100均のサボテン13選!育て方・植え替え・トラブル対処法・寄せ植えも!

100均のダイソー・セリア・キャンドゥではサボテンも売っています。この記事では、サボテンの育て方とお手入れ方法、100均で買えるサボテンをレアな種類も含めて13個紹介したのち、植え替えの方法やサボテンのトラブルの対処法、おしゃれな寄せ植えについても紹介していきます!

100均のサボテン13選!育て方・植え替え・トラブル対処法・寄せ植えも!のイメージ

目次

  1. 1100均のサボテンなら簡単なお手入れでおしゃれ!
  2. 2サボテンの育て方&お手入れ方法!誰でも簡単に育てられる?
  3. 3ダイソーで買えるサボテンのおすすめ4選!
  4. 4セリアで買えるサボテンのおすすめ3選!
  5. 5キャンドゥで買えるサボテンのおすすめ3選!
  6. 6100均のレアな種類のサボテン3選!運が良ければ出会えるかも?
  7. 7サボテンの植え替えをしよう!タイミング・やり方は?
  8. 8サボテンにトラブル発生!原因と対処法を4パターン紹介!
  9. 9100均のミニサボテンでかわいい寄せ植えを作ろう!
  10. 10元気に育つし花も咲く!100均のサボテンを育ててみよう!

100均のサボテンなら簡単なお手入れでおしゃれ!

サボテン

現在、ダイソーやセリアなどの100均では雑貨ばかりではなく、植物も販売されています。植物の種類もとても多様で、観葉植物や多肉植物、サボテンとさまざまです。サボテンとひとくくりにいっても様々な種類のサボテンもあります。

ダイソーやセリアなどの100均の植物のいいところは、気軽に購入できるところはもちろん、小ぶりでかわいいというところです。大きいものだと置き場所に困ったりしますが、小ぶりだと窓辺に置いたりもできるので、インテリアとしてもおすすめです。

サボテンの育て方&お手入れ方法!誰でも簡単に育てられる?

サボテンの原産国は、メキシコ・南米・アメリカなどの乾燥した地域です。だからといって、水がまったく必要ないというわけではありません。サボテンは雨の少ない地域で育つために、体の中に水を貯えることに長けています。野生のサボテンですと、土に含まれる水分量も違いますので、水を長期的にあげなくても育ちますが、鉢で育てる場合は、鉢の中にしか土がないため、土が含む水分量も野生とは違います。

また育て方通りにちゃんと育てると、開花期にはきれいな花を咲かせてくれます。サボテンの成長度や、気温によって花が咲くかどうかは違います。花の色は白・ピンク・黄色が主な色ですが、花の咲き方は種類によっても違います。花の咲き方や色によって名前が不明のサボテンも名前がわかるようになる可能性が高いので、花を咲かせてみたいですよね。

どこに置いておけばいいの?

サボテン

大半の植物に当てはまりますが、植物にとって日光は欠かせない存在となり、サボテンも例外ではありません。また、風通しが悪くジメジメした場所に置いておくと、サボテンが枯れてしまうこともあります。つまり、日光のよく当たる風通しのよい場所に置いておくと、元気に育ってくれます。ただし夏場の強い日差しに当て続けてしまうと、葉が焼けてしまいますので注意しましょう。

水やりの頻度は?

水やり

サボテンの水やりの頻度は、時期によって変わってきます。生育が盛んな時期(春と秋)には、土の表面が乾いた翌日の朝方にたっぷりと水をあげます。生育が緩やかな時期(夏)は、土の表面が乾いてから3日を目安に、夕方から夜に水やりをします。成長がストップする時期(冬)は、3~4週間に1回程度、気温の高いうちの水やりをするようにしましょう。

どのような土を使えばいいの?

土

水はけの良い土を使います。一般的な園芸用の土は保水力が高すぎて、根腐れをしてしまう可能性がありますので、サボテン用や多肉植物用の土を使うことをおすすめします。ダイソーやセリアなどの100均にもサボテン・多肉植物用の土が販売されていますので、それらを使用することをおすすめします。

土にこだわりたい!という方は、サボテン用の土に小粒の赤玉土を4割程度配合すると、サボテンにとって良い土となります。サボテン用の土は軽石がメインとなっていて、水はけが良すぎるためにすぐに乾燥して根を枯らしてしまうこともあります。赤玉土を配合することで保水力が丁度良くなり、根腐れや根枯れが起こりにくくなります。

どのような鉢が向いているの?

サボテン

底に穴が開いている、素焼き鉢や陶器製の水はけの良い鉢を使いましょう。プラスチック製の鉢や缶を再利用した鉢は水が抜けにくいので、水をたくさん必要とする植物には適しているのですが、サボテンには適していません。ダイソーなどの100均にもいろんな鉢が販売されていますので、鉢選びも楽しめます。

素焼き鉢は可愛くないという方は「リメ鉢」と調べると、かわいい鉢がたくさん出てきます。販売されているものもありますし、ご自身でアクリル絵の具などの塗料を使って作ることもできます。

ダイソーで買えるサボテンのおすすめ4選!

ダイソーのサボテン①ミニサボテン

最もダイソーのサボテンで多くあるのが、「ミニサボテン」です。サボテンはサボテン属の名称ですので、かなり広範囲な分け方ですが、何の種類かがわからないダイソーサボテンが「ミニサボテン」に分けられているようです。サボテンの独特のとげとげが個性的で、それがミニになるとかわいらしさが増します。ミニなのでたくさん揃えたくなりますね。今はミニでも上手に育てると段々と成長して大きくなりますので、成長も楽しみですね。

ダイソーのサボテン②マミラリア

マミラリア

ダイソーのマミラリアは一般的なとげとげとしたサボテンというよりは、小さいふわっとした毛におおわれているサボテンです。見た目はふわっとした毛ですが、触るともちろんチクッとしますので、決して素手で触らないようにしましょう。細かいとげなので、他のサボテンに比べて抜けにくくなっています。

ダイソーのサボテン③姫ウチワ

姫ウチワとは、ウチワサボテンという種類の中の、小ぶりなものの名称です。丸いサボテンとは違って、うちわのように平たい形なので、ウチワサボテンと呼ばれています。サボテンの先から何枚も葉がついている感じも、個性的でいいですよね。

ダイソーのサボテン④姫将軍

ダイソーの姫将軍というサボテンは、将軍という種類のサボテンのミニ版です。姫将軍はとても独特なフォルムのサボテンで、塔のようにまっすぐ伸びて、ぷくっとした葉が所々から生えています。一般的なとげとげしたサボテンよりも、ぷくっとした多肉植物に近いサボテンです。

セリアで買えるサボテンのおすすめ3選!

セリアのサボテン①黄金司(コガネツカサ)

セリア黄金司(コガネツカサ)はとげが黄色のサボテンです。細長い形をしています。セリアで販売されている黄金司は1本や2本ですが、本来は群生するサボテンです。サボテンの中でも成長速度が速いようで、育てているうちに成長して鉢の中がいっぱいになるということも少なくないようです。成長を見越しすぎて大きすぎる鉢に入れすぎてもダメなので、大きさの違う鉢を用意し、成長に合わせて植え替えましょう。

セリアのサボテン②トルカ

セリアのトルカという名前のサボテンには、一般的なサボテンにはない特徴があります。それは、一般的なサボテンにはある、とげとげしいとげがありません。トルカ自体が固い表面なので、外敵から身を守るためのとげが必要ないからだそうです。

セリアのサボテン③キンセイマル

セリアのキンセイマルは一般的なサボテンとフォルムとあまり変わりはありませんが、表面がぷっくりとした緑色をしていることが特徴です。サボテンの中でも比較的水を好む種類のようです。

キャンドゥで買えるサボテンのおすすめ3選!

キャンドゥのサボテン①マグニフィクス

100均のキャンドゥには「マグニフィクス」という名前のサボテンが販売されています。このサボテンはキンセイマルと同じような形をしています。キンセイマルと育て方も同様で、成長速度が速く、ほかのサボテンと違い、比較的水を好みます。

キャンドゥのサボテン②タンゲマル

キャンドゥには「タンゲマル」という名前のサボテンも販売されています。とげが表面にぽんぽんのようについているのが特徴です。夏の蒸し暑さにも強く、冬の乾燥にも強い種類なので、日本の気候に合ったサボテンだといえます。比較的育てやすい半面、育ちすぎて根詰まりを起こすことも少なくありません。そのため、定期的に鉢を変える必要があります。

キャンドゥのサボテン③ナナコマル

100均キャンドゥには「ナナコマル」という名前のサボテンがあります。ナナコマルは種類というより、生産者さんが独自につけた名前だそうです。マグニフィクスやキンセイマルと同様に水を好みますので、土が乾いたらたっぷり水をあげるようにするのが、元気に育てるコツです。

100均のレアな種類のサボテン3選!運が良ければ出会えるかも?

前述しましたが、100均では何の種類か判別できないサボテンをミニサボテンやマミラリアといったざっくりとした分類で販売している場合があります。どういう風に成長したり、どんな色の花を咲かせるのかという詳しい種類は、サボテンが小さいうちには分からない場合がほとんどです。

大きく育ってくるとサボテンに特徴が表れ、どんな種類か判別できるようになります。上記の画像のように、中にはレアなサボテンもあるようなので、宝探しみたいで育てるのが楽しいかもしれませんね。レアなサボテンの種類について、いくつかご紹介します。

100均のレアなサボテン①海王丸(カイオウマル)

ギムノカリキウム属に属する海王丸というサボテンは、大きくなるととげがうねり、パーマがかかったようになるのが特徴です。また、開花すると、自分の株ほどの白く大きな花を咲かせる上品なサボテンです。育て方は上記で紹介したような育て方で問題ないので、初心者でも育てやすい品種となっています。

100均のレアなサボテン②青海波(セイガイハ)

青海波は、ウチワサボテンが綴化したものになります。綴化とは簡単に言えば突然変異のことで、多肉植物によく見られる現象のようです。ウチワサボテンが綴化すると画像のようになり、青海波と呼ばれる品種に分類されるようになります。その形が脳のシワのように見えることから、脳みそサボテンとも呼ばれます。生命力がとても高いので、栽培は簡単と言われています。

100均のレアなサボテン③龍神木(リュウジンボク)

龍神木も綴化が起こったことにより生まれたサボテンです。画像を見れば分かるように、非常に高く伸びる品種となり、その高さは5mにまで及ぶこともあるようです。年々数が減ってきている非常にレアな品種となっているので、100均でお目にかかれることは少ないかもしれません。

また、接ぎ木としての役割を果たすサボテンとしても有用で、台木によく用いられるサボテンでもあります。他のサボテンよりも寒さに弱いことが特徴なので、冷え込む時期は対策を取るようにしましょう。

サボテンの植え替えをしよう!タイミング・やり方は?

サボテンを大事に育てるのであれば、植え替えは欠かせないことです。植え替えをすることで、サボテンに対して良い環境を作ることができます。植え替えのタイミングや方法について紹介します。

植え替えのタイミングは?

植え替えのタイミングは、購入した時とサボテンが生育した時に行います。ダイソーやセリアなどの100均で購入した時には、サボテンはプラスチック製の鉢に入っていることが多いです。上記で鉢について紹介しましたが、元気に育てるためには素焼きや陶器の鉢に植え替えましょう。

サボテンがある程度大きくなってきた時の植え替えのタイミングですが、鉢とのバランスが悪くなっていたり、鉢の底の穴から根が出ていたら植え替えのサインと思ってください。また、長い間同じ土を使っていると、次第に栄養のない土へと変化していってしまいます。上記に当てはまらなくても、1年に1回(できれば生育期である春か秋)は定期的に植え替えをするようにしましょう。

注意点としては、植え替えたばかりのサボテンは水が吸えないので、植え替え直後の水やりは根腐れの原因となります。根が馴染む1~2週間後を目安に、水やりを始めましょう。

植え替えに必要なもの

植え替えに必要なものは、以下のようになります。どれも100均で揃いますので、サボテンの購入と一緒に必要なものも購入しましょう。

・サボテン
・植え替え用の鉢 ※1
・サボテン用の土・肥料 ※2
・小さめの鉢底石
・園芸用手袋もしくは軍手
・園芸用シートもしくは新聞紙
・園芸用はさみ
・小さめのスコップ


※1 植え替え用の鉢に関しては、サボテンより一回り大きいものが目安となります。
※2 肥料が配合されている土ならば、肥料の必要はありません。

植え替え方

1.サボテンを鉢から抜いて土をすべて取り除く
2.園芸用はさみで根を切り詰める ※1
3.サボテンを逆さにして、直射日光の当たらない暖かい場所で1~2日乾かす
4.さらに根を下にして、1~2週間ほど乾かす
5.鉢に鉢底石を敷き詰め、土に隙間を作らないように入れながら、サボテンを植え替える ※2


※1 サボテンの大きさにもよりますが、長さは1cm程度が目安となります。
※2 水やりをしたときに水が溢れないように、1cmほど余裕を持たせておきましょう。

サボテンにトラブル発生!原因と対処法を4パターン紹介!

パターン①根枯れしてしまった

サボテンが根枯れしてしまう原因として考えられるのは、水やりの頻度が少なすぎることです。サボテンは水分が少ない環境で生きていける植物ですが、決して水を必要としないわけではありません。つまり、サボテンであっても水分不足に陥ってしまえば根枯れを起こしてしまいます。大事に至ってなければ、水やりの頻度を適切にすることで復活してきます。

パターン②根腐れしてしまった

根腐れしてしまう原因も水やりの方法にありますが、根腐れの場合は水やりの頻度が多かったり、土の保水力が高すぎたり、鉢の底に穴が開いていないなどの原因があります。根腐れが全体であれば復活は難しいですが、一部分だけであれば復活させることができるかもしれません。復活させる手順は以下のようになります。

1.根腐れしている部分をカットする
2.断面を日光に当てて、30分程度乾燥させる
3.断面の水分がなくなるまで、1週間程度しっかりと乾かす
4.断面を下にして新聞紙に包み、直射日光の当たらない場所で1週間程度置いておく
5.発根したら、新しい土に植え替える

パターン③虫がついてしまった

サボテンは植物なので、環境が悪いと虫がついてしまうことがあります。虫をそのままにしておくとサボテンが枯れてしまう原因になりますし、家の中にサボテンを置いているなら、家の中を虫が徘徊する事態となり得ます。風通しが悪く、湿気のある環境に置いていることが一番の原因となっているようです。

対処法としては、こまめにピンセットで虫を取ることです。一度取っても少ししたらまた虫が湧いてきますが、繰り返すうちに虫の数は減っていくので、根気よく続けることが大切です。

パターン④サボテンに元気がない

サボテンに元気がない原因は根枯れや根腐れも原因となりますが、そもそも栄養が足りていなかったり環境が悪いことが原因かもしれません。上記で紹介したように、サボテンが好む環境は日当たりが良く風通しも良い場所です。もしも日陰のジメジメした場所にサボテンを置いているのなら、すぐに置き場所を変更しましょう。こちらも前述しましたが、栄養のある土に変えることも、サボテンに元気を取り戻してもらうために必要なことです。

100均のミニサボテンでかわいい寄せ植えを作ろう!

リメ缶に多肉植物と寄せ植え

リメ缶に多肉植物とともにサボテンが寄せ植えしてあります。サボテンの育て方に缶の鉢を使用するのは根腐れの原因になるのでよくありませんが、しっかりと水分調整をするのであればリメ缶でも可能です。

石にサボテンの寄せ植え

様々な種類のサボテンを、鉢植えではなく石に寄せ植えした実例です。石の白さとサボテン、サボテンの花の色が見事に調和していて、鉢植えとは違う雰囲気を醸し出しています。

元気に育つし花も咲く!100均のサボテンを育ててみよう!

ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均にはたくさんの種類のサボテンが販売されています。種類も様々なので、つい集めたくなりますよね。しっかりと育てると、開花期には花を咲かせてくれることもあります。ぜひ、100均のサボテンでグリーンライフをしましょう♪

多肉植物と観葉植物、フェイクグリーンについてまとめた記事があります。サボテン以外の緑のインテリアを検討する際にご活用ください。

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この記事のライター
きのpico
幼稚園児2人を子育て中の主婦ライターです。多趣味や資格を生かして書いていきます。

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