全に流通がなくなったわけではないようです。

ゾンビ化する薬物フラッカについて:まとめ

人がゾンビ化する薬物「フラッカ」は本当に人がゾンビになったかのような症状が発生してしまう極めて危険な薬物です。
幸い日本にはまだ流通していないようですが、かつて広島にバスソルトという似た様な薬物があったため注意が必要です。

フラッカだけでなく全てのドラッグや薬物などには、絶対関わらないようにしましょう。

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