2021年07月01日公開
2021年09月29日更新
「女体盛り」が今アツい!写真集と日本でできるお店や値段まとめ
「女体盛り」と聞くと、かってのバブル世代には懐かしいかも知れませんが、懐かしい響きとともに、「女体盛りってまだ存在する?」という少し戸惑ってしまうような言葉だったりします。そんな「女体盛り」が、今アツいらしいです!さっそく調べて見ました。
目次
「女体盛り」とは?
「女体盛り」は美しい日本の伝統文化?
「女体盛り」とは、裸の女性(水着を着用する場合も有り)が"まな板"や"テーブル"の上などに横たわり、その裸の女性の体の上に、お刺身やお寿司などを盛り付け、ゲストはそんな女性を鑑賞しながら性的嗜好を満足させ、同時に盛り付けられた食べ物を食べて、食欲をも満足させる、人間の2大本能を同時に満足させて楽しむエロい性的サービス(性風俗)のことです。
なので、あくまで男性の性的嗜好を満足させるもので、「美しい日本の伝統文化」と呼べるものではなかった、と考えるのが無難なようです。
(※後述のように、最近は、アーティスティックなエンターテインメントのイベントとして開催されるケースも増えているようです。)
「女体盛り」で盛り付けられる食べ物は、お刺身やお寿司の他にも、フルーツやスイーツなど様々な食品が飾られます。(客のリクエストを受付けるケースもあったりします。)
「女体盛り」では、裸の女性をただ見て楽しむだけでなく、食欲をも満たすサービスなので、接待の席などに利用されることも多かったようです。
「女体盛り」の起源は?
女体盛りカレー用の皿は日本の伝統文化?
女体盛り用の皿は、アマゾンでも買えます!
女体盛りは、美しい日本の伝統文化なのか…
「女体盛り」の発祥の地は、意外にも、江戸時代の石川県とされています。
ちなみに、石川県の山中温泉や山代温泉には、今でもお色気宴会サービスで有名な温泉宿やホテルがあり、ピンクサービス専門の女性コンパニオンが「野球拳」や「女相撲」、「レズビアン」などの宴会余興をして宴会の場を盛り上げるサービスがありますが、ああいう過激なお色気サービスの元祖的なものが「女体盛り」なのかも知れません。
しかし、「女体盛り」の発祥の地が、江戸時代の石川県というのも驚きですね。
どうして、大阪とか京都、江戸の吉原とか深川ではなかったんでしょうか…謎です?
ネット上には、客が来ないで寂れる一方の温泉旅館が、最後の手段的な客寄せツールとしてサービスを始めたのでは?というコメントがありましたが、あながち、大きくハズレてはいないのでは?と思いました。
ただ、「女体盛り」が、美しい日本の伝統文化というのは少し違うのかなと感じます。当時(江戸時代)の限られた金持ち層の男性が、隠れた楽しみとして密かに楽しんだのが「女体盛り」で、誰でも楽しめたサービスでは無かったのでは…という気もします。
(最近はだいぶ環境が変わって、お金さえ払えば誰でも体験可能ですし、女体盛りモデルのバイトもあるらしいです。)
「女体盛り」が江戸時代に誕生した理由
「女体盛り」が江戸時代に誕生した理由は、戦国の世が終わって、太平の世が始まり、吉原などに代表されるお色気サービスを提供する、男の遊び場が増えたことと無縁では無いとされます。
ただし、専門家によれば、江戸時代は衛生的な環境が悪く、「女体盛り」の定番メニューの「刺し身」や「寿司」などを女性の体の上に乗せて食したとは考えにくいとの話が有力です。
そもそも「寿司」は、江戸時代ではファーストフード的な食べ物だったので、「女体盛り」に登場したとは考え難いです。
その一方で、当時(江戸時代)の遊女向けに書かれた書物の中に(歓迎されない客の例として)次のような記述があります。
「好色心の強い客の中には、刺し身を食べる際に、女性に性器を拡げさせて、その液体を刺し身に付けて食べる者もいる…」
こんな変態的な嗜好を持つ人間が、すでに江戸時代にも居たのか!と驚かされると同時に、このあたりの自然発生的なサービスが後に発展して「女体盛り」として出来上がったのでは?と思ったりもします。(確かなことは、不明ですが…。)
「女体盛り」と並び称される日本の性風俗「ワカメ酒」
江戸時代に生まれたワカメ酒も「女体盛り」の起源?
江戸時代が発祥とされる「女体盛り」ですが、その詳細はよく分かっていないのが実情ですが、その一方、「女体盛り」と同様に、男性の性的嗜好を満足させるサービスである「ワカメ酒」は、当時(江戸時代)の文献にもよく描かれています。
その理由は、「女体盛り」は一人で楽しむというよりは、数人のグループで楽しむものですが、「ワカメ酒」は一人でも楽しめる性的サービスなので、「女体盛り」に比べて頻繁に行われたのでは?と想像します。
「わかめ酒」も「女体盛り」と同様に、女性の裸の体を食器として利用し、人間の2大本能である「食欲」と「性欲」を同時に満足させて楽しむ性的サービス(性風俗)であることは変わりがないので、ある意味、「ワカメ酒」も「女体盛り」の起源と考えても差し支えないかも知れません。
じつは、明治の元勲で日本の初代内閣総理大臣である「伊藤博文」も、「ワカメ酒」の愛好家だった?という噂もあったりします。
「女体盛り」が発明されたのは高度成長期だった?
日本のモーレツ社員へのご褒美だった「女体盛り」
高度成長期(高度経済成長期)とは、1954年~1973年の約19年間にわたって続いた日本の好景気時代のことを指し、その間に日本や世界を舞台に活躍したのが、日本企業の「モーレツ社員」でした。
ちなみに、「モーレツ社員」でググると、
・通勤電車地獄で出勤
・早朝から深夜まで猛烈に働く
・深夜1時から営業会議
・帰宅は週に1度
など、現在の日本では考えられない働きぶりですが、そんな「モーレツ社員」の楽しみの1つが「社員旅行」でした。
会社は、年1回の「社員旅行」の宴会の席で、モーレツ社員をねぎらう目玉(秘密兵器)として「女体盛り」を利用し、「モーレツ社員」は、年1回の無礼講である「女体盛り」を楽しみに日々猛烈に頑張っていた…という説がかなり有力です。
そして、このあたりから、「女体盛り」の存在が日本人の間で広く認知されるようになり、それはバブル崩壊の時代まで続いていた、と考えることができます。
なので、この頃の「女体盛り」は、確実に「美しい日本の伝統文化」と呼べるものではなかったと言い切れると思います。
「女体盛り」と「NYOTAIMORI」
日本の高度成長期(高度経済成長期)を支えた「モーレツ社員」をねぎらう目玉(秘密兵器)や接待の場で利用され、認知が広がってきた「女体盛り」ですが、最近は、若干その趣きが変化してきている感があります。
具体的には、性的嗜好を満足させ、同時に盛り付けられた食べ物を食べて食欲をも満足させ人間の2大本能を同時に満足させる俗悪趣味的な性的サービス(性風俗)ではなく、アートとしての「女体盛り」のエンターテインメント性を高めた「NYOTAIMORI」というサービスです。
敢えて、「女体盛り」と区別するために「NYOTAIMORI」としている点が、従来の「女体盛り」ではない新しいサービスだと予感させます。
確かに、「NYOTAIMORI」の写真を見ると、俗悪な雰囲気は皆無で、アートイベントの写真という方がピッタリくると思います。
「女体盛り」を変えた!「NYOTAIMORI TOKYO」とは
アートとしての「女体盛り」のエンターテインメント性を高め、従来の性的サービス(性風俗)「女体盛り」ではない「NYOTAIMORI」を提供する「NYOTAIMORI TOKYO」は、2015年から活動を続けるアーティストチームです。
「NYOTAIMORI TOKYO」は、「女体盛り」の猥雑なイメージを美的表現まで昇華させ注目されていて、写真集も出しています。その写真集の中では、多くのアーティストとのコラボや男性モデルを起用するなど、従来の「女体盛り」とは全くの別物になっています。
また、「NYOTAIMORI TOKYO」は、そんな「NYOTAIMORI」の出張サービスも提供していて、「NYOTAIMORI」のアートを楽しみながら専属シェフの料理も味わえます。
ちなみに、現在の主な客層は、日本へやってきた海外の富裕層がほとんどとのことです。
今アツい!「女体盛り」写真集
NYOTAIMORI TOKYOの作品
美しい!NYOTAIMORI TOKYOの女体盛り
NYOTAIMORI TOKYOの作品
美しい!NYOTAIMORI TOKYOの女体盛り。盛り付けもアート!
NYOTAIMORI TOKYOの作品
和風
NYOTAIMORI TOKYOの作品
料理も美味い
NYOTAIMORI TOKYOの作品の様子
スタッフで記念写真
NYOTAIMORI TOKYOの作品
色彩が綺麗
NYOTAIMORI TOKYOの作品
絵画のようです!
NYOTAIMORI TOKYOの作品
男体盛り?
NYOTAIMORI TOKYOの作品
メルヘン!
NYOTAIMORI TOKYOの作品
結婚式に女体盛り!
日本で「女体盛り」を楽しめる店や値段
気になる「女体盛り」の値段は、手配会社やお店によって変わってきますが、宴会のオプションとしてなら約130000円、女体盛りのみの場合は150000円ほどで提供しているケースが多いみたいです。
箸を使わない女体盛り
海外の女体盛りの様子
お店の場所:東京、屋形船宴会の「女体盛り屋形船宴会」
ピンクコンパニオン 150分、料理飲み放題 150分
・お店:東京
・乗船料 お客様1名様 10800円
・ピンクコンパニオン150分 1名33000円
・コンパニオン持ち込み料 1名3240円
・女体盛り値段(一体) 140000円~160000円
※女体盛りは30分ほどで終了し、台になった女の子はピンクコンパニオンとして宴席に参加。
お店の場所:全国対応、プレミアム女体盛りプランの値段
・お店:全国対応
・プレミアム女体盛り値段 216000円/ 1体
・鑑賞時間 約20分
・和装の化粧を施し美を追求した装い
お店の場所:全国対応、スタンダード女体盛りプランの値段
・お店:全国対応
・スタンダード女体盛り値段 130000円~150000円/ 1体
・鑑賞時間 約20分
・女性の裸体をメインとした装い
まとめ
明治の元勲で日本の初代内閣総理大臣である「伊藤博文」も、「ワカメ酒」の愛好家だったという噂がありますが、もしかしたら「女体盛り」も密かに楽しんだこともあるのかも知れませんね!
「NYOTAIMORI TOKYO」の代表「Myu」さんは、「NYOTAIMORI」を新しいカルチャーとして認知させたいと述べていますが、その夢が実現したときこそ、「女体盛り」が美しい日本の伝統文化と呼ばれるのだと思います。