中学生の門限は設定するべきなの?何時にするのが一般的?
中学生になると、夏祭りや打ち上げなどで帰宅時間がまちまちになってしまうことがありますよね。門限はあった方がいいのか、時間は何時にしているのかと気になった方はぜひ参考にして下さい。中学生に門限を設定するには何時にするのが一般的かを詳しく解説していきます。
目次
中学生の門限について知りたい!
中学生になると部活や塾など、放課後に予定が入ることで中学生は帰宅時間が一気に遅くなる時期です。そうなると心配になるのが帰宅時間です。中学生だと友達との門限の違いがあると、だんだんと門限を守らないことが増えてくることもあり、親としては心配ですよね。
うちの門限は厳しすぎかな、門限を設定した方がいいかなと不安になったときは、一般的な中学生の門限や守らないときのルールを参考に、門限を設定してみましょう。中学生の子供とのルール決めのときにも参考にして下さい。
中学生の門限は男女で違う?設定すべきなの?
中学生の門限ははっきりとはしていませんが、同じ中学生でも男女である程度の違いがあるようです。中学生男子の場合ははっきりとした門限を設定することは少なく、だいたい夕食の時間までに帰宅するというざっくりとした門限が一般的なようです。部活をしていれば夕食の時間頃に帰宅することが多いでしょう。
中学生女子の場合は、暗くなると心配になるという親が大半を占めているようです。そのため、暗くなる前までに家に帰るという門限が一般的のようです。中学生女子は部活や塾で遅くなる場合は、親に連絡して迎えに来てもらうなどのルールを設定して、連絡がなければ注意することが多いでしょう。
中学生の門限は何時にするのが一般的?【男子編】
中学生は部活がある場合でもない場合でも、一般的に下校時刻は決められているという学校がほとんどです。季節にもよりますが、遅くても18時が平均的な下校時刻のようです。では、中学生男子の場合の門限は何時にするのが一般的なのでしょうか。部活ありの場合と部活なしの場合をご紹介します。
部活ありの場合
部活がある中学生男子の場合は、下校時間ちょうどに学校を出て来たと考えると、家に着くのは18時半〜19時の間の門限がほとんどです。最近では遅くまで部活をする学校は少ないので、部活のある日の門限は19時としている家庭が多いです。
もし部活の後に遊ぶ場合や食事をするなどの特別な場合は、必ず連絡を入れるようにルールを決めておきます。何時になるかわからないという連絡は許可しないように注意し、遅くても門限は20時にしているという家庭が多いようです。
部活なしの場合
部活がない中学生男子の場合は、授業が終わり下校する時間はだいたい15時半〜16時頃です。その後に特に何もすることもなく帰宅するのであれば、部活がないときの門限は17時でルールを決めましょう。中学生が帰宅後に遊びに行く場合でも、部活がある日とはルールを分けておく方が安心です。だいたい夕飯を食べ始める18時〜19時に門限を決めている家庭が多いようです。門限に遅くなるときは何時になるか連絡を入れるなど、もしものときの最低限のルールは守るように注意しましょう。
中学生の門限は何時にするのが一般的?【女子編】
中学生男子の門限は少し遅くなっても構わないと考えている親が多いのに比べ、中学生女子の門限は厳しくしておきたいと考える親は多いようです。中学生女子の夕暮れどきの一人歩きは事件に巻き込まれるなどの心配もあり、中学生女子はルールを守らないときは厳しく注意しているという家庭がほとんどです。中学生女子の部活ありの場合と部活なしの場合の門限はどのようなものか、ご紹介します。
部活ありの場合
中学生女子の場合でも、部活が終わり帰宅する時間は男子と同様に18時半〜19時頃になります。下校時刻は季節で変わりますが、19時というと徐々に薄暗くなってくる時間帯です。女子が部活が終わってから帰宅するには心配な時間帯ですね。中学生は部活後に遊びに行かせるという家庭は少なく、ほとんどの家庭では特別な日を除いて19時を門限としている家庭が多いようです。
部活なしの場合
中学生女子も男子と同様に部活がない場合は、授業が終わり15時半〜16時頃には帰宅します。このくらいに帰宅すればまだ明るい時間なので、遊びに行くことを許可している家庭が多いです。このときの中学生女子の門限は18時とし、この時間以降は遊びに行かないように注意しましょう。部活がない日に友達と遊ぶ時間を作り楽しみを作ることで、中学生でもバランスが取れた生活ができるようになりますよ。
門限を破った時、親はどのように対処すべき【パターン別】で3つ紹介!
小学生の頃と比較しても、交友関係や行動範囲が広がった中学生は、楽しさを優先するあまり門限を破るという行動に出ることが徐々に出てきます。そのようなときの親の対処で、子供との関係がギクシャクしてしまうこともあります。ある程度の判断は中学生である子供に任せることも大切ですが、ルールを守らない場合の対処法を考えておきましょう。どうするべきなのか、パターン別に対処法を3つご紹介します。
①数分程度の遅れの場合
中学生は数分程度の遅れでも厳しく注意するという家庭が多いです。門限は約束なので、中学生でも社会に出たときに約束を守れる人になって欲しいという考えの方もいるようです。アバウトな状態でズルズルと時間を守らない状態を続けて行くのは、だらしない大人になってしまうから厳しく注意するという方もいます。
また、門限を守れなかった回数によって怒り方を変えているという方もいました。最初から厳しく注意することはせず、何度か続くようなら厳しく注意し、親が心配していることを伝えて罰則を与えることも大切です。時間にだらしない人はお金にもルーズになりがちという考えの元、親が注意できる中学生時代からしっかりしつけておけたらいいと考えている方もいました。
帰りが遅くなったら怒るより心配してあげることが一番です。 子どもは反発しやすいですが、親が心配してあげることで安心するものです。 そしてもし携帯を持たせているなら、帰りの連絡をさせるのも手だと思います。 可能なら迎えに行くことも出来るし、出来なくてもあとどれくらいで家に着くのかも予想しやすくなるでしょう。 連絡しないなら携帯を取り上げるとか…そういったことを約束しつつ…。
②一時間くらい破った場合
中学生で一時間くらい門限を破った場合は、まず先に連絡を取りましょう。友達と何かトラブルに巻き込まれたり、困った状況に陥っている可能性もあるからです。特別な日を除いて、初めてそのようなことがあった場合は、怒ることよりも理由を聞くことを優先して下さい。理由によっては説教をしたり、門限を破ったときのルール通りに罰則を与えることも考えましょう。
たとえ平行線であっても続けるべきです ここでやめれば子供は「やった、もううるさくない」と思う反面 「見捨てられたのだ」と思います(実際そういうことを知り合いが言っていました) 「帰ってきなさい」というより「心配してるよ」と送ってみる 「出て行け」「ごめんなさい」の図式は成立しないのですね 子供が帰ってこれるようにしてあげること どうして帰ってこないのか?よく考えてみる必要があるとおもいますよ
このようなことが初めてではない場合は、回数によっては外出禁止などの措置を取り、本人になぜ門限という時間に遅れることがいけないことなのかということをしっかり伝えましょう。単にうちのルールだからという説明では中学生は納得しません。中学生という年齢で門限を破るとどのような危険があるのか、親が心配している理由やルールの意味をきちんと理解できるように説明してあげましょう。
中学生はまだ子供ですし 義務教育の下で育っています。 当時は何で私だけ?という 疑問だらけだった門限も 今考えればそれだけ親に 大切にされてたんだと思えます。
③数時間単位で破った場合
中学生が数時間単位で門限を破った場合も一時間くらい破った場合のように、まずは本人と連絡を取り、帰宅したら遅くなった理由を聞きましょう。数時間単位で門限を破った場合は、周囲が暗くなっている時間だと思います。あまり焦らせて帰宅させるのも危ないので、迎えに行ける場合は迎えに行くのもありだという家庭もあるようです。
このような門限破りを何度も繰り返す場合は、きちんと罰則を与えて本人が理解できるように促すことが大切です。
今日は、お祭りということもあり朝8時からお友達が来て遊びに行 きました。 当初の話では、祭が終わる19:30とのことで特別に了解したのですが、先程メールが届き21時になると… すぐさま電話して事情を聞くと、祭が終わるのがその時間で友達皆門限ないからと。
中学生の女子の場合だと、彼氏ができると帰宅時間が徐々に遅くなる傾向があるようです。そのような傾向がある場合は特別なことがない限り、なぜ門限よりも遅くなるといけないのか、親が心配している理由を中学生が理解できるように説明してあげましょう。もし中学生男子に彼女ができたような場合は、彼女をきちんと家まで送り届けて門限を守るように伝えてあげるといいでしょう。
女の子で一番こわいのは「望まない妊娠」です 耳に甘い言葉をささやく異性も少なからずいるのが現実です 世間体や自分のためではなく「子供の幸せのために」、話しましょう 親世代のように「出て行け」といわれても行く先も無い。。っていう時代ではありません
中学生で門限を設定しないときの注意点は?2つ紹介!
大抵の家庭では門限を設定しているので、大学生まで実家暮らしとなるとしばらくは門限という約束の中で生活することとなります。ですが、門限を設けることで子供を縛り付けているのではないかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。中学生になったら門限を廃止しようかと考えている家庭のために、門限を設定しない場合の注意点を2つご紹介します。
①電話やメールで必ず連絡が取れる
中学生の門限を設定しない場合に必ず必要になるのは、連絡を必ず取るという約束です。子供は門限も親との約束も何もない完全に自由な状況になれば、全く連絡をすることもなく1日家に帰らないという事態になることも考えられます。周囲が暗くなるような時間帯に帰宅することになる時だけでも、何時に帰宅するかを連絡するように約束しましょう。この約束を守らない場合は、事件に巻き込まれたかと思い心配するから、必ず連絡してほしいということを子供に伝えましょう。
②しつこく連絡しない
門限を設定しない場合、門限を守らないということにはならないので、遅く帰宅することがあっても親はしつこく連絡をしないようにしましょう。帰宅するまでしつこく連絡をしたくなる気持ちもわかりますが、子供の判断に任せることも大切なことです。親も苦しいところですが、なぜ遅くなるときは連絡をしなければいけないのかを、実体験を通して学べるチャンスだと捉えてください。ルールを守らないことはどういうことなのかを考えられると、門限に関して親が何か伝えたいことがあるときも、話がすんなりと通じますよ。
特別なことがあった場合の門限の対処法は?
文化祭の打ち上げ、試合に勝った、花火大会や夏祭りなど、夜にかけて出かける機会が多くなるのも中学生の特徴です。そのような特別な日の門限はどのように対処したらいいのか、悩むところだと思います。
そこで基本となるのは、子供が学校生活を楽しむために参加した方がいいかどうかです。あまりにも厳しい門限で縛り付けてしまうと、仲間外れになってしまう可能性もあり、学校生活に影響が出てしまいます。そのように思えることに関しては、門限を緩めてあげましょう。20時や21時など、補導の対象とならないような時間で門限を設定し、なぜその時間なのか理由を説明して下さい。
あくまでも特別な日の門限は特別な日の門限として、いたる所で特別というワードを使わないようにすることも大切です。多少駄々をこねれば特別で通ると考え、駄々をこねてくる可能性もあります。メリハリをつけた門限を設定して下さいね。
門限についてしっかり話し合い、理解を求めよう!
中学生の門限は誰のために、何のためにあるのかを理解することで、中学生にも受け入れらるようになります。反抗期があり難しい年頃の中学生ですが、親とのコミュニケーションで改善されることもたくさんあります。ぜひ大切思っていること、心配していることを伝えてたくさんコミュニケーションを取り、中学生と楽しく過ごして下さいね。