ヘッドホンしたままメガネをかけても痛くならない3つの方法

メガネにヘッドホンすると耳が痛い!頭痛がする!といったケースにおすすめの対策をご紹介。耳に痛くないメガネや耳が痛くならない開放型ヘッドホン、さらには全く耳に痛くない夢のヘッドホンまでずらりと紹介。これでもうメガネにヘッドホンでも痛くない!

ヘッドホンしたままメガネをかけても痛くならない3つの方法のイメージ

目次

  1. 1メガネしたままヘッドホンを使うと耳が痛くなる問題
  2. 2ヘッドホンとメガネで耳が痛いのはバンドと「つる」のせい
  3. 3ヘッドホンとメガネは頭痛の原因にもなる?
  4. 4【メガネxヘッドホン対策1】かける順番を変えれば痛くならない
  5. 5【メガネxヘッドホン対策2】メガネにパッド追加で痛くならない
  6. 6こめかみメガネとヘッドホンを併用すれば耳が痛くならない?
  7. 7【メガネxヘッドホン対策3】使用しているヘッドホンを見直す
  8. 8密閉型ヘッドホンの使用をやめる
  9. 9密閉型ヘッドホンを使用するならイヤーパッドは小さめで
  10. 10メガネと相性のよい開放型ヘッドホンなら耳が痛くならない
  11. 11開放型ヘッドホンはイヤーパッドで選べば耳が痛くならない
  12. 12ネックバンドヘッドホンならメガネに干渉しない
  13. 13骨伝導ヘッドホンは耳に当てないので耳が痛くない
  14. 14メガネっ子のための耳が痛くならないヘッドホン:VIE SHAIR
  15. 15まとめ:メガネxヘッドホン、これでもう痛くない

メガネしたままヘッドホンを使うと耳が痛くなる問題

出典: https://bought-boat.com

メガネをしてヘッドホンをしていると耳が痛くないですか?
「ヘッドホンをしていると耳が痛くなる」「ひどいときには頭痛がする」など、ヘッドホンとメガネの相性の悪さに辟易している方はどうやら少なくないようです。
 

音楽好きなら、部屋でも外でもいい音で音楽を聴きたいもの。そのためにイヤホンを卒業して、よりより音楽に集中できる、いわゆるオーバーヘッド型のヘッドホンに乗り換えた方は多いですが、メガネによる痛みのために使用を諦めたりする方もまた多いようです。

実は、メガネをしてヘッドホンをかけても耳が痛くならない方法はいくつかあるのです。その対策次第で、このメガネっ子永遠のお悩みを解消することができます。 今回は、そんなメガネでも痛くならないヘッドホン使用方法をたっぷりご紹介しましょう。

ヘッドホンとメガネで耳が痛いのはバンドと「つる」のせい

メガネをしてヘッドホンをすると耳が痛くなってしまう原因は、ヘッドホンのバンド部分と眼鏡フレームの相性の悪さです。

ヘッドホンの頭にかける部分は一般的にバンドと呼び、眼鏡フレームのこめかみから耳にかける部分は、一般的に「つる」とか「アーム」などと呼びます。メガネをしたままヘッドホンをすると、耳がバンドと「つる」に挟み込まれる形になり、結果としてダメージにつながるのです。

またそのまま長時間つけていると、バンドの圧力でメガネの「つる」がこめかみを圧迫していきます。これがこめかみが痛くなる主な原因です。

つまり、メガネをしてヘッドホンをしていると耳やこめかみが痛くなる原因は、バンドに圧迫されたメガネの「つる」が耳やこめかみにダメージを与えているというわけです。

ヘッドホンとメガネは頭痛の原因にもなる?

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眼鏡フレームがフィットしていないと、頭痛やめまいなどの症状につながるといわれます。

眼鏡フレームのサイズが小さく、自分の顔に合っていないものであれば、耳やこめかみを圧迫して頭痛を引き起こすケースもあるのだそうです。


これを回避するには、きちんとサイズに合ったメガネを選べばよいのですが、そのメガネをかけたままヘッドホンをすると何が起こるでしょう。

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そう、ヘッドホンのバンドで圧迫されることによって、結果的に眼鏡フレームのサイズが変わる形になるのです。

もしメガネをしてヘッドホンをしたときの頭痛にお悩みの方があれば、原因はここにあるかもしれません。

そんなときはとりあえず症状がひどくなる前にヘッドホンやメガネをいったん外して、耳やこめかみを休ませましょう。

【メガネxヘッドホン対策1】かける順番を変えれば痛くならない

メガネをしたままヘッドホンをかけると耳が痛いのは、ヘッドホンのバンドと眼鏡フレームのつるが耳を圧迫するという構造上の問題です。 ならばこの構造を少し組み替えてみましょう。つまり、メガネをかけたあとにヘッドホンをするのではなく、ヘッドホンをかけたあとにメガネをかけるのです。

この場合のポイントはひとつ。ヘッドホンの音が出る部分を一般的にハウジングと呼びますが、ヘッドホンをかけたあとにメガネを装着するときに、メガネの「つる」を耳にかけるのではなく、ハウジングに引っ掛けるのです。

こうすれば、眼鏡フレームが耳に直接当たることがないため、痛みを回避することができます。

眼鏡フレームが壊れないか心配かもしれませんが、一般的なフレームには多少であれば曲げ耐性がありますので大丈夫です。

ただひとつ残念なのは、見た目がちょっと異様になることかもしれません。

【メガネxヘッドホン対策2】メガネにパッド追加で痛くならない

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眼鏡フレームの「つる」の部分につけるクッションパッドというものがあります。 ここでご紹介するのは、これをつけることによって、メガネをかけたままヘッドホンをしたときの耳の痛みを軽減する方法です。

眼鏡フレームの「つる」の部分は、ヘッドホンをしていると耳が痛くなる要因のひとつです。このメガネの「つる」の部分には、だいたいプラスチックなどの樹脂や薄いゴムなどがかぶせてあります。普通にかける程度であれば問題ありませんが、ヘッドホンをつけると少々の硬さでも気になるでしょう。

そこでこのクッションパッドを眼鏡フレームのつるに装着します。このクッション性を利用することで、メガネの「つる」による耳の痛みを軽減するというわけです。 クッションパッドはいろんなメーカーから販売されていますが、大きさやクッション性を吟味して自分に合ったものを選んでください。

こめかみメガネとヘッドホンを併用すれば耳が痛くならない?

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ヘッドホンとメガネの相性が悪くて耳が痛いし頭痛もする、というのであれば、いっそのことメガネを替えてしまうという対策もあります。

通常のメガネは眼鏡フレーム部分が耳まで伸びていますが、ショートテンプルというタイプのメガネは、眼鏡フレームがこめかみまでしかありません。そんな短い眼鏡フレームでもずり落ちない秘密は、メガネの鼻パッドとテンプル先端に採用しているラバー素材にあります。また重量も普通のメガネと比べて眼鏡フレーム分軽くできるようです。
 

まさにヘッドホン用メガネといってもよい注目アイテムです。難点をあげるとすればまだまだ新しいタイプのメガネですので、種類が少ないことでしょうか。

【メガネxヘッドホン対策3】使用しているヘッドホンを見直す

メガネをしてヘッドホンをすると耳が痛い、頭痛がする、という問題はヘッドホンを変えれば解決するかもしれません。 メガネはヘッドホンに比べて生活する上で大事なものです。耳が痛いからといって、自分にあったメガネを変えるのはちょっと考えてしまいます

それよりもヘッドホンを見直す対策を取ったほうが効果的です。またヘッドホンは密閉型や開放型などのカテゴリの違いだけでなく、製品によっても音の特色があり、その違いを楽しむこともできます。

もしどうしても耳が痛いのを解消したいのであれば、ぜひヘッドホンを変えるという対策を検討してください。

密閉型ヘッドホンの使用をやめる

あなたが使っているヘッドホン、ひょっとして密閉型ではありませんか。 メガネとヘッドホンの同時使用で起こる耳の痛み。これを何とかしたいとお悩みなのであれば、現在使用しているヘッドホンを見直すこともよいでしょう。

オーバーヘッド型のヘッドホンには大きく分けて密閉型と開放型の2種類があります。この内、密閉型は耳をすっぽりと覆う構造になっているため、外部からの遮音性に優れているのが特徴です。また密閉していることから低音域などの音の再現性が高いのも魅力といえます。しかし耳全体を覆いこむ形のため、耳を圧迫してしまうというのがデメリットです。 もしあなたのヘッドホンが密閉型であれば、使用の見直しを考えてもよいかもしれません。

密閉型ヘッドホンを使用するならイヤーパッドは小さめで

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密閉型ヘッドホンでもイヤーパッドの小さいものを選べば、耳の痛みは改善されるかもしれません。

密閉型ヘッドホンは耳に当たる部分が大きいため、耳が痛い問題が起こりやすいのがデメリットです。そのためメガネと同時使用には向いていませんが、密閉型特有の音質がどうしても諦めきれないという方もあるでしょう。

であれば、なるべくイヤーパッドの部分が小さいものを選ぶのも方法のひとつです。イヤーパッドが小さければそれだけ耳に当たる部分も少なくなりますので、耳が痛くならないといえます。

例えばソニー のMDR-ZX310は密閉型ヘッドホンですが、コンパクトで付け心地も好評です。 ただ装着性を優先したためか音質には賛否あるようですので、どうしても密閉型ヘッドホンとメガネを併用したいと思うのなら、実際の製品に触れて確かめることをおすすめします。

メガネと相性のよい開放型ヘッドホンなら耳が痛くならない

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開放型ヘッドホンを選べば、メガネによる耳の痛みを軽減できるかもしれません。

いわゆる密閉型ヘッドホンは耳に当たる部分が大きいため痛くなりやすいのがデメリットです。これに対し開放型ヘッドホンは、耳に当たる部分が密閉型と比べ小さいので耳が痛くなりにくい特徴があります。音質に関しては密閉型と比べるとやや軽い印象がありますが、製品によって違いがありますし、好みも分かれるところなので一概にはいえません。

デメリットは、密閉型と違い耳を完全に覆っていないので外部の遮音性が低いことです。

開放型ヘッドホンはイヤーパッドで選べば耳が痛くならない

耳が痛い、頭痛がするという問題は、開放型ヘッドホンを選ぶことで軽減されます。

しかし開放型ヘッドホンにもいろいろな製品があります。耳が痛いのを回避するという点を最優先に考えるなら、耳に直接当たる部分であるイヤーパッドに注目しましょう。

まずはその大きさ。イヤーパッドが比較的小さいもののほうが耳が痛くならないです。

次に材質。なるべく肉厚でフワフワしたものを選べば、長時間つけても耳が痛いということはほぼありません。

この2つの条件にかなう製品として例えばヤマハのHPH-200が挙げられます。ハウジング口径も小さく、イヤーパッドも肉厚で素材も優しい肌ざわりのベロアを採用していますので、耳が痛い対策にはおすすめの製品です。

また他には開放型にはオンイヤー型と呼ばれるものがあります。これは耳をほとんど覆わないので、メガネで耳が痛くなる対策としては有効なのですが、あまり種類がないのが残念なところです。

ネックバンドヘッドホンならメガネに干渉しない

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開放型にせよ、密閉型にせよ、いわゆるオーバーヘッド型のヘッドホンには、頭を上から挟み込むバンドがあります。

しかし、ネックバンドというタイプのヘッドホンは、バンドが首のうしろに位置するのでメガネと干渉しません。耳が痛い、頭痛がするといった悩みを解消する対策としては、かなり有効なヘッドホンではないでしょうか。

ただヘッドホンタイプのネックバンド型はあまり種類がありません。エレコムのHS-NB05TSVなどヘッドホンタイプは数えるほどしかなく他はどれもイヤホンタイプのものばかりです。 また開放型と同じく音漏れや遮音性などの問題もありますのでご注意ください。

骨伝導ヘッドホンは耳に当てないので耳が痛くない

骨伝導ヘッドホンは、こめかみなどの耳以外の部分にイヤーパッドをあてるので、そもそも耳が痛くないという利点があります。

骨伝導とは音の信号を骨に伝えて内耳で聴く技術で、耳をふさぐと都合の悪いシーンなどで重宝するものです。店頭にはあまり種類を揃えているところは少ないですが、通販サイトなどでたくさんの製品から選ぶことができます。
 

例えばallimityの骨伝導スポーツイヤホンは骨伝導だけがウリではありません。ワイヤレス・防水性能など機能も盛りだくさんです。

ただ骨伝導の製品はどれも音質面で高い評価を受けていません。また開放型などと同様に音漏れもそこそこするようです。

とはいえ構造上耳が痛くならない形状ですので、頭痛や耳が痛いといった心配からは解放されることは間違いありません。メガネっ子要チェックアイテムです。

メガネっ子のための耳が痛くならないヘッドホン:VIE SHAIR

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ついにメガネ愛用者の福音ともいうべきヘッドホンが開発されました。
 

Omotenasyがヤマハと協力して開発したヘッドホンVIE SHAIRは、耳を覆わないヘッドホンです。

耳を覆わないからそもそも痛くない、痛くならないヘッドホン。耳に直接触れないエアフレームをハウジングに採用したことで、耳はおろか眼鏡フレームにも一切干渉しません。

また、エアフレームに取り外しできるフタが付属しており、このフタを閉めることでより音楽に没入できるということです。しかもワイヤレスなのでわずらしいケーブルもありません。
 

心配な音質面も世界のヤマハが全面協力していますので安心ですが、音漏れは開放型ヘッドホン並にするようです。とにかく耳に痛くない、頭痛フリーなヘッドホンをお探しのメガネっ子にはぜひ試してほしい製品のひとつです。

まとめ:メガネxヘッドホン、これでもう痛くない

メガネをかけたままヘッドホンをすると耳が痛い、頭痛がするというお悩みに応える対策3つをご紹介しました。

まずひとつめの対策は、ヘッドホンをかけたあとでメガネをかけるという、コロンブスの卵的発想のもの。こちらは耳に直接眼鏡フレームが触れないため、全く痛くない方法といえます。こめかみにすら触れていないので、頭痛の心配もありません。ただ見た目があまりよろしくないため、外でこの対策を講じるのは少々気が引けます。

ふたつめの対策は、眼鏡フレームのつる部分にクッションパッドをあてるというもの。こちらに関してはクッションの質や自分のフェイスラインとの相性にもよりますので、やや消極的な対策といえます。とはいえ、耳やこめかみへの負担は相応に減るので頭痛がするまで痛くなる、ということはなくなるかもしれません。ただこちらも少々見た目が気になります。

みっつめにご紹介した対策は、ヘッドホン自体を見直すというもの。密閉型ヘッドホンは低音も迫力があって、音楽を楽しむには最適ですが、やはり耳に痛い構造です。密閉型を使うならなるべくイヤーパッド部の小さくふかふかなものを選びましょう。
 

開放型ヘッドホンは密閉型に比べてやや軽い音ですが、それも音質の個性のひとつとして楽しめる製品はたくさんあります。痛くないヘッドホンの王道として、メガネっ子にはぜひチェックしていただきたいカテゴリーです。

ネックバンドヘッドホンはバンドが首の後ろに来るので、メガネに干渉しないという利点があります。ただこちらはヘッドホンタイプが少なく、耳に差し込むイヤホンタイプのものばかりです。
 

骨伝導ヘッドホンは耳に当てない、バンドもメガネに干渉しない、という理想的な構造をしています。これでもう耳は痛くない、頭痛とはおさらば、となりそうなのですが、音質が残念という致命的な欠点を持っています。
 

最後にご紹介したエアーフレームヘッドホンは、すべてを解決する理想的なヘッドホンといえそうですが、あまりにも個性的であり、おいそれとは買えない値段なのが悩みどころです。

というわけで3つの対策方法、それぞれメリット・デメリットをまじえてご紹介しました。気になるものから試してみてはいかがでしょうか。

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Cherish編集部

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