2021年08月30日公開
2021年08月30日更新
生涯処女の割合は?年齢別の処女率を調査|処女増加の背景とは
近年処女率の割合が増加していると言われていますが、ひと口に「処女」といっても幅広いタイプがいるのです。この記事では、年齢別の処女率の割合や処女増加の背景、そして、処女卒業のための近道など、魅力を磨いて出会いを求める女性にエールを贈ります。
目次
処女率の割合が増加しているって本当?
近年処女率の割合が増加していると言われています。そもそも恋愛経験がない女性の割合も増えているのは事実です。
処女率の割合が増加している理由はさまざまですが、彼氏が欲しいけど出会いがないという女性もいれば、セックスや恋愛に興味がないという女性もいます。もちろん生き方は自由なので、少子化を理由に処女率の割合が増加傾向にあることを批判するのは間違いでしょう。
男性も「結婚はコスパが悪い」と悟りを開いてしまっている人がいるので、男性がセックスに興味がなければ、当然女性がセックスするチャンスも減り、処女率増加に拍車をかけている可能性はあります。
大事なことは、処女がダメということはないので、そこは慎重に言葉を選びたいものです。
【年齢別】処女の割合
感覚的な想像ではなく、実際に処女がどれくらいの割合でいるのか、また、年齢別の処女率の割合を見てみましょう。
厚生労働省では出生動向基本調査を行っていますが、2002年~2015年の未婚女性の処女率の割合を表にまとめてみました。
2002年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | |
---|---|---|---|---|
18-19歳 | 62.9% | 62.5% | 68.1% | 74.5% |
20-24歳 | 38.3% | 36.3% | 40.1% | 64.5% |
25-29歳 | 26.3% | 25.1% | 29.3% | 32.6% |
30-34歳 | 26.6% | 26.7% | 23.8% | 31.3% |
35-39歳 | 28.4% | 21.6% | 25.5% | 33.4% |
数字を見ると、やはり近年になってから処女率が増加傾向にあることがわかります。10代、20代、30代のいずれも処女率の割合が高くなっていますが、その原因はどういうところにあるのでしょうか。
「生涯処女」という女性の割合は?
35歳~39歳の処女率の割合が約3割ということですが、40代になって急に処女率が下がるとも考えにくいので、40歳以上の処女率の割合も約3割と推測できるでしょう。ただ、生涯処女かどうかはわかりません。50代で初婚の人もいるし、結婚しなくても初体験する人はいるでしょう。
昔に比べたら、今の40代50代は本当に若くて素敵な女性が多いです。むしろ30代の若い女性に対して「おばさん」などと言う男性は時代感覚がずれていると言っても過言でありません。
「20歳過ぎて処女は珍しい」という世間的な風潮も処女率増加の要因になっています。10代の処女は生娘と言われて男性からも重んじられますが、40代で処女とはとても言えず、ひたすら隠すようになるので、余計に処女卒業のチャンスから遠ざかり、処女率が増加します。
処女率の割合が増加している原因
処女率の割合が増加している原因は結構あります。一時期、草食系男子という言葉が流行りましたが、草食系女子がいることもわかりました。肉食女子と正反対で、異性との関わりに消極的な女性の割合が増えています。
また、同世代の友達が結婚生活の苦悩を語る姿を見て、結婚に夢を見なくなる女性の割合も増えているのです。既婚女性が毎回愚痴のオンパレードでは「結婚=幸福」ではないという思いが募るのも無理はないでしょう。
夫の浮気や姑とも不仲、子育ての辛さや教育費の負担を聞かされ、結婚生活があまり幸福ではなさそうに見えるのも、未婚率と処女率の割合が増加している原因の一つといえます。
これらは全体的な原因の一部ですが、今回は多くある原因の中から5つ代表的なものを選んで紹介します。
処女率増加の原因①出会いがない
今は処女でも恋人が欲しいし、好きな人ができたらセックスをして処女を卒業したいという女性は多いです。素敵な出会いがあれば結婚して子供を生み、愛する人と幸福な結婚生活を送りたいという願望があります。
しかし、出会いがないから恋人ができません。仕事が忙しければ、会社と家庭の往復で遊ぶ時間もなければ、当然出会いのチャンスも少なくなります。職場に既婚男性しかいなければ職場恋愛も難しく、処女のまま年齢を重ねて焦っている女性は結構います。
出会い系サイトや恋活・婚活のイベントに参加する方法もありますが、詐欺など悪いイメージを抱いている女性は躊躇するでしょう。
「彼氏がいないのは出会いがないから」と語る処女の女性は結構多く、処女率の割合が増加している原因になっています。
処女率増加の原因②面倒くさい
「結婚したい」という願望がある処女の女性と違い、始めから恋愛に興味がなく、セックスしたいとも思わない女性の割合も近年増えてきました。
恋愛自体が「面倒くさい」と言ってしまう女性からすれば、処女率の割合というテーマ自体「大きなお世話」と感じています。
人がどういう人生を歩むかは本人が決めることです。国のために子供を生むわけではありません。そこを勘違いしたら大変なことになります。
本来、生涯独身でも生涯処女でも自由のはずです。処女でいることは別に悪いわけではないというのが大前提です。
確かに「恋愛は面倒くさい」「何で結婚しなくてはいけないの?」という意見は10代~30代の年齢で増えました。ゆとり世代やサトリ世代という決めつけは良くないですが、達観してしまっている人は男女ともにいます。
処女率増加の原因③焦っていない
生涯処女のつもりはなく、そのうち良い縁があれば処女を卒業するだろうと焦っていない女性もいます。
ルックスも悪くなく、結構自分に自信があるタイプの女性は、その気になれば結婚できると思っているので焦っていません。
昔は25歳くらいが結婚適齢期と言われていましたが、今は「結婚適齢期」という言葉自体が死語なのではないでしょうか。30代後半でも独身の割合が多いので、結構年齢が行っても焦らないで済む原因になっています。
昭和の時代は近所にいわゆる「おせっかい」な人がいて、独身の男性と女性を無理やり結びつけたりしました。
しかし、今は不干渉が主流の時代ですから、独身を満喫しやすい環境にあります。それも処女率の割合を増やす原因になっているのは確かでしょう。
処女率増加の原因④男性の貧困
処女率の割合が増えている原因の中でも深刻なのが貧困です。男性は、妻子を養うという思いが強いので、薄給では結婚どころではないと考え、積極的にプロポーズできません。
男性に高収入を望む女性は多いし、テレビも金持ちを賛嘆する風潮にあるので、貧困が独身の割合を増加させている原因になっています。
責任感の強い男性は、結婚できないのにセックスしようとは思いません。100%の避妊方法はないので、結婚する気がないのに妊娠の可能性があるセックスは避けます。
処女を卒業するためには男性がいないと無理なので、男性の貧困は間接的に処女率の割合を増加させています。
処女率増加の原因⑤処女の割合そのものが原因?
「20歳を過ぎて処女はおかしい」とは、どこで聞いたのでしょうか。言うまでもなく学校ではそんなことを教えていません。
処女率の割合を表などで見た時に、30代の処女率が3割と聞いて皆驚くのは、自然に「30歳で処女はないでしょう」という考え方が定着している証拠です。
30代の女性と出会った男性が、処女と知った瞬間に逃げ腰になってしまうのも処女率増加の原因になっています。実際には、たまたまその年齢まで縁やチャンスがなかっただけでも、男性のほうが勝手に「何かあるのではないか?」と勘繰ってしまう傾向にあります。
「地雷を踏んだ」という言葉もあるように、世間的に「30歳過ぎて処女はない」というマイナスイメージがあるため、本人が信念を持っていても肝心要な男性のほうが「俺責任取る自信ない」「重い」と引いてしまうのです。
処女を捨てられない女性の特徴
「処女率の割合が増加している原因」とテーマは似ていますが、今度は処女を卒業したいのにできない女性の特徴を見てみましょう。
恋愛やセックスに興味がなく、生涯処女でも構わないという強気の女性もいるので、他人が生き方にまで口を挟むことはできません。
そういう女性ではなく、処女を卒業したいけどできない女性に関しては、有意義なアドバイスをして応援してあげる優しさが大事で、バカにするような人間は間違っています。
では、処女女性の特徴を挙げながら、処女卒業の近道も同時に考えてみましょう。
処女女性の特徴①理想が高い
恋愛で理想のタイプを求めるのは非常に大切なことです。妥協して後悔するよりも、とことん理想の相手を探すことが結果的に良い場合があります。なぜなら「好き」という感情こそが長く付き合う力になるので、恋愛感情が薄いと冷めるのも早いでしょう。
ただ、理想が高過ぎて彼氏ができない女性もいます。年齢を重ねると「待った甲斐があった」と思いたい願望が強くなるし、周囲からも「逆転ホームラン」と言われたいのが本音でしょう。
30代40代でも、白馬の王子様願望を持っている処女の女性はいます。必ず理想の男性が現れて自分をさらってくれると夢を見ています。
ロマンチックな気持ちは恋愛にプラスですが、待っているだけではなく、運命の人が身近にいることもあるので広くアンテナを張りましょう。
処女女性の特徴②恋愛に臆病になる
10代20代の若い時はともかく、30代40代と年齢を重ねていくと、人は恋愛に臆病になるのは確かです。歌謡曲の歌詞では22歳で臆病になる人もいますが、年齢が行くと失敗したくないという思いが強くなり、恋に消極的になる傾向にあります。
人生経験を積み重ねると、恋は心をかき乱すことを知っているので、躊躇する気持ちもわかります。年齢によっては、職場で重責を担い、恋に全神経を集中できない女性もいるでしょう。
処女の女性特有の臆病さもあります。それは「この年齢で処女と聞いて男性に引かれてしまうのでは」という不安から、異性との関わりに消極的になり、チャンスを逃してしまうこともあります。
世間的風潮を今すぐに変えるのは難しいので「処女でいることは決しておかしくない」と自分に言い聞かせ、自信喪失しないことが大事でしょう。
処女女性の特徴③プライドが高い
プライドが高いことは良いことですが、プライドが高過ぎて空回りしてしまう場合もあります。
30代40代の年齢になると、職場で男性の部下を持つ女性は珍しくありません。しかし、男性に対して上から目線や乱暴な態度だと敬遠されてしまいます。
仕事一筋のキャリアウーマンタイプで、男性が近づきにくいオーラを醸し出すと、ますます孤立するでしょう。男勝りや勝気な性格は、女性を魅力的に見せることもありますが、時には優しく友好的に接したほうが恋のチャンスも巡って来ます。
男嫌いで「男なんか」という態度では飲みに誘いたいと思う男性はいません。「怖い人と思ったら優しかった」というギャップ萌えを狙い、男性と接する機会が増えれば違った展開もあるでしょう。
処女女性の特徴④地味過ぎる
人間は内面が大事なことは言うまでもありませんが、外見はどうでもよいということは絶対にありません。処女の女性の中で髪型や服装があまりにも地味過ぎる人がいますが、これはマイナスでしょう。
女性は髪型や服装で印象がかなり変わります。洒落っ気のない髪型は老けて見えるし、服装も地味だと、男性から見てセックスしているイメージが浮かばず、敬遠されがちです。
40代で若い女性の特徴は、喋り方や仕草や服装が20代の時と変わっていないことです。髪もお洒落で好印象を与えます。「もう年だから」と年齢で引く必要は全くありません。
焦って処女を捨てるのは危険!
スポーツ選手や弁護士、漫画家など目標に向かって真っすぐに生きる青春もあります。遊びを我慢して夢を叶えるまで忍耐と努力の人生もあるでしょう。そういう道を選んだ場合、セックスするほどの恋人がいなかったとしても特に珍しいことではありません。
「20歳過ぎて処女はおかしい」という無責任な世間の風潮に流されては危険です。焦りは禁物で、ようやく出会えた相手がもしも結婚詐欺だったら立ち直れないでしょう。
処女率の割合も「私だけじゃないんだ」とプラスに考えて見るのは良いことです。30代で処女と聞いて引くような男なら「こっちから願い下げ」という強気な姿勢で行きましょう。
40代で独身なのに全く焦っていないとミステリアスに映るという効果もあります。前向きに女を磨いて素敵な出会いを呼び寄せましょう。
魅力があるかどうかが大事
生涯処女率の割合や年齢別処女率の割合、処女率の割合が増加した原因や処女の特徴など、あらゆる角度から処女率の割合と処女卒業の近道について紹介しました。
男性から見れば、処女か処女でないかは付き合った後の話で、一番重要なことは女性として魅力があるかどうかです。魅力を磨くことが処女卒業の近道です。何歳になっても可愛く色っぽい女性はいます。
「私初めてなの」と告白された時、本物の男なら「大丈夫だよ。優しくするよ」と抱き締めてくれるでしょう。そして、痛くないようにうっとりするまで全身を愛してくれます。
そういう素敵な男性と出会えるためにも自己練磨を欠かさず、ドラマチックな恋を夢見て明るく前向きに生きていきましょう。