マウンティングの意味とは?マウントしがちな男女の特徴&対処法も!
「マウンティング」という言葉の意味を知っていますか?最近よく使われる言葉ですが、実は意味がよく分かっていないという人もいるのではないでしょうか。マウンティングという言葉の意味や、マウンティングしがちな人の特徴や心理、対処法を紹介していきます。
目次
マウンティングとは?序列を気にしすぎてるの?
「マウンティング」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。「あの子と話しているとマウンティングしてくるから楽しくない」や「あいつはマウンティングが激しい奴だ」という使い方をすることが多いですが、いまいち「マウンティング」自体のい意味は理解できていないという人も多いのではないでしょうか。最近、色々な場面で耳にする機会の増えてきた言葉ですので、しっかり意味を把握しておきましょう。
マウンティングとは?
まずは、辞書を引いた時に出てくるマウンティングの意味を把握しておきましょう。
多くの哺乳類の雄が交尾のときにとる、ほかのものに馬乗りになる行動。サルでは個体間の優位性を誇示するためにも行う。背乗り。
一般的な日常会話で使われるマウンティングの意味とは、当然ながら交尾の際の意味ではありません。むしろ猿が行う個体間の優位性の誇示の意味を持っています。会話の中で「自分はあなたより上の立場にいる」ということを誇示するような言動を「マウンティング」と言います。ストレートにマウンティングしてくる場合と、自分を下げているようなふりをしてマウンティングする場合があるのが特徴です。
マウンティングは女子だけじゃない
もしこの記事を読んでいるあなたが男子で「やっぱり女子の世界は怖いな。マウンティング女子は苦手だな」なんて他人事のように思っているのでしたら、それは大きな間違いです。マウンティングとは女子だけに特有の特徴ではなく、男子にだってマウンティング男子はいますよ。
この記事ではマウンティングしがちな男子の特徴・女子の特徴だけではなく心理ややめさせる場合の対処法などを紹介していきます。今までマウンティングという言葉の意味すら知らなかった人も、もしかしたら「あ、あの言葉の意味ってマウンティングだったのか!」と心当たりがあるかもしれませんね。
マウンティングしがちな女子の特徴6選!
まずはマウンティングしがちな女子の特徴を6つ紹介していきます。なんとなく「マウンティング女子」といえばクラスや会社内の序列を気にする「ギャル系女子」や「お局様系女子」を連想する人もいるかもしれませんが、マウンティング女子のカテゴリは特に特徴はありません。二人以上の女子がいれば、いつでもどこでもマウンティングは起こりうるのです。
※筆者注:もちろん、先ほど説明したようにマウンティングは女子だけの特徴ではありません。二人以上の男子がいても、男子と女子が一人ずつという場合であってもマウンティングはいつでも起こり得る現象です。
やたらアドバイスするカウンセラータイプ
ちょっとした日常会話の中で、すぐに解決策を提示したがる女子はいませんか?もちろん、全くの善意からアドバイスをしてくる場合もありますが、カウンセラータイプのマウンティング女子は相談に乗るふりをして自分の序列が上であることをアピールしてくるのが特徴です。
たとえば「夫婦仲悪いの?大変だね。でも、それってやっぱり妻としての行動が問題だと思うよ。うちなんかは私が譲ってるから全然喧嘩とかないもの」なんていうマウンティングが代表的な例になります。心から相談相手のことを心配しているのではなく「相談相手と比べた場合、自分の方が妻として序列が上である」ことをアピールしているのです。また、カウンセラータイプのマウンティング女子の特徴として、特に心配しているわけでもないのに好奇心丸出しで悩み事を聞きたがる、というものもあります。マウンティングの材料を探しているのでしょう。
自信たっぷりなプロデューサータイプ
あなたの周りに、自分のセンスを押し付けるタイプの女子がいたら、それはプロデューサータイプのマウンティング女子かもしれません。「あの子、メイクは可愛いけど髪型がダサいよね。私ならもっと髪色を明るくするのに」などの言葉が代表例です。もちろん「髪型がダサい」までしか発言せず、自分の力を誇示しないことでマウンティング女子であることを隠そうとするタイプもいるので注意が必要です。
プロデューサータイプのマウンティング女子は、エスカレートすると芸能人に対してもマウンティングをするようになります。「あの芸能人、可愛いけど底が浅そう」や「男子はああいう系の女子に騙されるよね」などと、序列どころか世界が違う人に対してもマウンティングを取りがちです。やめさせるのも困難なので、「また始まったか」と思いつつ話題を変えるようにするのが良いでしょう。
いつの間にか自慢話に変わる自虐タイプ
マウンティング女子といっても、分かりやすく序列をアピールする人だけではありません。自分自身を自虐することで周りにフォローしてもらうことを期待したり、意味のない自慢話は嫌われることを知っているからこそ自虐風に話すタイプもいます。Twitterなどで「メイク失敗しました」と言いつつバッチリメイクの写真を載せている女子もこのタイプに当てはまりますね。
他の例としては「私の大学、全然大したことないんですよ~。東大に落ちて早稲田の政経学部にしか行けなかったんです」や「日焼けすると痛いんですよね、私の肌って無駄に白くて不健康に見えるから」などといった発言も特徴的です。対処法としては「え、東大に落ちちゃったの?意外!」や「確かに色白すぎる人って不健康そうだよね」などマウンティング女子の自虐をフォローせずに肯定することでマウンティングをやめさせることもできるかもしれませんよ。
自分のペースで会話を進める司会タイプ
司会タイプのマウンティング女子の特徴は、いつでも自分が話題の中心にいないと不機嫌になる点です。まるで幼稚園児のような心理ですが、他のマウンティング女子と比べて分かりやすいので対処も比較的簡単です。
たとえば複数の女子で話している時に「Aちゃんの肌ってきれいだよね」という話題になったとします。その時にAちゃんがスキンケア用品の話を始めると、マウンティング女子はすかさず「私もそれ使ったことある」などと無理やり話題に入ってきます。もしくはプロデューサータイプとの複合型だと「えー、その化粧品って値段は高いし有名だけど○○っていう成分が良くないじゃん」などとケチを付けてくることもあります。
やめさせることは難しいですが、対処するにしても無視をするので「いじめだ!」と主張してくる場合もあります。対処法も簡単とはいえ、なかなかに気疲れするタイプですね。
相手を考えない自称サバサバ系タイプ
「マウンティング」という言葉の意味が広く世間的に認知されるようになり、「どうやらマウンティング女子は批判の対象である」と考えたからマウンティング女子も自分の発言を変えるようになってきました。「マウンティングが女子の特徴を意味するのなら、あまり女子らしくない発言でマウンティングを取ろう」という心理なのかどうかは定かではありませんが、自称サバサバ系を気取るタイプのマウンティング女子もいます。
自称サバサバ系のマウンティング女子の口癖は「私、思ったことはすぐ口に出すタイプだから」です。その心理があれば普通の大人なら発言の前に内容を考えるのが通常ですが、マウンティング女子にとって前述の自己申告は単なる免罪符なのでそんなの関係ありません。「○○ちゃん、もっと痩せたら可愛くなるよ?あっ、ごめん、私思ったことはすぐ口に出す性格だから!」というように自分が気持ち良くマウンティングするために必死です。
やめさせるには周りからもマウンティング女子の欠点を指摘する必要がありますが、やめさせるためとは言え同じレベルに落ちるのも嫌なので対処が難しいタイプのマウンティング女子ですね。
毒舌と悪口の区別が付かない無神経タイプ
サバサバ系と区別がつきづらいですが、毒舌が行き過ぎて悪口になってしまっている無神経なタイプのマウンティング女子もいます。そもそも「毒舌キャラ」も芸能人がテレビの中でやっているので認められているだけで、一般人がやっても面白くないことに気付いていないのが特徴的ですね。
「○○さんってメイク下手だよね!」など、もはやマウンティングの意味はどこへやらの発言をしてくる場合もあります。言われた方もマウンティングをされているのか単なる悪口なのか判別がつかずに、どう反応したら良いのか困ってしまうこともあるのではないでしょうか。やめさせるまでもなく、このタイプのマウンティング女子は自然と周りから人が離れていってしまいますね。
マウンティングしがちな女子の2つの心理とは?
マウンティングの特徴を6つ紹介しましたが、あなたの周りに当てはまっている人はいましたか?そもそも、マウンティング女子はどういった心理でマウンティングをするのでしょうか。まるで子供が「僕の方がお前より強いんだぞ!」と言っているようで、常識的な大人であればあるほどマウンティング女子の心理を理解できませんよね。
ここでは全く意味の分からないマウンティング女子の心理を少しでも理解できるように心理を2つ解説していきます。やめさせるにしろ対処するにしろ、相手の心理を理解するのは役立つはずですよ。
過去と現在のギャップを受け入れられない
同窓会や共通の友人の結婚式で久々に会った友達に対してマウンティングする心理は、過去と現在のギャップを受け入れられないという心理状態です。たとえば大学時代は成績も優秀で男子からもモテて学部の序列の中でもかなり上位に位置していたのに、数年後に再会した友人が自分よりも大きな会社に勤めて優しそうな旦那さんと結婚していた……という状態の場合、無理やりにでも相手の欠点を探してマウンティングしてきます。
「○○って結婚したんだ~高校時代は彼氏がいなかったのに」や「そんな大きな会社に勤めたの?え、でも大学の時に単位落としてなかった?」など、マウンティングされる方にしてみたら「何年前の話だろう」ということを持ち出してマウンティングしてくるのが特徴的です。あまりにも場の雰囲気を壊すようならやんわり辞めさせるように誘導する必要もありますが、もしも同窓会などの一日限りの付き合いならやめさせるようなことはせずにそっと場を離れるなどの対処も必要です。
負けを認めたくない
マウンティング女子の心理として、負けず嫌いというのもあります。そもそも、わざわざマウンティングしてくる時点でマウンティング相手のことをライバルとして認めていることを意味します。明らかに自分より序列が下だと感じた相手には、相手が不快になるほどマウンティングすることはめったにありません。
自分と序列が同等、もしくは自分より序列が上の相手に対して欠点を見つけてマウンティングしてくるのが負けを認めたくないマウンティング女子の心理です。ただし、自分よりも相手が圧倒的に序列が上だと認識した場合はマウンティングせずに妙におだててすり寄ってくる場合もありますよ。どちらにせよ面倒な相手であることに変わりないので、やめさせるか距離を置くなどの対処が必要ですね。
マウンティングしがちな男子の特徴4選!これは最悪!
冒頭で紹介したように、マウンティングするのは女子だけではありません。むしろ、そもそもの意味を考えれば序列を争う猿はオスのことが多いので男子もマウンティングをするのは当然のことといえるでしょう。
男子のマウンティングの特徴は、女子よりも分かりやすいことです。意味も分かりやすくストレートな自慢をするマウンティング男子が多いですよ。もちろん、マウンティング対象は同性である男子だけではなく女子に対してマウンティングする場合もあります。本当に厄介な相手ですね。
口を開けば自慢話ばかり
マウンティング男子の自慢話として、客観的にも評価できるものも多いです。「俺は東大の大学院を出ているから」や「上司から頼りにされているから仕事が多い」などのストレートな自慢が多いのが特徴ですね。客観的にも評価されることなのでわざわざ無意味に自慢をしなくても周りの誰もが認めているのに、マウンティング男子はその評価だけでは足りないようです。
また、評価の自慢ばかりではなく聞いている周りの意味が分からないレベルの自慢をしてくる場合もありますよ。「俺の伯父の友達は○○という大企業の社長なんだ」など、周囲からしてみたら「それで何かあなたに意味があるの?恩恵を受けたの?」と言いたくなるような自慢もあります。まるで子供のような心理ですね。まともに対処してしまうと、周囲の人が疲れてしまう場合もあるので注意が必要です。
自虐を装った自慢をする
マウンティング女子にも自虐タイプはいましたが、マウンティング男子にも同じ特徴を持ったタイプはいますよ。「俺の年収って1,000万円しかないんだよ」や「上司が俺ばかり頼りにするから同僚に嫌われている」などの発言が多いのが特徴です。「そんなことないよ、すごいよ!」と褒めて欲しいのが丸見えな発言ですね。
このタイプのマウンティング男子は、男子同士だけではなく合コンの場でも発揮されます。対処するのも面倒ですが、あまりにも腹に据えかねた場合は女性陣で結託して「年収1,000万円だと微妙だよね」など自虐をそのまま受け取ってみましょう。ただしマウンティングをやめさせることはできても他の男性陣に嫌がられる可能性があるので、この対処法を行う場合は周りへの根回しをしっかりする必要がありますね。
上から目線でアドバイスしてくる
マウンティング女子のプロデューサータイプと似ているタイプが、上から目線のアドバイスタイプのマウンティング男子ですね。こちらからアドバイスを求めたわけでもないのに「こういう部分がダメなんだ」や「そういうとこが原因で失敗したんだろう」というアドバイスをしてきます。
ごくまれに意味のあるアドバイスを口にしている場合もありますが、基本的には気持ち良くマウンティングを取ることが目的なのでほとんどのアドバイスに意味はありません。無意味なだけならまだしも、意味のないアドバイスで不快な気持ちになる分聞く必要がないといっても過言ではないでしょう。やめさせることが難しい場合、適当に聞き流すか序列が上の人に大きく叱ってもらうのが効果的です。上司など、圧倒的に立場が上の人に対してはマウンティング男子も意見を言えないので、目に余るようでしたら上司の力も借りてみましょう。
人の気持ちを無視した無神経な発言をする
こちらもマウンティング女子と共通しているタイプのマウンティング男子ですね。「だからお前はモテないんだよ」という発言を同性に対してするタイプもいますし、初対面の合コンで「○○ちゃんって、こういう部分がダメだから男の人に縁がないんじゃない?」という彼氏気取りなのかよくわからないレベルの発言をしてくる場合もあります。
同性に対する発言にしろ異性に対する発言にしろ、対処するまでもなく自然と周りから人が離れていくのはマウンティング女子と共通していますね。やめさせる労力ももったいないので、あまりにも無神経な発言が多い人からは距離を置いてみてはいかがでしょうか。
マウンティングしがちな男子の5つの心理とは?
マウンティング男子の心理も把握しておくことで、対処法を考えたりやめさせることができるようになるかもしれません。一体、マウンティング男子はどのような心理でマウンティングしてくるのでしょうか。
マウンティング男子の心理を5つ紹介しますので、周りのマウンティング男子に困っている人はぜひこれをしっかり読んで対処法を考えてみましょう。
自分を認めてもらいたい欲求が強い
承認欲求の強さから周りの人をマウンティングする男子はとても多いですね。自分を認めて「すごい!」と褒めて欲しいという欲求がかなえられない場合、自分で自分の序列を上げることで褒めてもらおうとします。
そうした自己承認欲求は、家庭内かゲームのランキングなどで解消してくれれば良いのですが、やはり「知っている他人」に褒めてもらわなければ意味がないのか自分の序列を強くアピールしてきます。この心理状態のマウンティング男子は、自分がマウンティングをしているという意識がないこともあります。無意識のうちにマウンティングをしている男子の場合は、マウンティングを指摘することでやめさせることもできますよ。
他人の目が気になる
誰でも周りの目は気になるものですが、その心理が他の人より圧倒的に強いのがマウンティング男子の特徴です。他人の目だけに自分自身の評価軸を預けているため、他人の口から直接自分のことを褒めてもらわないと不安で仕方ないのでしょう。やめさせるように働きかけても「だってみんな他人の評価が気になるじゃん」と自己正当化してきます。
対処法としては、マウンティングされる前にその男子のことを大げさに褒めるか、序列が上の人に皆の前でマウンティングを褒めるように依頼する方法があります。ただし、単なる職場の同僚などにそれほどの労力を割くのは面倒な気もしますよね。「そうやって話さない方が皆も評価してくれるよ」といった誘導でやめさせることができる場合もあるので、試してみてはいかがでしょうか。
競争心が働く
マウンティング男子の競争心は、自分と同じくらいの序列か少し上の序列の人にのみ働きます。誰もが憧れる会社のエースなどの遠い存在に対しては、競争心を抱くことすらせずに過ごすのが特徴的ですね。
意味もなくマウンティングされる対象になると疲れてしまいますので、早々に白旗をあげるのがおすすめです。「お前の方が圧倒的に優れているよ」と一度明言してあげれば、「こいつは俺より下の序列だ」と認識してマウンティング対象から外れることもあります。少し癪な気もしますが、やめさせるためにも試してみてはいかがでしょうか。
コンプレックスがある
そもそもマウンティングをする人に男女問わず共通する心理として自分自身のコンプレックスがあります。自虐風にマウンティングをしている人はこの心理からの行動ですね。自虐することで「そんなことないよ!すごい!」と言ってもらえることで、自分のコンプレックスを慰めています。
円満な人間関係を築くためには肯定してあげることも必要ですが、むしろコンプレックスに同調して「確かに○○さんはこの部分が欠点ですね」などと発言することで「この人にマウンティングしても不快になるだけだ」と認識されてマウンティングから逃れることができるようにもなります。
プライドが高い
マウンティング男子はプライドが富士山どころかエベレストよりも高いのが特徴的です。周りのことを考えず、自分が気持ち良くなるためだけに無意識でマウンティングを行っている人もいます。
先ほど紹介した承認欲求が強いタイプのマウンティング男子の心理と似ていますね。マウンティングしていることを自覚させることでやめさせることもできるかもしれませんので、試してみましょう。
自分を守るマウンティングの対処法は?5つ紹介!
考えれば考えるほど、マウンティングされるのは不愉快ですね。マウンティングをしている方は気持ち良くても、されている方は無意味に自分を傷付けられているわけですから不快な気分しかありません。
自分自身を守るためには、マウンティングに対してどのように対処していけば良いのでしょうか。マウンティングから身を守る対処法を5つ紹介していきますので、マウンティングに辟易している人はぜひ実践してみてください。
適当に相槌を打って聞き流す
マウンティングの内容は中身がないことがほとんどです。「またマウンティングが始まった」と感じたら、適当に相槌を打って聞き流すことがおすすめです。
マウンティングをしている人は話を聞いてもらえて満足しますし、聞き流していればそれほどダメージも受けないので双方にメリットがある方法ですね。波風を立てたくない場合は、このように対処しましょう。
張り合わず話をそらす
マウンティングされるとイライラして張り合いたくなる気持ちになることもありますが、そうすることで相手もさらにマウンティングしてきます。もはや意味の有無どころか真偽すら分からないマウンティングをされる場合もありますので、結果的に張り合っても疲れてしまうこともあります。
相手がマウンティングをしてきた場合は、適当に話を逸らすのもおすすめですよ。たとえば「ボーナスが100万しか入らなくて~」と言われたら「そういえば昔はボーナスで婚約指輪を買ったらしいね。指輪ってどこのメーカーが良いのかな?」など無理にでも違う話題にしていきましょう。
とりあえず褒めておく
マウンティングは褒められて自分の承認欲求を満たすのが目的です。マウンティングされた場合はとりあえる褒めることでその場を逃れる方法もありますよ。心がこもっていなくても良いので「すごい」「さすが」「最高」など適当な褒め言葉を返しておきましょう。
ただし、合コンや同窓会などのたまたま会った人には効果的な方法ですが、日常的に顔を合わせる人に対してこのような対処法を取ると「この人に自慢話を聞いてもらうのは気持ち良い」と認識されてマウンティングがエスカレートする可能性があるので注意が必要ですね。
少しずつ距離を置く
マウンティングが不快な場合、少しずつ距離を置くのも得策です。世界にその人と二人きりではないのですから、不快な話を黙って聞き続ける必要はありません。また、その人の親や兄弟ではないのでわざわざ不快な点を指摘してあげる必要だってありません。
あまりにもマウンティングが激しい人からは距離を置いておきましょう。たまにしかマウンティングをされなければ、心に余裕があって見逃すことができるようになるかもしれません。自分の心身を守ることを最優先にしたいですね。
はっきりと気持ちを伝える
もし大切な友人がいきなりマウンティングする人になってしまったり、マウンティングする人とこれからも付き合い続けなければならない場合は、時には心を鬼にして相手にはっきりと不快な気持ちを伝えることも必要になります。
マウンティングをやめさせることができる可能性もありますし、たとえやめさせることができなくても二度とあなたに対してマウンティングをしてこなくなることもあるでしょう。相手に不快な気持ちを伝えるのは自分自身としても楽しくないですが、目に余るようでしたらはっきり気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
マウンティングをされたら自分を振り返るチャンス!
マウンティングは基本的には不愉快で無意味なものです。ただ、マウンティングをする人は対象者が気にしている欠点を的確に言い当てている場合もあるので全てを聞き流す必要はありません。
どうせマウンティングをされて不快な気持ちになるのなら、その人から見た自分の欠点がどこなのか分析してみるのも良いですね。マウンティングを自分自身の成長の機会になるように、自分の受け取り方を変えてみるのもおすすめですよ。