中学生におすすめの自転車8選!通学用でもおしゃれなのが欲しい!
中学生の自転車は何を重視して選べばいいのでしょうか。ギアチェンジは何段階のものがベストなのか、荷台はあった方がいいのかなどを紹介します。失敗しない自転車の選び方や、中学生の男子・女子に人気の自転車も併せてチェックできますよ。
中学生にはどんな自転車が人気なの?
中学生の自転車選びは難しいですが、男子も女子も長く乗れるような素敵な自転車を選びたいですよね。しかし自転車はいろんな種類があり、中学生の場合はどんな価格帯のものを選べばいいのか、何を重要視して選べばいいのかよくわからないという人も多いでしょう。ここでは中学生のための自転車の選び方や、人気のシティサイクル(街乗り自転車)、ママチャリなどをご紹介します。
中学生のための自転車の選び方10選!
中学生は子供から大人になる途中なのでとても繊細な時期です。自転車選びで失敗しないためにも、値段や見た目だけを見て決めるのではなく中学生の都合に合わせてピッタリの自転車を選びましょう。ここでは、タイヤやフレームのサイズ、かごの素材や大きさ、荷台の有無など、中学生のシティサイクルやママチャリの選び方をご紹介します。
タイヤやフレームのサイズ
中学生におすすめのタイヤのサイズは、身長によって変わってきます。
- 約130cm~160cm…22インチ
- 約135cm~165cm…24インチ
- 約140cm~170cm…26インチ
- 約150cm~180cm…27インチ
自転車・メーカーによって身長適応サイズがかかれていますが、目安としては自転車に乗った時につま先が両方地面に着く程度のサイズがぴったりです。中学生のうちは身長がグーンと伸びる子も多いのでタイヤやフレームなどサイズを選ばなくてはいけないものがあると難しいですので、実際に子供にまたがってもらってから選ぶのがおすすめです。
また、フレームは中学生の男子なら26~27インチ、中学生の女子なら24~26インチがおすすめです。自転車の詳細なフレームサイズが表となっているものを「ジオメトリー表」といい、適応身長とフレームサイズなどがかかれていますのでお店などで見かけた場合は参考にしましょう。
かごの素材や大きさ
中学生の自転車にピッタリのかごのサイズは、「通学用のカバンが入るサイズかどうか」というのが重要になります。通学カバンが背負うタイプ(リュックタイプ)のカバンなら背負えば問題ないのかもしれませんが、手に持つようなカバンタイプの通学カバンの場合は前かごのサイズが小さく、カバンが入らないと毎日ストレスがたまります。
その場合は、荷台にゴムネットなどを取り付けて荷台にカバンを置く方法もありますが、いちいち出し入れするのが面倒ですし、何かと荷物が多い中学生の自転車は前にもちゃんとかごが付いていた方が便利です。
また、かごの素材はさびにくいステンレス製が長持ちします。かごのメッシュは大きいもののほうが汚れがたまりにくいというメリットがありますが、細かい方が小物を入れても落ちる心配がないので使い勝手がよく人気があります。
荷台の有無
荷台には重い荷物を載せることができますので、中学生の自転車も荷台付きのものをおすすめします。通学カバンが大きい場合は、前のかごに入れるよりも、カバンカバーやゴムネットを使って荷台に置くようにする方が、腕の力がまだ弱い中学生でも安全に運転できます。
シティサイクルでも荷台が付いているものもありますのでチェックしてみてください。中学校によっては荷台付きの自転車と指定されていることもありますので、確認してみてくださいね。
変速ギアのタイプ
中学生の自転車なら、変速ギアはあった方がいいでしょう。変速ギアには、「外装変速機」「内装変速機」の2種類があります。外装変速機は5段階のギアチェンジができ、内装変速機の場合は3段階のギアチェンジができます。どちらがいいということはなく、ギアに関しては好みによります。
外装変速機は細かくギアチェンジできますがメンテナンスなどによる手間が必要になります。なので、普通に中学生の自転車として乗るだけなのであれば、3段階でギアチェンジができる内装変速機のほうが手間がかからずおすすめです。
ライトのタイプの明るさ
中学生になると部活や塾へ行っているお子さんが多いですよね。そうなると、帰り道は日が暮れて外はもう暗くなっています。そんな時、中学生のお子様が安全に運転するには自転車に付いているライトはとっても重要です(夜間走行時はライトの点灯が義務付けられています)。
自転車のライトを明るくすると、中学生のお子様が自転車を運転しやすいというだけではなく、車道にいる対向車や歩道にいる歩行者からも気づかれやすいというメリットがあります。
ライトのタイプは「バッテリー」「ダイナモ」「オートライト」がありますが、中学生の自転車ならオートライトがおすすめです。
スタンドの種類
自転車を停める時に使うスタンドは、片足スタンドと両足スタンドがあります。中学生の場合、朝に自転車を駐輪場へ停めて授業を受けている間に強い風が吹いて自転車がドミノ倒しになるなどの危険を考えると、中学生には安定性がある「両足スタンド」がおすすめです。
両足スタンドは片足タイプのスタンドとは違って、自転車をスタンド2点で支えるので安定感が高くなっています。また、中学生の自転車として人気があるシティサイクルのスタンドは両足スタンドが多くなっています。
パンクしにくいタイヤ
中学生の自転車は、異物が貫通しにくくパンクしにくいタイヤを選ぶことをおすすめします。ただし、値段が3万円程の自転車では、パンクしにくいタイヤにするとペダルが重くなってしまう可能性もあります。中学生だと自転車での移動がメインになりますので、朝の通学時から疲れてしまうことになります。パンクしにくいタイヤで、かつペダルも重くならない自転車を選ぶのであれば少し値段の高いシティサイクルやママチャリがおすすめです。
乗りやすいかどうか
見た目がかっこいいロードバイクやクロスバイクなどの自転車はあこがれますが、毎日乗るものですので中学生にとっては乗りやすい自転車が1番です(ロードバイクやクロスバイクは禁止されている学校もあります)。となると、シティサイクルやママチャリが1番ということになります。実際に子供に乗らせてみて、楽な姿勢で乗れる自転車を選ぶようにしましょう。自転車を選ぶ時は必ず実際に乗ってみてから子供の身長に合わせたサイズの自転車を選ぶのがよいでしょう。
好みや安全性に適した色
中学生にとっては自転車の色もとても重要です。自分が好きな色じゃないとなかなか毎日乗りたいとは思いませんし、女子であれば特に色やデザインにこだわる子も多いのではないでしょうか。自転車を選ぶ時期には女子同士で盛り上がりそうですね。
また、夜道を乗ることが多いのであれば、「安全面を考えて明るい色の自転車にすると少しでも安全性を高められるよ」というアドバイスなどを織り交ぜて、子供とよく相談して決めましょう。
値段
中学生が乗る自転車の値段は、「安すぎず高すぎず」がおすすめです。安すぎるとすぐに壊れてしまう可能性もありますので中学生のうちにまた買いなおさなくてはいけなくなることもあります。一方、値段が高すぎると盗難被害にあう可能性もありますので難しいですよね。
安すぎず高すぎない自転車を選ぶポイントもあわせて、中学生に人気のシティサイクルやママチャリの値段相場を次にご紹介しますのでチェックしてみましょう。
中学生の自転車の値段の相場は?
中学生の自転車の値段は、「車体の素材」「装備」「グレード」などによって値段が変わってきます。自転車の相場を押さえておき、通学や部活で乗る時も違和感がないような中学生らしい自転車を選ぶ時の参考にしましょう。ここでは、中学生の男子・女子ともにおすすめのシティサイクルとママチャリの相場をご紹介します。
シティサイクル・ママチャリの相場は?
中学生が乗るシティサイクルママチャリの相場は2~3万円となっています。この値段で購入できる車種は「安心安全のBBAマーク」がついたシティサイクルとママチャリです。この「BBAマーク」というのは、自転車協会が定めた90項目以上の安全基準に合格した自転車を証明するものとなり、中学生の自転車には安全面から見てもおすすめです。
シティサイクルやママチャリには1万円程度のものもありますが、安い自転車を買ってすぐに壊れたというのはよくある話です。ただ、特に中学生男子の場合だと身長が20cmも伸びることがありますので、最初のうちは安い自転車に乗って小さくなってきたらまた買い替えるという方法もあります。
ただし、自転車はサドルを調節したりすることで中学生の身長の伸びにも対応できますので、やはり相場である2~3万円の自転車を3年間のるのがよいのではないでしょうか。
相場よりも安い自転車を買うデメリットは?
「まだ中学生だしできるだけ値段は安い方がいい」と思うかもしれませんが、相場よりも安い自転車を買うデメリットとしては、「すぐに壊れる」「前に進みにくい」ということがあります。いくら安い自転車を購入しても、すぐに壊れてしまうのでは結果的に買いなおすことになってしまい損ですし、中学生の期間をずっと前に進みにくい自転車に毎日乗らなくてはいけない子供も大変ですよね。やはり、中学生の自転車を購入するのであれば相場価格帯の車種を選ぶのが1番いいのではないでしょうか。
中学生に人気の自転車8選!
中学生は流行に敏感になるお年頃です。あまりに周りと違う自転車だと「乗りたくない」となってしまうこともあります。自転車を買いに行く時は親と買うことになり、友達と相談するということは少ないでしょうから、ある程度人気の自転車を把握しておくのがおすすめです。ここでは中学生に人気の自転車をご紹介しますので、選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
SK206
毎日家から学校までの通学で使う程度であれば、SK206がおすすめです。タイヤが小さいためスピードの出しすぎを防ぐことができ、小回りがきくので運転しやすいというメリットから人気があります。また、6段階でギアチェンジができるのも魅力です。
GRAPHIS
おしゃれが好きな子供にはGRAPHIS(グラフィス)の自転車がおすすめです。他の友達とかぶりにくいので、色や形にこだわるお子様にピッタリの人気モデルです。こちらも6段階のギアチェンジができます。
アルベルト
アルベルトはブリヂストンが販売している自転車で、重い荷物を載せていてもふらつきにくく、パンクに強いタイヤを採用している自転車です。また、フレームもタフで頑丈ですし、ホイールも頑丈なのが人気の理由です。
アルベルトロイヤル
アルベルトロイヤルは、なんとタイヤの空気圧が足りなくなってくると色の変化ですぐにわかるようになっている優れものです。ほかにも、フレームが頑丈なのはもちろん、通学用タイヤの最上位モデルを採用したタイヤを使用し、パンク防止用のプロテクターまで付いています。
My Pallas(マイパラス)
MyPailas(マイパラス)の自転車でシティサイクルを選ぶ場合、ハンドルは「セミアップハンドル」「フラットハンドル」を選ぶことができます。
家からの通学だけに使うなど、乗車距離が短い場合はセミアップハンドル、遠くまで乗ることもあるのであればフラットハンドルがおすすめです。ギアチェンジは6段階です。
LP-266TD
LP-266TDは、大きなサイズのかごが付いているので、中学生が使う通学バックがしっかり入ります。サドルは高級サドルを使用しているので、長時間運転してもお尻が痛くなりにくいです。また、ハンドルがすっきりとした作りのスタイリッシュな自転車です。
グランディーノ
グランディーノは、パンクしにくいタイヤを使用しているほか、かごが編み込みになっていてとってもおしゃれです。かごのサイズも十分な大きさです。中学生の女子にウケそうな可愛いデザインの自転車です。
クリフティーノ
クリフティーノは、男子も女子も乗りやすいスタイリッシュな自転車です。おしゃれに敏感なお子様でも満足いただけるでしょう。荷台も付いているので重い荷物を運ぶ時も重宝するおすすめの1台です。
通学用自転車は安全性と乗りやすさが大切!
中学生の通学用自転車を選ぶポイントはチェックできましたか。何も情報がないままお店へ行ってしまうと、ついつい安い自転車を選んでしまったり、お店の人が勧める自転車を勧められるがままに買ってしまう可能性がありますので事前のリサーチは重要です。
中学生のうちは通学時に自転車に乗るのはもちろん、放課後の寄り道、部活動での遠征、そしてお友達と遊びに行く時にも乗っていくいわば「相棒」のようなものです。ぜひ、中学生のお子様が長く乗りたくなるような素敵な自転車を選んでくださいね。