黒バイ警察「黒豹隊」とは?白バイだけじゃない覆面バイクまとめ

バイク警察でおなじみの「白バイ」ですが、実は黒バイ警察もいるのをご存知ですか?黒バイ警察を「黒豹隊」と言います。そして黒バイを始め、他にも様々なバイク警察がいるんです! それぞれのバイク警察について、黒バイをメインにご紹介していきます!

黒バイ警察「黒豹隊」とは?白バイだけじゃない覆面バイクまとめのイメージ

目次

  1. 1バイク警察ってかっこいい!
  2. 2バイク警察=「白バイ」みたいなイメージがある
  3. 3実は黒バイも存在する
  4. 4和歌山県警の黒バイ警察=黒豹隊
  5. 5黒バイの黒豹隊ってどんなバイク警察?
  6. 6実は、黒バイ以外の他の色のバイク警察もいる!
  7. 7黒バイの黒豹隊の活躍の様子がすごい!
  8. 8警視庁主催の「二輪車実技教室」
  9. 9まとめ:社会を守る黒バイなどのバイク警察をもっと知っておこう!

バイク警察ってかっこいい!


バイク警察って、巧みにバイクを操り、交通違反した人を颯爽と追いかけていく、かなりかっこいいイメージがあります!

警察って聞くと、何もしてないのに「ドキッ」としちゃいますよね。
でもバイク警察って聞くと、何だかかっこいい響きがします!

バイク警察=「白バイ」みたいなイメージがある

出典: https://www.pinterest.jp

バイク警察っていうと、白い、かなりかっこいい大型バイクに乗った警察の「白バイ」を思い浮かべますよね。
交通違反をすると、どこからともなく現れ、巧みなバイクスキルを見せながら、取締りをします。

なかなか街で見ることはありませんが、白バイを見つけると、ラッキーのようなラッキーじゃないような複雑な感じに苛まれます。

白バイ隊員は、かなりの訓練をつんで、バイク警察となります。
その分、日頃の訓練のお陰で、交通違反をする人に高度の運転スキルで立ち向かいます。

白バイの人が取締りをしている様子。
警察って一概にいっても、やっぱり人間なので、中にはものすごく優しい人もいるんですね!

実は黒バイも存在する


でも実は、バイク警察って、白バイ以外にも「黒バイ」というバイク警察がいるのをご存知でしたか?

白バイとはまた違った仕事内容を持っている「黒バイ」

黒バイは覆面専門のバイク警察で、覆面調査を行います。
覆面調査をすることで、日頃見逃してしまうような捜査も行うことができます。

和歌山県警の黒バイ警察=黒豹隊

黒バイ警察のことを「黒豹隊」と言います。

黒バイと聞くだけでもかなりのインパクトがあるのに、「黒豹隊」って何だかすごい名前ですよね…

まるで黒バイの黒豹隊って暴走族の名前見たい…

なんだか「◯◯隊」って、暴走族の名前のような感じがしますよね…
初めてこの名前を聞いたら「バイク警察」だなんて想像つきませんよね。

でも黒バイの役割を知れば、納得できます!

黒バイの黒豹隊ってどんなバイク警察?

そんな黒豹隊についてもっと知りたい!そんな方に、今回黒豹隊の隅々までご紹介していきたいと思います。

まず、黒豹隊が、和歌山県警の黒バイ警察で、「暴走族専門」というのはわかりましたよね。

これは、2002年に和歌山県警察本部暴走族対策部が、全国で初めて「覆面調査官」として黒バイの「黒豹隊」を導入したのが始まりです。2001年の検挙数に比べ、2倍以上の功績が現れ、黒バイ「黒豹隊」の活躍がかなりありました。これをきっかけに「黒バイ警察」として、和歌山県以外の場所でも、用いられるようになりました。

黒バイ警察「黒豹隊」のバイクには、以下の様々な特殊整備がなされています。
①採証用カメラ
②採証液発射装置アトラス
③警棒
④特殊乗車服

①採証用カメラは、雨天でも撮影が可能で、どんな状況でも、証拠場面を捉えることができます。
②採証液発射装置アトラスは、マーキングをするために、ペイント弾を発射できます。見つけた犯人は逃がさないようになっています!
③警棒は、ハンドル上部に取り付けられ、使用することがあれば、すぐに出せるような状況になっています。
④乗車服は、黒の目立たない服を着て、カモフラージュをします。あくまで、「覆面」なので、なるべく自然を装えるような服装をします。

覆面調査兼、暴走族専門として、活躍しています!

暴走族取締専門

そして黒バイのはじまりとなった「黒豹隊」は、暴走族の犯行を取り締まってきました。

基本的な構成は、覆面パトカー1台と、黒バイが3台のチームで取締りを行います。
覆面パトカーが指示を出し、黒バイ3台がその指示に従って行動します。

実際に黒バイ警察の黒豹隊が導入された翌月の、5月のゴールデンウィークに、58人の暴走族の構成員を捕まえたことで、かなりの実績をあげました!

覆面バイクとして活用

やはり、白バイなどのバイク警察は結構目立ちますよね。
なので、どうしても犯行を取りこぼす状況なども出てきます。

しかし、黒バイでの取締りは犯行のぎりぎりまで「覆面」で行われますので、違反者の検挙率が高くなります。

覆面で取締りすることで、常に検挙率が高くなり、「ちょっとくらい違反しても、大丈夫だろう」という気持ちで運転するができないことを、理解させてくれる良い機会になります!

実は、黒バイ以外の他の色のバイク警察もいる!

ここまで、白バイ、黒バイ、黒豹隊を紹介してきましたが、実はバイク警察には、様々な色のバイク警察が存在するんです!
白バイ、黒バイの他にも、赤バイ、青バイ、黄バイ、グリーンバイクが存在するんです!
この4つのバイクをそれぞれご紹介します。

赤バイ

まず「赤バイ」は、「消防活動二輪車」のことで、消防隊の活動をします。
もちろん、消防時の指揮を取るのは「消防車」ですが、それに連なって、赤バイも出動することがあります。

どうしても、消防車だけでは、すばやい情報をゲットすることが難しいときがあります。そんなときに活躍するのが、赤バイなんです!

赤バイは、火災や地震など震災が発生したとき、現地情報をいち早く収集し、救出活動に挑みます。渋滞の多い都市部などでは、赤バイの素早い行動がとても役に立つんです!

また、赤バイは基本的に軽二輪車なので、維持費もかなり安く済み、経済面でも効果があります。

青バイ スカイブルー隊

青バイは、大阪府警が導入しているバイク警察のことで、「スカイブルー隊」という名前で、ホーネット250ccやホンダCB400などが使用されています。
青バイスカイブルー隊は、バイク警察ではありますが、交通取締などの業務はしません。青バイスカイブルー隊の基本的な仕事は、パトロール、事件発生時に警察官と連携したりするだけで、青いパトカーと、基本的には同じ業務をこなします。青バイスカイブルー隊を見ても「大丈夫」とは思わずに、青バイスカイブルー隊に見られているという緊張感を持つのは大事です!
青バイスカイブルー隊は、ひったくりを減らすために導入されたことでも有名です。大阪はひったくり被害がかなり大きい地域なので、青バイスカイブルー隊の仕事がかなり活躍しています!

黄バイ

黄バイは「高速道路パトロール」専門のバイク警察なんです!
黄バイは、いち早く事故現場に向かうために、様々な機能がついています。
高速道路などの場所は、車が猛スピードで行き交う場所なので、黄バイのようなバイク警察がいると、事故現場でもスムーズな業務をこなすことができます。
高速道路パトロール車も黄バイのように、黄色の車体をしていますので、黄バイの黄色は「緊急」を意味します赤バイ、青バイ、黄バイのように、それぞれの役割で色合いが変わってきます。

グリーンバイク

グリーンバイクは、自衛隊で専門的に使われているバイクです。
赤バイ、青バイ、黄バイ、白バイ、黒バイのように、街で実用的に使用されるものではありませんが、自衛隊の動きや機能に合わせたグリーンバイクは、自衛隊の人々にとって必須なバイクであり、バイク警察ではありませんが、類似しているグループに入ります!

黒バイの黒豹隊の活躍の様子がすごい!

現在も黒バイの黒豹隊の活躍はめまぐるしいもので、住民の安全は守っています。
白バイしか知らなかった人も、黒バイの存在を知って、黒バイの「黒豹隊」を1度は見てみたいと思いますよね!
けれども、もちろん交通安全第一で、覆面調査をしなくても良い道路事情や交通状況になるのが理想ですね。

警視庁主催の「二輪車実技教室」

そして、様々な厳しい試練を乗り越えてきたバイク警察は、バイクの技術そのものがとても巧みなのです。
警視庁では「二輪車実技教室」というイベントを警視庁主催で開催しています。
この警視庁主催の「二輪車実技教室」には参加人数の制限などがあり、参加するのも難しいですが、一般市民もバイク技術を学べるのは素敵なイベントですよね!
実際に、警視庁との関わりを持てるイベントは中々無いので、バイクに乗ることがある人は、この警視庁主催の「二輪車実技教室」に参加することをおすすめします!
白バイ隊の闇 …爆笑だわwwwpic.twitter.com/VPKzG7pF6y
— ※単車ヤバ動画※ (@tansha_3edc) October 18, 2017
実際に、警視庁主催の「二輪車実技教室」では、バイク警察のバイク実技を見ることができます。目の前で、バイク警察のプロ技を見ることができるのは、この警視庁主催の「二輪車実技教室」のみです。
なかなか見れることができない場所なので、とても貴重なものになっています!

まとめ:社会を守る黒バイなどのバイク警察をもっと知っておこう!

バイク警察のバイクは、社会の交通安全を守るために、様々な色合いで分かれ、それぞれの業務をこなしています。
白バイ、黒バイ、赤バイ、青バイ、黄バイ、グリーンバイクなど、役割をひとつずつ理解して、より良い社会になるよう、協力し合いましょう!

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Cherish編集部

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