硬貨の発行元はどこ?紙幣とは違う理由や発行枚数など【日本のお金雑学】

硬貨の発行元は紙幣と異なります。それにはある理由があり、また昔は硬貨と紙幣の発行元は同じでした。なぜ同じ貨幣でわざわざ発行元を分けているのか、貨幣の発行枚数はどうなっているのか、枚数を知る方法はあるのか、といったことをまとめています。

硬貨の発行元はどこ?紙幣とは違う理由や発行枚数など【日本のお金雑学】のイメージ

目次

  1. 1日本の貨幣には紙幣と硬貨がある
  2. 2紙幣の発行元は日本銀行
  3. 3硬貨の発行元は独立行政法人造幣局
  4. 4仮想通貨の台頭
  5. 5まとめ

日本の貨幣には紙幣と硬貨がある


日本だけでなく世界中の多くの国は資本主義で、現代社会において貨幣はほぼ必須です。完全に自給自足の生活を送る人も一定数存在するでしょうが、日本ではかなり少数派です。
少数派どころか、まったく紙幣も硬貨も扱わない人はいないのではないかと思われます。もちろん紙幣も硬貨も触らないが、すべてカードという人は話が別です。
普通の人はむしろ硬貨中心で使うかもしれません。
 

紙幣は紙の貨幣のこと


紙幣とは紙の貨幣のことです。当たり前と言えば当たり前ですが、なんとなく用語が混同して使われ、混乱しがちなので再確認です。
多くの人が「お金」と言われれば、紙幣をイメージするでしょう。子供の場合は貨幣の方をイメージするかもしれませんが、大人の金銭感覚では貨幣は紙幣と言っても過言ではありませんね。
ただ節約上手な人は硬貨もしっかり管理しています。
 

硬貨はコイン型の貨幣のこと


硬貨とは、貨幣の中でもコインの形をしたものです。まったく貨幣についての知識がない原始人を現代に連れてきたとしたら、一見すると硬貨の方が価値が高いような感じがするでしょう。
発行のコストは硬貨の方が高いような気がしますし、作るのが難しそうな気がしなくもないでしょう。
 


僅か7日間しかなかった昭和64年製の500円硬貨を自宅から発掘(家具の配置換え.断捨離中)。父が保管してた。 pic.twitter.com/VDiDdR9Prz
— あずさわ (@MYLINE_AZU) 2017年4月8日
 


500円玉貯金をするとお金がわりと貯まると言われています。現代は格差社会なので硬貨なんかに興味はない、という人もいるでしょう。
しかし、節約上手な人は硬貨もきっちり管理しています。500円玉とは言わずに1円玉も貯金しているかもしれません。ただ1円玉は硬貨の中でも店からすると面倒なので、一気に使おうとすると断られます。
 

紙幣の発行元は日本銀行

紙幣の発行元は一か所で発行は随時行われている


紙幣は基本的に日本銀行でのみ発行されており、紙幣の発行量などは最終的に日銀総裁で決定されます。普段なんとなく見過ごしているかもしれませんが、ニュースや新聞をよく見れば日銀総裁で紙幣がどうこうといろいろ言っています。
もちろん日銀総裁の決定はネットニュースにもなるので、検索すると過去の決定事項や実施内容が出てきます。
ちなみに硬貨は日本銀行では発行されていません。
 


ブログを更新しました:
貧乏旅行しながら貧乏神神社に行ってきました。https://t.co/QhiozhBK9Z pic.twitter.com/NOM8O811K5
— てりん@糖質制限中 (@terinn2016) 2017年4月9日
 


日本は格差社会と言われますが、日本銀行が発行した紙幣をいっぱい持っている人がお金持ちで、そうでない人が貧乏です。
もちろん不動産や株として保有する場合もありますが、最終的にその価値は貨幣価値として評価されます。それはいつの時代も同じです。
 

紙幣の発行枚数の決定


日本銀行は日本経済や世界経済の動向を見つつ、紙幣の発行量を決定しています。インフレ、デフレが主な判断基準ですが、紙幣の価値だけでなく、紙幣の流通量も見ています。
市場に流通している紙幣の量や、国家間のパワーバランスを見ながら決定しています。紙幣の発行がいつかというと、いつでもです。随時紙幣発行します。
紙幣と硬貨は発行元が異なりますが、紙幣も硬貨も発行の考え方は同じです。
 

硬貨の発行元は独立行政法人造幣局


硬貨一覧です。紙幣と硬貨を合わせて貨幣としては全部で9種類ですね。いっとき2,000円札がありましたが、現在は発行されていません。人々の記憶からも消え去っているでしょう。
硬貨は価値が低いわりに重くて持ち運び不便ですが、政府の権限を守るために硬貨を発行し続けています。
 

もともとは硬貨の発行元も政府だった


現在は政府の管轄下にある造幣局で硬貨が発行されていますが、昔は紙幣も硬貨も造幣局で発行されていました。貨幣一覧をすべて造幣局で管理していたということです。
現在は日本銀行で紙幣が発行されていますが、むしろこちらが分離されたということです。紙幣は硬貨に比べて経済にもたらす影響が大きいです。そのため、政府の一存で判断することは難しく、日本銀行にゆだねることになりました。
硬貨の発行権限は政府に残すことで、政府の最低限の影響力を守っています。硬貨くらいは政府でいいかということです。
 


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お金の力は人間の冷静な判断能力を奪います。硬貨よりも特に紙幣をちらつかせると効果的なようです。
 

硬貨の発行枚数は毎年公開されている


2016年は、1円が574,000枚、5円が35,064,000枚、10円が198,064,000枚、50円が46,064,000枚、100円が461,064,000枚、500円が221,064,000枚発行されています。
おそらくこの数字を見て思うことは、発行枚数が多いような気はするがよくわからないということでしょう。それは普通の感覚なので、あまり紙幣や硬貨の発行枚数が話題にならないのです。
国全体でどれだけ効果が発行されているかは個人には関係のないことですが、国の経済状況の指標にもなります。

ネット上でも財務省が公開しているので、毎年こっそり見ておいてもいいかもしれませんね。紙幣も硬貨もいつでも発行されているので、年間の合計枚数が毎年発表されています。
 


電子マネーや仮想通貨などの利用が増え、物理的な貨幣の需要が弱まっています。仮想通貨は通貨としての利用は活発ではありませんが、一部では利用可能です。
 

仮想通貨の台頭

貨幣の多様化が進めば物理的な貨幣の発行枚数は減っていく


仮想通貨を一覧にするとまとまらないくらいに仮想通貨が増えています。もっとも有名なのはビットコインでしょう。こういった仮想通貨が増えると、物理的な紙幣や硬貨の役割が減ります。
仮想通貨は個人で発行可能で、中央集権的な貨幣ではありません。そのため、一覧で把握することが困難なほどいろいろなものがでてきている状況です。
 


たった2400円だけのビットコインがわずか数年で1800万円の価値になってしまった。そして今後、暗号通貨で同様のことは起きていきます。
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— ビットコイン番長 (@bitcoinform) 2017年4月18日
 

貨幣の発行枚数が減ると日本銀行や造幣局の役割が弱まる


政府や日本銀行としては、貨幣の需要が弱まるのは避けたいところです。役割が減って力が弱まるからです。ペルソナとは仮面という意味ですが、マーケティングや金融でも用いられる用語です。
ペルソナは実体のないものに実態があるかのように見せる、という意味で使われますが、仮想通貨は経済の中でそのペルソナに当たります。ペルソナが増えると物理的なものへの依存度が減っていくので世の中が便利になります。
 

まとめ


紙幣と硬貨の発行元は異なりますが、紙幣は経済への影響力が強いので、政府には任せておけないということで、日本銀行がそれに特化して管理しています。
硬貨は経済への影響力は低いですし、国外にはほぼ流通しません。そのため、政府の財政的権限を最低限守るために政府で管理しています。
紙幣も硬貨も発行枚数は毎年かなりばらつきますが、日本銀行や政府が経済状況に応じて随時発行しています。
 

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