2021年09月16日公開
2021年09月29日更新
【簡単】女性の本気汁の効果と見分け方・仕組み・成分について
男性なら「ガマン汁」など射精前の体液を別の呼び方をしますが、女性も密かに「本気汁」と呼ばれる愛液があります。呼び名はアダルトビデオなどから発信されたものですが、恋人同士の間ではあまり口にしない言葉です。では女性の「本気汁」とはどんなものかご紹介します。
目次
女性器から分泌される体液
セックスをすると女性は通称「愛液」が分泌さ、そして、ご存知のとおり常時分泌されるのは「オリモノ」という認識がされています。。「愛液」も「オリモノ」も同じ膣異分泌液ですが、分泌されるタイミングが違います。
「オリモノ」の量は人によって差があります。「オリモノ」がいつもと違うからと言って直ぐに病気を疑わなくても、ホルモンバランスや排卵日前後で変わります。
しかも、みなさんがセックスで分泌される「愛液」も、セックスしていない通常時にも知らないうちに少なからず分泌されています。そしてもう一つ「潮ふき」で分泌される体液もまた、「オリモノ」や「愛液」とは違う成分をもっています。
ではアダルトな内容で出て来る「本気汁」は何に属しているかですが、「本気汁」は「オリモノ」や「潮ふき」の方の膣分泌液ではなく、「愛液」に関する体液です。
男性器からセックス時に分泌される愛液の種類
男性器から分泌する体液と言えば「精液」ですが、男性たちが続い言う「ガマン汁」があります。フェラチオ経験がある女性ならば見たことがあるでしょう。セックス中には、男性のペニスの先から無色透明の体液が出て来ます。
その液体はちょっとヌルっとしていて、糸をひく体液ですが、これは男性が勃起することで分泌されてしまう体液です。勃起しただけでたくさん出る人とそうでない人がいます。
この体液はカウパー腺分泌液と言い、基本的にはこの体液では妊娠しませんが、射精の直前に多く分泌されるので実際は中に少なからず精子が混ざっていることがあります。
よく「外出ししたから大丈夫」と言う男性がいますが、実際には大丈夫とは言い切れません。特に連続2回戦した場合は、尿道に残っていた精子が勃起状態のペニスからカウパー腺分泌液と混ざって出てくるので、避妊にはコンドームを使わないと危険です。
いわゆる女性の「本気汁」ってなに?
本気汁とはいわゆる「ラブジュース」愛液のことです。本気汁と言われるラブジュースには2種類あります。1つはセックスの挿入時に分泌される透明なラブジュースと白っぽいラブジュースのうちの、白っぽい方のことです。
そしてもうひとつは、男性が手マン(指マン)したり、激しく長くピストン運動することで、透明なラブジュースに空気が混ざっって白っぽくなることです。どちらも、AVなどのタイトルで男性の性欲をそそるために作られた言葉です。
最初から白いラブジュースをたらりと膣から分泌する人や場合もありますが、基本的に男性はラブジュースと空気を膣内で混ぜて白っぽくさせることで「本気汁」を出させたと満足します。
ラブジュースが透明でサラサラの時に、白っぽくさせるということは、それだけ女性を感じさせる前戯や激しいピストンをしていると言えます。
本気汁はオトコの憧れ?
男性が手マン(指マン)で女性のラブジュースに空気を含ませ白くした状態でない場合でも、白い愛液が出ることは多くあります。膣から垂れるそのラブジュースを女性の本気汁と呼ぶようになったおかげで、男性にとっては「白っぽいラブジュース=女性が感じている本気汁」というイメージが根付きました。
男性がオナホールを使ったり、普通にマスターベーションする時に使用するローションにまで「本気汁」という商品名がついているものがあります。本気汁ろーしょんは普通のローションと違い、もちろん白っぽくなっています。
透明なラブジュースと違って、本気汁には粘り気や絡みつくようなヌルヌル感があるので、そういう点も似せてあるローションまで出ているくらいです。それだけ、男性にとっては女性の本気汁は性的興奮を煽る言葉になっています。
女性の「本気汁」には何か効果があるの?
通常、健康な女子絵の膣内はデーデルラインが発見した「デーデルライン桿菌」という乳酸性の生菌の一種が常駐しています。このデーデルライン桿菌は膣内で酸を作り出し、膣内を酸性にすることで有害な細菌の発育を抑制したり、膣内に自浄作用をもたらしています。
それにくわえ「本気汁」は愛液ですので、生殖反応に関係してきます。膣内がデーデルライン桿菌によって酸性のままだと、酸に弱い精子は死滅してしまいます。
女性の興奮度が上がると、愛液が徐々にアルカリ性度を増して行き膣内はアルカリ性になります。愛液こと本気汁になるということは、膣内がアルカリ性になって精子がしっかりと子宮内に届き子宮内でも死滅しなくなるという効果があります。
女性の身体が妊娠しやすくなる
セックスを始める直前からイチャイチャしているだけで濡れる女性も多いです。その時の愛液は本気汁と違って無色透明です。実際に性行為が始まって、女性の興奮度が高まってくると、無色透明のサラサラなラブジュースの状態が変わって来ます。
女性の興奮度が高まれば高まるほど、バルトリン腺という場所から、粘液性の液体が分泌されます。しいて言ってしまえば、その粘り気を帯びたラブジュースが透明であっても白っぽくても、このときのラブジュースが本気汁と言えます。
このとろとろのラブジュースは、ペニスの挿入を助けるだけでなく、実は女性の子宮口を柔らかくする助けをします。子宮口が柔らかければ、ピストンの刺激がポルチオに届いた時の圧迫感のある痛みも軽減され、亀頭がしかりフィットすることで、射精後の生殖率が上がる効果があります。
女性の「本気汁」の仕組み
本気汁は「愛液の白っぽくなったバージョン」です。セックスをしはじめたからと言って、感じているからラブジュースが出るというわけではありません。実は、セックスの最初の頃は反射的に体からラブジュースが出る仕組みになっています。
膣内の分泌液は、女性器周辺や性感帯を刺激すると、それがスイッチとなって「膣液」として分泌されます。気持ち良くなって感度が上がれば、反射的な膣液でなはく、俗にいう本気汁に変わってきます。
生殖能力を高める仕組みがたくさん
実際に性的感度が強まって来ると、バルトリン腺液から分泌される、これまでと違ったトロトロした粘液性の膣液に変わります。これが俗にい言う本気汁ですが、女性の身体が妊娠しやすいような環境になるために分泌される仕組みになっています。
先程書いたように、女性の子宮口を柔らかくする効果の他に、挿入しやすくする効果があります。また、射精意外に男性から分泌する透明な分泌液と合わさることで、女性の膣内はよりアルカリ性になり、射精後の精子が死んでしまわないようにします。
本気汁の正体は?愛液とは違う成分があるの?
愛液がたくさん出れば出るほど、膣内がアルカリ性になり、同じアルカリ性の精子が子宮に届くようになり、その結果妊娠しやすくなります。
セックスの最初の頃に分泌される液は、女性器周辺への刺激による反射で分泌され、感じて来たら、バルトリン腺からトロトロしたバルトリン腺液が分泌されます。これがいわゆる本気汁の正体です。
しかし、最近の研究で、バルトリン腺から分泌されるバルトリン腺液だけでなく、性交中は膣壁からもじわじわとラブジュースが染み出て来ていることが分かりました。
本気汁には、この膣壁から出るラブジュースも混ざってます。そして、手マン(指マン)やペニスで膣内をかき回されているうちに、他の粘液や分泌液も混ざり合って来ます。そして白っぽくなった液が「男性によって本気汁」にされたと言われる方の本気汁になります。
性行為による分泌液は意外と多い?
指での愛撫やペニスのピストンで掻き混ぜられた白っぽい本気汁には、バルトリン腺液と膣壁から染み出る愛液の他にも色んな分泌液が混ざっています。
男性の手で本気汁になった「膣液」にはその他に「スキーン腺液」や「膣内分泌液」に「子宮頸管粘液」そして、「汗」に「尿」が混じっています。男性のペニスのピストン運動で膣液が白っぽく本気汁になった場合は、男性から分泌する「カウパー腺液」、俗に言う「ガマン汁」も混ざっていることになります。
それだけ、セックスの際には女性の膣内からはたくさんの粘液などが分泌され、混ぜ合わさっています。それもこれも、精子がしっかり卵子まで届くようになっているためです。
女性の「本気汁」を見分ける方法
女性の性器から分泌される基本的な体液は、「オリモノ」「愛液」そして「本気汁」と言われるものですが、どの時点から「女性が感じている」分泌液に変わるのか、意外と知らない男性も多いです。
女性の中には「ディープキスでも濡れちゃう」という人もいます。性器への刺激以外で分泌される最初の体液は、感じているから分泌される体液ではありません。最初の興奮によって女性の体が反射的に分泌してしまう液です。
では、その後に乳首への刺激、や直接的な性器への刺激で感じて来ると、ラブジュースの粘りが変わってきます。そこからが女性が感じているかどうかの見極めになります。
女性は感じていなくてもラブジュースが出てしまうので、男性は勘違いして挿入してこようとしますが、丁寧な愛撫や前戯をしている男性なら愛液の変化に気付くでしょう。
色は無色?白い?
本気汁は、実際に膣内に指やペニスを挿入されてピストンなどによって分泌される愛液です。実は既にこの状態で白っぽい愛液の場合もあいります。もちろん無色透明の愛液である場合がほとんどです。
ただ、ホルモンバランスや女性の体質で、白っぽい愛液を出す人もいます。そして、俗に本気汁と言われる状態の愛液は、男性によって「本気汁にされた状態」の愛液です。
男性が、指やペニスを出し入れしたり、膣内で掻き回すことによって、透明だった愛液が空気と混ざり合います。その混ざり合って白っぽい状態の愛液が「女性が感じている時の本気汁」と呼ばれます。
空気と混ざり合って白っぽくなって来たということは、すでに女性も身悶えるほど膣内を刺激されているということです。
味は甘い?酸っぱい?
まず最初に結論から言うと、女性の愛液が「酸っぱいときは感じていない」ということです。汗や尿も愛液には混ざっているので、しょっぱいと勘違いしやすいです。全てには個人差がありますが、実際に臭いも酸っぱいような臭いがします。
これらには理由があります。女性の膣内は通常酸性になっていて、自浄作用を保っています。膣内に住んでいる生菌のデーデルライン桿菌が、乳酸を作り出していて、この体液が膣内を強酸性に保ち細菌の増殖や発育を防いでいます。
そしてこのデーデルライン桿菌は、実は乳酸菌の一種です。ですので、膣内が通常の状態に近ければ近いほどこの菌の影響で酸っぱく感じます。
感じて来ると愛液の味はどうなる?
「女性が感じて来る=精子を受け入れる態勢を整える」ということです。酸性に弱い精子は、普段の酸性の膣や子宮内では生きていけません。女性の体は、身ごもるために膣内の酸性度を中和させてアルカリ性に持って行く必要があります。
そこで、感じれば感じるほど、トロトロとした愛液がたくさん溢れ出て来ます。そして、愛液はさっきまでの酸性だった膣内を洗い流すように溢れ出て、アルカリ性になります。
乳酸菌の一種で酸性だった膣内がアルカリ性になるということは、さっきまでの酸っぱい味ではなくなるということです。その後の味は、人それぞれです。「生ものの味」「甘い」「無味」などと男性の意見が分かれるのは、その後の愛液の味には個人差があるからです。
生活習慣や食習慣で「愛液」の味が変わる?
女性が気持ち良くなると、酸性だった膣内がアルカリ性に変わります。ということは、酸っぱいから、苦味を帯びた味になることが普通です。しかし、男性の射精を口で受けたことのある人ならわかるでしょう、人それぞれ、その時その時で味に違いが出ます。
男性の精子はアルカリ性、苦味はアルカリ性の特徴なのでアルカリ性になった女性の膣内と愛液の味には同じく苦味があって当然です。
しかし、アメリカでは「パイナップルジュースを飲むと精子の味が良くなる」と言われたりするように、女性も食生活や生活習慣によって味が変わります。食べ物によって体臭が変わることと同じです。
これを食べれば愛液がいい味になるということはありません。ただ、臭いに関していえば、体臭のキツイ人は愛液の匂いもキツイ傾向があるということです。女性は臭いや味が気になるからといって、膣内を石鹸で洗ったりせず、ローズカプセルを飲むなどして体内環境を気遣いましょう。
「本気汁」以外の愛液の種類や呼び名
女性がセックスで気持ち良くなった時の膣分泌液を「愛液」と言いますが、それがエッチな言い方では「本気汁」となれば、「愛液」には他の呼ばれ方があるということに気付くでしょう。
男性は女性より、AVのタイトルやアダルトな本の影響で色んな言い方を知っています。官能小説が好きな女性だと、もっと複雑だったり、形容的な本気汁の言い回しを知っているでしょう。
本気汁は、どんな風にエッチな、または官能的な言い方をするのかご紹介します。
みんな知ってる「ラブジュース」
「本気汁」と言ってしまえば、どちらかというと「ガマン汁」のように男性が口にする言葉です。女性は「本気汁」とは言わない代わりに、よく使う言葉が「ラブジュース」です。
「ラブジュース」と言った方が、卑猥な感じもせずに、しかも愛のあるセックスという意味もあるので使いやすい言葉です。「本気汁」も「ラブジュース」も、普通のセックス時には口にはしない言葉で、どちらかというと友達とセックス談義になったり、文章にする時に使う方が多いです。
エッチの最中に使う言葉
エッチの最中に「愛液」のことをどんな風に相手に表現するかは、若干変態度にも関わっています。男性なら、女性に対して言葉責めをするタイプ、女性ならエッチな言葉で男性の興奮を煽るタイプ、どちらも基本Sっ気のある人が口にします。
エッチの最中に、こういう言葉を一切発しないカップルもいますが、そういうカップルはぜひ一度エッチな言葉をセックス中に使ってみて下さい。興奮が増してマンネリ解消になります。
一番多い言い方が、「お露(おつゆ)」です、また「お汁」や「エッチな汁」という言い方をする人も多いです。濡れていることを「もうビショビショだよ」という人もいますし、大体はこういう言い方をしてソフトに興奮度を上げていきます。
その他の「愛液」のエッチな言い方
<愛液の言い方>
■蜜(みつ)
■涙(なみだ)
■涎(よだれ)
■潮
■恥液
■ハメ汁・ハメ露・ハメ潮
■変態汁
<愛液の表現のされ方>
■流れる涙
■オマンコの涎
■淫らな蜜
■淫乱な涎
■花びらの蜜
■エロイお露
などなどです。表現のされ方は無数にありますが、エッチの最中に本気汁の代わりに言葉に出して使えそうな表現があれば、ぜひ彼氏に耳元でささやいてもらいましょう。ぐっと興奮度が上がって、快感に対する感度も上がります。
女性の「潮ふき」とは何が違うの?
「本気汁」と「潮ふきの潮」は根本的に分泌(噴出)する場所が違います。潮ふきと言われる現象は、尿道内に染みた愛液や、尿になる前の液体が尿道をつたって分泌(噴出)します。
それに対して「本気汁」は、膣の中のバルトリン腺から分泌されるものですが、「本気汁」には膣全体から染み出る膣発汗や子宮頸管液、スキーン腺液などが混ざりあって、膣内で分泌されます。
潮ふきの潮には、生殖行動に関係しているものはありません。しかし、「本気汁」はすべてにおいて精子が卵子と出会うための助けとなる生殖行動に繋がっています。
本気汁は「出る」ではなく「なる」もの?
男性が俗に言う「オンナの本気汁」とは、男性の指やペニスで膣内が掻き乱されて、愛液と空気が混ざって白くなった愛液のことを指します。最初から白っぽい愛液が出ることもあります。
しかし、透明な愛液であっても、男性の指やペニスのピストンで、空気を含んだ白い愛液=「本気汁」にすることができるということです。
しっかりとGスポットやポルチオを攻めてもらうだけでなく、乳首やクリトリス、その他の彼女の敏感な部分も刺激しながら、たくさん愛液が出ないと透明な愛液が白っぽくなりません。
しっかりと愛液が出ていないと、指やペニスでどれだけピストンされても女性にとっては痛いだけです。本気汁はいわば、男性に愛液を本気汁にしてもらうと表現してもよいでしょう。
色々考えすぎないで愛のあるセックスを楽しもう
愛液を本気汁と呼ぶのは、基本的に男性がAVで聞いたり本で見たり、会話の中で使ったりする程度なので、女性のみなさんは彼氏の口から本気汁という言葉が出ないからと言って気にすることはありません。
むしろ、エッチの最中に「本気汁出てるよ」なんて言われても、ちょっと冷めてしまうでしょう。
言葉でのプレイが好きな人ならともかく、自分から本気汁が出ているのか、ちゃんと彼氏に感じていることを示せているのかなど気に病む必要はありません。
大好きな相手を、無心に頬張るくらいにセックスを楽しめばいいだけです。気持ち良くなったらなったで、恥ずかしがらずに身を委ねることが一番気持ち良くなっていることを相手に示すことができるでしょう。
愛のある、気持ちのいいセックスを楽しんで、お互いの信頼関係を深めましょう。
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