2021年07月01日公開
2021年07月01日更新
次の天皇は誰?「皇位継承順位」ってどうなっているの?
もうすぐ天皇陛下が退位されます。では次の天皇は誰になるのでしょうか。皇位継承順位はどうなっているのでしょうか。少子化問題は皇室にも深刻な問題。次の皇太子は? 今回は気になる皇位継承についてご紹介します。悠仁様の皇位継承順位についてもお知らせしますよ。
目次
天皇陛下とはどういう人?
天皇陛下とはどんな人?
現在の天皇陛下は55歳のときに即位されました。
1990年のことでした。
長く天皇陛下として公務に励んでこられた天皇陛下。
しかし、その御年は2017年のお誕生日で84歳となられています。
一般企業であれば、とっくに定年退職して老後をゆったりと過ごしている年齢。
けれど、現在に至るまで精力的に公務をこなしておられます。
そんな天皇陛下も生前退位されることが決まりました。
現在の天皇陛下が退位されたら次の天皇は誰になるのでしょうか。
そして次の次の天皇は誰なのでしょうか。
今回はそんな気になる皇室の跡継ぎ問題についてご紹介していきたいと思います。
皇位継承順位が気になる天皇陛下って?
日本にとっての天皇陛下とは
日本人にとって天皇陛下は特別な存在です。
教科書上の天皇陛下は象徴です。
けれど、天皇陛下が神のような存在であった時代からかなり時間が経ちましたが、日本人にとって皇室、天皇陛下は本当に神聖なものというイメージがあります。
イギリスなどでは女性であっても王の跡継ぎになれます。
しかし、日本では女性天皇や女系天皇は認められていません。
常に男系男子のみが天皇となるのです。
今後、男系男子がいなくなった場合、天皇系の跡継ぎはどうなるのでしょうか。
今の天皇陛下のご家族は?
天皇陛下のご家族とは
天皇陛下のご家族は皇后様のほかにお子様が3名おられます。
皇太子様、秋篠宮親王、そしてご結婚されて皇室を離れられた黒田清子さんです。
皇太子様と秋篠宮親王にはそれぞれお子様もおられます。
お孫様として、皇太子様の長女愛子内親王、秋篠宮親王のお子様である眞子内親王、佳子内親王、悠仁親王の4名です。にぎやかですね。
次の天皇陛下になるのは家族の中に
次の天皇陛下
天皇陛下の地位は、世襲制となっています。
男系男子のみが後を継ぐことができるのです。
このため、次の天皇陛下は皇太子である徳仁親王が天皇陛下となられるのです。
それに伴い、皇太子妃である雅子様が皇后様となられます。
では、次の次の天皇には誰がなるのでしょうか。
女性である愛子様が天皇陛下になる可能性はあるのでしょうか。
皇位継承順位はどうなっているの?
気になる皇位継承問題
皇位継承の順位はどうなっているのでしょうか。
まずは皇室の構成図をご覧ください。
多くの人たちがおられますが、圧倒的に男性の数が少ないですよね。
女性は結婚と同時に皇室を出てしまいます。
このまま男性の数が少なくなれば、いずれ皇室はなくなってしまうのではないでしょうか。
次の皇位継承順位について
愛子様や悠仁様の順位は?
皇位継承の順位というのは、決まっています。
皇位継承の第一位は皇太子さまです。
皇太子様が天皇になったあとは、皇位継承順位第二位である次男秋篠宮様が一位となります。
けれど、秋篠宮さまは「皇太子」にはならないのではないかとも言われています。
皇太子というのは、「皇嗣たる皇子」ではないので秋篠宮親王は「皇太子」にはなれないのだそう。
なかなか難しい問題ですね。
次の天皇陛下は誰?
天皇陛下になるのは?
次の天皇陛下になるのは、男系男子であり皇太子でもある徳仁親王です。
現在は、天皇陛下の退位を控え、次の天皇陛下になるべく準備や勉強などに追われておられるのではないでしょうか。
次の天皇陛下は皇位継承順位からわかる
皇位継承の順位は?
皇位継承順位を見てみましょう。
順位がついているのは、男系男子のみで、女性には皇位継承の権利がないことがわかります。
やはり、日本の皇室には女性天皇、女系天皇は認められていないのです。
愛子様は次の天皇陛下になれる?
愛子様は天皇になれないのか?
男系男子のみが天皇になれ、女性天皇や女系天皇が天皇になれないのであれば、皇太子様の長女である愛子様は天皇になることはできないのでしょうか。
皇太子様と雅子さまの間に生まれたのが女性である愛子様であったとき、日本は女性天皇、女系天皇の問題が勃発しました。
愛子様は皇位継承順位に入っている?
悠仁様は皇位継承権があるけど、愛子様にはない
現在の皇室典範では皇位継承権があるのは、赤枠で囲われた人たちだけ。
みなさん男系男子であり、女性や女系の人は一人もいません。
しかし、このままで大丈夫なのでしょうか。
男性が少ない皇室。
このままでは、遠くない将来、宮家はなくなってしまうのではないでしょうか。
さらに、天皇となる人もいなくなってしまうのではないでしょうか。
天皇家を存続していくためには、悠仁様がご結婚され男性のお子様が多くご誕生することですが、そうなると、悠仁様の奥様となる女性へのプレッシャーが大きすぎるものになってしまいます。
やはり、女性天皇、女系天皇問題はどうしても付きまとってくるでしょう。
しかし、女性天皇、女系天皇が認められた場合、皇位継承の順位は大きく変わってしまいますね。
何度も話題になった女性女系天皇問題
小泉純一郎さんが総理だったとき、一番女性女系天皇問題が話題となりました。
何度も多くの人が話し合いを行い、ニュースなどでも取り上げられましたね。
この話題がニュースで放送されないときは、ほとんどなかったのではないかと思われるくらいに、何度も報道されました。
悠仁様誕生までに話題になった問題とは
大きな問題となった女系天皇問題
愛子様がご誕生になり、悠仁様がご誕生されるまで何度となく議論されたのが女系女性天皇問題。
これは、本当に何度もニュースになりましたね。
覚えているという人も少なくないのではないでしょうか。
男性のみが後を継ぐというのは、時代にそぐわないのではないかという議論も何度もされました。
しかし、どうしても日本人は皇室を神聖視している部分があるのでしょう。
この時代であっても、女系女性天皇に抵抗がある人が少なくなかったようです。
紀子様ご懐妊で女性女系天皇問題はストップ
小泉総理時代、小泉総理が何事か耳打ちをされ、驚いた表情をしていたシーンを覚えている人もいるのではないでしょうか。
ちょうどあのとき、紀子様ご懐妊の知らせを受けたときだったのです。
女系天皇問題に終止符を打った悠仁様ご誕生
紀子様が男児をご出産。
このニュースは日本中を駆け巡りました。
とうとう皇室に男児が生まれた。
このことで、それまで何度も議論されていた女系天皇問題が、ピタリとストップしてしまったのです。
そして国民すべての関心は、紀子様のおなかにいるお子様が、男児なのかそれとも女児なのかというところでした。
ただでさえデリケートな妊娠期間。
そんな中で、国民全体からそこまで注目されて紀子様のプレッシャーは相当なものがあったのではないでしょうか。
出産後はきっとホッとされたことでしょう。
悠仁様が次の天皇陛下になるのはいつ?
秋篠宮親王のご長男悠仁様
秋篠宮親王の長男として生まれた悠仁様。
皇太子の息子ではなく、宮家の息子という立場ですから通常であればそこまで注目されることがなかったでしょう。
しかし、多くの人が男児誕生を待ち望んでいたときに生まれた人です。
日本中はいずれ天皇になる人として、注目し続けています。
幼い悠仁様にこのプレッシャーは大きすぎはしないでしょうか。
皇室に生まれた人間として、仕方がないのかもしれませんが・・・。
悠仁様の皇位継承順位は?
悠仁親王は皇位継承順位第3位
では、そんな悠仁様。
皇位継承順位を見てみましょう。
皇位継承権第一位は当然皇太子様です。
第二位は悠仁様のお父様である秋篠宮親王。
そして悠仁様はお父様の次である第三位となっています。
いずれ天皇になられる悠仁親王
皇位継承権の順位を見ても分かるように、悠仁様はこのまま皇室典範が改正されない限り、お父様が退位されるか、お隠れになったあとに即位なさいます。
これから時間をかけて、天皇になるための勉強もされていくのでしょうね。
なぜ愛子さまは皇位継承順位に入っていないのか?
複雑な女系天皇問題
愛子様は皇位継承の順位には入っていません。
それはなぜか。
理由は1つ。
女性だからです。
差別だ。そんな言葉も出てくるかもしれません。
しかし、皇室典範が改正されない限り、愛子様は天皇になることも、宮家を創設することもできないのです。
次の天皇になるためには
天皇陛下となるには
天皇となる人の条件は直系男子であることです。
なかなかそれを変えるというのは難しいものがあるのでしょう。
皇位継承順位のルール
男系男子が天皇陛下に
天皇陛下になるためには男系男子である必要があります。
この意味としては、たとえば天皇陛下の長女である黒田清子さん。
もしも彼女が皇室に残っていて、男子を生んでも皇位継承権は与えられないということです。
天皇の息子の男の子供だけが皇位継承権が与えられるのです。
【まとめ】次の天皇陛下は誰になる?皇位継承順位について
いかがでしたか?
今回は現在の天皇陛下が退位されたあと、一体どなたが天皇陛下になるのか。
皇位継承の順位はどうなっているのかについてご紹介してきました。
皇太子の子供でありながら、皇位継承権を与えられない愛子様。
宮家の子供として生まれても、皇位継承権第三位という高い順位にある悠仁様。
お二人のお心の内はどのようになっているのでしょうか。
これからの皇室を見守っていきたいものですね。