マタニティペイントのデザイン15選!妊婦さんのお腹に綺麗な絵を描こう!
マタニティペイント(ベリーペイント)は、妊娠中にしかできない体験です。大きくなったお腹に綺麗な絵を描いて、妊娠中の思い出にしましょう。赤ちゃんが大きくなってからも幸せな気持ちが思い出せるマタニティペイント(ベリーペイント)のおすすめのデザインをご紹介します。
目次
マタニティペイント(ベリーペイント)とは?
マタニティペイント(ベリーペイント)とは、妊娠中のお腹に絵の具などでイラストを描くものです。妊娠中にプロのカメラマンに撮影してもらう、マタニティフォトと連動して、体験する妊婦さんが増えています。
もともとはインドで魔除けが目的の安産祈願として行われていたもので、お腹(英語でbelly)にペイントするので、ベリーペイントとも呼ばれています。現在、世界中で行われているマタニティペイント(ベリーペイント)は、安産祈願というよりも、妊娠中の思い出作りの一つという意味合いが強いです。
どんな人が描いてくれるの?
マタニティペイント(ベリーペイント)を専門にしているアーティストがいます。マタニティフォトも兼ねてフォトスタジオで描いてもらえる場合や、出張サービスを行っていて自宅まで来てくれるアーティストもいます。妊娠中ということを考えれば、自宅に来てもらうか、なるべく近くでマタニティペイント専門のアーティストを探すのがベストですね。
マタニティペイントってどうやるの?
マタニティペイント(ベリーペイント)発祥のインドでは、ヘナという染料を使います。現在、世界中で人気を博しているマタニティペイントは、ボディペイント用の水性絵の具を使用することが多いようです。ボディペイント用の絵の具は、ママにも赤ちゃんにも安全です。水性の絵の具を使用するので、お風呂で簡単に落ちます。写真以外にも残しておきたい場合は、ガーゼをお腹にあてて絵の具を写す方法があります。絵柄や文字は反転してしまいますが、記念に残すことができるのでおすすめです。
絵の具でお腹にイラストや文字を描く以外にも、シールを使用することもできます。タトゥーシールを使用しても良いですし、水を使ってお腹に転写するマタニティ用のシールもあります。シールなら、自分で貼ることもできるので、気軽にマタニティペイントを楽しみたい方におすすめです。アーティストに依頼する場合も、絵の具で描くイラストの周りに立体的なお花のシールをたくさん貼ってもらうこともできます。
描いてもらうのにおすすめの時期は?
妊娠時の思い出にするなら、マタニティペイント(ベリーペイント)は、丸く大きなお腹に描いてもらいたいですよね。つわりも終わり、安定期に入り、お腹がふっくらしてきたらペイントはできますが、お腹の大きさを考えると、妊娠8ヶ月以降がおすすめです。出産直前、臨月に描いてもらいたいと思うかもしれませんが、いつ何があるかわからないので、臨月は避けた方が良いでしょう。
マタニティペイントの3つの魅力とは
マタニティペイント(ベリーペイント)は、妊娠中に必ずすべき体験というわけではありません。それでもマタニティペイントの人気が高まっているのは、他にはない魅力があるからです。
気分転換になる
妊娠中は、個人差はありますが、食事や行動に制限がかかるものです。お腹の赤ちゃんを守るため、育てるために、無意識のうちに様々なことを我慢してしまう妊婦さんも多いのではないでしょうか?そんなときは、妊娠中にしかできない体験をすることで、気分転換をすることができます。気分転換をすることで、残りの妊娠期間をより楽しむことができるかもしれません。
妊娠期の思い出になる
妊娠期は、人生において特別な期間です。お腹の赤ちゃんにとっては、ママのお腹にいる時期は10ヶ月と限られていて、人生にたった一度しかない時期です。お腹に可愛いイラストを描いてもらって、写真に残しておくことは、ママにとっても、赤ちゃんにとっても、そしてパパやお兄ちゃん、お姉ちゃんにとっても、大切な思い出になります。
リラックスできる時間が持てる
妊娠がわかってからの日々は、期待と不安でいっぱいのはずです。幸せな気持ちももちろんあるでしょうが、仕事のことやお金のこと、入院中は上の子を誰に預けるかなど、考えることもたくさん出てきます。絵の具でお腹に絵を描いてもらう時間、そして写真を撮ってもらう時間は、ママと赤ちゃんが主役です。赤ちゃんのことだけを考えていられる、幸せな時間です。マタニティペイントを施してもらっている時間は、これから訪れる幸せな未来だけを考えられ、いつになくリラックスできるはずです。
マタニティペイントの際に事前確認しておくこと
マタニティペイント(ベリーペイント)を依頼するアーティストが決まったら、予約をする際に以下の3つのことを確認しておくと安心です。
日時や場所の確認
まずは、基本的なことではありますが、日時と場所を確認しておきましょう。時間は間違いのないように、そして少し早めに着いた方がいいかどうかも確認しておくとベターです。最寄り駅や、駅から徒歩何分くらいか、目印になるものはあるかなどの確認もしておくと、当日慌てずに済みます。大きなお腹を抱えて初めての場所をうろうろするのはおすすめできないので、スマホがあるから大丈夫と思わず、事前確認をしておきましょう。
予算の確認
アーティストのHPに書いてある場合もありますが、書いていなければ予約の際に確認しておきましょう。念のため、カードが使えるかの確認もしておくと安心です。自宅に来てもらう出張サービスを依頼する場合は、交通費などが加算されるので、そちらも確認が必要です。
所要時間の確認
マタニティペイント、マタニティフォトをまとめてお願いする場合、所要時間を確認しておくと、心の準備もでき、その後の予定も立てやすいのでおすすめです。上のお子様を連れて行く場合は、時間がかかると途中で飽きてしまうこともあります。所要時間がわかっていれば、あらかじめ絵本やおもちゃを持参することもできます。
マタニティペイント当日の流れ
アーティストやスタジオによって違いはありますが、当日はどんなことができるのか、マタニティペイント(ベリーペイント)の大体の流れをご紹介します。
アーティストさんと絵柄を相談する
まずは、アーティストとペイントのデザインを決めます。週数を入れたい、赤ちゃんの名前を入れたい、キャラクターを入れたいなどの希望があれば、この時間にすべて伝えましょう。アーティストは下書きをしながら、希望を取り入れてくれます。
デザインは、当日ではなく、事前にメールや電話で相談して決めておくパターンもあります。その際も、後悔のないよう、希望はすべて伝えるようにしましょう。マタニティペイントを専門としているアーティストなら、納得がいくまでデザインを考えてくれるはずです。
衣装があるなら着替えてペイントしてもらう
衣装を貸してくれるパターンも、持参するパターンもあります。衣装を貸してくれるサロンでは、衣装を選び、着替えてからお腹に絵の具でペイントしてもらうことになります。マタニティペイントは、ほとんどの場合は着替えることが前提なので、お腹に跡のつく服で行かないように気を付けてくださいね。
絵の具でペイントしてもらっている間は、当然ですが、お腹は出したままです。お腹は冷やしてはいけないので、少しでも寒いと思ったら、すぐにスタッフへ伝えましょう。絵の具でペイントの真っ最中であっても、ママと赤ちゃんの体が第一なので、遠慮はいりません。
撮影をしてもらう
マタニティフォトも依頼している場合は、ペイントが終わり次第、撮影に入ります。お腹のイラストだけでなく、ママ自身を綺麗に撮ってくれるので、モデルになった気分が味わえます。プロのカメラマンが撮影してくれるのか、アーティストが撮影するのか、家族が撮影するのか、事前に確認しておくと安心ですね。
セルフマタニティペイントをしてみよう!
アーティストに依頼するのも記念になりおすすめですが、予算を抑えるなら、自分でペイントするセルフマタニティペイントにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
そもそも自分でできるの?
自分で自分のお腹に絵を描くなんて、難しい!と思いがちですが、プロレベルを求めなければ、セルフペイントは可能です。安全な水性絵の具は、100均にも売っていて、身近で購入できます。水性絵の具は簡単に落とせるので、まずはおへそを鼻に見立て、自分で単純な顔を描いてみましょう。さらに難しいイラストが描けそうであれば、鏡を見ながらセルフマタニティペイントにチャレンジしてみてくださいね。
どうしても自分でイラストを描くのは難しい場合は、すべてシールで済ませてもOKです。専用のマタニティシールでも良いですし、100均などでも売られているタトゥーシールを使用するのもおすすめです。シールなら、自分でも簡単に貼ることができます。お花や蝶などのモチーフを散りばめれば、プロでなくても綺麗なマタニティペイントが楽しめます。
デザインを考えよう
自分で描くセルフマタニティペイントができそうだと判断したら、次はデザインを考えましょう。絵の具とシールを上手に組み合わせれば、簡単に自分だけのオリジナルデザインが作れます。紙に描くのと自分でお腹に描くのとでは勝手が違うので、あまりハードルは上げない方が無難です。
セルフマタニティペイントは、クオリティを上げることよりも、楽しむことを重視しましょう。何度もやり直せるところが、セルフペイントの良いところです。
必要なものをそろえよう
いざお腹を出して描き始める前に、セルフペイントに必要なものをそろえておきましょう。マタニティペイントに使う絵の具やシールはもちろん、修正する際に使うタオルや水、肌寒くなったときのブランケット、イラストを写し取るガーゼ、カメラなど、すべて手の届く場所に置いておくと、お腹を冷やす前に済ませられます。
旦那さんや上の子にやってもらおう
セルフマタニティペイントは、自分で描くだけでなく、旦那さんや上のお子様に描いてもらうのもおすすめです。絵の具やシールなら、小さなお子様でも簡単にできます。家族全員で描くと、記念になるだけでなく、スペシャルで楽しい時間を過ごすことができます。家族がみんな、赤ちゃんが生まれるのが待ち遠しくなるので、ぜひ取り入れていただきたいイベントです。
セルフマタニティペイントの注意点
セルフマタニティペイントで注意していただきたいのは、やはりお腹を冷やさないようにすることです。絵を描くことに夢中になりすぎて、お腹を冷やしてしまっては大変です。また、お腹が張りやすいのなら、自分で描くのではなく、家族に描いてもらうようにするなどの配慮をしましょう。他にも、肌が敏感な人なら、絵の具で肌が荒れないかどうか、事前に腕に塗ってみるなどして確認をしておきましょう。
マタニティペイントのおすすめ人気デザイン15選
それでは、おすすめのマタニティペイントのデザインを、男の子・女の子とお腹の赤ちゃんの性別ごとにご紹介します。
男の子向け
まずは、お腹の赤ちゃんが男の子と判明している場合におすすめのデザインです。
海
夏生まれの男の子なら、マタニティペイントに海、イルカ、波、太陽、虹などの明るく活動的なモチーフはいかがでしょうか?これらのイメージは、元気で活発な男の子が生まれてくる期待感が高まりそうですね。
地球
男の子だからこそ、マタニティペイントには壮大な地球や宇宙などのモチーフもおすすめです。夢に向かって突き進む男の子になって欲しいという、パパとママの願望が見えるようです。
こどもの日
お腹の赤ちゃんが男の子と判明していて、5月5日にマタニティペイントをしてもらうなら、こいのぼりなどのモチーフを描いてもらうのも良いですね。赤ちゃんの健康を願う意味も込められ、初節句の前に元気な赤ちゃんへの期待が高まりそうです。
お花
お花モチーフのデザインは、お腹の赤ちゃんが男の子でも女の子でも人気です。男の子なら、水色などのブルー系でまとめるか、グリーンで自然色いっぱいにする、ジャングルを描くなどもマタニティペイントにおすすめです。
キャラクター
男の子に人気のキャラクターを描いてもらうのも、のちのち写真を見返した際に、妊娠中の期待に満ちたわくわくした気分を思い出すことができ、おすすめです。お腹の赤ちゃんが大きくなってから見せてあげると、キャラクターデザインは一番喜ばれるかもしれません。
女の子向け
次は、お腹の赤ちゃんが女の子と判明している場合におすすめのデザインです。
ロマンチックデザイン
お腹の赤ちゃんが女の子なら、甘すぎるほどのロマンチックデザインはいかがでしょうか?お腹の赤ちゃんにとっては、一度きりの体験です。うっとりするほどロマンチックでラブリーなデザインで、生まれてくる女の子を迎える準備をしてあげましょう。
ディズニープリンセス
女の子がいずれ憧れる対象の、ディズニープリンセスを描いてもらうのもおすすめです。幸せな結婚をするシンデレラやラプンツェル、夏生まれならアリエルも人気です。自分の赤ちゃんなら、プリンセスのように美しく可愛らしい存在なので、マタニティペイントにもぴったりです。
動物
絵本の世界のような、キュートな動物デザインもマタニティペイントに人気です。可愛い動物は、どの時代も女の子は大好きなものです。まだ生まれてくる前だからこそ、メルヘンな世界がよく合います。
蝶
「美」や「喜び」の象徴でもある蝶も、女の子におすすめのデザインです。お腹の中の女の子に、蝶のように美しくなってほしい、たくさんの喜びを知って欲しいと願うなら、ぴったりのデザインではないでしょうか。
お花
お腹の赤ちゃんが女の子なら、お花畑や花束のようにお花をたくさん描くのも人気のデザインです。これから生まれてくる赤ちゃんを祝福する気持ちをたっぷりと込めることができるので、ママも幸せな気持ちで満たされるでしょう。赤ちゃんが大きくなってから写真を見たら、両親の愛情を感じてくれるはずです。
どちらでもおすすめ
お腹の赤ちゃんが男の子でも女の子でも、どちらでもおすすめのデザインをご紹介します。
コウノトリ
マタニティペイントの定番と言えば、コウノトリが赤ちゃんを運んでいるデザインです。赤ちゃんがママを選んで来てくれたと思えるような、夢のあるデザインです。マタニティペイントだからこそ、ファンタジーやメルヘンの世界もぴったり合います。
メッセージ
「元気にうまれてきてね」など、ママとパパからのメッセージをデザインしてもらうのも、妊娠時の思い出として人気です。可愛いイラストの中にメッセージを入れても良いですし、メッセージだけでもスタイリッシュで素敵です。
家族
マタニティペイントに家族みんなを描いてもらうのも、妊娠中の思い出としておすすめです。パパもママも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、そして大切なペットも、みんながあなたを待っているよ、という家族全員の思いを込めることができます。
旅先の思い出
安定期に旅行をする予定があるのなら、旅先でマタニティペイントをしてもらうのも、思い出として写真に残せておすすめです。その場所ならではのモチーフを描いてもらえば、生まれてきてから、赤ちゃんもお腹にいるときに一緒に行ったんだよ、と伝えることができます。
手形
お腹の中の赤ちゃんを抱きしめるような手形も、マタニティペイントの人気のデザインです。手形は、ママだけでなく、パパも、お兄ちゃんやお姉ちゃんもつけてあげると、赤ちゃんが家族全員に守られているようで素敵です。
妊娠中の特別な思い出にマタニティペイントをしよう!
貴重な妊娠期間を特別な思い出として残すために、マタニティペイントはとてもおすすめです。絵の具やシールで描くイラストには、ママやパパの期待と愛情をたっぷり込めることができます。写真に残しておけば、赤ちゃんが大きくなったときに見せてあげることもできます。
セルフマタニティペイントなら、お金をかけずに、気軽な気持ちで楽しむことができます。アーティストに依頼する場合も、自分でペイントする場合も、赤ちゃんのことを考え、幸せな気分で楽しんでくださいね。