三輪車はいつからいつまで?メリットや選び方のポイントも解説!
子どもの初めての乗り物、三輪車。いつからいつまで乗ることができるのでしょうか?また、いつからどんな三輪車を選んであげたらいいのか、いつまでに三輪車を卒業するのか?メリットや選び方、おすすめを見ながら解説!ぴったりの三輪車が見つかることでしょう。
三輪車はいつからいつまで使えるの?
三輪車は、子どもの発育にとてもよいものです。三輪車を「こぐ」ということは、頭で考えたことが、動きとして体に伝わっている証拠。筋肉も鍛えられるので、いい刺激になります。それでは、いつから乗り始めるといいのでしょうか?また、いつまで乗れるのでしょうか?
1歳頃から使い始めよう!
1歳のお誕生日にプレゼントするご家庭も多い、三輪車。しかし、1歳児は、まだ三輪車をこぐことはできません。しかも、まだ体も不安定です。いつからでも、という訳にはいかないようです。1歳児には、またがる、車輪で前に進むに慣れさせるため、ペダルのない三輪車がおすすめ。ペダルのない三輪車は、倒れにくく、座面幅が狭いので、1歳ごろからまたぎやすい作りになっています。
また、お散歩に出かける時には、セーフティーガードや、幌、手押し棒のついた三輪車にすると、ベビーカーと違って、楽しいでしょう。ただ、どうしても車体が重くなるので、乗せることはできても、こぐことは難しいかもしれません。自分でこぐ!という意識や、こぎたい!と思わせるような三輪車にはならない可能性があります。
三輪車をこげるようになるのはいつ頃?
三輪車をこげるようになるのは、個人差はありますが、2歳半~3歳くらいです。体格が大きい子どもなら、比較的早く三輪車に乗れるようになりますし、平坦な道があったり、上に兄弟がいたりすると、こげる時期も早くなるでしょう。
ただ、何歳になってもこがない、という話もあります。興味の問題なのか、いつも大人に手押し棒を使って押してもらっていたのか?なかなか一筋縄には行かないこともあるようです。乗れるよう、こげるようになるまで、気長に見守ってあげることも大切です。
3~4歳頃には卒業しよう
3~4歳頃になると、そろそろ三輪車は卒業!三輪車のサドルは高さ調整できないものがほとんどです。体も大きくなり、三輪車に乗りにくくなってくるので、補助輪付の自転車に移行していきましょう。いつまでも遊んでいる子もいますが、体のサイズに合わなくなった三輪車に乗るのは、怪我にもつながります。何歳まで使用可能なのかという表示を一つの目安にして、注意するようにしましょう。
三輪車ってそもそも必要?
三輪車は、何歳まで乗れるの?そんなに乗ってる期間も長くない、しかも結構高価な三輪車。それだったら、三輪車はいらないんじゃないか?と思う方も多いのではないでしょうか?実際に、三輪車は何歳まで使えるか分からないから買わず、ストライダーなどのキックバイクを購入→自転車というご家庭も多いようです。
三輪車のメリットは?
三輪車、子どもの乗り物玩具と侮ることなかれ。何歳までに、ということはありませんが、最終目的は「自分でこげる」なのですが、こげなくても、三輪車には、メリットがいっぱいなんです。
足の筋力がつく
三輪車には、自転車のようなチェーンがないので、直接、こいで車輪を動かさなければなりません。また、自転車と違って、ペダルが少し前についていて、踏み出してこぐような形になります。こげるようになるには、かなりの力がいります。こぐことができなくても、足で地面を蹴るだけでも、三輪車を動かすのは、結構力がいるもの。足の筋肉が発達します。
姿勢がよくなる
三輪車は、安定していて、転倒しにくいように見えますが、しっかりとバランスを取らないと、こいでいる時に、ふらふらします。また、急に曲がったり、強風が吹くと、不安定になります。何度が練習して、ふらつかずこげるようになったら、バランスが取れるようになった、という証拠です。
脳の刺激になる
何歳になっても、自分の思った通りに、自分の力で動ける、これはいい刺激です。三輪車は、ペダルを前にこぐと前に、後ろにこぐと後ろに進みます。そして、ハンドルを左右に切れば、当然、左右に進む、小さい頃から、こんな複雑な動きができるのは、間違いなく脳に、いい刺激を与えることでしょう。
スピードが出ない
三輪車は、スピードが出ないので、親にとって安心です。また、スピードが出ない分、それほど遠くに行くことができないので、目の届く範囲で遊ばせたいのなら、心配いりませんね。
体力がつく
三輪車をこぐ、または地面を蹴って進むのは、かなりの運動量です。体力アップにもなりますし、しっかり運動することより、食事の量が増えたり、早寝早起きできるようになるなど、生活リズムをよくすることにもなるでしょう。
どっちが良い?ストライダーとのちがい
三輪車のメリットは分かったけれど、やっぱりストライダーでもいいんじゃないの?とストライダーと迷う方も多いでしょう。いつからいつまでが三輪車で、何歳からストライダーとの明瞭な線もないし、ストライダーでもバランス感覚はつくし、運動量も多いし。脳の刺激にもなるし。何が違うのでしょう?
ストライダーに乗れるのは2歳くらいから
三輪車は何歳から乗れるかと言うと、1歳ですが、ストライダーの対象年齢は2歳以上になっています。なので、歩き始めたばかりの子どもには適していません。いつから乗れるのか、は大切です。
スピードが違う
三輪車は、スピードが出ないですが、ストライダーは、かなりのスピードが出るので、親の目の届く範囲でないと、危険です。また、ストライダーは、絶対にヘルメットをかぶらなくてはなりません。
用途が違う
三輪車は「自分でこげる」ことを目的としている一方、ペダルのついていない、地面を蹴って進むストライダーは、バランス感覚を養うものとして、自転車に乗る練習用で購入されている方が多いです。なので、ペダルをこげるようになる練習としては使えません。
置き場所にもよる
三輪車は自立しますが、幅があるので、そのままだと結構、場所をとります。ストライダーは、それほど置き場所を取りません。ご家庭の収納場所も一つの参考にするといいでしょう。
三輪車には、折りたたみ式のものもあります。どのくらいのサイズまで小さくなるのかをチェックするといいでしょう。折りたたみができると、収納場所もそれほど広くいりませんね。
乗れる場所が違う
低速の三輪車は、公道で乗れるし、行動範囲が狭いので、ちょっとした公園でも楽しむことができます。一方、ストライダーは、スピードも出るし、ブレーキがついていないため、公道で乗るのは禁止されています。また行動範囲が広くなるので、公園の大きさも考えないといけないでしょう。
子どもの興味
これが一番、大切なことなのかもしれません。何歳になったら三輪車に興味を持って、いつから乗れるようになってくれるのかが分かれば、苦労しません。
筆者の息子は、三輪車には全く興味を示さず、近所のお友達が乗っていたストライダーに興味津々。今更ながら、三輪車の良さを実感していますが、ストライダーだけでも筋力、バランス感覚もつき、2歳の誕生日にストライダーをプレゼントし、3歳の頃には、補助輪なしの自転車に乗っていました。
親子一緒に、お出かけすることも楽しめるのは、三輪車。活発に、自転車の練習も兼ねて走り回ることを楽しむのなら、ストライダーと言ったところでしょうか?三輪車にしろ、ストライダーにしろ、いつからいつまでと区切りはありませんが、乗れる時期は短いです。いつから、三輪車、ストライダーに乗せるとしても、どちらが自分の子どもに合っているのか、両方買うのか、その目的を考える必要はあるでしょう。
どうやって選ぶ?三輪車の選び方
最近は、カラーバリエーションにも富み、おしゃれな三輪車、折りたたみのできるものも数多くあります。でもありすぎて、どれを選んでいいのか分からない!それぞれのポイントを押さえながら、あなたの子どもにぴったりの、おしゃれな三輪車を選んであげましょう。
三輪車にも、何歳からつかえるのか、またいつまで使えるのか、という対象年齢表示があります。いつからいつまでを考えて購入しないと、すぐに使えなくなったり、怪我につながったり。また、安全基準マークがついているものかも確認しましょう。
どこで乗る?場所によってちがう選ぶポイント
家から少し離れた公園などにお出かけ、そういう時は、手押し棒がついているものを選びましょう。行きは楽しくても、遊び疲れて帰りは三輪車をこがない!なんて時にも手押し棒が役に立ちます。また、近くに乗れるところがなく、遠くの公園に車に乗せていく場合は、折りたたみ式がおすすめです。
交通量の多い道を通らなければならない場合などは、「手押し棒で前輪操作をしている時は、子どものハンドル操作を無効にできる」という三輪車もあるようです。
まずは家の中で練習した場合は、それほど音を気にすることのない、軽量タイプがおすすめです。自宅の庭で乗れる、など、移動を伴わない場合は、シンプルな三輪車を選ぶといいでしょう。
どんな風に使う?目的別の選び方
乗り物としてのおもちゃとして使う
自分でこげる、楽しめるおもちゃとして三輪車を使うのであれば、こぎやすい軽量タイプがおすすめ。手押し棒がついていないものか、手押し棒がついていても、着脱できるものを選びましょう。
子どもの興味を引く、音が出るものや、子どもの好きなキャラクターのものを選ぶのもいいでしょう。
ベビーカー代わりとして使う
手押し棒が、ハンドルと独立して舵取りできるものを選びましょう。シートベルトがついている、などの安全機能をチェックすることも大切です。手押し棒も、親が押しやすい長さかどうかも確認しましょう。サンシェードもあると、少し遠い公園などにお出かけの時は、子どもを太陽から守ることができますね。
ただ、これらの機能がついてしまうと、車体が重くなってしまうので、子どもが自分でこげるようになるには、少し時間がかかるかもしれません。
収納しやすいかどうかも重要
三輪車は自立しますが、横幅があるので、収納に場所をとります。サンシェードや手押し棒がついたままだと、なおさら、場所がいる!自宅に庭や車庫があるのなら、そこに置いておくこともできますが、マンションなどは置きにくい。そんな時は、折りたたみ式三輪車。簡単に折りたためるものもあります。収納場所を取ることもなく、また車にも簡単に積むことができるので、外出先にも持っていくことができます。
子供の成長に合わせて選ぼう
まだ自分でこげず、三輪車にまたがる、ハンドルを握る、少し足で地面を蹴って進んでみる。小さい頃から三輪車を選ぶなら、ペダルなしタイプがおすすめ。
最初のお出かけには、手押し棒つきのタイプを。大人にとっては、絶対に楽です!ただ、ずっと手押し棒で押していると、三輪車は押してもらうものだ、と自分でこがなくなるケースもあるようなので、あえて最初から手押し棒なしを選ぶ方もいるようです。
自分でこげるようになる2歳くらいには、手押し棒のないタイプを。
サドルを前後に動かして4歳くらいまで使えるものもあります。また、ペダルをこげない時期から乗れる三輪車が、ランニングバイクに変身!5歳頃まで使える、成長とともに三輪車を変化させていけるものもあります。
デザインはどうする?
やっぱりデザインは大切。おしゃれな三輪車が欲しいですよね。もちろん、安全機能がついているものを。子どもの好きなキャラクターがついているものでもいいですし、大人が、それを持ってお出かけしたくなるような、おしゃれな三輪車でも。子どもも大人も楽しめるデザインを選びましょう。
無視できない!価格はいくらくらい?
何歳まで、と、乗れる期間が短い三輪車ですが、「1万円~1万5千円」前後が相場なようです。機能が充実すればするほど、また長く使えるものほど、価格は上がっていきますが、やはり一般的な三輪車としては、使用期間の問題からか、高額なものは避けらがちなのかもしれません。
おすすめの三輪車20選
昔から形の変わっていないスタンダードタイプから、折りたたみできるもの、ベビーカーの代わりのように使えるものなど、色々な三輪車が出ています。いつから、また何歳まで使えるのかを念頭に選ぶのもいいでしょう。おすすめの三輪車を見ていきましょう。
三輪車といったら、この形!スタンダードタイプ
26,100円
商品の購入はこちら収納もコンパクト、折りたたみタイプ
11,800円
商品の購入はこちら10,580円
商品の購入はこちら16,800円
商品の購入はこちら三輪車デビューは、手押し棒付きタイプ
14,980円
商品の購入はこちら便利機能充実 ベビーカー兼用タイプ
三輪車で楽しく成長を!
三輪車にも、色々なタイプがありましたね。使用期間が短いイメージですが、いつからいつまで使用可能なのかをチェックすると、長く活用することもできそうです。三輪車を使うことで、身体的にも成長できるでしょうし、自分の力で移動できる楽しさ、自信をつけ、世界を広げていくこともできます。自分の子どもにあった三輪車を選んであげて、一緒に外に出ましょう!