2021年09月28日公開
2021年09月29日更新
ゴムなしのセックスは本命なのか・男性の心理|デメリット
この記事では、セックスのときにゴムなしでやりたがる男性の心理に注目し、その理由について説明しています。さらに、ゴムなしでセックスをすることのメリットとデメリットについても見ています。女性の側も、男性の欲望に流されずに自分で判断をする必要があると言えます。
目次
ゴムなしのセックスは本命なのか
みなさんは、ゴムなし、つまりコンドームなしのセックスを経験したことはありますか。この記事では、ゴムなしでセックスをしたがる男性の心理について注目して見ていきます。ゴムなしのセックスをするということは、果たして本命であるということを表しているのでしょうか。
普段、彼氏がゴムなしのセックスをしたがる、またはカジュアルなセックスパートナーがゴムなしのセックスをしたがるという人には一度読んでいただきたい記事です。
コンドーム
それではまず、セックスをする際のコンドームの役割について確認していきましょう。コンドームは、男性の性器にかぶせることで避妊をするための道具のことを指します。また、避妊をするのみでなく性感染症の予防にも大きな役割を果たしていると考えられています。
ゴムなしでセックスする男性の心理
それでは、以上で説明したような妊娠、性感染症の予防をするためのコンドームをつけずにセックスをしたがる男性の心理としてはどのようなものが考えられるでしょうか。ここでは、いくつかの理由について挙げていってみましょう。
ゴムをつけるのが面倒くさい
ゴムなしのセックスをしたがる男性の心理としてまず考えられるのが、ゴムをつけるのが面倒くさいということです。避妊に必要ということはわかっているけれど、いちいちセックスをするためにコンドームを持ち歩き、毎回装着しなければいけないというのが煩わしいと感じている男性は多いでしょう。
ゴムなしの方が気持ちいい
さらに、ゴムなしのセックスを好む男性が多い理由としては、コンドームなしで挿入した方が気持ちがいいということが挙げられるでしょう。コンドームなしでセックスをした方が濡れやすく、クライマックスに達しやすい、という男性は多いです。
妊娠を望んでいる
また、彼氏がいつもゴムなしでセックスをしたがるという場合には、実際に妊娠を望んでいるということも考えられます。子供ができたことを理由に彼女とできちゃった結婚をすることを考えている可能性もあるでしょう。
優越感を感じられる
そのほかに、男性がゴムなしのセックスを望む理由としては、ナマのセックスを女性に受け入れさせることで優越感にひたっているということも考えられます。相手の女性の体の中にコンドームなしで入っていくことによって、征服感を味わっているのだと言えるでしょう。
しかし、これは女性の側からしたらあまりに自分本位でいい気はしません。
ゴムなしセックスのメリット・デメリット
以上では、ゴムなしのセックスをしたがる男性の心理について注目して見てきました。それでは、ここではゴムなしのセックスをすることのメリット・デメリットについて考えてみましょう。
メリット
それではまず、ゴムなしでセックスをするメリットから見ていきます。
気持ちいい
まず、ゴムなしのセックスをするメリットとしては、なんといってもコンドームをつけるときより気持ちがいいということが言えます。一度ゴムなしのセックスを経験すると、コンドームをつけた時の違和感が拭えなくなる、という人は多いのではないでしょうか。
そもそもセックスは人間が生殖のために行う行為ですから、避妊をしながらセックスを行うというのは自然の摂理に矛盾した行為と言えます。そのため、ゴムなしのセックスが気持ちいいというのは本能に基づいた人間の性欲を考えれば当たり前のことと考えられます。
雰囲気を壊さない
コンドームをつけずにセックスするメリットとしては、コンドームをつける時間を挟むことで雰囲気を壊すことがない、ということも言えるでしょう。それまではいい感じにお互い高まっていたのに、コンドームをつけるのに手間取ることで気まずい雰囲気が流れたりすることもあります。
コンドームをつけない、という選択をすることで、雰囲気を壊さずに勢いのままできる、という点が挙げられるでしょう。
デメリット
それでは続いて、ゴムなしでセックスをしたときのデメリットについて見ていきましょう。コンドームなしのセックスは、妊娠してしまう危険性があるだけでなく、他にも危険が潜んでいます。
次に、コンドームをつけずにゴムなしでセックスをするデメリットについて見ていきましょう。いくらゴムなしのセックスが気持ちいいからといって、これらのデメリットに気を配らずにその場の快楽に身を任せてしまうと後から痛い目を見ることがありますので、気をつけましょう。
性感染症
まず、コンドームをつけずにセックスをするデメリットとしては「性感染症にかかる危険性がある」ということが挙げられます。HIVなどの性感染症は、本人が気づかないうちに罹患していて、それがどんどんと広がっていってしまい恐ろしいです。
特に相手が経験豊富そうな場合には、性感染症予防としてもコンドームをつけることは重要です。また、たとえ相手が自称は童貞や処女である場合にも、実際のところはわかりませんのでゴムなしのセックスは危険と考えられます。
妊娠
続いて、ゴムなしでセックスするデメリットとしては、「妊娠しやすくなる」ということが挙げられます。相手との関係性が本気で結婚も考えているならば、ゴムなしでセックスをして赤ちゃんを産みたい、というのも問題ないでしょう。
しかし、まだお互いに若く、子供を育てられる自信がないという状況では、お互いの人生のためにも避妊に気を配ることは大切であると言えます。
ゴムなしセックスをする人の割合
それでは、一体どのくらいの人がコンドームをつけずにセックスをしているのでしょうか。ここでは、渋谷にいる男性50人にアンケートをとった調査の結果を見ていきましょう。以下で示されているように、コンドームをつけずにセックスをしている人が半分以上を占める結果となっています。
渋谷にいた若者50人に突撃インタビューしてみました。結果はつける派が48パーセント、つけない派が52パーセントと、つけない人が若干多いという結果に。
避妊意識の低さ
このことからわかるように、性教育の遅れもあってか、日本の避妊意識はかなり低いと言えます。女性の側も、男性の側もゴムなしのセックスのデメリットをしっかりと理解した上で決断をすることが大切であると言えます。妊娠してしまってから後悔しても遅いです。
ゴムなしエッチを断る方法
ここまででは、ゴムなしでセックスをするメリットとデメリット、それからどのくらいの割合の人がコンドームをつけずにセックスをしているのかその割合について見てきました。ここでは、女性の側がゴムなしのセックスを断る方法について注目して紹介していきましょう。
着けないならしないと伝える
まず、ゴムなしのセックスを断る一番シンプルな方法としては、「コンドームを着けないのならセックスをしない」と伝えることです。これを言うことで雰囲気を壊してしまうのではないか、また相手との関係性を悪くしてしまうのではないか、と考えてしまう女性もいるでしょうが、これを言って機嫌が悪くなる相手とは所詮その程度の間柄と言えます。
本当にあなた自身のことを考えてくれる彼氏ならば、無理やり自分の快楽のためにゴムなしセックスを強要してきたり、機嫌を悪くしたりはしないはずです。ですので、いつもゴムなしセックスを断るのを躊躇してしまう、という女性は勇気を出して断ってみましょう。
代わりに口でしてあげると言う
はっきりと断れたらいいけれど、やはりなかなかゴムなしセックスをしたくないとは言いづらい、という人にとってのもう一つの断り方は、「代わりに口でしてあげる」と言うことです。男性の側はとにかく快楽を求めてゴムなしセックスをしたがる人が多いので、フェラで気持ちよくしてあげれば満足してくれる人も多いでしょう。
妊娠する危険性を再度伝える
ゴムなしでセックスをしようとする男性に多いのが、「コンドームを着けなくても中出ししなければ妊娠しないだろう」「一回くらいなら大丈夫だろう」と考えている人が多くいます。
しかし、実際には中出しをしなくても、我慢汁と呼ばれるものが膣内に出ている可能性があります。この場合には、中出しをしていなくてもコンドームを着けていないと妊娠してしまう危険があります。このような危険があることを男性の側にしっかりと理解してもらうことで、コンドームをつけることに合意してもらえる可能性も高まると言えます。
ゴムなしエッチをしてしまった時
本来ならばゴムなしでセックスをすることは妊娠したくないならば望ましくありませんが、もし断りきれずにしてしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。ここでは、そのような場合に注目して見ていきましょう。
低用量ピル
まず、ゴムなしでセックスをしてしまうという人には、避妊のために普段から低用量ピルを服用するという方法があります。この低用量ピルとは、毎日決まった時間にピルをのむことで妊娠を防ぐことができる薬のことです。ピルをのむと生理痛がおさまったり、生理不順がなおったりするという効果もあると言われています。
このピルは、医師の処方箋が必要なため、病院に行って薬をもらう必要があります。
モーニングアフターピル
続いて、ゴムなしでセックスをしてしまった時の対処法として、モーニングアフターピルが挙げられます。モーニングアフターピルとは、コンドームなしのセックスをしてから72時間以内に服用すれば避妊をすることができる緊急の薬です。性行為を行ってから服用するのが早ければ早いほど効果が高いとされ、中出しをしてしまった、などというときに有効です。
しかし、モーニングアフターピルを服用することによってホルモンに大きな影響を与えるため、体への負担が大きいと考えられています。ですから、この薬は本当に緊急の場合にのみ服用し、普段から使うのは控えた方が良いと言えるでしょう。普段使いを考えるのであれば、低用量ピルを検討するようにしましょう。
ゴムなしのセックスは果たして本命なのか?
この記事では、男性がゴムなしのセックスをしたがる心理について注目し、例を挙げて説明してきました。また、ゴムなしのセックス のメリットとデメリットについて一つずつ見ていき、詳しく説明してきました。ゴムなしのセックスはコンドームをつけるより気持ちが良いため、特に男性の側はゴムなしでやりたがります。
しかし、男性がコンドームなしのセックスをしたがるからと言って、その男性が相手の女性のことを本命と考えているとは限りません。むしろ、相手の女性の体のことをあまり考えずに、コンドームなしでも妊娠しないだろう、という油断があって、自分の快楽を優先している場合が多いと言えます。
ですから、女性の側もそのことを理解した上で自分の身を守ることが大切と言えるでしょう。一時の雰囲気に流されてもし妊娠してしまうようなことがあったら、あとから後悔しても遅いです。