自慰行為の正しいやり方・子供が自慰行為をする理由と目撃した時

友人同士でもあまり話題にすることがない、自慰行為。なんとなく、自然と覚えていったという方も多いはずです。この記事では、自慰行為の正しい方法や危険な方法、子どもの自慰行為などについて紹介しています。性について知りたいけどなかなか知る機会がないという方、必見です。

自慰行為の正しいやり方・子供が自慰行為をする理由と目撃した時のイメージ

目次

  1. 1自慰行為の正しいやり方とは?
  2. 2子どもはどうして自慰行為をするのか
  3. 3子どもの自慰行為を目撃したときはどうすればいいの?
  4. 4やってはいけない危険な自慰行為とは
  5. 5節度ある自慰行為で心身を健康に保とう
  6. 6エッチでかわいい女の子と出会うには

自慰行為の正しいやり方とは?

自慰行為というと、どんなイメージがあるでしょうか。

気持ちいいもの、恥ずかしいもの、中にはいやらしいものと感じる方も少なからずいるでしょう。現在の学校の性教育では、「自慰行為」という言葉自体は教えられてもその中身まではあまり触れられません。そのせいか、自慰行為をはじめとする性的な行為は、悪いものや恥ずかしいものという感覚のまま成長していく人が大勢います。

しかし、きちんとルールを守りさえすれば、自慰行為そのものは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。

そこで今回は、日常生活の中でなかなか話題にあげにくい自慰行為について解説します。

手を清潔にしてから

自慰行為をする際に大切なのが、自分の身体と場所の準備をしっかりとすることです。

自慰行為は、基本的には自分の手を使って行うものであるため、始める前に手を綺麗に洗うことが必要です。また、肌を傷つけることのないように、爪は短く切って整えましょう。

道具を使って自慰行為をする場合は、手だけでなく、道具も清潔にしておかなくてはなりません。付属の説明書などで洗浄の仕方を確認し、専用のクリーナー類がある場合は、それを使うのがベストです。

このように、自慰行為の準備段階では、手や道具などの性器や肌に触れるものは清潔にしておくことが必須となります。

リラックスできる雰囲気で

自慰行為をする際は、リラックスできる場所や雰囲気で行った方が快感を得やすく、自慰行為に抵抗のある人でも罪悪感を感じにくいとされています。

リラックスできる雰囲気というのは、いいムードということだけではなく、清潔感も大切です。ゴミや衣服が散乱している部屋ではなく、きちんと掃除・整理がされている部屋で行ったほうが、後片づけも楽になります。

清潔さを確保した後は、照明の明るさをいつもよりも暗めにして、空調も適温に設定しましょう。雰囲気づくりの一環として、アロマを焚くのもおすすめです。

自慰行為は健全な証拠

自慰行為に善し悪しなんてないと思っている方もいるでしょうが、実はあります。自慰行為は、罪悪感をもって行うよりも、その行為を行う自分を肯定して行う方が精神的にはるかに健康的です。

自慰行為をすることで単に快感を得られるだけでなく、自分の身体について理解が深まったり、病気を発見できたりする場合もあります。心理学的にも、自慰行為は自我を形成していくうえで重要であるとの指摘がなされています。

身体に負担をかけるほど激しい自慰行為はよくありませんが、自分の身体に触れることや、触れたことで起こる反応や快感は悪ではありません。

海外に比べて、日本の性教育は大幅な遅れが指摘されています。自慰行為についても、恥ずかしい・いやらしいなどと一蹴せずに、適切な知識やモラルを積極的に身につけて、万が一自分の子どもに聞かれたらきちんと答えられるよう準備しておきましょう。

子どもはどうして自慰行為をするのか

自慰行為をするのは、大人だけでなく子どもも同じです。

ただし、子どもの場合は、行為に至る理由が大人とは少し違っていることもあります。いったいなぜ、子どもは自慰行為をするのでしょうか。

快感を求めるため

早い例では、生後数ヵ月の赤ん坊にも自慰にあたる行動が見られるといいます。赤ん坊ではないにしても、2歳を超える頃から股間を布団に擦りつけるようになったり、性器を触れるようになったりする子どもが多くいます。

これらは幼児自慰と呼ばれるもので、ごく自然な現象です。行為に至る理由は、快感を得るためとされています。

幼児による自慰は、純粋に快感を求めているだけであり、性的な知識・想像のもとに行われるものではありません。行為をやめさせたいときには、おもちゃやお菓子で子どもの気をそらすなどして、決して叱らないようにしてください。多くは、成長とともに羞恥心が芽生えることで自然とおさまる場合が多いとされています。

また、小学校高学年以上、中高生の子どもの場合も、性的な快感を得るために自慰行為をすることがあります。この場合は、ある程度の性的な知識のもとに行為をしていると考えた方がよいでしょう。

ストレスを発散するため

子どもが自慰行為をする理由の一つに、ストレスが挙げられます。これは、日常生活の中で溜まった精神的な負担を軽減させようとして行われるものとされています。

幼児自慰は、その多くが快感を得るためにされるものですが、中には、言葉や態度でうまく不満を伝えられない子どもがストレスを感じて行っている場合もあります。「最近スキンシップが減っていたな」「夫婦喧嘩の最中で家の雰囲気が悪いな」など、子どものストレスになりそうな原因が思い当たる場合は、不安要素を根本から取り払うことが必要です。

一方、学童期以上、思春期の子どもが行う自慰行為も、ストレスを発散するのが目的の場合もあります。

学校での友人関係や、塾・習い事などで忙しくしていること、両親から叱られることが多いことなど、ストレスの原因は子どもによってさまざまです。それらを一時的にでも解消するために選ばれるのが、自慰行為という手段です。

興味があるため

思春期になると、学校の保健体育で性教育を受けたり、友達同士で正誤が不確かな性的知識を共有し合ったりする機会が増えます。女子の場合は、少女漫画などで美化された性行為を目にすることもあるでしょう。

そうして得た知識から好奇心が膨らみ、興味本位で自慰行為を行う子どももいます。「本当に気持ちいいのか」「本当に自分の身体が性的な反応を示すのか」などの興味を満たすために、自分の身体で確かめることが目的です。

子どもの自慰行為を目撃したときはどうすればいいの?

もしも自分の子どもが自慰行為をしている場面を目撃してしまったら、親は衝撃を受けるでしょう。こんなとき、叱るべきなのか、見て見ぬふりをするのか、どうすればいいのかわからないという方は多いはずです。

そこでここからは、子どもの自慰行為を目撃したときにとるべき行動について紹介していきます。

幼児自慰は叱らずに気をそらす

幼い我が子が自慰行為をしているところを見てしまったら、親としてはショックが大きいことでしょう。

しかし、幼児には、まだ「いやらしい」や「恥ずかしい」などの概念すらなく、ましてや幼児自慰は、性的な知識や想像の果てに行われるものではありません。そのため、我が子が自慰行為をしているところを目撃しても、叱るのだけはやめましょう。自慰行為を叱ることによって、子どもに不安やトラウマなどを植えつけてしまう可能性があります。

行為をやめさせたい場合は、お菓子やおもちゃなどで気を引いたり、他のことに注意を向けさせたりしましょう。

温かく見守る心をもつ

すでに述べましたが、性は人間の重要なテーマであり、タブー視することではありません。自慰行為もまた同様に、決して悪いことではなく、その行為に至るということは健康に成長している一つの証でもあります。

これらのことをよく頭に入れて、ひとまず、子どもの自慰行為は自然なこととして受け止めてみましょう。そのくらいに考えることで、親の心にも余裕が生まれてきます。

頭ごなしに性行為を否定する感覚で子どもに接してしまうと、自尊感情を傷つけたり性に関してトラウマを植えつけたりすることにもなりかねないので、注意が必要です。

やってはいけない危険な自慰行為とは

これまで、自慰行為は悪いことではないと説明してきましたが、中にはやってはいけない危険な自慰行為も存在します。そのうち、特に代表的な二つについて紹介します。

一つめは、尿道や肛門、膣などに異物を挿入することです。この場合の異物とは、鉛筆や空き瓶、野菜など、本来の用途に性行為が含まれないものを指します。性器に異物を挿入すると外傷の原因になるだけでなく、場合によっては腹腔内を傷つけることもあり、後遺症が残るケースもあります。

二つめは、過度に自慰行為を繰り返すことです。自慰行為によって体力を消耗すると、身体に疲労が蓄積されるだけでなく、脳の活動能力も低下します。あまりにも度を超えると、ポルノ中毒といって、常に性的興奮・快感を求めるようになり、一日に何度も自慰行為をしなければ気が済まない状態にまでなってしまいます。

自慰行為をする際は、こうした危険性についても把握しておく必要があります。

節度ある自慰行為で心身を健康に保とう

人間は、成長していく過程で必ず性に目覚めます。それは生き物として当然のことで、いやらしいことでも悪いことでもありません。

自慰行為は、本来の生殖活動には必要のない行為ですが、人格の形成に関わる要素であり、男性にとっては健康を保つうえで必要な行為でもあります。しかし、やり方を間違えたり過度に行為に及んだりすると、健康を損なうリスクがあることも確かです。

子どもから性に関する質問をされたとき、うろたえることなく必要な知識を授けられたら、それは何よりの教育となるはずです。自慰行為の正しい知識とモラルを身につけて、まずは自分の身体や性に関してより理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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