驚愕!ミジンコを正面から見ると顔が怖すぎると話題

皆さんも小学生の頃にミジンコを教科書で見たことがあるのではないでしょうか?まん丸の目やそのフォルムから可愛いと絶賛する人もいるミジンコですが、正面から見ると実は怖い顔をしているのをご存知でしょうか?今回はそんなミジンコの生態や正面の姿についてご紹介します!

驚愕!ミジンコを正面から見ると顔が怖すぎると話題のイメージ

目次

  1. 1ミジンコは正面から見ると怖い?
  2. 2ミジンコとは?
  3. 3ミジンコはかろうじて肉眼でも確認できる
  4. 4ミジンコの生殖
  5. 5ミジンコの遺伝子
  6. 6環境の研究に役立つミジンコ
  7. 7ミジンコは餌としても優秀
  8. 8ミジンコは正面の顔が怖い
  9. 9ミジンコは実は一つ目で正面から見るとエイリアン
  10. 10ミジンコの正面動画
  11. 11ミジンコは正面以外にも秘密が・・・
  12. 12日本のミジンコは外来種だった
  13. 13日本のミジンコは北米産ミジンコとの雑種
  14. 14日本のミジンコは有性生殖をしてこなかった
  15. 15ミジンコの日本への侵入ルートは不明のまま
  16. 16日本のミジンコは絶滅の危機に瀕している
  17. 17研究チームによるミジンコのお見合いが行われる
  18. 18正面から見たミジンコは怖かった

ミジンコは正面から見ると怖い?

出典: https://ja.wikipedia.org

皆さんは小学生の時理科の教科書で上の写真のようなミジンコの姿を見たことがあるのではないでしょうか?小さい頭に大きな目、細い触角にまん丸なフォルムはキャラクターのようで可愛いと言う人も多数いるようです。そんな可愛いミジンコですが、実は正面から見るととても怖い顔をしていることをご存知でしょうか?そんなミジンコの知られざる秘密について生態や正面の顔について詳しくご紹介します!

ミジンコとは?

出典: http://shinka3.exblog.jp

ミジンコは鰓脚(さいきゃく)綱双殻目枝角亜目異脚下目ミジンコ科ミジンコ属に属している甲殻類の仲間であり世界中に生息しており、プランクトンの中では比較的大きな体をしています。日本では浅い沼などに生息しています。またミジンコの祖先は数億年前に地球に誕生したとも言われています。

ミジンコはかろうじて肉眼でも確認できる

出典: http://blog.livedoor.jp

ミジンコの大きさは約1.5-3.5mmであるため、目を凝らせばかろうじて肉眼でとらえることも可能です。ミジンコの体には上の写真の様に顔や頭部以外は甲羅のようなもので覆われています。ミジンコの遺伝子は昆虫に近いものがあるのだそうですが、二枚の甲羅で覆われている部分は写真で見ると確かに昆虫のようにも見えます。
 

ミジンコの生殖

出典: https://www.tohoku.ac.jp

またミジンコは産んだ卵をこの甲羅の下に入れて孵化するまで守っています。写真で見ると体の中に入っているように見えますが、背中側が甲羅になっており卵より左側がミジンコの体なのです。ミジンコは基本的に全てメスであり、単為生殖で繁殖します。

出典: http://www.center.fks.ed.jp

しかし、餌の状況や水温、日照時間などの変化によって環境が悪化するとオスを生み、そのオスと交配することで休眠卵と言われる通常の卵とは違う卵を産むことができます。この卵は通常の卵よりも紫外線や乾燥などの悪条件にも耐えることができ、環境が回復すると自然に孵化するのだそうです。ミジンコが数億年生き続けられてきたのはこの生殖サイクルの転換によるものだとされています。

ミジンコの遺伝子

出典: http://oshicyara.blog.jp

ゲノム解析をしたところ、ミジンコの遺伝子はDNAの大きさ自体は小さかったのですが、たんぱく質を作るための遺伝子が調査された動物の中でも最も多く、その数は3万個を超えていることが分かりました。また、ミジンコの遺伝子の数は全て計算すると3万1000個を超えることが分かっています。これは、人間の遺伝子の数よりも8000個も多いのだそうです。

環境の研究に役立つミジンコ

出典: https://plaza.rakuten.co.jp

ミジンコは化学物質に対する感受性が強く、OECD(経済協力開発機構)という組織に水辺の環境に有害物質がどれくらい影響を与えるかの評価を確かめるための「環境指標生物」という生物に指定されています。そのため、ミジンコは世界中の研究施設で環境調査に最適な生物材料として使われているのです。

ミジンコは餌としても優秀

ミジンコは金魚や熱帯魚など人間がよく飼育している魚の餌として理想的だと言われています。そのミジンコの中でも特に「タマミジンコ」と言われる種類は体を覆っている甲羅が他の種類よりも柔らかいので食べやすく、魚や昆虫類、更にはカエルなども好んで食べるのだそうです。

ミジンコは正面の顔が怖い

ミジンコの正面顔がTwitterで話題に

出典: http://summary.livedoor.biz

そんな可愛らしいミジンコですが、実は正面から見た顔がとても怖いと一時期Twitterで話題になりました。上の写真が@sibuki0717さんが投稿してTwitterで話題になった写真なのですが、確かにお化け感が一気に増して怖い感じになってしまっています。

ミジンコは実は一つ目で正面から見るとエイリアン

出典: http://summary.livedoor.biz

ミジンコは横顔を映した写真が教科書などで使われており有名なため、誤解されやすいのですが、目は二つではなく一つです。ミジンコは左右の目が融合している複眼を一つ持っているため、正面から見ると怖いエイリアンのように見えてしまうのです。

ミジンコの正面動画

正面を動画で見てもミジンコには見えない

この動画はミジンコが動いている様子を正面から撮影した動画です。この動画を見てみるとやはり一つ目で動いていますね。普段ミジンコの横の姿しか見ていないため、動画で見てもこれがミジンコだとはとても信じられません。しかし、動いている様子であったり、体の中が透けて構造がはっきりと見えるあたりはやはりミジンコの動画だと感じます。

ミジンコは正面以外にも秘密が・・・

出典: http://q3vn.blog.so-net.ne.jp

正面が驚きの怖い顔をしているミジンコですが、実はまだミジンコには秘密があります。ミジンコにはフカサ幼虫という天敵が存在します。フカサ幼虫とはユスリカ(蚊)の幼虫なのですが、このフカサ幼虫がミジンコを捕食しようと近づくとミジンコは変化します。

ミジンコは匂いでフカサ幼虫の存在に気づき、いつもは丸い頭部を上の写真の様に頭部をシャキン!と尖らせるのだそうです。何だかかっこいいですね!この行為は敵に自分を食べられにくくするためなのだそうですが、実は頭を尖らせるために一日かかってしまうため、ほとんど意味がないのだそうです。

日本のミジンコは外来種だった

出典: https://www.shichigahama.com

東北大学大学院の研究チームによれば、日本で生息しているミジンコはアメリカから来た外来種であり、たった4個体から直系で生まれてきた、つまりその4個体が現在生息している全てのミジンコの親なのだといいます。4個体のうちの2個体は江戸時代以前にやってきたことが判明していますが、そのルートまでは分かっていません。ではなぜこの事実が判明したのでしょうか?

日本のミジンコは北米産ミジンコとの雑種

出典: http://www.mogella.com

研究チームによれば日本にいるミジンコは4つのタイプが見られ、その4つのタイプ全てが北米のミジンコに類似しており、DNAを調べた結果日本にはいないはずの北米産のミジンコ同士の雑種であることが判明しました。また、細胞核DNAを調べた結果核遺伝子型のタイプが1種類しかないことも判明しました。

日本のミジンコは有性生殖をしてこなかった

出典: http://netgeek.biz

ミジンコがオスとメスで有性生殖をしていれば、本来核遺伝子が混ざり合うので様々な形の遺伝子型が生まれるはずなのですが、それが1種類しかないということは、日本のミジンコが有性生殖をしてこなかったということになります。研究チームが行った飼育実験によれば日本のミジンコは有性生殖なしでも休眠卵を生むことができることも判明しました。

つまり、日本のミジンコは北米産のミジンコと同じ遺伝子のミジンコと北米産同士の雑種ミジンコがおり、雑種ミジンコについては有性生殖をした形跡がなかったため日本にいる全てのミジンコが北米からきた外来種であると結論づけられたのです。

ミジンコの日本への侵入ルートは不明のまま

出典: http://www.miurazosen.jp

DNAの時間的な手がかりを測るため分子時計という遺伝子の推定方法を行ったところ、ミジンコの4タイプのうち関西で見つかった2タイプについては比較的最近日本へやってきたことが分かりました。この2タイプに関しては海外から輸入されたものから侵入したことが考えられるのですが、残りの2タイプに関しては700~3000年前に日本へ侵入したことが考えられました。

遥か昔に日本へやってきた2タイプの侵入ルートに関しては、渡り鳥などに付着したことによって侵入したことなども考えられましたが、であればもっと多くのタイプが日本にやってきて遺伝子型も多様化したことが考えられたことから依然としてそのルートは不明のままとなっています。

日本のミジンコは絶滅の危機に瀕している

出典: https://wired.jp

有性生殖は、先ほど説明したように、遺伝子の型に多様性をもたらすことができます。遺伝子を多様化するこによって生物は様々な環境の変化に対応できるようになると言われています。しかし、日本のミジンコの様に絶対単為生殖型では自分のクローンを作っていくようなものなので、遺伝子はほぼ変化しません。

出典: http://rantswithintheundeadgod.blogspot.jp

そのため、何かの病の犯されてしまうと同じ遺伝子を持っているせいで一気に死滅してしまう恐れがあります。ミジンコは1000年余りで集団としての寿命を迎えてしまうという計算結果も出ており、日本のミジンコがオスを受け入れることができなければ日本からミジンコが絶滅してしまうかもしれないのです。

研究チームによるミジンコのお見合いが行われる

出典: http://nlab.itmedia.co.jp

2015年、研究チームはニコニコ動画で放送された「23.5時間テレビ」の中で交配の仕方を忘れたミジンコのためにお見合いをセッティングするという斬新な番組を放送しました。研究チームの占部教授は有性生殖をしてもらうためにわざわざ複数種のオスを作成し、20時間以上もの間番組内で観察を続けました。お見合いをしたミジンコは何度か接触をしようとしたようですが、メスが乗り気ではなかったようで結局お見合いは成功しませんでした。しかし、その番組自体は非常に盛り上がり人気番組となったそうです。

正面から見たミジンコは怖かった

さて、ミジンコの正面から見た姿からミジンコの生態、そして絶滅の危機に瀕している状況までご紹介しましたが、確かにミジンコを正面から見た姿はまるでエイリアンの様でミジンコに対するイメージが大きく変わりました。また、ミジンコの生態について調べていくと、日本のミジンコは外来種であり、現在絶滅の危機に瀕していることも判明しました。今後もミジンコの存続のため、研究チームにはお見合いのセッティングを行ってもらいたいですね。

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