ルピナスの花言葉を色別に紹介！由来や種類・見頃の時期は？

花言葉とは、さまざまな花や実などに、その特性に基ずく象徴的な意味の言葉を付けたものです。西洋ではギリシャ神話に由来する花言葉、キリスト教により宗教的に由来する花言葉など、国・民族・宗教などによって様々な意味の花言葉があります。バラには愛情、白ユリには純潔などの花言葉があります。では、ルピナスの花言葉はどのようなものでしょう。想像力・いつも幸せ・貪欲・あなたは私の安らぎ・空想・想像・制覇・母性愛・珍奇など様々です全般にポジティブなイメージのある花言葉ばかりです。

ルピナスとは、マメ科の多年草または一年草で南北アメリカ大陸、ヨーロッパなどの西洋を原産地とするハウチワマメ属、ルピナス属です。葉は複葉で長い柄があります。春から夏にかけての時期に見頃になり、花穂を直立し蝶形の花を密につけます。花の色は黄色、赤色、桃色、紫色、青色、白色のグラデーションカラーが豊富です。3月10日3月17日5月31日11月2日の誕生花です。英語名Lupine（Lupin）です。

ルピナス全般にはポジティブな花言葉がついていましたが、いろいろな色や種類がある中で色別に６つの花言葉を紹介します。

ルピナス全般の花言葉は、先にも書いた通り、想像力・いつも幸せ・貪欲・あなたは私の安らぎ・空想・想像・制覇・母性愛・珍奇などです。色別に違う花言葉があるのでそちらも意識してみれば、さらにルピナスの知識が深まり誰かに花言葉を教えたくなります。

白いルピナスの花言葉は、母性愛・いつも幸せ・常に幸福の三つです。白のルピナスの花には家族の幸せをイメージするものが多いです。家族団らんのリビングに母性愛、いつも幸せ、常に幸福という花言葉を持った白いルピナス飾ってみれば、さらに家族の愛を深め幸せを感じること間違いなしです。

色別花言葉2つ目は、黄色のルピナスです。花言葉は、多くの仲間です。友情を改めて知るときのイメージです。仲間がなにか始める時に多くの仲間が見守ってますという気持ちを込めて、多くの仲間という花言葉をもった黄色のルピナスを贈ってみてはどうでしょう。

色別花言葉3つ目は、バラ色のルピナスです花言葉は、珍奇（ちんき）です。珍奇とはとても珍しく変わっているという意味です。バラ色とは、赤系の色を指していると考えます。青色や白色の種類が多いルピナスには赤系種類が少ないのでとても珍しいです。それが珍しい変わっているという意味の珍奇というのが花言葉になった由来です

色別花言葉4つ目は、ブルーボンネット（青色のルピナス）です。花言葉は、母性愛です。白いルピナスと同じ花言葉がつけられています。ルピナス全般に母性を感じることができます。このブルーボンネットは、アメリカのテキサス州の州花です。

西洋でも日本と同じように花言葉があります、西洋のルピナスの花言葉は、imagination（想像力）always happy（いつも幸せ）voraciousness（貪欲）です。西洋でも全般に前向きでポジティブな花言葉がついています。

ルピナスの花名や花言葉の由来は、古代ヨーロッパの文化や風習に由来しています。ルピナスの花言葉で想像、空想というのがありましたが、古代西洋では、ルピナスの種子を食べることで、心が健康になったり、想像力やアイディアがあふれ出すといわれていました。薬草として食用されていたことが花言葉の由来です。花言葉のいつも幸せ・あなたは私の安らぎなども文化が由来しています。※ルピナス種子は毒性が確認されている種類もあるのでむやみに食べないことをお勧めします。
もう一つ、貪欲・制覇・母性愛といったポジティブな花言葉は、ルピナスがどんな荒れた土地や痩せた土地でも根をはり成長していく力強さが由来とされています。

花名の由来は、属名の学名ルピナスは、ラテン語でオオカミを意味するループスを語源としています。オオカミのように荒れ地でも生育する吸肥力の強さをあらわしている花名です。
別名の花名は、藤を逆さにしてような花姿が由来して、昇り藤（ノボリフジ）、立ち藤（タチフジ）と言われています。また、葉団扇豆（ハウチワマメ）は、葉の形が、ウチワに似ていることから花名がつけられました。

黄花ルピナスは原産地はヨーロッパの南部で、一年草です。花色は黄色ですが、塗りつぶした黄色ではなく、花芯に近づくと白っぽくなるグラデーションカラーです。草丈50cmほどです。種子は塩ゆでして食用にされることもあります。切り花用に栽培され甘い香りがします。和名はキバナノハウチワマメです。
ラッセルルピナスは原産地アメリカ合衆国北西部で耐寒性の宿根草です。花色は、青、紫、白、ピンクなど花色が豊富です。別名は宿根ルピナスとも呼ばれています。草丈が100cmにもなる大きな種類です。
傘咲きルピナスは原産地南米で、直根性です。花色は紫青色です。葉が夜に閉じ番傘を連想させるのが名前の由来です。

カサバルピナスは原産地ヨーロッパ南部で秋まき一年草です。花色は白とブルーのツートンカラーです。高さは60～80cmと大きな種類です。
ルピナス・ピクシーデライトは原産地北アメリカで、一年草です。花色は淡いピンクからブルーがかった薄紫、少しくすんだ藍色まで豊富です。切り花でも良く出回る小型種です。

ルピナスは全般にどの種類も開花時期は4月下旬から6月です。見頃は5月中旬から6月です。花屋さんでの出回り時期は4月から6月で最盛期は5月です。切り花の花持ちの期間は５日から6日程度です。庭に寄せ植えする場合は、種類によって少しずつ見頃の時期が違うので何種類か植えると長く見頃を楽しめます。一つの花が存在感があるので、切り花にしても見栄えがします。

ルピナスの花言葉や由来、花名や種類を知ったら、ルピナスの黄色、白色、紫色などグラデーションカラーの花を咲かせてみるのもおすすめです。切り花にしても存在感があり初夏を楽しませてくれます。
種から蒔く場合は、9月から10月ごろのまだ土がほかほかしている間に蒔きましょう。種をまく前日に一晩水に漬けておくと発芽しやすくなります。植え付け時に元肥や腐葉土を混ぜ込めば追肥は要りません。
苗から植える場合は、春先に植えます。根っこを触られるのを嫌いますので、ポットから丁寧に取り出し根を触らないようにして植えてあげましょう。
ルピナスは春から初夏にかけて花が咲き、夏には枯れて、また次の春に花が咲くサイクルを繰り返します。

ルピナスは、日本の暑い夏には向いていないといわれています。25度以上を超える暑さの時期には、直射日光を当てないように風通しの良い涼しい場所に置くことをおすすめします。

ルピナスは、過湿に弱く根腐りしていますので、水を与えすぎないように注意することが必要です。土の表面が乾いたらあげる程度です。花言葉の由来でもありましたが、ルピナスは荒れ地でも育ちます。

母性愛をルピナスは、植物を育てるのが苦手な人にも育てやすいです。荒れ地でも育つといわれているので、あまり過保護にならないようにしたほうがいいでしょう。

春の始まりを知らせてくれたルピナスは、夏の初めまで楽しませてくれます。ルピナスの花に見頃が終わったら、花茎を付け根の部分から切ります。また脇から芽が伸びてきて次の春に新しい花を咲かせてくれます。移植を嫌う植物なので植え替える場合は、根鉢を崩さず根を傷つけないように気をつけましょう。

ルピナスの花言葉は日本でも西洋でも全般に、ポジティブで、幸せを感じるものが多かったです。ルピナスは花色も黄色、赤色、紫色、白色など豊富でグラデーションカラーになっているものが多く、切り花にしても存在感があります。贈り物にふさわしい花です。想像力・いつも幸せ・貪欲・あなたは私の安らぎ・空想・想像・制覇・母性愛・珍奇などの花言葉と一緒に大切な人に気持ちを伝えましょう。