虚無感の意味とは?虚無感を感じる原因と対策法7選!
虚無感と言われてもその意味はよく分から人がほとんどです。でも多かれ少なかれ皆さん感じているものです!今回はそんな虚無感についてその意味と更には原因と対策法をご紹介するので、虚無感を感じる前に対策することで人生を充実したものにしましょう!
目次
「虚無感」の意味とは?
「虚無感」はきょむかんと読みます。多くの方がなんとなく心の中での感覚としてはわかるけど改めて言葉の意味について考えたことはない方がほとんどです。虚無感とは「全ての物事に対して意味が感じられず、虚しい感情」のことを意味します。
「虚無感」の使い方と例文を紹介!
虚無感には場面に応じ、多少使い方も違います。今回は例文を交えてその使い方をご紹介します。
例文1:昔から親交の深かった友人を突然の事故で失い、虚無感に襲われた。
例文2:信頼していた恋人に裏切られ、虚無感に苛まれる。
例文1の虚無感に襲われるという使い方は自分が予期していない場面や予期はしておきながらもそれ以上に虚しい気持ちになった場面での使い方です。また例文2の虚無感に苛まれるは虚無感により自分の体や心が苦しんでいるといったような場面での使い方になります。
「虚無感」の類語と対義語は?
そもそも類語と対義語の違いとは?
類語や類義語はある言葉に対して同じ種類やカテゴリーに属する言葉を意味し、対義語はその言葉の反対を意味する対の言葉になります。男の対義語であれば女、大きいの対義語であれば小さいとなります。
その中で虚無感という言葉については、「心の虚しさ」という状態を表現する言葉であればそれは類語ですし、逆に対義語は「心が満たされている」という状態を表現する言葉になります。
「虚無感」の類語は?
虚無感の類語としては「亡失感」「自虐感」「喪失感」「乖離感」「虚脱感」「無気力感」などが代表され、一般的にはイメージの良くない言葉が虚無感の類語になります。それぞれ言葉の意味は違いますが「心の虚しさ」という点においては共通するので類語となります。
「虚無感」の対義語は?
虚無感の対義語としては「充実感」「充足感」「達成感」「満足感」「成就感」「幸福感」「生存感」「実存感」「実態感」「現実感」などが代表され、こちらもそれぞれの言葉の意味は違いますが、虚無感とは違いイメージがよい言葉になります。
「虚無感」と「空虚感」の違いは?
虚無感と空虚感は「何もなく、虚しい気持ち」という意味では同じですが、意味は少し違います。虚無感は自分を含めたあらゆるものに価値や意味がないような気がして虚しいという意味があります。また空虚感は、心にぽっかりと大きな穴があいたように、気分が満たされないという意味があります。虚無感が明るい感情を失い真っ暗な状態だとすれば、空虚感は心の中に何もない空白にも近い感情という違いがあります。
「虚無感」を感じる原因5選!
大切な家族を失った
生きていれば必ず死を迎えます。当たり前にいた人を失うことは虚無感や空虚感を感じる原因になります。また家族として大切に飼っていたペットも同じで、亡くなった時には強い虚無感や空虚感を感じます。
信頼していた人に裏切られた
そもそも裏切り行為とは?
裏切りと聞けば皆さまわかると思いますが、裏切り行為は老若男女問わず相手の気持ちを最も逆撫でします。裏切り行為をおかせばその人は裏切り者呼ばわりされますし、国家に対して裏切り行為をしたり、社会に対して裏切り行為をすることは刑法の中でも罪が重いものになります。
人は人生を送る中で様々な人に出会います。その中で自分が信頼する人も多く出てきます。そのような人からの突然の裏切りは虚無感や空虚感の原因にもなります。信頼していた友人に自分の恋人を奪われ裏切りにあった、ビジネスの場面では信頼していた人の裏切りにあい契約が急遽破綻になったような場合です。
恋人にフラれた
相手に恋心を頂き、やがてそれが愛に発展することにはたくさんのエネルギーが必要になります。そんな大好きだった恋人に突然別れ話をされ、フラれたといったことが原因で虚無感や空虚感が生むこともあります。予期せぬ失恋は虚無感や空虚感に苛まれる原因にもなります。
目標を達成して燃え尽きた
皆さまには目標や夢はありますでしょうか。人は何か夢や目標を持てばそれに向けて努力します。その夢や目標が高ければ高いほど努力と時間を必要とします。それを実際に達成した時に燃え尽きてしまうと、それまで多くの努力をしてきたので次に何をやればいいのかわからなくなることも虚無感の原因となることもあります。
幼少期からの愛情不足のトラウマ
実際に幼少期のトラウマが原因で生活習慣の悪化や病気になったりすることは医学的にもわかっていて深刻なものです。愛情が不足したまま大人になってしまうと周りの人との接し方などが分からず、孤独を感じ虚無感や空虚感に苛まれる原因になることもあります。
「虚無感」を解消する方法7選!
思いきり泣く
虚無感を感じた時に思い切り泣くことは、その解消方法として有効です。うまく泣くことができない人は一人になり、映画などを観て思い切り泣くことを意識することが大切です。泣くことは虚無感の解消だけではなくストレスの解消にもつながるので病気の予防や対策としてもおすすめです。
大声で思い切り笑う
虚無感を感じすぎ、どうしても泣けないといった人には逆に大声で笑うこともその解消には有効です。虚無感を感じてしまうと感情が薄くなってしまいます。自分では笑っているつもりでも、周囲からはいつもより暗く感じられることも事実です。そのような時は普段よりも大げさに大声で笑うことは虚無感の解消には効果的です。
時が過ぎるのを待つ
一度虚無感に襲われてしまうと、何をしても虚しく感じてしまうこともあり、泣くことも笑うこともできず次第に何もしたくなくなっていきます。そのような時に、虚無感を克服しようと無理に行動することはかえって逆効果になってしまうこともあります。どうしても何もしたくない時は、少しでも動こうという気が起こるまで待つという解消方法もあります。
新しい世界に飛び込む
特に目標を達成して燃え尽き虚無感を感じた人におすすめな解消法です。今まで多くの時間とたくさんの努力をすることができたので、それを持ち全く新しい世界に目を向けることは虚無感を忘れる特効薬にもなります。
趣味や仕事に没頭する
趣味や仕事に没頭することも一つの解消方です。あえて没頭し集中することは気持ちを充実させ、前向きな気持ちを起こさせ、虚無感を忘れ違うことを考えるようになるからです。
映画や本、漫画を読む
虚無感を感じた時に映画を観たり、本や漫画を読むことも一つの解消方法です。またこの方法は先ほど説明した、思い切り泣く・大声で思いりき笑う・趣味に没頭するに通ずる部分もあるのでストレスの解消という面でもおすすめです。
先のことは考えない
虚無感を感じると喪失感や孤独感、更にはどこか寂しいという感覚にもつながっていきます。そのような時に先のことを考えるとどうしても悲観的でネガティブなマイナス思考になってしまいます。あえて先のことは考えずにいつもより少しハメをはずしてみたり、パーティーに行ったりすることも解消方法としてはおすすめです。
「虚無感」は病気が潜んでいるサインかも?早めに対処しよう!
うつ病の可能性
虚無感は病気につながることもあり、その一つの病気がうつ病です。なにをしようとしてもやる気が起こらず無気力になったり、様々なことがなんとなく無意味に感じるといった場合にはうつ病の可能性もあります。過度にストレスを溜めず、こまめに解消するなどの対策がとれていれば大丈夫ですが、対策もできずいつまでも虚無感感じるという人はうつ病の可能性も疑うことが大切です。
不安神経症の可能性
虚無感が病気につながる場合の二つ目の病気が不安神経症で、病気としてはうつ病とも似ている病気になります。不安神経症の病気を発症するような人はもともと心配性であることが多く、常に様々なことを心配し、色々なマイナスケースを想像する病気です。何かをしようとしたが「こうなってしまったらどうしよう」などとマイナスに考えてしまい、その行動自体ができなくなってしまうという病気で、虚無感を発端とすることもあります。
慢性的な虚無感に悩まされる可能性
虚無感を感じた場合には、それを解消したり対処しないといつまでたっても虚無感が消えず、慢性的に虚無感に悩まされてしまうこともあります。そこからうつ病や不安神経症などにつながるケースが多いです。虚無感を感じたらすぐに対処することも必要ですが予め対策をうっておくことも大切です。
「虚無感」を感じる前に対策することが大事!対策法を3つ紹介!
笑顔でいるよう努める
口角を引き上げ笑顔でいることは様々な効果をもたらすことが研究によっても証明されています。例えば脳の働きを活発にしたり、自律神経のバランスを整えたりと多くあります。特に免疫力を高め、病気の予防につながるという大きな効果があり、これはうつ病の対策や更には不安神経症の対策として効果的です。
感情を素直に表現する
感情を素直に表現することも対策としては有効です。これは先ほどの解消方法の思い切り泣くことや大声で笑うことにも直結します。普段から泣きたい時は泣いて、笑いたい時に笑うことは意識することは虚無感を感じる前の対策にもなります。
毎日の目標を掲げる
虚無感を感じる原因の一つに目標を達成して燃え尽きたというものがありました。大きな夢や目標の達成は虚無感がうまれてしまうこともあります。小さな目標でいいので毎日毎日それを掲げて達成することは日々を充実させ、それが幸福感にもつながるので対策としては有効です。
「虚無感」を早く解消してスッキリしよう!
虚無感や空虚感はなんとなく似た言葉で使い方も変わらないと思っていた人も多いと思います。でもその意味は違い場面に応じて使い方も変わります。また虚無感は多かれ少なかれ誰でも感じるものです。感じた時にすぐに解消することは病気の予防にも繋がりますし普段から対策をすることで、虚無感を感じることが減ります。虚無感を無くしスッキリすることは充実した人生にもつながります。