2018年05月19日公開
2019年11月17日更新
粉ミルクの作り方は?正しいやり方をしっかりマスターしよう!
栄養や味など母乳と同じように研究開発されていたり、外出先でも使いやすい工夫がされている粉ミルク。でも、せっかく作ったのに飲んでくれなかったなんてことも。もしかしたらその粉ミルクの作り方が間違っているかも!正しい作り方をマスターして楽しく育児しよう!
粉ミルクの作り方は?
1. 自分の手や周囲を清潔にする
まだ免疫力の弱い赤ちゃんは感染症にかかりやすく、特に新生児は感染症にかかると重篤化しやすいので、ミルクを作る自分の手はもちろん、ミルクを作る場所やその周囲もできるだけ清潔を保つようにしましょう。
2. 器具の準備をする作る環境が確認できたら次は使用する器具を整えましょう。 3. 70‐80度のお湯を用意する粉ミルクを溶く為のお湯を準備します。この時熱湯のままでは粉ミルクの成分が破壊されやすくなってしまいますし、逆に70度以下のお湯だと粉ミルクが溶けにくく雑菌も残りやすくなるので、70‐80度を目安に沸騰したお湯を冷まします。 4. 粉ミルクを哺乳瓶に入れるいよいよ粉ミルクを哺乳瓶に入れます! 5. ミルクを溶かす必要な分量の粉ミルクを入れたら、始めに準備したお湯で溶かします。この時完成量まですべて入れるのではなく、半分ほどにとどめておくのがポイントです。理由はすべてお湯で溶かしてしまうと、赤ちゃんが飲める温度になるまで時間がかかってしまうからです。まだ作る量が少ない場合は流水で冷ましてもさほど時間はかかりませんが、分量が増えてくると作った分量すべてを流水で冷ますにはけっこうな時間がかかりますし、その間流しているお水ももったいないですよね。なので、ここでは半分程度にとどめておきましょう。 6. 完成量まで湯冷ましか調乳用の水を注ごう先ほどお湯で溶かした粉ミルク。そこに湯冷ましか調乳用の水を注ぎ完成量にします。 ![]() 7. ミルクを冷まし温度を確かめよう赤ちゃんにの飲みやすいミルクの温度は一般的に人肌と同じくらい、38~40度とされています。 ![]() ↓簡単に温度が測れるグッズとして非接触温度計というのも売っています。 粉ミルクの飲ませ方どうやって飲ませるの?お母さんの体と並行になるように横抱きしましょう。ミルクが逆流しないよう、頭は足よりも少し高くなるように抱きます。赤ちゃんに「ミルクの時間だよー」などと声をかけながら抱き上げるのもいい合図になります。 必ずゲップをさせよう!空気が入らないように注意して飲ませていても、多少の空気をミルクと一緒に飲み込んでしまいます。飲ませ終わった後そのまますぐ寝かせると、胃に溜まった空気がミルクを押し出してしまい吐き戻しの原因になります。窒息の原因にもなりかねないので、飲み終わったら必ずゲップをさせましょう。 ![]() ゲップの出させ方簡単にゲップを出させるコツをご紹介します。 簡単に粉ミルクを作れるコツは?湯冷ましを使ってみよう湯冷ましは、一度沸騰させた熱湯を冷ますだけで作り方は簡単。 調乳ポットを使ってみよう調乳ポットとは、常に70度ほどのお湯を沸かしておけるポットです。1日にミルクを飲ませる回数が多い場合は特に、授乳の度毎回熱湯を沸かすのは大変です。簡単に調乳用のお湯が作れるので、調乳ポットをうまく利用して熱湯を沸かす手間を省きましょう。 ミルクケースを使ってみよう外出先でミルクをあげる時に便利なのがミルクケース。粉ミルクを1回分ずつ小分けに持ち運べるケースです。作る度に軽量しなくて済むので調乳時間の短縮にもなる為、外出先だけではなく夜間の授乳にも便利です。 ミルクケースは小分けの密閉ケースになっているので、ミルクを卒業した後も離乳食の持ち運びやおかず、果物ケースとしても使えます。 ![]() 粉ミルク作りの注意点清潔を保とう!免疫力の弱い赤ちゃんの為にも、常に清潔を保ち正しい作り方で与えましょう。 ![]() 哺乳瓶に残ったミルクかすは雑菌が繁殖しやすいので、専用ブラシ等で丁寧に洗い殺菌しましょう。 ミルクの保存方法は?ミルクを保管する際は以下のことに気を付け清潔に保管しましょう。 粉ミルクの分量は正確に赤ちゃんの飲む粉ミルクは、厚生労働省の定めた「母乳及び乳児用調整粉乳の成分組成と表示の許可基準」により基準値が設定されており、これにより品質が保たれているので分量を守って正しい作り方で使用しましょう。 粉ミルク用の水にミネラルウォーターはNGなの?ミネラルウォーターは、水に溶け込んでいるカルシウムやマグネシウムの含有量によって「硬水」と「軟水」に分けられます。粉ミルクは栄養素がバランスよく配合されているので調乳に硬水を使うと必要以上のミネラルを摂取してしまい、赤ちゃんの体の負担がかかってしまいます。 簡単に粉ミルクが作れる製品も!明治ほほえみらくらくキューブ明治のほほえみらくらくキューブは40㎖分づつのキューブタイプになっているので、スプーンでの軽量の必要がなく、誰でも簡単に正確な分量のミルクを作ることができます。作り方もキューブを哺乳瓶にいれてお湯を注ぐだけと簡単です。また、5個ずつ袋包装になっているので外出先で荷物の多いママにもかさばらず、衛生的で安心です。 スティックタイプ持ち運びに便利で作り方も簡単な個包装としてスティックタイプも売られています。 粉ミルク小分け袋粉ミルクの量がキューブタイプやスティックタイプだと合わない人には、粉ミルク用の小分け袋がおすすめです。テープで止めるタイプとチャックタイプがありますが、どちらも必要な量の粉ミルクを量って袋にいれるだけと簡単です。筆者宅では、離乳食の食べる量によってミルクの量を変えていたので、外出先でも120㎖分や180㎖分などと量を分けて持ち運べたので非常に重宝していました。 ![]() 外出先での調乳外出先で調乳するのに必要な物を確認しようおうちで調乳する時と基本的に必要な物は一緒です。 外出先での消毒は?外出先では当然、家でやっているような消毒はできません。 デパートや大型ショッピングモール外出先に熱湯や湯冷ましを全部持っていくのは大変。熱湯を持って歩いても、温度管理ができているか心配なこともありますよね。 外出先で購入可能な調乳用の水うっかり調乳用の水を忘れてしまった場合、コンビニや自販機などで購入可能な調乳に使えるお水をまとめました。 正しく作って赤ちゃんもママも安心!哺乳瓶や器具を毎回消毒する、熱湯の準備や赤ちゃんに最適な温度の確認、外出先で必要なものや手順の確認など正しい作り方をマスターして赤ちゃんもママも安心して楽しい子育てをしましょう。 ![]() この記事のライター nyawithpi 29歳、専業主婦。夫と3歳の息子と3人暮らし。
天真爛漫な息子の育児に日々奮闘中です。
これからの育児を勉強しつつ自分の育児経験を活かした発信ができればと思います。 人気の記事人気のあるまとめランキング
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