「ガスパン遊び」に依存性はない?ガス吸引による後遺症や事故まとめ
ガスパン遊びと言えば、一部の人で流行っている遊びですが大変危険とされています。 少しだけなら大丈夫と考えていても、ガス吸引によって後遺症や事故が起きる可能性もあります。 今回はそのようなガスパン遊びの危険性についてご紹介したいと思います。
目次
若い人の間でガスパン遊びが流行っている!?
危険だという認識が薄い・・・。
皆さんはガスパン遊びについてご存知ですか?
ガスパン遊びは、現在のところ厳しく取り締まりが行われていないために、多くの若者たちの間で行われている遊びの一つですが、ガスパン遊びはやり方が簡単であるものの一歩間違えれば大きな事故にも発展しやすいのです。
さらに、後遺症や副作用などの危険性があって極めて危ない遊びとされています。
今回はそのような危険な遊びであるガスパンの危険性を多くの方に知っていただきたいので、ガスパンについてご紹介したいと思います。
ねえどうしてすぐみんなガスパン遊びしようとするの
— アキヲユメジョシゴロシ (@mmzk00amt) November 27, 2017
ガスパン遊びとは何?
ガスパン遊びとは一体どのような遊び?
ガスパン遊びをご存知ない方でも、名前からなんとなくやり方のイメージがつくと思いますが、昔で言うアンパンに近い遊びです。
というのも、ガスパン遊びのやり方はいたって簡単で、ライターのガスやエイトフォーなどの制汗スプレーのガスなどを袋や風船に入れて吸引する遊びです。
この遊びによって何が楽しいのかと言うと、ガスパン遊びでのやり方を実行してガスを吸引すると、脳が酸欠状態になることによって酩酊状態になり、快感に感じてしまう人が多いのです。
ですが、このライターなどの取り扱いを間違ってガスが充満したところで火をつけて爆発事故につながっている事故も多く存在します。
ただでさえ脳に深刻なダメージを与える可能性があるのに、やり方を間違えると事故にまでつながるという危険な遊びです。
アンパン遊びからガスパン遊びに!
アンパンより気軽に出来てしまうガスパン
昔、ガスパン遊びが存在しなかったときは、若者の間でアンパンが流行っていました。
アンパンは現在のガスパン遊びの前兆といっても良い遊びで、ガスパン遊びなどは先ほどご紹介したように、ライターのガスやガスボンベなどのガスを吸引する代わりに、シンナーや覚せい剤などをいれて吸引する遊びです。
このアンパンはもちろんシンナーや覚せい剤を使って吸引しているということで、もちろん大きな危険性や後遺症・依存性があったとされています。
そのため、アンパン遊びを行っていた人たちは幻覚症状を見たり錯乱状態になったりし、多くの人が亡くなってしまったり、後遺症が出て苦労している人がいます。
ガスパン遊びよりもさらに酩酊状態になってしまいやすいのですが、やり方がどちらも簡単な故に若者が手を出しやすい所に大きな問題を抱えています。
なるほどー。酒で酩酊させる文明もありましたか。巫女といえば古代ギリシアのデルフォイの神託が有名ですけど、あそこは「地底からのガスを吸わせて酩酊させて神託」というヤバさだったので、酒の方がヘルシーですね。宅飲みも、うまくやれば原稿に神が降りてくることがありますw
— クォーク@劇場版IIIは絶賛公開中だよ! (@quark_gogo) November 20, 2017
ガスパン遊びはどのような症状になる?
ガスパン遊びによる症状
ガスパン遊びはやり方が簡単ですが、様々な症状が現れると言われています。
ガスパン遊びは途中でもご紹介したように、脳を一時的に酸欠不足に追いやることによって酩酊状態になり、気持ちいい状態になりやすく、シンナーを吸引したような効果があると言われています。
ですが、その気持ちいいと一瞬感じたとしても幻覚を見るようになったり、幻聴が聞こえるようになったという人も多く、脳が酸欠状態になったが故に死の危険の淵に立ったという人も多いです。
脳が酸欠状態になることによって体の自由も聞かなくなるので、大変危険な状況であるということは言うまでもないと思います。
しかし、多くの若者の間で、シンナーを吸引したような効果を感じれることから、怖いモノみたさで、ライターのガスなどを使ったガスパン遊びを行う人は現在も多く存在するとされています。
ガスパン遊びの危険性・依存性は?
依存してしまいやすい?
ガスパン遊びの危険性をいまいち認識していない人がガスパン遊びに手を出してしまう人が多いのですが、ガスパン遊びは極めて危険であり、シンナーのように依存効果が強いと言われています。
というのも、ガスパンのやり方はガスを吸引するだけということで脳を酸欠状態にできるので、正直やり方さえわかれば誰でも出来るといってもいいと思います。
しかし、脳が酸欠状態になる危険性、リスクを把握していないと過剰な量を使ってしまい依存効果どころか酸欠で死に至る事故まで起きており、関係者を悩ませています。
シンナーや薬のような直接的な依存効果はなくても、シンナーに近い酩酊状態を味わえるということから、ついやってしまう若者が多く、その点を考えると直接的な依存効果はなくても、少しずつガスパン遊びの沼にハマっていく、依存してしまう危険性は十分にあります。
さらに、ガスパン遊びの「ガス」は引火しやすい大変危険なものなので、ライター等を使用した際には爆発事故につながる危険性が高いです。
今日学んだこと
ガスパン遊びはやっちゃダメ
— 三好をび斗 (@wobito_344) November 7, 2017
ガスパン遊びの効果・後遺症はある?ない?
後遺症の可能性は・・・。
ガスパン遊びに依存性が存在することをご紹介しましたが、依存性があるだけでなく、後遺症が現れる場合もあると言われています。
これはなぜかというと、シンナーや覚せい剤のような薬物ではなくても脳を一時的な酸欠状態に追い込むことによって脳が強烈なダメージを受け、脳が損壊する危険性があるためです。
そのため、軽い気持ちでガスパン遊びを行って、途中で飽きてやめたとしても後遺症として幻覚や幻聴症状が現れる人や、意識障害になってしまう人、最悪は意識が損失してしまう後遺症が現れる人もいます。
缶咥えて
ラリって
ウロウロしてた子
おったよね(๑¯ω¯๑💧)
ガスパン遊びもやってる子
おったけど
危ないのにねぇ…(*´^`)
精神安定剤は
暴れてても
1日警察入ったら
帰れるし
罪には問われないみたい…( ̄▽ ̄;)
でも、年数たってから
後遺症出ますよ💦
— キャサ (@Kyasa1717) November 9, 2017
副作用がある!?最初は症状・後遺症が現れなくても後ほど出る
蝕まれて現れる症状
実はガスパン遊びには副作用があり、最初は症状・後遺症が現れなくても後ほど症状が出るという人もいます。
これは先ほどの話と同じようになりますが、脳がダメージを受けていることによって機能していた時は問題なくてもじわじわと脳のダメージによって主要部分が損壊し、後々後遺症が現れるというものです。
この副作用で表れる後遺症では思考力が低下するだけでなく最悪では全臓器の活動が十分に機能しなくなったり、脳が異常をきたして大切な信号を送らなくなるような、脳障害の危険性もあるとされています。
このような症状・後遺症はすぐ現れるのではなく、じわじわ蝕まれてから現れることが多いので、止めたから安心というものではないのです。
おそらくガスパン遊びの幻聴なのでしょうが,正直怖くて仕方ありません.夜中に外でガスを吸ってよく咳き込んでいますし何なら日のある時間帯にもやっています.一人で出歩くのも不安で仕方ないです.
続く
↓
— ひいらぎ (@ghoyl_0402) September 8, 2017
ガスパン遊びは違法ではないものの・・・。
規制がかかっているガスもある!
ガスパン遊びは違法ではないのですが、最近ではこのようなガスを悪用・乱用する若者が多くなったということで、規制がかかったガスも存在します。
それがシバガスと言われるガスなのですが、同じように吸引することによって酩酊状態になれる効果があり、脱法薬物ではないですが、日本でも指定薬物になっています。
普段このシバガスなどは自転車等の空気圧を高めることを目的としていたものですが、このような悪用をする人が多くなってしまったが故に危険物の指定までされてしまったのです。
TLではバキュームベッドAVが人気のようですが、同じ類のSMに呼吸制御というのがあります。マスクなどで被虐者の呼吸を制限して陶酔感を味あわせるプレイです。もちろん危険。同じように危険な行為にガスパン遊びがあります。呼吸制御もガスパン遊びも規制されていません。今は。
— 辻井豊 (@YutakaTsujii) September 5, 2017
ガスパン遊びでの有名な事故
両手両足までなくなったゆうたの事件
ガスパン遊びで一番有名になった事故が「安井雄太」の事故です。
ネット上で安井雄太はU太・ゆうたとされることも多いのですが、軽い気持ちで始めて、後にガスパン事故を引き起こして、四肢を失いイモムシ状態となった事故に発展してしまったのです。
ゆうたはライター用のガスを袋に入れて吸引する遊び、ガスパンを実行している時にライターのガスに引火し、爆発事故に発展して全身の70%以上もの火傷を負う全焼を受けて生死をさまよったのです。
ゆうたはそのライターのガスに引火する爆発事故から数か月の後に目が覚めたとされているのですが、全身火傷を負っている状態や感染症を防ぐという意味も込めて四肢が切断され、雄太は目が覚めたら四肢がなくなっていたのです。
ガスパン遊びはこのゆうたのような危険性が当たり前のように隣り合わせであるので、ゆうたの二の舞にならないためにもゆうたの事故を教訓にガスパン遊びはやめるべき・やらないべきということが言えます。
ガスパン遊びは他人に迷惑をかける行為であることをじゅうぶんに理解するべきである
— ひいらぎ (@ghoyl_0402) September 8, 2017
ガスパン遊びで死亡事故が相次ぐ
止まらない連鎖
ゆうたの爆発事故が一番有名ですが、中学生や高校生の間でこのガスパン遊びでの酩酊状態・シンナーを吸引したような効果を体験できるということから実際にガスパン遊びをする人が現在も後を絶ちません。
その影響もあり、ガスパン遊びをしたことによって中学生や高校生が死亡する事故が現在でも続いています。
やり方が簡単だということが気軽に挑戦してしまい、好奇心が旺盛な思春期には刺激的な状態になれるということが誘惑している原因になっているのだと思います。
しかし、事故や死亡してから気づくのでは全く意味がないので、早急に辞めるべきだということは言うまでもありません。
ワタシの学生時代もガスパン遊びというものがあり、遊び方を誤り爆破される生徒もおりました。。。
— サメット太郎 (@satowan8869) October 4, 2017
日本だけじゃない!海外でもガスパン遊びにハマる人も!
イギリスでは若者の死亡が相次ぐ
ガスパン遊びは実は日本だけではありません。
日本は数でいうとまだ少ない方ですが、世界・特にイギリスなどは笑気ガスを風船に入れて吸引する遊びが流行って多くの若者が死んでいると言われています。
日本だけでなく世界でもこのようなガスパン遊びが流行っており、若者の命を奪っているので、大変危険な遊びだと思います。
「まとめ」ガスパン遊びはやめるべき
今回はガスパン遊びについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ガスパン遊びは気軽にできるということや、好奇心が旺盛な人にとっては刺激的な体験を味わえるということからついつい試してみたくなる若者が多いとされています。
しかし、事故や死の危険と隣り合わせのこの遊びは、絶対にしてはいけない遊びと言えます。
一時の気の迷いで、自分の人生を棒に振るぐらいなら、他の遊びをした方がまだ十分明るい未来が待っています。
皆さんはくれぐれもガスパン遊びを行わないようにご注意ください。