【アメリカ観光】デトロイトの現在。ゴーストタウン化した危険地域に行く
言わずと知れた工業都市、アメリカ、デトロイト。治安が良かったこの町はある時を境に急速にその治安が悪化。ここではそんな悲惨なデトロイトの情報を詳しくお伝えします。アメリカの今後が心配になってきてしまいます・・・。これが大国アメリカの荒廃した都市の姿です。
目次
治安最悪?アメリカのデトロイトの治安状況
車の製造業で栄えた、そしてモータウンなどの音楽の発祥の地として有名なアメリカのデトロイト。
治安も比較的良かった時代もありました。
しかし近年財政破綻したデトロイトは地域によって治安的に危険地帯に指定されています。
場所によって荒廃し、廃れきった治安が織りなす景色が見られます。
その雰囲気と言ったらSFゲームの世界が破滅した後の地球のすごみがあります。
荒廃した建物
まるで世界の終わりのような荒廃したアメリカのデトロイト。
荒廃
このような場所が絶え間なく広がっていると言います。
ここがアメリカの大都市だったと思いにくいですね。
まさに廃墟。
映画に出てきそうです。
もはやお化け屋敷。
デトロイトのビフォーアフター。
デトロイトのビフォーアフターその2.
治安状況の悪さの目安で紹介できるのが、警察の到着時間でアメリカ平均で11分というものがデトロイトでは一時間もかかってしまう危険なものになっている。
これでは何か盗まれたら完全に逃走されてしまったあと到着して、結果報告だけになってしまう。
銃を突きつけられて読んだはいいが殺されたあと、自分が殺人事件で新聞にその警察官にのせられることになって、救われた記事などのらないでしょう。
危険極まりない。
アメリカの治安を守る警察官そのものがいないとなると相当荒廃が進んでいるのがうかがえます。
アメリカで車の製造で栄えたデトロイト
アメリカデトロイトは車の製造業で栄えたことで有名で、「デトロイト3」という言葉があるほどだ。
デトロイトで有名なもの、一つ目に「GM」ゼネラルモーターズ。二つ目に「フォード」、最後に「タイムラークライセラー」である。
どれもアメリカの車で知らない人がいない大企業である。
ゼネラルモーターズなどはもう拠点をほかのアメリカの場所に移してしまっているし昔の栄えた跡はどこへ行ったのやら、という状況。
有名なヘンリーフォード博物館もあります。
財政破綻のデトロイト・シティで、アーティストが着々と進める「コミュニティ・ビルディング」<アーカイブ記事>https://t.co/cYX9DF10DL#コミュニティ #再生 #デトロイト pic.twitter.com/CQMH5yNonR
— HEAPS MAGAZINE 編集部 (@HEAPSMAG) July 25, 2017
アメリカ、デトロイトのゴーストタウン
デトロイトの町並みは現在ゴーストタウンとなっていて、家の物件で建物が1ドルから最安値であるほどの荒廃ぶり。治安もアメリカの中で最悪。
コカ・コーラよりも安いのは、治安状況や財政破綻した影響が色濃いのでしょう。家は今にも壊れそうで、だれも使わないのか、ボロボロ。
火事で黒く燃えた跡がある家はなんとギャングがドラッグの売買で使用するケースもあるので、警察が燃やしてしまう。ということもあるそうです。これでは警察の手入れで治安が逆に悪化する気が・・・。
栄えた時期はバスケットボールで汗を流してお互いを鍛えあった体育館も、美術館も、ショッピングモールも、今となっては過去の遺産のようです。
余談かもしれませんか、現在、この荒廃したゴーストタウンやスラム街は廃墟マニアに人気だそうで、タクシーもろくにスラム街は走らないにもかかわらず、訪れて写真をとったりする人々が多いそうです。
治安の悪さで逆に起こったブームとは、皮肉です。
観光客もこの危険地域にわざわざ足をはスラム街でその荒廃具合、治安の悪化具合を観光気分で楽しむことが行われています。
アメリカ、デトロイト郊外の治安はどうなの?
デトロイト郊外の治安はというとミシガン州のデトロイトとくくられ旅行者が怖がるみたいですが、アメリカのミシシッピ大学も郊外にあるだけに、デトロイトシティとその近辺に危険性があるだけでほかはやはりアメリカらしく観光者やもちろん生活者、滞在する日本人もいっぱいいます。中でも日本人の滞在者、日本人の観光者のブログを見ると、日本ではテレビなどで怖がられているけどゴーストタウンや危険地域を除けばそんなに怖いと感じるものでもなかった、という日本人の方がたくさんいて、地域によってはスラム街化ということのようです。現在の生活で多少ショッピングモールや閉鎖されているビルなどはあるものの夜に出歩くことさえしなければ治安的に日本人に危害が及ぶことの可能性は少ないです。
ただ、現在のその地域の生活水準から言ったまでで、デトロイト市内に行った日本人はやはり荒れた景色と治安に驚いたみたいですが。
デトロイトの治安の悪さ、アメリカ全土と比較した犯罪率は?
現在デトロイトの生活者の犯罪水準は上がってきていて、アメリカ国民全体とデトロイトの市民の犯罪の比率で言うと、デトロイトの犯罪件数は国民全体の約2倍。
殺人に至っては、約9倍という治安の悪さになっている。
この数は現在のアメリカの一つの市の中でワースト一位になっている。
警察の人で不足で、だんだん数が減少中、警察官の人で不足の問題も起こっている。
ここ、アメリカのデトロイトの地で生活することの大変さが浮き彫りになってることがここで読み取れる。
いくら観光で廃墟の見学や撮影が好きな人がいくといっても危険でない地域はデトロイト市内にないと思って越したことはない。
治安が悪いせいで犯罪が起こることはどこでもあり得るが、その可能性が極めて高いからです。
危険地域のゴーストタウンに近づく機会はないと思いますが興味本位で行くのはやめましょう。
観光ならデトロイト以外で。なぜならば治安がまだ良いから!
日本人の方が書いたブログなのですが現在のデトロイトの観光に有益な情報やスラム街の写真、生活の荒廃具合がよくまとめられたブログです。
この中にマップを使ってデトロイトの区域の犯罪の発生が黄色やピンクの丸いマークで確認できる画像があるのですが、いたるところで犯罪が起きているのが手に取るようにわかるので、スラム街の危険性を知るのに大変役に立ちます。
治安の悪い場所の危険さ
海外に渡航したことがある方ならお分かりかもしれませんが、日本では夜出歩けますが、海外ではなるべくやめたほうがいいのです。
なぜならば犯罪の窃盗やレイプ事件に巻き込まれるからです。
海外は日本と比べてその発生件数が軒並み高いところが都市部、特にゴーストタウンやスラム街でおおおいので、心得ておくことをおすすめします。
アメリカのデトロイト以外のほかのスラム街でもそうなのですから、犯罪率、治安の悪さがアメリカでトップのココ、デトロイトでは死活問題と理解しておきましょう。
日本人が犯罪に巻き込まれた情報はまだこれと言って入っていないようですが、海外のスラム街、ゴーストタウンはそういう治安状態の認識で足を踏み入れるのが賢明です。
・
— 忍者=Ninjya (@_Ninjya_) August 15, 2015
デトロイト廃墟
教会さえも廃墟で
道の真ん中に駐車して
井戸端会議してるね@_Ninjya_ pic.twitter.com/otNh98uYUv
大国アメリカのデトロイトが衰退したわけ
治安が悪くなり生活水準が軒並み低下、荒廃したエリアと化した原因は典型的な都心の荒廃プロセスを経てのことが以下の説明でわかります。
自動車大国で有名だったアメリカ。特にデトロイトはその隆盛をきわめてデトロイトで生活する住民を積極的に雇用、さらにアメリカのデトロイトの産業を上へ上へ押し上げていった。
しかし、そんな現地の生活の中にデトロイト暴動という形で1967年、大きな暴動がおこった。
現在の考え方でそれが衰退の引き金になったと考えられます。
治安状態もここを大きくターニングポイントとして悪化の一途。
その当時アメリカの酒場は免許制でその時営業が許されていました。
しかし無免許酒場が多く営業していたのを理由に大規模な手入れを行いました。
それがきっかけで大きな暴動に発展したわけです。
そしてそのあとから多くの工場が移転をはじめ人口は減少。閉鎖された、荒廃した工場が姿を見せ始め、生活者もだんだん少なくなりました。もちろん治安は悪くなる一方。
その負のスパイラルがすすんで衰退し荒廃した場所が広がったわけです。
昔はとても栄えていました。
二次会来れなかった人に伝えたいんだけど、会費払ったあとの薄暗い通路でガラの悪いアロハ2人が通行料をせしめたり、組織を裏切った人間が謎の液体を大量に飲まされて解体ショーに出されるところとかがサイコーだった#ここがすごい #治安#goyunwd#意見には個人差があります pic.twitter.com/VZfZxgEMpc
— わん (@1_de_flaneur) July 22, 2017
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんだか調べていて、いまの日本の北海道の同じく財政破綻した夕張市のような印象を受けました。
だんだん治安が悪くなって、財政破綻、人がいなくなって廃墟化。
なんだか怖いですね。
しかし治安と言ったらまだまだ日本はとても良好なほうでしょう。
何しろデトロイトは強奪や殺人レイプまで頻繁に行われているそうですから。
日中は安全でも夜間はほんとに怖いそうです。
日本人としてはわかりづらい治安の感覚ですが。
しかし治安が悪くなって逆に廃墟ツアーなるものが流行るようになったのは皮肉的ですね。
とにかく今回、アメリカの中で最も危険な治安の悪い地域を調べてみて改めてその危なさと日本の安全さを再認識しました。