ヤギの目はなぜ"四角い瞳"なのか？目玉が回転するって本当？

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ヤギの目は独特な四角い瞳孔をしています。この四角い瞳孔が怖い人が実はとても多いようです。

ヤギって可愛い！というイメージと、ヤギって怖い･･･！というイメージを持つ人がいますが、怖い派のイメージの原因は「目」。
ヤギの目は瞳孔が四角くなっており、どんな感情を抱いているのか、丸い目を持つ私達には分からないので怖く感じてしまうようなのです。

当の本人達は普通に過ごしていても怖がられてしまうなんて、不憫ですね。

イカと言われてしまう始末。
ヤギは普通に草を食べて普通に過ごしているだけで怖がられます。

ヤギは普通に可愛い、人間と共に暮らしてきた動物です。
ですからヤギが怖いなんていうイメージは不慣れからくるものなのですが、中々慣れる機会もないので、やはり怖がられます。

怖がられる原因は四角い瞳孔。
何を考えているのか分かりませんよね。

考えているかも定かではないのですが。

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なぜヤギの目が四角いかといいますと、肉食動物の動きを広い視界でキャッチするためなのです。

初めてヤギの目を見ると「なぜこんな目をしているんだろう？」と思いますよね。
実はこれにはちゃんと理由があってこんな形をしています。

ヤギは草原などで草を食べて生きていますが、そのヤギを狙って多くの肉食動物が襲ってきます。
ヤギはそんな肉食動物から身を守るため、瞳孔を広くして、広い視野角でいつでも相手を見つけられるように進化してきたのです。

この広い視野角があればどこから肉食動物が来てもすぐに察知して逃げられるというわけです。

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なぜ動物により瞳孔の形に違いがあるかというと、その動物の生態に合わせて瞳孔も進化しているからです。

ではなぜ、逆に肉食動物などは細い目をしていたりするのかというと、一点集中して狩りを行うため。
こうした方がピントを合わせやすかったり、距離を測れたりするのですね。

こうやって瞳孔一つとっても、様々な生態が分かります。

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ネコ科でも、トラの目は人のように丸い瞳孔をしています。

横長と縦長の瞳孔と違って、丸い瞳孔を持つのが我々人間。
そして、ネコ科でも虎は瞳孔が丸いです。

これは襲われる心配がないため横長にもならず、またこっそり襲うにもネコとは襲い方が違ったためこのようになったと言われています。
襲われる心配がある動物は横長、ハンタータイプは縦長、王者は丸い、ということなのですね。

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遠くから見ていれば全然気にならない羊の目。ですが近くで見ると･･･？

ヤギの目が怖いと言う人は沢山いますが、実は羊の瞳孔も四角。
なぜかといえば、羊も捕食されてしまう側の草食動物だからなのですね。

やはり広い視野角を持っていないと近くにくるまで気づけなくなってしまうので、捕食されてしまう側の羊のような動物は四角い瞳孔が必要なのです。

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羊の目玉もヤギの目同様に、皆が怖い目玉をしています！

羊のどアップ画像。この画像を見るとよく分かりますよね。
羊も近くで見れば実は怖い目玉をしているのです。

でも羊はイメージ的にほんわかしていて怖くないイメージがあるせいか、ヤギばかりクローズアップされてしまっています。

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こちらは馬の目玉画像。馬も瞳孔は四角かったのですね！

馬も実は四角い瞳孔をしているのですが、馬の瞳孔が四角いことは知らない人も多いのではないでしょうか？
馬もヤギや羊同様に、草食動物。
ですから、広い視野角を持って、いつでも逃げられるようにこのような四角い瞳を持っています。

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馬の視野角が分かる画像。人間は顔の横までしか見えません。

瞳孔が四角い馬は、こんなに広い範囲が見えるようになっています。
他の草食動物も同様に、広い範囲が見えるように進化しているのです。

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こちらは鹿の目玉画像。よく見ると瞳孔が四角いですよね！

鹿は瞳全体が黒いので、まるで全てが瞳孔のように見えますが、よーく見ると画像のように、実は瞳孔は四角いのです！！
でも鹿は怖くないですよね？
これはやはり、四角い瞳孔に気づくかどうかという問題のようです。

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よくある悪魔の画像で使われるヤギの頭。こんな角の生えたヤギの頭が使われていますよね。

新約聖書にはヤギを悪しきものと書いてある箇所があるそうです。

なぜそんなイメージとなってしまったかというと、ギリシャ神話やエジプト神話に山羊神が出てきたり、また様々な祭事においてシャーマン的行為を行われる際にヤギの頭を被られていたことから。
キリスト教を普及させる際に、そういった様々な宗教や伝説的イメージが駆逐されていく中で、先行宗教が邪教として扱われるようになり、それにあわせてヤギも悪魔のような扱いとなったのです。

今では悪魔崇拝者もヤギの面を被ったりするなど、ヤギはそうやって悪魔のイメージとなってしまったのですね。

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バフォメットと呼ばれる悪魔の絵がコチラの画像。でも目が四角くないですね。

一番有名な悪魔のイラストがこちらのバフォメット。
ヤギの頭をしている悪魔です。

もちろん実在していたわけではなく考えられた悪魔ではありますが、こういった画像が普及しているせいでより一層、ヤギは悪魔的イメージとなってしまいました。

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瞳孔が開いている間は、ヤギの目はまん丸な目なのです！暗い場所に連れて行けば怖くないってことですね！

ヤギの目は明るいところでは四角になってしまいますが、実は暗いところなら瞳孔が開いて丸くなります。
家の中のネコは目が丸いのと同じですね。

瞳孔が丸ければ、ヤギが怖い人たちも大丈夫なのではないでしょうか！！

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昼間でも、瞳孔が開けばこの通り！実はヤギの目は光があたっている状態が怖いだけなのです！

画像は真顔すぎて少し怖い感じではありますが、このように少し暗くすれば瞳孔が開いて目が丸くなります。
いつもは眠たいようなあの変わった目も、こうなれば普通ですよね。

でも問題は、ヤギを見る時って動物園などだと思いますので、大抵昼間だということです。(笑)

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ヤギの目玉は、餌を食べていても肉食動物の動きが分かるように、なんと大きく回転するように出来ているのです！

ヤギの目玉が回転するという噂がありますが、それも事実。
ヤギの目玉は地面に対して常に平行になるようになっています。

ですので、オス同士がぶつかりあったり、草を食べているときなどは瞳孔が顔に対して縦向きとなるのです。

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確かにヤギの目が縦になっていますよね！こうしてヤギだけじゃなく、馬や羊も、肉食動物の動きをキャッチ出来るようにしていたのです！

ヤギの目が地面に対して横向きになるようになっているのにも理由があります。
それは、草を食べているときにも広く視野角を保ち、いつでも逃げられるようにするためです。

もし草を食べているときに視界が下に集中してしまうと、襲われて食べられてしまうため、このように進化したのですね。

これは一時期話題になりました、一つ目の奇形のヤギ。
一つ目ではありますが、普通に暮らしています。

普通は奇形の動物は短命だったり、何かしらの問題がありますが、順調に育っているようです。

ヤギは実はバランス感覚が非常に優れている動物。
そのバランス感覚はすごすぎて、大道芸も出来てしまうのです。

動画ではビョンビョン跳ねる場所で遊ぶヤギの様子を撮っていますが、人間だったら絶対に落ちますよね。

こちらは奇跡の奇形ヤギ、二本足のヤギです。
二本足で生まれて普通には生きていけないと思われていたのですが、なんとバランス感覚が良すぎるせいか普通に生活しています。

ヤギの群れにもちゃんと入れて生活をしているそうで、その姿見たさに牧場に沢山の人が訪れるなど、生まれてきてくれて良かったと思われているようですね。

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ヤギの目も見慣れてくるとかわいいものです！

今回のヤギの目まとめはいかがでしたでしょうか！

私もヤギの目は少し怖い感覚があった内の一人でしたが、遠めにみていると普通に可愛いんですよね。
ヤギの怖い目には理由があって、自分を守るために進化した結果だったと知り、これからは普通に接することが出来そうです！

また、暗闇ではヤギも普通の顔をしてますので、是非一度暗い場所でヤギを見てみたいですね！