黒猫でもインスタ映えする撮り方を解説!明るさや背景がポイント?
猫好きでインスタ映えする写真を撮る方はたくさんいますが、漆黒の中に美しい目の黒猫はまた違った魅力があります。体毛が黒だからこそ、色鮮やかな背景・おしゃれな構図で撮りたいですね。黒猫の魅力を最大限に感じてもらいつつ、インスタ映えする撮り方をご紹介します。
目次
黒猫はインスタ映えしないって本当?
神秘的な魅力を持つ黒猫は、なかなか見かけないスペシャル感も相まって可愛い存在です。しかしながら、実はイギリスでは「黒猫は写真写りが悪い」「インスタ映えしない」という理由で捨てられてしまうという問題が起きています。イギリスの動物虐待防止協会の保護施設では、1,000匹の猫のうち700匹が黒猫だとも言われています。
日本ではそういった事態は起きていませんが、確かに黒猫は写真を撮るのが難しい毛並みであることに間違いはありません。では黒猫を綺麗に写真に撮るにはどのような工夫をすれば良いのか、黒猫の魅力と一緒に紹介していきます。
まずは黒猫の魅力を知ろう!
「猫は好きでも黒猫は飼ったことがない」という人も少なくはないでしょう。インスタ映えする黒猫の撮り方を紹介する前に、まずは黒猫の魅力について紹介していきます。
黒い被毛が美しい
黒髪が美しい女性のことを和風美人ということもありますが、黒猫も美しい毛並みを持っています。ただ黒いだけではなく、しっかりブラッシングをしてあげるとビロードのような光沢が出てくるのも魅力の一つですよね。また、被毛が黒一色のためどんな首輪でも似合います。もし服を着せたい場合も好きな色を選ぶことができますよ。
スタイルがいい
猫の体型は種類によっても違いますが、黒猫は一般的に足が長くてモデル体型の子が多いとされています。また、黒は引き締める効果を持っている色ですので少しくらい肥満気味の子でもそれほど太って見えないのもポイントですよ。
優しく気遣いがでいいきる性格
体型と同じように、性格も猫の種類によって大きく異なります。活発な性格の子が多い種類や人に懐きづらい子が多い種類もいますが、黒猫は人に懐きやすい性格の子が多い種類です。もちろん人間相手だけではなく仲間に対しても優しいので多頭飼いにも向いています。サービス精神も旺盛なので「たくさん猫を触りたい」という人や猫を飼ったことがない人でも安心できますよ。
黒猫を見ると縁起が良いとされる場合も
「黒猫が前を横切ると縁起が悪い」という説を聞いたことがある人も多いでしょう。実際、欧米では黒猫は不幸を呼ぶ猫と言われていたり、魔女の使いと言われることもあります。しかし、実は日本では黒猫は福を呼ぶ福猫だと言われています。暗い中でも目が見えるので将来を見通して商売繁盛ができると信じられていたり、なんと江戸時代には結核を治す力を持っていたり恋愛運も上げると信じられていたそうですよ。
黒猫の写真を上手く撮るのが難しい理由とは?
たくさんの魅力を持っている黒猫ですが、実際写真に撮ろうとすると上手く撮れないこともあるでしょう。たくさん撮ったはずなのに「何を撮ったのか分からない」と後悔してしまうこともないわけではありません。では、なぜ黒猫を写真に撮るのは難しいのかの理由を解説していきます。
真っ黒でピントが合いにくい
模様のある猫は顔にピントを合わせて撮ることも簡単にできますが、黒猫は真っ黒なためなかなかピントを合わせることができません。慣れないうちは、ピンボケしてしまうこともあるでしょう。特に暗い中では背景と同化してしまうことも珍しくはありません。
同じ一色でも、白猫は陰影が分かりやすいのでそれほど写真の難易度も高くはありません。ピントを合わせづらいのは数多くの猫の中でも黒猫独自の悩みと言えるでしょう。
目以外が黒に同化してしまう
黒猫の金色の目は魅力的な印象を持っている目ですが、それ以外は鼻も口も黒なので目以外が全て同化してしまうこともあるでしょう。デジカメやスマホで撮り、後からPCで明るさ調整をできれば問題がありませんがインスタントカメラなどでは慣れるまでなかなか黒猫を綺麗に撮るのは難しくなってしまいます。
インスタ映えする黒猫の撮り方4つのコツ!
確かに写真に撮りづらい黒猫ですが、それでも可愛い黒猫の写真を自分のインスタにあげたいという人は後を絶ちません。では、少しでも黒猫をインスタ映えするように撮るにはどのようなコツを覚えておけば良いのでしょうか。
明るさを調整する
残念ながら写真の腕を簡単に上げることはできません。最初は同化してしまうこともありますが、そんな時はそのままの写真を使わずにPCを使って明るさをしっかり調整しましょう。PCが苦手な人は、もちろん加工アプリでも構いません。
構図を工夫する
黒猫に限らず、インスタ映えする写真を撮るためには構図にもこだわる必要があります。単に座っている黒猫を撮るだけでも正面から撮るだけではなく横向きや上から覗くような構図を試してみると良いでしょう。お気に入りのおもちゃなどで黒猫の興味を惹けば、目線も誘導しやすくなりますよ。
インスタ映えする背景を選ぶ
インスタ映えする写真を撮りたい時、構図と同じくらい欠かせないのが素敵な背景です。たとえば黒猫の後ろが真っ暗な壁ではインスタを見ている人に魅力を伝えることは難しくなってしまうでしょう。鮮やかな青空や素敵な夕日、おしゃれな壁など黒猫の魅力が発揮できるような背景を探してみるのも大切です。
曇りの日の順光がおすすめ!
野外で撮影する場合、逆光で撮ると顔も真っ黒になってしまいます。それでは目を見つけることも難しくなってしまい、後から加工しようと思ってもかなりの技術が必要になります。初心者でも簡単に撮れるのは、曇りの日の順光です。特に家の中では黒猫自身も落ち着いて撮影に協力してくれるかもしれませんね。
インスタ映えする黒猫を撮る際の注意点とは?
コツを覚えたらたくさん写真を撮って慣れていくことが大切です。最後に黒猫を撮る際に注意したい点を四つ紹介しますので、しっかりご確認ください。
明るくしすぎると茶色に見えてしまう
明るさを調整することで黒猫の写真写りを良くすることができますが、あまりにも明るくしすぎるとせっかくの黒い毛並みが茶色っぽく見えてしまうこともあります。PCでもアプリでも、黒猫の写真を加工する時は加工しすぎないように注意しましょう。
黒い塊にならないようにする
明るくしすぎるのも問題ですが、撮り方や光源によっては単なる黒い塊になってしまうことがあります。背景色と同化していないかという点だけではなく、黒猫自身の体勢にも注意しておきましょう。特に目を瞑っている場合はかなりの確率で単なる黒い塊になってしまいます。
必ずピントを黒猫に合わせる
食べ物や花の場合、敢えて被写体から少しピントをずらすことでインスタ映えする写真を撮ることもできます。しかしながら、黒猫相手にその方法を使っても単なる黒い塊になってしまう可能性が高くなります。黒猫でインスタ映えする写真を撮りたい時にはしっかり黒猫にピントを合わせましょう。
猫の目にフラッシュが当たらないようにする
背景が暗い場所で黒猫がとても可愛いポーズをしていると、ついついフラッシュを使って撮影したくなることもあるでしょう。しかしながら、スマホやデジカメのフラッシュは人間の目以上に敏感な目を持つ犬や猫にとってはかなり辛いものになります。場合によっては失明してしまうこともあるので、フラッシュを使う場合も絶対に目に当たらないように配慮するのがマナーです。
【番外編】世界には黒猫の記念日があるの?
欧米では嫌っている人もいる黒猫ですが、実は世界では黒猫の記念日も制定されています。どのような記念日があるのか、ここでは少しだけ紹介していきます。
2月22日 | 猫の日 | 日本 |
8月17日 | 黒猫感謝の日 | 世界中 |
10月27日 | 全英黒猫の日 | イギリス |
11月17日 | 黒猫の日 | イタリア |
日本の猫の日は黒猫に限ったものではありませんが、猫の鳴き声の「ニャー」を「2」とかけた日として有名ですよね。今後、もし日本でもっと黒猫の人気が高まれば、いずれは「黒猫の日」という記念日も制定されるかもしれませんね。
インスタ映えする黒猫の撮り方で魅力を伝えよう!
写真に撮るのが難しい黒猫ですが、その難しさも黒猫の魅力の一つですよね。もしかしたら、まだまだあなたの周りにも黒猫の魅力を知らない人や黒猫は縁起が悪いと思っている人、黒猫は好きだけどインスタ映えすることは知らないという人もたくさんいるかもしれません。ぜひ可愛い黒猫の写真をたくさん撮って、インスタにアップしてみましょう。