授乳ケープはポンチョ型が人気！選び方のポイントや注意点は？

授乳ケープとは授乳時に着用することで赤ちゃんと胸元を隠す効果がある育児用品で、その種類は大きく３タイプに分けられます。

まずは首からかけて使うものをエプロン型授乳ケープといいます。そのままエプロンのような形となっており、授乳時のみ首にかけて使います。胸元から腹部を正面のみ隠せます。

次に身体に巻いて使うのがストール型授乳ケープです。ストールのような長方形で、大抵はそこにボタンが付いており留められるようになっています。

そして最後がポンチョ型授乳ケープです。頭から被って首から下をすっぽりと覆い隠す作りとなっています。360度すべてを覆ってくれるので周りに見られる心配がありません。胸元はもちろんトップスをまくることで見えてしまうお腹までをしっかりとカバー出来るので人前での授乳に抵抗のあるママも安心して授乳出来ます。また、まだ授乳がスタートしたばかりの赤ちゃんは、飲み始めてくれるまでに大きく動いてしまったりしますが、すっぽり覆ってくれているポンチョ型授乳ケープなら、それでもまくれることなく授乳が出来るので人気があります。

授乳ポンチョの使い方はとても簡単で、普通のポンチョのようにただ頭から被るだけです！授乳のタイミングでさっと準備することが出来るので赤ちゃんを待たせることもありません。授乳ポンチョの人気は、この簡単な着脱もその要因のひとつと言えます。絶対に必要というものではないですが、持っていて絶対に損のない育児用品です。

授乳ポンチョの使い方は他にもいろいろあります。例えば赤ちゃんを寝かせるときに下に敷いて、簡易のお布団として使うことも出来ます。出先で、なんだか冷えるなぁと感じたら赤ちゃんの防寒として包んであげるのもいいですね。授乳ポンチョは、ママと赤ちゃんの万能育児用品として活躍しています。自由な使い方で活用していきましょう。

ポンチョ型授乳ケープは育児用品として授乳を隠す使い方はもちろん、アウターやファッションアイテムとしても使うことが出来ることから大変人気があります。一見すると育児用品には見えないオシャレなデザインの授乳ポンチョもたくさんあります。ゆったりと楽に着れることもあり、妊娠中から着用するママも多いです。

寒い冬は防寒対策にもなるので、暖かい素材の授乳ポンチョでそのままお出掛けするのもいいでしょう。また、夏も油断は大敵です。薄着や効きすぎた冷房で意外と身体を冷やしてしまいます。薄手の授乳ポンチョを羽織ることで身体の冷え過ぎを予防するという使い方もありますよ。

赤ちゃんとのお出掛けは荷物が多くなりがちです。大量のオムツやタオルなどなど…。それなら授乳ケープは出来るだけコンパクトに持ち運べるものを選びたいですね。

小さなポーチが付いていたり、クルクルと丸めてストラップで簡単にまとめられるデザインのものが携帯するには大変便利で人気もあります。

ファッションとして授乳ポンチョを着た状態でのお出掛けなら楽ちんですが、そうもいかない時も多いかと思います。自分が持ち運ぶときのことを考えて、持ち運びのしやすい授乳ポンチョを選びましょう。

ポンチョ型授乳ケープはフリーサイズで販売されていることが多いです。それでもだいたいの大きさですと、着丈65㎝が平均といえるでしょう。この大きさがあれば、ほとんどの方はお腹がすっぽり隠れるサイズとなっています。慣れないうちの授乳は手間取うことも多いと思いますがこのサイズであれば動いてもめくれ上がることもないので安心です。

使い方にもよりますが、もしいくつかサイズがあったら大きめを選んでみていいかもしれません。それから育児用品としての使用だけでなくファッション用としても使うなら、普段の洋服に合わせてみたりしてくださいね。

授乳ケープは直接赤ちゃんに触れるものです。素材もたくさんありますが、出来るだけ赤ちゃんの肌にも優しい物を選びたいですね。また、夏場などは暑さを考えて通気性がいいものを選ぶのもいいでしょう。夏用冬用と、季節によって使い分けをしていくのがいいと思います。

綿素材は赤ちゃんの肌に優しく大変おすすめの素材です。もともと赤ちゃんの肌着など、ベビー用品にも多く用いられる素材なので授乳ケープにもうってつけの素材といえます。柔らかい手触りで、しかも吸水性にも優れているため綿商品はとても人気があります。まさに赤ちゃんにぴったりの素材なので、授乳ケープに限らず、赤ちゃんの服や他の育児用品をお選びの際もぜひ気にして見てみてください。西松屋さんなど、赤ちゃん用のアイテムを多く販売しているお店は育児用品の素材も同じように綿素材を多く取り入れてくれているように感じて嬉しくなります。

ガーゼ素材は軽くて乾きも早いのが特徴なので、赤ちゃんを見守りながら家事を行うママに大変おすすめの素材です。また、ガーゼは洗濯をするごとに柔らかく手触りになっていく特性もあるので赤ちゃんにも優しい素材といえます。授乳時の赤ちゃんは母乳の吐き戻しも多いので、洗濯の回数も増えることでしょう。速乾性のガーゼはママの助けにもなる頼もしい素材なんです。

授乳ケープは、赤ちゃんも思わず顔をうずめていたがるような気持のいい素材で選びたいですね。お店に行くことがあったら、ぜひ自分で触れて確かめてみてください。

ポンチョ型授乳ケープには様々なデザインがあり、それもまた選ぶ上での重要なポイントのひとつ！

無地やストライプなどのシンプルなデザインがおすすめです。どんな服装にも合うデザインを選ぶことで、格段に使い勝手がよくなります。色合いも黒や白、グレーなど、使い勝手のいいものが人気です。

薄手の授乳ケープの場合は、透けてしまわないかの確認はしておきましょう。ただあまりにそれを気にして真っ黒な授乳ケープを選んでしまうと、光が一切入らずに嫌がってしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんによっては暗い方が落ち着く子もいるでしょうが、判断が出来ないうちはもう少し光を通してくれる布地を選ぶといいかもしれません。薄手でも透けない仕様の授乳ケープもたくさん販売されているので、夏用に薄手の授乳ケープをお考えの方は、ぜひ購入の条件に加えて見てみてください。

授乳ストラップとは、授乳時にまくり上げたシャツを固定するためのストラップタイプの育児用品です。ストラップを首から下げて、それをまくり上げたシャツに通します。反対側から抜いてストラップに繋げたらもう服が落ちてくる心配もないので、ストレスなく授乳出来るというお助けアイテムです！

この便利な授乳ストラップ機能がもとから付いた授乳ポンチョもあります。ポンチョの胸元くらいにすでに紐が付いており、それにめくった服を通すことで、めくった服をキープ出来るタイプの授乳ポンチョです。ポンチョ内で赤ちゃんの授乳を無理なく助けることが出来るので便利ですね。

授乳を隠せる授乳ポンチョですが、夏は赤ちゃんが暑く感じてしまうこともあるので注意が必要です。ケープの中が暑くなってしまうと、赤ちゃんはあせもが出来てしまうこともあのでケープを選ぶときは注意しましょう。

薄さもそうですが、夏は通気性のいい素材のものを選ぶといいでしょう。薄手のコットンや、ガーゼ素材のものを夏用にと持っている先輩ママも多くいます。ガーゼ素材は冬は暖かく、夏は涼しく着れる特徴がありますが、それでも夏は特に薄めのものを1枚は持っておくと便利です。

ポンチョ型授乳ケープの注意点として、ママから赤ちゃんの顔が見えづらいことがあげられます。慣れていないママは上手く飲み始めてもらうのにも時間がかかるもので、視界が狭いとより難しくなります。授乳ポンチョを使うことで周りの視線は防げますが、授乳が難しくなってしまっては良くないですね。こんな時は首回りが大きく開いている授乳ポンチョを選ぶことで多少は改善されるので、人気商品からたくさん比較してぴったりのものを見つけましょう。

見えづらいのが心配な方は、ワイヤー入りのエプロン型授乳ケープを選ぶという方法もあります。使い方は普通のエプロン型授乳ケープと同じですが、ワイヤー入りは胸元に柔らかいワイヤーが入っており自身で胸元の開きを調整し赤ちゃんを見やすくすることが出来ます。

☆ファムベリーはママと赤ちゃんのための専門ブランドです。赤ちゃんとの生活が楽しくなるような育児用品を他にもたくさん扱っています。

☆「ELFINDOLL」は西松屋さんのオリジナルブランドです。ベビー用品で有名な西松屋さんですが、ママのための育児用品も多く扱っています。赤ちゃん服を多く手掛ける西松屋さんなので、授乳ケープの肌への優しさは安心感がありますね。西松屋さんの育児用品は、ベビー用品ほど種類が豊富なわけではないですが、堅実に丁寧に考えられた商品な印象を受けます。きっとお気に入りの商品が見つけられるはずです。

ポンチョ型授乳ケープは自分で手作りすることも出来ます。作り方もそこまで難しくないので、針仕事に慣れていないママも十分に作成可能です。それから、すでにあるアイテムのリメイクならもっともっと手軽に作ることも出来ます。

例えばまだ赤ちゃんがお腹にいる間に取り掛かって、赤ちゃんへの最初のプレゼントに手作りしてあげるのもいいですね。パパからママと赤ちゃんへの贈り物でも素敵です！手作りのプレゼントはいつだって嬉しいもの。ぜひ気軽に手作り授乳ケープにチャレンジしてみてください！

手作りのいいところは、デザインを自分で考えられることにあります。市販のものだと納得がいかない、もっとオリジナリティを出したい人におすすめです。柄や色のデザインだけでなく、素材にこだわって手作りするのもいいですね。サイズも着る人に合わせて作れば本当にその人専用のオリジナルの手作り授乳ケープになることでしょう。

手作りなら他とは比べられない思い入れの品になること間違いなしです。可愛い大切な赤ちゃんですから、手作りの暖かみで育ててあげたいですね。世界で一つだけの、素敵な手作り授乳ポンチョで幸せな授乳タイムを過ごしてください。

着ていた洋服のリメイクとしてポンチョ型授乳ケープを作れるんです。まっさらな布から作るより、布の端の始末が少なくなるのでより簡単に手作り出来ますよ！

思い入れがあるけどもう着ない洋服をまた使えるようにリメイク出来たら素敵ですし、買ってはみたけどクローゼットの奥に眠ってしまっていたような洋服を出してリメイクするのもいいですね！

ストールを後ろから肩に掛かるように身体に巻いて、正面を縫い合わせるだけ！首周りを余裕をもって開けることで、着やすくなるのはもちろん、そこから授乳時の赤ちゃんを確認出来るようにもなりますよ。

ワンピースタイプのスカート部分を切り離すと簡単に作れます。スカート部分がゆったりとしたデザインのものがリメイクに向いています。マタニティワンピースなどはもともとゆったりしたデザインなので、スカート部分を切り離して首部分を調節すればすぐに出来上がります。出産後にリメイクすることでずっと使い続けることが出来て嬉しいですね。

赤ちゃんにとってママといっしょのお出掛けは、初めての世界の広がりであり、楽しくて仕方ない冒険の時間です。授乳を苦に外出を控えてしまうなんてもったいないこと。ぜひお気に入りの授乳ケープを見つけて、周りを気にせず安心なお出掛けを楽しんでくださいね！