ケンモメシとは?底辺で美味しくない?特徴や定番レシピを紹介!

ケンモメシって何だろう?Twitterや5ちゃんねるの掲示板「嫌儲板」で話題のケンモメシとは、見栄えは悪いがコスパ最強の料理の事を表した言葉です。今回は、底辺料理と言われるケンモメシの特徴や定番レシピについて解説していきます。

ケンモメシとは?底辺で美味しくない?特徴や定番レシピを紹介!のイメージ

目次

  1. 1ケンモメシとは?底辺料理?
  2. 2そもそもケンモとは?
  3. 3ケンモメシはケンモメン作料理のこと
  4. 4ケンモメシの特徴
  5. 5代表的な定番ケンモメシ
  6. 6マネしたくなる美味しいケンモメシ
  7. 7あなたもコスパ最強のケンモメシにチャレンジしてみましょう

ケンモメシとは?底辺料理?

ケンモメシ

あなたは「ケンモメシ」という言葉を聞いたことはありますか?

「全く聞いたことがない」という人が多いのではないでしょうか。

音楽グループじゃありませんよ!(笑)

「ケンモメシ」とは、見た目が最悪で、尚且つ、お金がかかっていない料理です。色々なケンモメシがありますが、全くと言って良いほど、食欲をそそられないのが特徴でしょう。まさに「底辺料理」という言葉がピッタリです。漢字表記だと「嫌儲飯」って書きます。

ケンモメシの由来は、5チャンネル(元2のチャンネル)の掲示板サイトの中で有名な「なんj」(なんでも実況j)の住民である「ケンモメン」が発祥の料理全般を表しています。

見栄えが悪ければ悪いほど評価される、謎の「ケンモメシ」(嫌儲飯)ですが、コスパだけは最強です。お金をかけずに食事をとることが正義とされている「なんj」「嫌儲板」で、日々独自のケンモメシが話題を集めています。

そこで今回は、底辺料理と言われる、ケンモメシ(嫌儲飯)についての詳しい解説や、ケンモメシの特徴、定番レシピなどについて、詳しく考察していきます。

そもそもケンモとは?

ケンモって何?

「ケンモメシ」「ケンモメン」の「ケンモ」って、いったい何のことでしょう?調べてみると、なんjから生まれた造語なのかな?という感じですが、果たしてどうなのでしょうか。

嫌儲(けんもう)のこと

そもそもケンモとは、漢字で「嫌儲」と書き、読み方は(けんもう、けんちょ、いやもう、いやんもう)など様々なんです。なぜなら、嫌儲はインターネット上で作られた造語であり、ネット民からは色々な言い方で使われています。

1番メジャーで、広く使用されているのが「けんもう」ですね。

嫌儲とは、批判的な意味合いで使われており、主に「他人が簡単にお金儲けしていることに反発する」ときに使われる言葉です。

2ch(5ch)に嫌儲板ができる

掲示板

なんjの中でも、異質な特徴がある嫌儲板をはじめに作った人物は「ひろゆき」(西村博之)です。

まだ2ちゃんねると呼ばれていた2007年に、管理人であったひろゆき氏が「ニュース速報」の板として、嫌儲板を提案したことがキッカケでした。

2ちゃんねるの特徴の1つに「転載やコピペが自由」と言う点がありましたが、「嫌儲板」に関しては「営利目的サイトへの転載禁止」が掲げられたのです。なんjでも異質の存在であったことがわかりますね。

ネット上で叩くときに使われる

ネットいじめ

なんjの嫌儲板がどのように使われているのか?

そもそも、なんjには数えきれないほどの板が存在しており(スレ乱立問題)、その板によって、ルールは違ってきます。細かなルールは、その掲示板の住民しか把握できていないのが現状です。

そのなんjの中でも、特に異彩を放っている嫌儲板は「お金」が絡むことを嫌うという性質があります。たとえば「楽して金儲けをする人」「自分の私利私欲(金儲け)のために、掲示板の書き込みを転載する人」を叩く掲示板なのです。

それを見つけたなんj嫌儲板の住民たちは、団結して荒らし行動に出ることも珍しくありません。1番の標的となるのが2ちゃんねる(現在の5チャンネル)のなんj嫌儲板のスレッドを転載し「自身のアフィリエイトブログや、まとめ記事で金儲けしている人」なんです。

ケンモメシはケンモメン作料理のこと

料理人

ケンモメシ(嫌儲飯)とは、ケンモメンが作った料理を総称した言葉です。

ケンモメンは嫌儲板の住民を指しています。ケンモメンたちは、日々、見栄えの悪い底辺料理を掲示板にあげて、話題を集めていますね。

ケンモメンとは?

ケンモメンとは、今はケンモメシ(嫌儲飯)で有名ですが、元々は2ちゃんねるで「自分の金儲けの為に、アフィリエイトをしたりまとめブログを書く人を嫌う人」を表しています。

ケンモメンは漢字で「嫌儲民」ですね。

  • 嫌儲は「金儲けを嫌う」
  • メンは「男」
これで、ケンモメンと呼ばれることになりました。

ケンモメンの特徴として有名なのが
  • 営利目的以外にも、差別発言などのコメントは徹底的に叩く
  • アニメオタクが多い(ケンモメンのTwitterアイコンより)
  • ハゲネタにはとても敏感に反応
  • ケンモメンにしかわからない用語を使う


これらの特徴があげられます。

ケンモメン考案の料理

ケンモメンが独自に考えた料理をケンモメシ(嫌儲飯)と言いますが、Twitterなどでは、嫌儲民でない一般の人たちも、見た目の悪い料理や、自分が思う底辺料理などの画像をアップしています。そのくらいケンモメシ(嫌儲飯)が話題となっている証拠ですよね!

ケンモメン考案の「ケンモネード」は、ニュースサイトにも取り上げられるほど、コスパが良く、味も最高との評価でした。

ケンモメシの特徴

ケンモメシ 特徴

ケンモメシと呼ばれるためには、普段食べている料理の概念を、根本から覆さないといけません。ケンモメシには次のような特徴がありますので、あなたもチャレンジしてみてください。

見栄えが悪い

ケンモメシは、とにかく見栄えが悪くなければ話になりません。

普通の感覚では、料理は「見た目」も大切で、彩り鮮やかであったり、綺麗に盛り付けられたり…誰もがそんなイメージをお持ちでしょうが、ケンモメシには通用しません。「食べれるの?」「これは食べ物かな?」と思うような見た目でなければいけないのです。

有名な「アチアチ鍋焼きうどん」のアルミの器も、見た目の悪さで勝負していますよね。

安い

安い

ケンモメンの考え方は「食費にお金を使うなんて馬鹿らしい」という概念があります。

したがって、嫌儲飯はとにかく安くなくてはならないのです。「コスパ」に重点を置き、それ以外の要素は全く重要視されていません。

アチアチ鍋焼きうどんが大反響を呼んだのも、コスパ最強だったからでしょう。

汚い

ケンモメシは、色合いや見た目が、汚いものが多いんですよね。これは、ケンモメシはブームが加速したことにより、わざとインパクトのある画像で、ネット民の興味を惹きつけることが目的でしょう。

見た目では、決して食べたいと思えないような料理でも、味はなかなか美味しい物が揃っているのが謎なんですよね…

量が多い

大盛り

コスパこそ命ケンモメシにとって、量が少なければ意味がありません。

大盛り以上の画像で溢れているのも特徴でしょう。果たして完食できるのだろうか?と誰もが疑問に思うような量の料理でなければ「真のケンモメシ」とは言えないのです。

グロや閲覧注意もある

ケンモメシブームが加速したことによって、見た目の悪さがエスカレートしてきたんです。

安くてコスパが良いだけではバズらないので、グロいものや、閲覧注意といわれるほどのケンモメシが出てきているのが現状です。

代表的な定番ケンモメシ

それではここから、ケンモメシの定番レシピを紹介していきます。

グロいものや、閲覧注意の画像もありますので、注意してくださいね。

亀丸丼

「丸亀丼」が大きな話題となった理由…それは、なんと「0円!」で食べられるからです(笑)

作り方が、あまりにも恐ろしいので、割愛したい気持ちでいっぱいなのですが、そうもいきませんよね…

丸亀丼を作るには、まず家から「おにぎり」を作って丸亀製麵まで持っていきます。そこで、注文やレジをすっ飛ばして、食べ終わったお客さんが食器を下げる「返却棚」まで脇目も振らずに直行!お客さんが下げた器を拝借し、持ってきた「おにぎり」を投入するんです…その上から、無料の「天かす」「ゴマ」「ネギ」をお好みで乗せて、最後に「だし用醬油」をかければ完成です!

1番恐ろしいのが「他人が下げた器を使う」という点にあるでしょう。ケンモメンからも「さすがに難易度高過ぎだろ」なんて言われていましたね。

しかし、これは大反響を呼び、ネットで大きな話題となりました。マネする人も続出しましたが、さすがに「他人の器」を拝借するわけではなく、自分でうどんや白飯を注文して、丸亀丼に挑戦していたんです。

オレオ入りチーズケーキ

続いてご紹介するのが「オレオ入りチーズケーキ」です。

この世にも恐ろしい見た目!虫が大量に浮かんでいるように見えるのは気のせいではないはずです…しかし、ケンモメシ(嫌儲飯)は、見栄えが悪ければ悪いほうが評価が高いので、この「オレオ入りチーズケーキ」も、大きな話題となりました。ケーキなので底辺料理ではないですよね。

この画像を見たケンモメンの反応は「オレオなのか虫なのか本気でわからん」「ヤスデとダンゴムシのケーキ」などと言われていました。

しかし、この「オレオ入りチーズケーキ」の味は、見た目とは裏腹に最高評価で、今では料理アプリのレシピにも「オレオ入りチーズケーキ」のレシピが数えきれないほどあがっています。

グッピー炊き込みご飯

これもまた衝撃的な1枚です。その名も「グッピー炊き込みご飯!」

そもそもグッピーって食べられるのでしょうか?

この画像を投稿した方は「川で取れたグッピー」と言っています…そして「味は淡泊であっさり系」と、味の感想まで載ってるから驚きです。

その辺で捕まえた鳥を焼いたやつ

ケンモメシ・定番料理の最後を飾るのが「その辺で捕まえた鳥を焼いたやつ」です。

一体これは何の鳥なのでしょうか?「底辺料理」「見た目の悪さ」は最強クラスと言っても良いですよね。

マネしたくなる美味しいケンモメシ

美味しい料理

それでは最後に、マネしたくなる美味しいケンモメシをご紹介しますね。

あなたもチャレンジしてみたくなる有名な「アチアチ鍋焼きうどん」も登場するので、是非作ってみてください!

アチアチ鍋焼きうどん

ケンモメシと言えば「アチアチ鍋焼きうどん」ですよね。見た目の悪さもさることながら、コスパも最強で、「これぞケンモメシ!」という1品です。

アチアチというワードセンスも大きな話題となりました。(対義語は「ヒエヒエ」)

この「アチアチ鍋焼きうどん」の投稿者は「具沢山・アチアチ鍋焼きうどん」と言って投稿したのですが、3種類しか具が入っておらず、そのうちの1品が納豆だったことが有名です。

これは、家でも手軽に作れますし、味も美味しいと評判なので、あなたも「アチアチ鍋焼きうどん」作ってみて下さいね!

うんめえカルボナーラ

こちらは100円ショップの缶詰ホワイトソースと温泉卵を融合させた「うんめえカルボナーラ」です。

量が半端じゃないですよね…

ネット民からの声は、量が多すぎることはもちろんですが「もっとでっかい皿もらえ!」なんて言われていました。

ポテトとステーキ

ポテトとステーキ

出典: https://pucapucanews.com/?p=457

最後は、見た目が恐ろしい「ポテトとステーキ」です。

これも自炊して作られた料理で、せっかくのステーキのはずが、大変な色になっています…ステーキに何があったのでしょう?

しかし、材料はジャガイモとステーキ肉なので、味には問題ありません!コスパも、ケンモメシとしてはちょっと高めですが、ステーキで400円ならば安いですよね。

あなたもコスパ最強のケンモメシにチャレンジしてみましょう

たくさんの料理

今回は、ケンモメシの意味や特徴、定番レシピについて解説してきました。

ケンモメシとは「見栄えは悪いけれど、お金をかけずに食べられる料理」でしたね。確かに、お金をかけなくてもちょっとした工夫やアレンジで、食を楽しむことができます。贅沢が当たり前となっている昨今、見習わなくてはならない部分がたくさんありましたね。

これをきっかけに、オリジナルのケンモメシに挑戦してみてはいかがでしょうか。新たな発見ができるかもしれません。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
hanabi49
読者の方の疑問や悩みが解決につながる記事作成を心掛けています。より分かりやすく読みやすい内容にできるよう、日々前進しています。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ