卒業祝いに贈る花のおすすめ12選!値段やマナー・花言葉は?
人生の大きな区切りとなる卒業。お祝いに花を贈って、色鮮やかな思い出を残しましょう。プレゼントする相手にとって、負担にならないような値段の相場はやマナーとは?また、卒業祝いで喜ばれる花言葉で、お世話になった先輩や先生に、あなたの熱い想いを伝えてみませんか?
目次
卒業祝いに贈る花の値段の相場は?
3月の卒業祝いに贈る花の相場は、プレゼントする花が一輪なのか、花束なのかによって変わります。一人で個人的に送る場合は、自由に予算設定できます。プレゼントを準備する人数が何人か集まる場合は、相談して予算を決める手間がありますが、豪華な花束を準備することができます。花以外にも祝いの品物を準備する場合は、花の値段を下げても良いでしょう。プレゼントが相手の負担にならないように、気をつけましょう。
花一輪の値段の相場
1本あたり100~500円がよいでしょう。卒業祝いに贈る花に希望する品種がある場合は、早めに花屋さんに入荷の日を聞いて、予約しておくと安心です。3月の卒業シーズンは花屋さんも繁忙期ですので、事前にリサーチをしておきましょう。
花束の値段の相場
ミニブーケなら1,000~3,000円、大きめの花束なら2,000~5,000円です。みんなで同じ花を1輪ずつ持って、先輩や先生に渡しながら花束にしていく場合は、同じ種類の花を大量に花屋さんに注文しなければならないことを留意して早めの予約をしましょう。
卒業祝いに贈る花のおすすめ12選!花言葉も紹介!
①カーネーション
ピンクは「感謝」、赤は「深い愛」、白は「尊敬」という花言葉を持っています。卒業シーズンに、非常に出荷量が多く、しかも水持ちがよいため、比較的花屋さんにおいてある確率が高く、大量に手に入りやすい花です。ただし、紫や黄色は、ネガティブな花言葉を持っているので、避けましょう。
②カスミソウ
花言葉は「感謝」「清らかな心」「幸福」「親切」です。ピンクは「切なる願い」「感激」という意味もあります。カスミソウは、他の花の引き立て役として使われることの多い花ですが、その清楚な花姿は1輪でも美しいため、一輪で渡してもお洒落ですね。
③ガーベラ
ガーベラそのものの花言葉は「希望」「常に前進」です。赤は「愛」「挑戦」、黄色は「究極の愛や美」「親しみやすさや優しさ」、白は「希望」「律儀」、オレンジは「冒険心」「忍耐強さ」という意味があります。どの色も卒業祝いにふさわしいので、先輩や先生と培った絆に合わせて花を選ぶと喜ばれます。
④マーガレット
花言葉は「信頼」「真実の愛」です。マーガレットの真っ白な美しい花姿は、プレゼントする相手に対して、自分が誠実であることを伝えることができます。また、昔から恋占いに使われてきた花ですので、好きな先輩や先生に卒業祝いにプレゼントをして、想いを伝えるのも素敵ですね。
⑤フリージア
赤は「純潔」、白は「あどけなさ」、黄色は「無邪気」という花言葉です。どれも女性らしくポジティブな花言葉ですので、プレゼントする先輩や先生のイメージに合わせて選びましょう。
⑥チューリップ
チューリップそのものの花言葉は「博愛」で、男女問わずにプレゼントしやすい春の花です。赤は「恋の告白」「永遠の愛」、ピンクは「愛の芽生え」、紫は「気高さ」「不滅の愛」、白は「許してください」「純真」という花言葉を持っています。黄と黒のチューリップの花言葉はネガティブなので、卒業祝いにプレゼントするのは避けましょう。花の立ち姿が、王冠や剣を連想させるチューリップは、一輪でのプレゼントも喜ばれます。
⑦ラナンキュラス
花言葉は、「とても魅力的」「優しい心遣い」です。素敵な人柄を褒めたたえる花言葉で、男女問わずにプレゼントすることができます。花びらが幾重にも重なるゴージャスな花姿は一輪でも存在感があります。ラナンキュラスは「合格の花」とも言われるため、受験生贈るには最適です。
⑧スイートピー
花言葉は「門出」「優しい思い出」「別離」です。また、一緒に過ごせたことが楽しかったというメッセージを伝えることもできます。色の種類豊富ですので、蝶が飛び立つような花姿を束ねて渡しても素敵です。春を代表する花なので、3月の卒業シーズンでも手に入りやすいでしょう。
⑨薔薇
赤は「愛情」「美」、白は「深い尊敬」、青は「夢が叶う」、オレンジは「信頼、ピンクは「感謝」という花言葉をもっています。薔薇は、1輪でも豪華ですが、花束にしてもまとまりがあるため、違う色の薔薇をまとめて贈るとよりゴージャスなプレゼントになり、喜ばれます。
⑩ダリア
赤は「華麗」、白は「感謝」、黄色は「優美」という花言葉を持っています。一輪でも豪華な花ですが、花束の中心に添えるとさらに華やかさを増してくれます。
⑪ブルースター
花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」です。小さくても存在感のある、星型の青い花なので、花束にすると差し色として目を引きくことができます。
⑫百合
花そのものの言葉は「純粋」「無垢」「威厳」です。白は「純潔」「威厳」として卒業式に向いていますが、それ以外の色はネガティブな意味を含んでいるため、避けた方が無難です。百合の特徴は、花の種類によって花言葉が異なる点です。贈る相手をイメージして、百合の品種をえらぶと、よりこだわったプレゼントに仕上がります。
花の品種 | 花言葉 |
カサブランカ | 威厳、純潔、高貴 |
クルマユリ | 純潔、多才な人 |
テッポウユリ | 純潔、甘美、威厳 |
カノコユリ | 慈悲深さ、上品 |
ヤマユリ | 荘厳 |
スカシユリ | 注目を浴びる、飾らぬ美 |
オニユリ | 賢者、富と誇り |
ヒメユリ | 誇り |
ササユリ | 清浄、上品 |
卒業祝いに贈る花束の種類を予算別に6パターン紹介!
①300円~500円の一輪の花+ラッピング
花一輪か、花一輪にカスミソウを添えてラッピングする場合です。個人でさりげなく送りたい場合にお手頃な値段と大きさです。1輪なので、花言葉やラッピングにもこだわると想いを伝えることができます。他にプレゼントの品を準備しても、相手に負担を与えないでしょう。1輪なので、当日の買い求めがしやすいので人気です。
②500円~1,000円のミニブーケ
花を3~4種類入れる場合です。花一輪だと物足りないけれど、あまり大きくなって持ち運びの邪魔にならない程度にしたいときに最適です。3月の卒業シーズンだと、店頭にすでに作って売っていることもあるので、当日買いもとめることも可能ですが、値段がお手頃なので、売り切れていることも考えられます。事前に予約をしていたほうが安心です。
③1,000円~1,500円の小ぶりな花束
ミニブーケよりも使う花の種類や数が豊富で、花丈を長く作ることができます。花束が大きくなった分、思い出に残るのは、この価格帯の花束からでしょう。花束としては、小さいほうなので、持ち帰るときに手提げ袋に入る大きさですし、家では大きめのコップにいれて飾ることができ管理が楽です。
④2,000円~3,000円の一般的な花束
卒業する先輩に贈る花束の相場として最もポピュラーな価格帯で、花束だけでもきちんとしたプレゼントの様相を保つことができる大きさです。ただし、手提げ袋にいれて持ち帰るには、少々無理なボリューム感になるので、事前に花屋さんで花束を予約するときには、袋をつけてもらうように注文するか、自分で用意する袋の大きさに合うように伝えておくと良いでしょう。
⑤3,000円~5,000円のボリューム感のある花束
お世話になった先生に贈る花束の相場として、好まれる価格帯です。額が大きくなるため、仲間と集団でプレゼントする場合に向いています。花のボリュームは3,000円でも5,000円でもあまり変わりませんが、使う花の種類が変わってきます。持ち運びは紙袋には入らないボリュームですので、渡すまでに花姿が崩れないように注意しましょう。手入れも花瓶一つに収まりにくい大きさになります。
⑥5,000円以上の豪華な花束
かなりボリューミーで豪華な花束で、花の種類を高価なものばかりを選びたい場合はこの価格帯の花束になります。卒業式には不向きですが、薔薇だけの花束を作りたいなどの希望がある場合はこの価格になるでしょう。
卒業祝いに花を贈る時の5つのマナーとは?
①卒業に相応しい花を選ぶ
3月の卒業祝いに贈る花の花言葉は、ポジティブなものが合っています。別れる悲しみをイメージするよりも、これまでの感謝や、新しい門出を祝う花言葉を選びましょう。白一色にまとめてしまうと、お供えや弔事を連想させてしまうため、卒業祝いには不向きです。また、プレゼントする相手によって、微妙に意味合いが異なってくるので注意が必要です。
②花を贈る相手のイメージに合わせて選ぶ
花屋さんに注文する時には、プレゼントする相手の特徴を伝えるとそれに見合った花や花束を繕ってくれます。好きな色や花の種類、性別、年齢、雰囲気を話してイメージをしてもらいましょう。また、一人暮らしか、実家暮らしかも、配慮できると贈る相手に喜ばれます。自分の持ち運び方法、渡すまでの時間なども、相談しておくと安心です。
③卒業式当日に渡せない場合は3月中に贈る
卒業式当日に渡せない場合は、3月末までに送るようにしましょう。卒業式が終わると、新生活の準備が本格的になります。4月にはいると、入学式や入社式があり、花言葉の意味もふさわしくなくなってしまうため、卒業式の余韻が冷めないうちに、できるだけ早く渡すように心がけましょう。
④余裕を持って早めに準備する
3月の卒業シーズンは、花屋さんに花の注文が殺到する時期です。花は生ものですので、入荷量やその年の出荷量によって、時価が変動するため、プレゼントの価格にも変動がでます。予算を早めに決めて、希望する花束を手に入れられるように、早めの準備が必要です。遅くても、1~2週間前までには、予約完了しておきましょう。
⑤渡すタイミングに注意する
花を贈る相手の公式のスケジュールの邪魔にならないことが大切です。担任の先生の場合は卒業式後教室に戻った時、部活の顧問の先生の場合は、卒業式が全て終了してからがよいでしょう。卒業する先輩の場合は、卒業式が全て終了し解散後、帰り間際で記念撮影している時を見計らって渡しましょう。
【番外編】卒業祝いの花を贈る時の技ありギフト5選!
①性別を意識した選び方を
女性なら赤やピンク、オレンジを基調とした可愛らしい色で気分を華やかに。男性なら白や緑、青を基調とした清涼感のある色が好まれます。花だけでなく、ラッピングでも相手の性別にあった色を選ぶと、組み合わせ次第で様々なカラーバリエーションを作り出すことができますよ。
②そのまま飾れるアレンジメント
そのまま飾れるアレンジメントのされた花束が好まれます。お洒落に形作ったものが準備されていますので、花屋さんに注文するときには、相手の部屋に飾りやすい大きさと、インテリアの趣味も伝えて準備しましょう。
③枯れないプリザーブドフラワー
プレゼントを記念に残したいときには、プリザーブドフラワーを送るのも良いでしょう。プレゼント用にガラスや陶器に入ったものもあり、豪華な印象もあります。管理も楽なので、一人暮らしの男性にも喜ばれます。
④サプライズ感が演出できるフラワー電報
フラワー電報で花を贈るとサプライズ感が演出できます。花束とともにメッセージを送ることができるため、記念に残すことができます。また、持ち帰りの手間もありませんし、予約をしておけば、相手の都合に合わせて花束を贈ることができるのも魅力です。
⑤可愛いもの好きさんにはぬいぐるみ付きを
贈る相手が幼稚園の卒園児であったり、可愛いものが好きな女性の場合は、ぬいぐるみ付の花を贈ると喜ばれます。一緒に写真をとって、可愛い思い出作りができます。
素敵な花を選んで思い出に残る卒業祝いを贈ろう!
3月に迎える卒業は、親しかった人々と別れ、新しい門出を祝うイベントです。卒業する本人だけでなく、送る側にも感慨深いものですね。これまでの感謝を伝えたり、これからの未来を応援する意味でも素敵な花を選んで喜びを分かち合いましょう。花がある卒業写真は、それだけ彩り鮮やかになりますので、みなさまに幸多く、華やかな思い出が残ることを祈っています。