『聖』の意味とは?類語&対義語・使い方10選も!

『聖』はよく目にする漢字ですが、その意味はどれくらい理解していますか?ここでは『聖』の意味だけでなく、語源や英語訳、使い方など詳しく紹介していきます。人名にもおすすめの漢字なので、『聖』について知識を深め、日常に活かしていきましょう!

『聖』の意味とは?類語&対義語・使い方10選も!のイメージ

目次

  1. 1『聖』の意味とは?
  2. 2『聖』の語源は?
  3. 3『聖』の類語は?3つ紹介!
  4. 4『聖』を英語で言うと?
  5. 5『聖』の対義語は?
  6. 6『聖』の使い方と例文10選!
  7. 7『聖』の意味を知って、知識を増やそう!

『聖』の意味とは?

【聖】は日常でも目にすることのある漢字ですよね。人名に使われていることもあります。皆さんは【聖】の漢字や、その意味にどのようなイメージをもっているでしょうか。

神々しい様子の女性

まず【聖】という漢字は、「せい」や「ひじり」と読むことができます。「せい」は「聖なる」などと送り仮名を使って読むことが多いですよね。一方「ひじり」はあまり使うことが多くないかもしれませんが、人名として使われていることもあります。そんな【聖】の意味は、読み方によって少しずつ違いがあります。

神聖な像

『聖』を「せい」と読む際の意味

宗教的に「神聖性」を意味し、知徳に優れた完全な人格をも意味します。「聖人」といった使い方がポピュラーですね。またこの「完全な人格者」ということから、神そのものを意味することもあります。神聖で犯すことのできないもの、それが【聖(せい)】の意味です。「賢さ」を意味することもあります。

『聖』を「ひじり」と読む際の意味

基本的な意味はあまり変わりませんが、「日知り」という意味から「司祭者や呪術者」、また仏教僧などを意味するとされています。さらには「天皇」を意味することもあります。「せい」に比べると、概念ではなく、僧や天皇など、高徳な人物そのものを意味するようです。

宗教的な人物像

『聖』の語源は?

【聖】の意味について少し理解したところで、次は【聖】の語源をみていきましょう。【聖】には「知徳に優れた人物」、「賢さ」といった意味がありますが、【聖】の漢字を分解してみると語源がみえてきます。

十字架

【聖】という漢字は「耳」、「口」、「王」の3つに分解することができますよね。「耳」はそのまま耳の意味、「口」は神様のお祈りに使う器の意味、そして「王」はつま先立ちをしている人の様子を意味しています。これらが組み合わさると、「人が神様にお祈りし、お告げを聞いている様子」が意味されます。

ここから「神様のお告げを聞く人」が「神様の言葉がわかる、神様に通じる人」と変化していき、「神に使える聖職者」や高僧などを意味するようになっていったのが【聖】の語源だそうです。

境界にある聖母像

『聖』の類語は?3つ紹介!

語源について知ったところで、次は【聖】の類語をみていきましょう。【聖】の主な類語は3つあります。それぞれの類語について意味をみていくと、【聖】についての理解がさらに深まりますよ。

宗教的な書籍

崇高な

こちらは「すうこう(な)」と読みます。「崇高な精神」などという使い方があり、その意味は「気高く尊いこと、またその様子」です。測定不可能で、何にも代えがたい偉大なものに遭遇したときに抱く感情や心的なイメージを意味する言葉です。「神聖で犯すことのできないもの」を意味する【聖】の類語だということがよくわかりますね。

神的

「しんてき」と読み、「人知でははかり知れない不思議な様子」や、「神がかっている様子」を意味します。「神がかっている」という言い方は、最近若者もよく使う言葉ですよね。このように神々しい様子を意味することから【聖】の類語だということがわかります。

尊者

「そんじゃ」と読みます。「目上の人」や「身分の尊い人」といった意味があり、キリスト最大の教派であるカトリック教における有徳な人物への敬称でもあります。ちなみに「尊者」がさらに「イエスキリストの教えに忠実に従い完全に実行できた人物」と認められると、「聖人」に昇格するようです。このことからも【聖】の類語だということは納得しやすいですね。

神秘的な雰囲気のある女性

『聖』を英語で言うと?

【聖】は英語で「holy、holiness」と訳されます。クリスマスの歌「きよしこの夜」にある、英語の歌詞「ホーリーナイト」という使い方が有名ですね。英語の「ホーリーナイト」は「聖なる夜」という意味です。

また「聖人」という意味では、キリスト教の聖者を表す「saint」という英語で訳されることもあります。こちらの英語は「Saint Valentine's Day」というようにバレンタインデーで目にすることがありますね。

雪の中で手を合わせる女性

『聖』の対義語は?

それでは、【聖】の反対の意味である「対義語」にはどのようなものがあるのか紹介します。【聖】の対義語は、「汚らわしい」という意味の【穢】、そして「宗教に関係しないこと」を表す【俗】です。【聖】を「聖なる夜」などの高貴で美しい様子を意味する使い方をする場合と、「聖人」など宗教的な意味で使う使い方の場合とで対義語も少し変わってきますね。

天使の後ろ姿

対義語を見ることで、【聖】の「神聖な」という意味や、神や高僧など宗教的な用語を指す意味がよく理解できます。言葉についての知識を深めるには、対義語を知ることも大切かもしれませんね。

『聖』の使い方と例文10選!

最後に【聖】の使い方と、その例文をみていきましょう。様々な使い方があり、私たちの身近なものや、よく知っているものにも使われていることがわかりますよ。意味や語源を知ってから例文をみると、理解度も違ってきますね。

宗教にまつわる像

①聖歌を歌う

「聖歌(せいか)」という歌に【聖】が使われています。「聖歌」とは一般的に、「神聖な歌や宗教歌、またはキリスト教の讃美歌」という意味があります。後ほど出てくる「聖歌隊」は、この「聖歌を歌う」合唱団のことです。

例文:『教会で聖歌を歌う』

②聖地へ向かう

「聖地(せいち)」は「特定の宗教にとって拠点となる所」、または「宗教の開祖・創始者にまつわる重要な所」、「奇跡や霊的な出来事の舞台になった所」という意味があります。ただし今では宗教的な使い方を越え、スポーツやアニメなど、様々なジャンルで「聖地」という言葉が使われていますね。

例文:『大好きな映画作品の聖地へ向かう』

③聖書を読む

「聖書(せいしょ)」はキリスト教やユダヤ教の教典とされる宗教文書です。キリスト教においては、イエスキリスト以前の物を旧約、以降の物を新約と言っています。キリスト教系の学校に通ったことのある方などは目にしたことがあるでしょう。

例文:『自分の教養のために聖書を読む』

聖書

④ここは神聖な場所

「神聖(しんせい)」は「尊く、けがれなき様子」を意味する言葉です。つまり神聖な場所というのは、「宗教や信仰の対象などになる聖なる場所」を示します。「聖地」の類語でもありますね。日本では「パワースポット」という言葉でも表すことがあります。

例文:『ここは神聖な場所だから騒いではいけない』

⑤壮大な大聖堂

「大聖堂(だいせいどう)」とは、キリスト教の宗教建築のひとつです。大聖堂と呼ばれる建築物は世界中にあり、例文にもあるように、壮大で美しいものばかりです。まさに「聖なる建築物」という雰囲気に包まれていますよ。

例文:『壮大な大聖堂を目の前にして感動する』

⑥聖歌隊と歌う

先ほど「聖歌」のところでも紹介したように、「聖歌隊」は教会や学校などで、聖歌を合唱する合唱団のことです。礼拝やミサだけでなく、クリスマスや結婚式などでも見かけることがあるでしょう。

例文:『クリスマスに聖歌隊と歌うことができた』

教会

⑦賢人と聖人

「賢人(けんじん)」とは、「聖人(せいじん)の次に徳のある賢い人」という意味があります。賢人を賢者(けんじゃ)と言うこともありますが同じ意味です。

例文:『賢人と聖人には差がある』

⑧オリンピックの聖火を見る

これは皆さんもご存じかと思いますが、「聖火(せいか)」はギリシャのオリンピアからオリンピック開催地まで聖火ランナーによって届けられる火のことです。元はさらに宗教的な意味が強く、「神にささげる神聖な火」という意味で使われていました。

例文:『テレビでオリンピックの聖火を見る』

オリンピック

⑨聖域を犯すことは許されない

「聖域(せいいき)」とは先ほどの「聖地」とほぼ同じ意味で使われ、「犯してはならない神聖な区域」のことを指します。

例文:『誰であろうと我々の聖域を犯すことは許されない』

⑩ゴシック様式の大聖堂を見る

先ほども「大聖堂」が出てきましたが、今回は「ゴシック様式」に限定されている使い方ですね。実は大聖堂にはそれぞれ建築様式の違いがあり、ロマネスク様式という様式も有名です。

例文:『ノートルダム大聖堂というゴシック様式の大聖堂を見る』

大聖堂

『聖』の意味を知って、知識を増やそう!

【聖】について、その意味だけでなく、語源や英語、対義語など様々な知識をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。もともと神聖で清らかなイメージのある漢字ですが、そのイメージがさらに深まったのではないでしょうか。【聖】は人名にもよく使われ、人気のある漢字ですから、名付けを考えている方にもおすすめです。【聖】の意味を知り、知識を増やして教養を高めていきましょう!

十字架のネックレス

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この記事のライター
rinat0411
2歳男児を育てながらフルタイムで働くワーキングマザーです。

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