未確認生物『モンゴリアン・デス・ワーム』とは?実在する可能性大!
モンゴリアン・デス・ワームは砂漠に生息していて人を殺すと言われている未確認生物です。モンゴリアン・デス・ワームは正体が明かされていないのでUMAに分類されていますが実在する可能性は高いようです。果たして本当にモンゴリアン・デス・ワームは実在するのでしょうか?
目次
未確認生物:モンゴリアン・デス・ワームとは?
巨大ミミズ!?モンゴリアン・デス・ワーム
モンゴリアン・デス・ワームはUMA(未確認生物)の一つです。モンゴリアン・デス・ワームを肉眼で確認した人はいませんがゴビ砂漠周辺に生息してる巨大なミミズの様な形をした生物であると言われています。
モンゴリアン・デス・ワームはモンゴルの現地民から「オルゴイコルコイ」と呼ばれていて体長1m前後で手足が無く常に土中に潜んでいます。モンゴリアン・デス・ワームは近寄った獲物に毒液あるいは電気ショックで攻撃し殺すこともある危険な生物と言われています。
モンゴリアン・デス・ワームは実在するUMAなのか?
モンゴリアン・デス・ワームは数多くあるUMAの中でも実在が有力視されている生物の一つです。
今回はそんなモンゴリアン・デス・ワームについてご紹介します。殺傷能力も秘めたモンゴリアン・デス・ワームの特徴や逸話、本当にモンゴリアン・デス・ワーム実在するのか?などについて迫ってみました。
モンゴリアン・デス・ワームの特徴
まずはモンゴリアン・デス・ワームの身体的特徴や生息地に関する情報をご紹介します。
モンゴリアン・デス・ワームの正体は赤いミミズ
モンゴリアン・デス・ワームは体長が約50センチ程あって、大きいものでは1.5mもあると言われています。そのため地球上に存在するワーム(幼虫)状の生物の中ではかなり大きい方と言えます。モンゴリアン・デス・ワームの体重は9kgで色は赤か茶褐色の土に近い色なのだそうです。
モンゴリアン・デス・ワームはミミズの様な形状をしていて太さは人間の腕と同じくらいの太さであると言われています。モンゴリアン・デス・ワームには目と鼻が無くて頭に位置も不明です。体の両端には突起が付いていて胴体部には斑点とシミが付いています。
ゴビ砂漠に実在する
モンゴリアン・デス・ワームの生息地はゴビ砂漠及びその周辺で中国の特別な地域も含まれているため他国の人間が調査するのも難しいと言われています。
またモンゴリアン・デス・ワームは基本的に地中に生息しており滅多に地上に出ることは無いのだそうです。ただしゴビ砂漠の雨期である6月から7月の間は地上に出現すると言われています。
モンゴリアン・デス・ワームに纏わる逸話
実在が有力視されているモンゴリアン・デス・ワームですが様々な逸話が出回っています。
モンゴリアン・デス・ワームの正体①毒を吐く
モンゴリアン・デス・ワームの逸話の中でも強烈なのがモンゴリアン・デス・ワームの殺傷能力に関するエピソードです。モンゴリアン・デス・ワームは体内から毒液を出すことが出来ると言われています。
それに関する逸話として1960年代に砂漠でモンゴリアン・デス・ワームがラクダの群れを全部殺したというエピソードがあります。
モンゴリアン・デス・ワームの正体②電撃や炎を出せる
モンゴリアン・デス・ワームの正体を調べるうちに、毒だけでなくとてつもない殺傷能力を秘めていることが分かりました。
またモンゴリアン・デス・ワームは電撃を出すことも出来ると言われており過去にモンゴリアン・デス・ワームを棒で突いた人がモンゴリアン・デス・ワームに直接触ったわけでもないのに死んでしまったというエピソードがあります。
それ以外ではモンゴリアン・デス・ワームを誤って触ってしまった人が触った瞬間激痛に襲われたので急いで氷で冷却したら、氷袋の中の水が緑色に変色したとも言われています。
他にもモンゴリアン・デス・ワームは口から炎を出せるという説もあります。
モンゴリアン・デス・ワームの正体に迫る
様々な逸話が存在するモンゴリアン・デス・ワームですが実際にモンゴリアン・デス・ワームの正体を調査した人達もいました。
実在する地域であるゴビ砂漠
当時は社会的情勢のせいで実在しているかどうか分からなかった。
かつてチェコの動物学者イワン・マッカールによってモンゴリアン・デス・ワームの生態調査が行われました。イワン・マッカールによるとモンゴリアン・デス・ワームは現地の社会主義政府によって正体が公開されていなかったが、1990年代に社会主義体制が崩壊したことで現地調査出来るようになったことが研究のきっかけとなったそうです。
イワン・マッカールはモンゴリアン・デス・ワームが生息していると思われるゴビ砂漠に足を運んで現地調査を行いました。そこで現地民に聞き込み調査を行った結果イワン・マッカールはモンゴリアン・デス・ワームが実在することを確信したのだそうです。
調査の結果実在すると思わしきエピソードが
イワン・マッカールが現地民を相手に聞き込み調査を行ったらモンゴリアン・デス・ワームのたくさんの目撃情報を得ることが出来ました。その中にはモンゴリアン・デス・ワームによって人が殺されたという情報もありました。
現地民の話によるとモンゴリアン・デス・ワームは普段は砂の中で生息していて、突然砂から飛び出して攻撃してくるのだそうです。またモンゴリアン・デス・ワームが砂から半身を乗り出して口元から毒液をまき散らしたという話もありました。
実在するがミミズではない!?
モンゴリアン・デス・ワームは調査を進めるごとに実在が有力視されていっていますが否認できる逸話も出て来ました。
それらの話をまとめた結果イワン・マッカールはモンゴリアン・デス・ワームがミミズの様な環形動物や無脊椎動物の類である可能性は低いという答えを出しました。
その理由は普段地中に生息していることを考えるともしミミズと同じ生態だったら水分が保てないのでスグに干からびて死んでしまうのだそうです。
実在する種族と同族か?
調査の結果モンゴリアン・デス・ワームは実在する別の種族との同類ではないかという説が出ました。
モンゴリアン・デス・ワームは別の研究者も研究しておりその人によると、モンゴリアン・デス・ワームは硬い外皮の芋虫か蛇やワニの様な爬虫類であると言われています。
中でもイギリスの研究者ジョン・デヴィット・ヒューム曰く、モンゴリアン・デス・ワームはトカゲの1種ではないかと考えられます。
トカゲ説には前例があり、トカゲの中には頭部と尻尾の見分けがほとんどつかない種類がいたり砂漠の中に隠れて生息している種類もいます。
またメキシコドクトカゲやアメリカドクトカゲは致死量ではないが毒を持っているトカゲとして知られています。
実在する同類?②シロハダミミズトカゲ
以上の事からモンゴリアン・デス・ワームは「ミミズトカゲ」か「デスアダー」の仲間ではないかと考えられます。
ミミズトカゲはその名の通りトカゲの1種で南米・フロリダ・南ヨーロッパ・北及び熱帯アフリカ・中東などに生息しています。体長は10から30センチで大きい物は70センチほどあります。そのため大きさと見た目がモンゴリアン・デス・ワームにかなり似ています。
デスアダーはコブラの1種ですが外見がモンゴリアン・デス・ワームとかなり似ていて毒を噴出することも知られています。デスアダーはオーストラリアやニューギニアに生息しています。
実在する同類?②デスアダー
しかし残念ながらどちらの種族もモンゴリアン・デス・ワームの仲間である可能性は無いでしょう。なぜならモンゴリアン・デス・ワームはゴビ砂漠周辺でしか生息が確認できておらず、どちらの種族もゴビ砂漠に生息していません。もしいたとしてもゴビ砂漠の環境に耐えられるような生態ではないからです。
モンゴリアン・デス・ワームは実在するのか?
結局モンゴリアン・デス・ワームは実在するのか?
エピソードはあるものの実在するという物的証拠は未だにありません。
様々な逸話や可能性が飛び交っているモンゴリアン・デス・ワームですが、本当に実在するのでしょうか?UMA研究家の中でもかなり研究が進められている種族として知られているので是非はっきりとした情報が欲しい所です。
毒は嘘
実在はするものの全ての逸話が本物とは限らないようです。
モンゴリアン・デス・ワームの存在は未だ未確認ですが、上記にあった「毒を吐く」という点に関しては嘘であると考えられています。理由はモンゴリアン・デス・ワームの毒で生物が死んだ瞬間を未だ目撃されていないことと毒素の物が検出されていないことです。
実際にゴビ砂漠には生物の死体がたくさんありますが、それはモンゴリアン・デス・ワームとは関係無いので、毒に関しては現地民の話に尾ひれが付いたデマカセであると思われます。
モンゴリアン・デス・ワームは実在する
モンゴリアン・デス・ワームの実在を証明するための調査は続いています。
しかし目撃情報自体は本物なのでゴビ砂漠にモンゴリアン・デス・ワームの様な形状のUMA(未確認生物)が存在していることは有力視されています。
2005年にもイギリスの研究チームによってゴビ砂漠で現地調査が行われて、残念ながら本物を確認することが出来なかったものの、調査の結果モンゴリアン・デス・ワームの存在はほぼ確定であると言われています。
モンゴリアン・デス・ワームの日本に実在する可能性
実在した姿は確認されていないものの実在を有力視されているモンゴリアン・デス・ワームですが日本に実在する可能性はあるのでしょうか?
モンゴリアン・デス・ワームは鳥取にいる?
ぜってー鳥取モンゴリアンデスワームいるって!
— いもこ (@zyagabata_imo) 2016年10月21日
もし日本にいるとしたら最も可能性が高い生息地は砂漠がある鳥取県であると言えます。
砂漠だから実在するのか?
鳥取砂漠はモンゴリアンデスワームがでるから危ないって聞いたよ
— うみがすき (@7umiumi) May 13, 2017
しかし残念(当然?)ながら鳥取県でモンゴリアン・デス・ワームの目撃情報はありません。
デマカセの様に聞こえるが
モンゴリアンデスワームは鳥取県民なら砂丘から採ってきたやつ、学校で飼ってたでしょ???
— MGMG (@MGMG7krg) February 16, 2017
しかしネット上では鳥取県でのモンゴリアン・デス・ワームの可能性について騒がれています。
鳥取にはさすがにいないと思われる
鳥取地震はモンゴルから鳥取砂丘に持ち込まれた侵略的外来種モンゴリアンデスワームを駆除するための人工地震だったんだよ!!!
— ねむねむにゃんこパトリキオス (@moritami87) October 22, 2016
ゴビ砂漠と鳥取砂丘の位置を考えたらありえないですが、果たして鳥取砂丘にUMA(未確認生物)は存在するのでしょうか?
未確認生物「モンゴリアン・デス・ワーム」について:まとめ
いかがでしたでしょうか。モンゴリアン・デス・ワームは未だに確認されていないミミズ状のUMA(未確認生物)ですがその存在はかなり有力視されています。毒や電撃の逸話は嘘であっても今後も研究が続けられればその内立証されるかもしれません。