「もしかして気がある?」名前を呼び捨てにする男性の心理を教えて!
下の名前を呼び捨てにしてくるあの男性の心理、気になりませんか?名前の呼び捨ては「脈アリ」のサインでもありますが、それ以外にもさまざまな理由が隠されています。「自分に気があるのか確かめたい」と悩むあなたに向けて、名前を呼び捨てにする男性の心理をご紹介します。
目次
女性の下の名前を呼び捨てにする男性って多い?
好きな男性から、下の名前を呼び捨てにされること。それは女性にとって、とても特別なことです。今まで苗字で呼び合う仲だった彼に呼び捨てにされた日には、「相手も自分に気があるのかな?」と期待してしまうという女性も多いでしょう。
しかし、それだけで脈アリと判断するのは危険です。恋愛の心理がなくても、名前を呼び捨てにする男性はいます。その証拠に、世の中には「友達や同僚のことを呼び捨てで呼び合う男女」がたくさんいます。
男性にとって、名前を呼び捨てにする女性は特別な存在なのか、そうでないのか、どちらなのでしょうか?男性が女性の下の名前を呼び捨てにする心理・理由について、解説していきます。
女性の名前を呼び捨てにする男性の心理とは?
男性が女性の名前を呼び捨てにする心理には、相手に対する「信頼感」や「恋愛感情」が隠されていることが考えられます。しかしその一方で、とくに深くは考えていないという男性がいるのもたしかです。男性が下の名前を呼び捨てにする心理について、詳しく見ていきましょう。
呼び捨てする心理①パートナーとして信頼している
男性と長い付き合いのある女性の場合、恋愛感情よりも「信頼」の心理が隠されていると考える方が自然です。「この人なら自分をわかってくれる」「難しい業務も任せられる」と思われています。ただの友達や仕事仲間といった間柄ではなく、パートナー的な存在であると言えるでしょう。
喜びや苦労を共にし、信頼関係が芽生えているからこそ名前を呼び捨てします。そしてその信頼感は、ときに恋人同士よりも強固な絆になっています。「彼女にするなんてもったいない」と言われてしまうこともあるでしょう。
しかし、プラスの印象を持たれていることには変わりありません。なにかのきっかけで恋愛関係に発展する可能性も、十分に考えられます。
呼び捨てする心理②優越感に浸りたい
男尊女卑・亭主関白な考え方を持つ男性や、自分に自信を持てない男性は、立場の弱い女性を利用してより優位な立場に立とうとします。名前を呼び捨てにすることで自分を強く見せ、優越感に浸ろうとする心理が働いているパターンです。
自分を大きく見せるために圧力をかけてやろう、主導権を握ってやろうということしか考えていないので、当然恋愛感情はありません。仮に付き合ったとしても、このような心理状態の男性では、女性側が苦労することが目に見えています。あまり相手にせず、上手にあしらいましょう。
呼び捨てする心理③妹扱いしている
あなたが今所属しているグループ内で一番の年下・妹キャラである場合は、男性から妹扱いされている可能性が高いです。そのような女性は、男性の「守ってあげたい」という心理をくすぐります。また実の妹のように幼く・可愛く見えるため、「苗字で呼ぶよりも名前を呼び捨てにしたほうがしっくりくる」と思われやすいです。
「妹キャラの自覚はないけれど、周りからよく名前を呼び捨てにされる」という人は、自分が気づかないだけで男性から可愛がられる素質の持ち主であると言えるでしょう。しかしその一方で、妹キャラゆえに恋愛対象になりにくいという問題もあります。
呼び捨てにする心理④親密な関係になりたい
相手男性に恋愛感情があるパターンです。このタイプの男性は、現在のあなたとの関係にある程度の手ごたえを感じています。そのうえで、「今よりもワンステップ進んだ親密な関係になりたい」と考えています。
名前の呼び方を呼び捨てに変えたのは、あなたとの関係を進展させるきっかけを掴むためです。
何度か二人きりで食事をしている・まめに連絡を取り合っている男性から呼び捨てにされた場合は、あなたとの距離を縮めようとしているサインだと考えてよいでしょう。「君はほかの女性とは違う、大切な存在だよ」という心理が隠された、男性からのさり気ないアピールです。
呼び捨てにする心理⑤これといって特別な意味はない
これといった特別な感情はなく名前を呼び捨てにする男性もいます。彼らには、女性に対する信頼や恋愛感情もなければ、「見下したい」という悪意もありません。単純に「友達だから」「周りが呼んでいるから」という理由で自分も名前を呼び捨てにしているだけです。
しかしなかには、その場のノリや悪ふざけで女性の下の名前を呼び捨てにする、人の気持ちへの配慮に欠けた行いをする男性もいます。そのような男性とは無理に付き合う必要はありません。相手にせず、自分が傷つく前に離れましょう。
男性が女性の名前を呼び捨てにする理由は?
男性は、どんなときにどんな理由があって、女性の下の名前を呼び捨てにするのでしょう。実はその理由にも、男性ならではのさまざまな心理が隠されています。さっそく、男性が女性の名前を呼び捨てにする理由をみていきましょう。
呼び捨ての理由①友達以上の存在だから
幼馴染や小学校からの友達など、幼い頃からの付き合いであればあるほど、お互いの理解や信頼感が深まるもの。こういったポジションの女性は、男性から「自分のそばにいて当たり前の存在だ」と思われていることが多いです。何でも話せる第二の家族・親友のような存在といったところでしょうか。
お互いに、名前を呼び捨てにする・されることにも抵抗がなくなっています。それだけ長く濃い付き合いになれば、「さん」や「くん」をつけて呼び合うのはむしろ他人行儀だとも言えるでしょう。恋愛心理とは違いますが、友達以上の存在だと認識されていることはたしかです。
呼び捨ての理由②仲のよさを見せつけたいから
大勢の人がいる前で、わざと下の名前を呼び捨てにする男性もいます。女性と特別な関係にあることを周囲に見せつけるためです。この行動には「この女性は俺の恋人だ」とアピールしたい、独り占めしたいなどの心理が隠されていると言えます。
恋人関係にない場合の心理には、あなたと仲がよいことを誇らしげに感じている可能性が考えられます。「名前を呼び捨てにできるくらい、距離が近い関係にある」ということを、周囲に自慢するための手段です。
このような行動をとる男性は自分自身に自信がないことが多く、付き合ったあとに激しいヤキモチを焼いたり、過剰な束縛をしたりします。付き合う・付き合わないの判断は慎重に行いましょう。
呼び捨ての理由③「落とした」と確信しているから
男性は「女性を落とした瞬間」に名前の呼び方を変えます。「落とした瞬間」とは、自分のものになったと確信した瞬間のこと。
つまり、今まで他人だった相手女性と恋人同士の関係になったときや、体の関係を持ったときのことを指します。深い関係を持ったのなら、呼び捨てをしていても不思議ではありません。
また、「あと一押しで落とせそう」と感じているときにも呼び捨てに切り替えます。ここぞというところで呼び捨てに変えれば、相手の女性を落とす決め手になると知っているからです。女性が男性心理を探ろうとするように、男性も日々女性心理を学んでいます。
呼び捨ての理由④呼び捨てを特別だと思わないから
親しくもないのにいきなり呼び捨てにされてびっくりした、なんて経験ありませんか?そんな男性がいたら、ほかの女性に対しての接し方をよく観察してみて下さい。あなた以外の女性にも同じ態度をとっていたら、それが彼の性格なのでしょう。特別な心理はありません。
名前を呼ばれる側としてはどうしても意識してしまいますが、男性自身は呼び捨てにすることに対してさほど抵抗を感じていません。特別な心理を持っていなければ悪気があるわけでもないので、「そういうキャラなんだな」と割り切りましょう。
あなただけを呼び捨てにしているなら周囲の目も気になりますが、周りの女性全員に対して名前呼びなら、変な誤解をされることもありません。
呼び捨ての理由⑤今更呼び方を変えられないから
学生時代・青春時代を共に過ごして馴染んだ呼び方は、そう簡単に変えらえるものではありません。
小学生や中学生の頃に相手の女性と知り合い、呼び捨てで呼ぶことがすっかり定着してしまっていると、苗字や「さん」づけて呼ぶのに抵抗を感じてしまいます。かといってほかによい呼び方も思い浮かばず、呼び捨てで呼んでいるパターンです。
男性本人としては深い意味や恋愛心理があってやっていることではありませんが、周囲から勘違いされやすかったり、恋人ができたときに誤解を生みやすかったりします。周囲にはお互いの関係をきちんと説明しておく必要があるでしょう。
呼び捨てにされている女性は、男性の「元カノ」かも
名前を呼び捨てにされている女性が、男性の「元カノ」である可能性も考えられます。好きな人が自分以外の女性を呼び捨てにしているとショックを受けてしまいますが、それだけの情報では諦めるのはまだ早いです。
元恋人同士であれば、下の名前を呼び捨てにしていても不思議はありません。先ほどもお伝えしたように、呼び方のクセはなかなか直せないもの。恋愛心理があるわけではなく、付き合っていたときの名残が出てしまっているだけでしょう。
相手の女性とあなたが片思いしている男性が、現在進行形で恋愛しているとは限りません。付き合っていると決めつけて落ち込まず、様子を見ましょう。
下の名前を呼び捨てにされるのは脈アリの証拠?
好きな男性に呼び捨てにされたら、多くの女性が「もしかして、この恋は脈アリ?」と手ごたえを感じることでしょう。たしかに、男性心理に好意的な気持ちが隠されていることに違いはありません。脈アリかナシかのどちらかと言われれば、「アリ」と言えます。
名前を呼び捨てする以外にも、「定期的に二人で出かけている」「LINEのやりとりから好意が感じられる」などの脈アリ要素があれば、その可能性はより高くなると言えるでしょう。
名前の呼び捨てだけで「脈アリ」を判断するのは危険
ただし、名前を呼び捨てされただけで「脈アリ」と判断するのは危険です。これまでにお伝えしてきたように、恋愛に関係する心理などなく呼び捨てにしているケースもたくさんあります。「友達以上の存在だけど、恋愛対象ではない」「みんなが呼び捨てだからそうしているだけ」という男性も多いです。
もう一度、自分と彼との最近のやりとりを振り返ってみて下さい。最終的な判断をするのは、ほかの脈アリサインを見極めてからにしましょう。
「呼び捨てにされるのを嫌がる女性」の心理とは?
「男性から呼び捨てにされるとキュンとする」とよろこぶ女性がいる一方で、「名前を呼び捨てにされるなんて嫌だ」と嫌悪感を示す女性もいます。すべての女性が、呼び捨てにされて嬉しいと感じているとは限りません。
彼女たちはなぜ呼び捨てにされたくないのでしょうか?その心理をご紹介します。
心理①呼び捨てによる周囲の誤解を避けたい
人の恋愛話や心理に敏感な人間は、どの学校や会社にも一人はいるもの。その人の前で呼び捨てにすると、すぐに「あの二人、付き合ってるらしいよ」と言いふらされてしまいます。「ただの友達なのにいつのまにか恋人同士にされていた」という勘違いが起こることも少なくありません。
実際に付き合っていたとしても、その事実をみんなが祝福してくれるとは限らないでしょう。嫉妬心から執拗な嫌がらせをしてくる人もいます。場合によっては「立場上、恋愛関係がバレると職場に居づらくなってしまう」という人もいるでしょう。
そういったトラブルを防ぐため、「みんなの前で名前を呼び捨てにするのは避けて欲しい」と考える女性は多いです。
心理②名前をなれなれしく呼ばれたくない
「なれなれしく呼ばれたくない」という心理から、名前の呼び捨てを嫌がる女性もいます。体育会系の部活に所属していた、上下関係の厳しい会社に勤めていた経験を持つ人に多いです。また、人に対する壁が厚い人や、プライドの高い人も含まれます。
「年上には敬語」の習慣が身についているため、たとえ同僚であっても、年下に呼び捨てで呼ばれることを好みません。初対面で呼び捨てにしようものなら、「私のこと馬鹿にしてるの?」「知り合ったばかりなのに、なれなれしい人ね」と距離を置かれてしまうでしょう。
このタイプの女性に対しては、ある程度のコミュニケーションをとり、仲良くなってから呼び捨てにすることをおすすめします。
心理③自分の名前が嫌い
勘違いされたくないから、なれなれしく呼ばれたくないからなどの心理以前に、「そもそも自分の名前が嫌い」というケースも考えられます。「名前で呼ばれるのは自分のキャラじゃない」と考える人、過去に名前のせいで嫌な思いをした経験がある人と、その心理はさまざまです。
心に深い傷を負っている女性もいます。本人が嫌だと言っているうちは、名前を呼び捨てにしない方がよいでしょう。理由を無理矢理聞き出そうとするのもNGです。彼女が心を開いて、話してくれるようになるのを待ちましょう。
名前の呼び捨ては、男性からの「好意のサイン」
男性が下の名前を呼び捨てにする心理は、必ずしも恋愛感情ではありません。しかし、名前を呼び捨てにする女性のことを信頼している、友達以上の関係だと感じているなど、プラスのイメージを持たれていることはたしかです。
名前の呼び捨ては、男性が女性に対して好意を感じている証拠です。すぐ恋愛心理に発展しなくても、今後二人の関係が急展開を迎えることは十分に考えられます。可能性はゼロだと諦めず、よい関係を維持する努力を続けていきましょう。