2021年03月30日公開
2021年09月28日更新
女の子の自慰行為で知っておきたい4つの準備/5つの手順
男性のイメージが強い自慰行為ですが、女性も行うのでしょうか?どんなに仲のいい友人同士でも話せないテーマを、経験している人はどのくらい?初めてしたのはいつ?どのぐらいの頻度でするの?という素朴な疑問からやり方まで詳しくご紹介します。
女性の自慰行為事情について
興味があるし、みんなしているとは聞くけれど、恥ずかしさが勝って実際に相談するために話題にすることは難しい「女性の自慰行為事情」ですが、本当のところはどうなっているのでしょうか。
そんな女性の自慰行為についての基礎的なデータを、3つの面から調べてみましょう。
どれくらいの頻度で?
どれくらいの頻度で自慰行為をするかについては、週に2回から3回、または1回という意見が一般的です。少数派の意見としては、毎日、月に1回、全くしないという人もいます。
「もしかしたら、自分は回数が多すぎかも知れない」と気にされている方も、一安心の頻度と言えます。
初めてはいつ頃?
女性が自慰行為を初めてした年齢は14歳、中学生くらいが平均となっています。ちょうど、そのような事柄に興味を持ち始めるいわゆる「思春期」です。
きっかけとしては、「マンガなどでそういった描写を見たから」、「なんとなく下着の上から性器を触っていたら気持ちがよかったから」などが多く挙げられます。
どんな時にしたくなる?
女性がどういう時に自慰行為をしたくなるのかというと、「ムラムラして」「気持ちよくなりたい時」というのが圧倒的に多い意見です。
またそれ以外にも、「眠れない時」、「パートナーとのセックスに満足できていない」などの理由もありますから、人それぞれ千差万別といえるでしょう。
自慰行為のやり方は?
女性の自慰行為が決して特別なことではなく、ごく一般的に行われている行為であったとしても、女性としてデリケートな部分を扱うことですから、絶対に傷つけたりしないよう、正しい知識が必要になってきます。
具体的にはどんなことに注意しなければならないのか、どのような手順でするのがいいのかについて、ご紹介していきます。
自慰行為を始める前に済ませておく4つの準備
自慰行為において、肉体的にも精神的にも深い充足感を得るためには、あらかじめ準備しておいたほうが良いとされることがいくつかあります。
デリケートな部分を扱う自慰行為のために必要なことばかりですので、これから挙げていく4つの準備については、ぜひおぼえておくようにしましょう。
準備1:女性器の名称/役割を知る
身も心も満ち足りた自慰行為のために、自分の性器の名称や役割について知っておくことが非常に重要です。少し抵抗があるかも知れませんが、一度は自分の性器を鏡などで確認しておきましょう。
最も強い性感帯であると感じる人が多い「クリトリス」や、その下にあって男性器を受け入れる場所である「膣」、さらにそれらを保護する役目の「小陰唇」と「大陰唇」など、自慰行為だけではなくセックスで感じるためにも大切な器官です。
準備2:爪を手入れしておく
女性男性に関わらず、性器はとてもデリケートで傷つきやすい場所ですから、そこを触るなら指先や爪の手入れは必ずしておきましょう。
特に膣の中に指を入れる場合、爪が長ければ柔らかい膣の中を傷つけてしまう恐れがあります。また、長い爪だと爪と皮膚の間に汚れが溜まりやすいですから、爪ブラシなどで念入りに洗って清潔にしておくことも大切です。
準備3:リラックスできる環境
体の準備が整ったら、次は心の準備をしましょう。心が固く緊張したままだとそれが体にも伝わって、本当に気持ちいい自慰行為ができない恐れがあります。
できれば、誰もいない静かな環境で行為に集中できるようにしましょう。事前にリラックス効果のある入浴剤を使って、ゆっくり入浴するのもいいでしょう。その他、照明や部屋の温度など、自分にとって一番リラックスできる環境づくりをしておきましょう。
準備4:おかずを用意する
自慰行為をするにあたって、気分を盛り上げるために必要不可欠なのが、アダルト動画やマンガ、小説などのいわゆる「おかず」です。
おかずを選ぶときに重要なのは、どんなシチュエーションが自分にとって最も興奮する状況なのか、ということです。動画やマンガなどではなくても、これまでの自分の体験であったり、「こんなことをされてみたい」といったような妄想を膨らますことなども有効でしょう。
女性の自慰行為・5つの手順
自慰行為を始めるにあたって準備が必要であるのと同じく、その進め方についてもしっかりと順序立てて行うことが大切な要素となっています。
準備を整えさあ始めよう、となったとしても、いきなり下半身へと手を伸ばしてはいけません。小さな快感から徐々に段階を踏んで育てていくことによって、より大きな快感を導き出していくことが大切です。
手順1:乳房や乳首の愛撫
自慰行為の始まり、一番初めに触る場所は、乳房や乳首周辺をおすすめします。徐々に性的興奮を高めていくために、一番ふさわしい場所であると言えるからです。
まず最初はごくひかえめに、乳房を愛撫することからスタートします。ソフトタッチから始めて、だんだんと力を入れていきます。気持ちを盛り上げるために、ゆっくりとするのがコツです。高まってきたら、指先で乳首や乳輪を刺激しましょう。
手順2:クリトリスの愛撫
胸や乳首の刺激で快感を得ることができる頃には、クリトリスを触るための準備も整っていますから、次はそこに触れてみます。
クリトリスは、女性器の中で最も快感を感じやすい場所の一つであり、比較的オーガズムを体感しやすいと言われています。男性でいうペニスと同じ役割を持っていて、それゆえに乱暴に扱ったり濡れていなかったりすると痛むことも少なくないため、必要であればローションなどで潤いを補うとよいでしょう。
手順3:膣口の愛撫
文字どおり膣の入り口である「膣口」は、膣の中でも最も快感を得やすい部分ですから、膣で気持ちよくなりたい方は、初めはここから慣らしていくとよいでしょう。
十分に濡れた状態の時、人差し指と中指を使って挿入します。2センチほど挿入したら指を少し曲げ、出し入れを繰り返します。感じづらい場合は、クリトリスの愛撫でオーガズム寸前まで我慢してから刺激するうち、徐々に膣だけで感じるようになれるでしょう。
手順4:Gスポット
Gスポットとは、膣に指を3センチから5センチほど入ったところの上側にあるざらざらした感触の場所で、開発されると体がとろけるような更なる快感を得ることができます。
膣口に慣れてきたら、Gスポットに挑戦しましょう。膣口と同じく人差し指と中指、その指の腹を使って圧迫するように刺激します。ペースを早くしたり遅くしたり、強くしたり弱くしたりと、緩急と強弱をつけることがポイントです。
手順5:大人のおもちゃを使う
自分の指だけでは満足な快感が得られない、なかなかオーガズムに達することができない、と物足りなく感じる方は、大人のおもちゃを使ってみるのも一つの方法です。
インターネット通販で購入することができ、アダルトグッズだとわからないように梱包して送ってもらえます。価格は、1000円から5000円と手が出しやすいものが多いです。ローターや電マ、バイブやディルドなど様々な種類のものがあります。
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やってはいけない自慰行為3つ
自慰行為をするにあたっての準備や手順についてみてきましたが、それらと同じくらい重要なこととして「してはいけない自慰行為」というものがあります。
自慰行為は、自らの手で疑似的に性行為を行うということと同義です。つまり、自慰行為で得られた快感は体が記憶し、実際のセックスの時に大きな影響を与える、ということになります。結果、「自慰行為ではイケるけど、セックスではイケない」のような状況に陥ってしまいます。
1:シャワーオナニー
シャワーオナニーは、繰り返し行われるうちにその独特な刺激でないと感じることができなくなる自慰行為のひとつなので、十分に注意を払う必要があります。
シャワーでの刺激は、指で触れられるなどの通常の刺激とは大きく異なります。自慰行為でもセックスでも得られることのないその刺激に体が慣れてしまうと、それ以外では快感やオーガズムを得ることができない体になってしまう恐れがあるといえます。
2:押しつけオナニー
押しつけオナニーは、俯せになってベッドに体を押しつけたり、股の間に布団や枕をはさんで圧迫するような自慰の方法で、シャワーオナニーと同様、体が慣れてしまうことにその危険性があります。
押しつけオナニーは男性特有の自慰行為である「床オナ」と同じもので、男性の中でもセックスでオーガズムに達することができないと悩んでいる人もいます。実際にセックスする時に得られない刺激を頼りにするのは、避けたほうが無難です。
3:足ピンオナニー
足ピンオナニーとは、読んで字のごとく足をまっすぐにピンと伸ばしてする自慰行為で、比較的簡単にオーガズムを得られることから、方法として選んでしまっている女性が多いです。
女性がオーガズムを得るには、筋肉に力が入っていることが重要なポイントなので、この方法は理にかなっています。しかし、実際にセックスをする時に、果たして同じような体勢でいられるかというとそうではありませんから、しないようにしましょう。
正しい知識と自慰方法で自分の性欲と向き合おう
今回、自慰行為について様々なことをご紹介してきましたが、一番大切なのは「正しい知識と方法で自分の性欲と向き合う」ということです。
性にオープンな海外と比べ、日本は消極的になってしまう人のほうが多いです。しかし、自慰行為は決して恥ずかしかったり、害になったりする行為ではありません。むしろ、魅力的な女性に近づくための大切な行為ですから、自分の欲求にあわせて女性にしか味わえない快さを追求していきましょう。
自分の体を理解すればセックスも充実する
自慰行為を重ねる上での一番のメリットは、「自分がどんなふうに刺激を受ければイクことができるのか」を知ることであり、それによってパートナーとのセックスが充実したものになるということにあります。
パートナーと二人、どちらも欠けることなくお互いにオーガズムを感じられるということは、この上ない幸福感に満たされるということです。それによって、パートナーとの絆をより深めていけるように、自分磨きしてみましょう。