六芒星の意味とは？スピリチュアルな効果9選・パワーを得る方法も！

六芒星とは三角形を2つずらして重ねたような図形です。正六角形の頂点が六芒星の頂点にもなり、中心に六角形ができる6つの頂点を持つ星型を六芒星と言うようです。スピリチュアルな世界ではとても有名な図形の一つのようです。

六芒星は各国・地域でそれぞれ象徴されていることが異なります。ユダヤ教では神聖な印を意味していて、中世ヨーロッパでは強い魔法陣を意味していて、日本の陰陽道では強力な魔よけや呪術の意味を持つ図形として使用されてたようです。

また、六芒星の「6」には守護数字という意味もあるようです。

六芒星にはスピリチュアルな力が秘められていると言われています。イスラエルなどの国旗やフリーメーソンのシンボルに採用されていたり、日本では他の呼び方がされていたこともあるようです。

こちらでは、六芒星の由来・イスラエルやインドなど国によって異なる意味・スピリチュアルな効果・効果を得る方法・六芒星と五芒星との違いや意味・書き方など詳しくご紹介します。

六芒星の由来は、ユダヤ教とされています。後でもご説明しますがユダヤ教が六芒星を使い始めたのは17世紀のことのようです。日本では陰陽道で六芒星と五芒星は同じような意味で用いられていたようです。陰陽師として有名な安倍晴明の時代にも六芒星はあったことから、日本ではすでに10世紀に六芒星が使われていたことを意味しています。

また、第二次世界大戦ではヒトラーによって六芒星はユダヤ人差別の象徴として扱われたこともあります。そのため、六芒星と言えばイスラエルやユダヤ人という印象が強く残っていて、六芒星の由来や意味するものがユダヤ教やユダヤ人と言われているのかもしれません。

ヘキサグラムという分類の六芒星形はヒンズー教・仏教・ジャイナ教の宇宙論関係図で見られる図形の一つでもあります。インドなどの壁画などではかなり古くから使われていた図形のようで、つまりインド由来だとすると六芒星はかなり古くからあったことを意味します。

六芒星の由来や起源についてははっきりとはしませんが、六芒星にも五芒星にもスピリチュアルなパワーが秘められているという考え方は古来あったようです。

つまり、六芒星や五芒星はスピリチュアルなパワーを意味する図形とも言えます。

こちらでは六芒星の国によって異なる意味について、日本での意味・イスラエルでの意味・インドでの意味について詳しくご紹介してゆきます。

六芒星は五芒星とともに古代の日本に伝えられたと言われています。五芒星については後で詳しく説明しますが、六芒星も五芒星も古くから日本では魔除けを意味ずるシンボルとして使われていたようです。

五芒星は陰陽道や仏教との結びつきが強く、六芒星は神道や民間信仰との結びつきが強いと言われています。今でも神社で六芒星や五芒星のシンボルを見かけることがあります。

伊勢神宮には今でも六芒星のある石灯籠があるようです。魔除けや聖域を守る結界として六芒星を使っている神社が伊勢神宮の他にもあるようです。この場合は六芒星は魔除けなどの意味があるということですね。

また、日本では六芒星のことを籠目紋（かごめもん）と呼んでいたようです。その名前の由来は竹で編んだ籠に似ていることからと言われています。

籠目も日本では魔除けを意味して使われていたようです。籠目を魔除けとして使う意味は、たくさんの目があるように見えるため目を嫌う鬼や悪霊は篭目（＝六芒星）を見て逃げていくというような由来からのようです。古来日本では魔除けの効果や意味で使われていたようですね。

籠目関連の噂で、昔からある童謡の一つ「かごめかごめ」という唄の「かごめかごめ」は「篭目」＝六芒星を意味するという噂もあります。また、この唄の噂と一緒に上がる元伊勢の古社である籠神社は少し前まで六芒星のシンボルが境内にあったと言われています。

事八日（ことようか）と呼ばれる風習が日本にはありました。この風習は8の付く日が事のはじめを意味するという考え方・習慣です。関東や東北では1年の御事始めや事納めの日に魔除けの意味で目籠を戸口や軒に吊るしたりする習慣があったようです。

籠目＝六芒星が日本で古くから親しまれていたことを意味する逸話ではないでしょうか。

イスラエルで六芒星はダビデの星を意味しているようです。古代イスラエルに実在したダビデ王に由来するという噂もあるようですが、ダビデ王は意味しないというのが有力な説のようです。

六芒星をイスラエルでダビデの星と言う訳は、17世紀の宗教戦争においてプラハを防衛していた民兵軍のそれぞれに旗印を下賜した際、ユダヤ民兵部隊にDの文字を重ねた「ダビデの楯」をデザインした旗が採用されたことに由来するようです。

シナゴークと呼ばれるユダヤ教の礼拝所には六芒星と五芒星が魔除けとして使われています。他にも日本の神社など六芒星を魔除けなどの意味で使う宗教施設はあるようなので、興味のある方は各国へ観光の際には神社仏閣のシンボルや飾りなど見てみると面白いかもしれません。

現在のイスラエルの国旗にはこの六芒星が描かれています。世界には6カ国の国旗に六芒星がデザインされています。つまり、六芒星はイスラエルではユダヤ人を意味していますが、全ての六芒星や五芒星がイスラエルやユダヤ教を意味するというわけではないようです。

インドでは六芒星はサンスクリット語で「シャコナ(=Shatkona)」と言います。インドで六芒星は『大地と空の間にある人間の位置を象徴』しているとされているようです。


下向きの三角形は女性らしさを意味する「シャクティ神」を上向きの三角形は男性らしさを意味する「シバ神」を象徴していて、六芒星全体では男性と女性の調和や抱擁を意味しているようです。

他にも、三角形の６つの角は６つの「チャクラ」を意味していると考えられています。

インドでの六芒星は、日本やイスラエルとは少し違ってよりスピリチュアルな印象や意味があるように感じますね。

六芒星には、神仏からの加護・恵み・幸運・厄除け・バランスや調和などのスピリチュアルな意味や効果があると言われています。こちらでは六芒星が持つと言われているスピリチュアルな意味や効果を9つご紹介します。

六芒星には神仏の加護を意味すると言われています。加護を得るためには六芒星のスピリチュアルなパワーを信じて自分で努力したり練習したり行動することも大切と言われています。

六芒星には天からの恵みを意味すると言われています。六芒星のスピリチュアルなパワーを信じて邁進してください。何か願いが叶ったり成果を得た時には、六芒星のスピリチュアルなパワーや神仏への感謝の気持ちも忘れないようにしましょう。

六芒星には幸運を呼ぶ意味や効果があると言われています。六芒星にはスピリチュアルなパワーがあると信じられていて幸運を呼ぶお守りとして持ち歩く人もいるようです。幸運と言っても人それぞれですが、小さな幸運も大きな幸運も自分の力だけで成し得ることはできませんから感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

六芒星には悪霊を払う効果や意味があると言われています。日本でも陰陽道や神社で使わている六芒星に求める効果は悪霊退散・厄除けや浄化とされています。

六芒星には正義を貫くという効果や意味があると言われています。正しい決断や悪に屈しない気持ちを照らす星＝六芒星が、その気持ちを後押ししてくれることもあるようです。

六芒星には第六感を研ぎ澄ます効果や意味があると言われています。

第六感とは視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という多くの人が持っている五感以外のスピリチュアルな感性のことです。第六感の強い人は神仏の力を感じたり直感力が優れていたりすることもあるようです。六芒星の効果にあやかって第六感を研ぎ澄ますことができれば幸運の力もより強く得ることができるという意味があるのかもしれません。

六芒星には宇宙のパワーがあると言われています。宇宙のパワーを集めて放出することができるという考え方もあるようです。六芒星のスピリチュアルな力も宇宙のパワーも身につけることができれば幸運が増す感じがありますよね。

六芒星には本当の愛があると言われています。先にインドの六芒星の見出しで説明しましたが、六芒星は男女を象徴する三角が重なり合っているという考え方があります。つまり、六芒星は男女が正しく重なってできる図形です。そのシンボルにあやかって本当の愛を引き寄せるというスピリチュアルな効果があると言われています。

六芒星にはバランスや調和の効果があると言われています。人間関係や体調や心など人はバランスや調和を無意識にでも意識的にでも保ちながら生活しています。六芒星にはそのバランスや調和がより良くなるというスピリチュアルなパワーがあると言われています。

六芒星にはたくさんのスピリチュアルな効果がありました。でこちらでは、六芒星を信じて幸運やパワーなど得るための方法をご紹介します。信じることでスピリチュアルな効果は上がると言われています。また願いや望みがかなえられた時には感謝の気持ちを持つことも大切だと言われています。

六芒星の効果を得るためには持ち歩くという方法があります。その方法は簡単です。六芒星が描かれたカードや紙などを鞄や筆箱・手帳・ポケットなどに入れて持ち歩くというものです。手帳の空きページに手書きで書くという方法もあります。

幸運やパワーを得るための六芒星の書き方については後で詳しくご説明します。

六芒星の効果を得るための方法に身につけるという方法があります。女性なら六芒星がデザインされたピアスやイヤリングやネックレスなどが簡単でおしゃれに身につけられる方法です。キーホルダーやストラップという方法もあります。

あまり外に見えるように身につけたくない・できれば秘密にしたいという方は、アンクレットや小さなチャームをポケットに忍ばせるという方法もあります。

強くかなえたい願いがある時は、六芒星に直接願い事を書くという方法もあります。持ち歩くために用意したカードや手書きの六芒星の真ん中の部分に、願い事を書き込みます。書き方は、より具体的に書いた方が良いようです。書いたカードや紙を大切に持ち歩くようにしましょう。

持ち歩いたり身につけたりする以外にも飾ることで六芒星の効果を得ることができるようです。インテリアという大物は飾りたくないという方も、ストラップやチャームを大切に部屋に飾るという方法もあります。

飾る場所は、自分の目に付く場所が良いようです。飾った場所を神聖な場所として考えてみてください。心配なことや気になることや悩みなどあっても六芒星を見ると心が落ちつくことがあるかもしれません。

五芒星は、古くは紀元前3000年頃のメソポタミアの書物にも記載があると言われています。とても古くから使われていたシンボルと言えます。

日本では安倍晴明に象徴される陰陽道で、五芒星は魔除けの呪符として伝えられているようです。陰陽道での五芒星の意味は『木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克』を表しているようです。その安倍晴明も六芒星も合わせて使用していたようです。

安倍晴明のライバルとされていた蘆屋道満のシンボルは六芒星だったようです。安倍晴明の時代で六芒星と五芒星の違いは、主に扱う人の違いという感じですね。

図形としての六芒星と五芒星の違いは上下逆さまにした時にあります。六芒星の形は変わりませんが、五芒星は角度を変えると変化してゆきます。

逆五芒星には悪魔の力を降臨させると考えられていて、悪魔崇拝のシンボルになっています。

タロットカードに『バフォメット』という悪魔の山羊が描かれたカードがあり、そのカードに逆五芒星が描かれていることから、逆五芒星は悪魔崇拝と結びついたと言われています。

六芒星と五芒星は形や由来などの違いはありますが、どちらも古くから親しまれている図形・シンボルのようです。また、スピリチュアルな世界では六芒星も五芒星も、悪魔を退ける・正義を貫く・幸運を呼ぶなどの意味を持っていると考えられています。

六芒星の書き方はいくつかあります。より綺麗な六芒星にはスピリチュアルな効果も高いと言われています。こちらでは、三角を組み合わせる書き方と一筆の書き方をご紹介します。

正三角形を2つ組み合わせて書く書き方があります。正三角形の角が乗る円周上に、もう一つの正三角形を乗るように配置する、または、六角形を先に書きその頂点を結んで書くという書き方もあります。数学的にもとても美しい形の六芒星となります。

先に上の小さな正三角形から書き始めることで一筆書きで六芒星を書くことができます。数学的に美しく書くにはモノサシや方眼用紙が必要ですが、ちょっとした余興や子どもに披露する程度ならばフリーハンドで書くことができて便利な書き方です。

他にもクロウリーの六芒星という六芒星もあります。Nを重ねたような書き方で一筆書きができますが、いわゆる六芒星のような中央の空洞はありません。

またさらに幸運などを呼び寄せる効果をアップさせる書き方の1つに、金色で六芒星を書くという書き方もあります。金色にはスピリチュアルな良いエネルギーがあるという考え方から、金色で書くとより良いご利益があるとされています。

目標や達成したいことや誘惑に負けてしまいそうな時のお守りとしてスピリチュアルな効果がある六芒星を持ち歩いたり身につけたりしてみても良いかもしれません。今日からはじめられる方法として、手帳の隅などに書く方法もありました。

数学的に綺麗な六芒星にはスピリチュアルな力が宿るとか、手書きなら金色で書くと良いとかありましたが、興味のある方は簡単な一筆書きの書き方で書いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。スピリチュアルなパワーを味方につけて日常に小さな幸運が訪れますように。