【手相占い】スター線の見方18パターン！五芒星や六芒星も解説！

掌の肉付きや形状から人の性格や才能、健康状態や運勢まで様々なことを読み取る手相占い。この手相の中でも珍しいのがスター線と呼ばれる相です。

スター線は現れる場所により良い手相も悪い手相もあります。芸術の才能を発揮したり、孤独を暗示したり、はたまた金運大上昇で宝くじが当たるかもしれません。

今回は手相でも珍しいスター線を紹介します。

特殊紋とは手相における特殊な形です。縦横に線が重なり十字の形をしている十字紋、三角形の形をしている三角紋などがあります。

手相では生命線などの掌線で占う印象が強いかもしれませんが、特殊紋も重要なポイントです。特殊紋には特別なパワーがあり、現れる場所により意味が違います。

現れる場所は、掌の真ん中や中指の付け根などいくつかポイントがありますので、ぜひ覚えて話のネタにしてください。

スター線は手相の中でも珍しく、スター線を持っていること自体が引き寄せのパワーを持つ人であると言えます。スター線は現れる場所の持つ意味をより強くします。多くの場合は良い意味を持ちますが、場所によっては危険を知らせてくれます。

特に、中指の付け根、感情線上、知能線上、生命線上にスターがある人は重要な警告の場合があります。場所別に手相の意味を紹介するのでチェックしてみてください。

それでは、どのような条件でスターとみなすのか解説します。

スター線の基本的な形は三本の線が重なってできるアスタリスク形です。「スター」と聞くと五芒星や六芒星のような形を想像すると思いますが、五芒星や六芒星だけでなくアスタリスクもスター線と呼びます。

さらに珍しいタイプとして、四本の線が重なるものもスター線と呼びます。四本のスター線はとりわけて珍しいため、よほど幸運が強くないと現れないと言われます。

スター線と間違えやすい特殊紋として、二本の線が重なってできる十字紋があります。生命線や感情線といった掌線上に十字紋が出ている場合、スター線のようにアスタリスクのような形に見えますが、こちらはスター線とは別物と考えるため注意が必要です。

五芒星や六芒星はスター線の中でもかなり珍しい相です。そのため五芒星や六芒星は、通常のスター線と比べても特段強いパワーを秘めています。ふつう五芒星や六芒星は真ん中を中心に左右対称になり、一辺が同じ長さで構成され一筆書きで描くことが可能です。しかし手相での五芒星や六芒星は、一筆書きできなかったり形がいびつでも、五芒星や六芒星としてみなされます。

手相では、利き手の手相に現在の状態や後天的な運勢が現れ、反対側の手に先天的な能力や運勢が現れると言われます。日本人は右利きの人が多いので、今回は右利きの場合で説明します。左利きの人は以下の解説の左右を逆に考えてください。

右利きの人の右手にスター線が現れた場合、今までの人生での後天的な幸運や、今現在のあなたが幸運を呼び込みやすい状態にあることを表しています。何か行動を起こすには絶好のチャンスと言えるでしょう。手相は時期により変化していくものなので、今の幸運を逃さないよう勝機をものにしましょう。

右利きの人の左手にスター線が現れた場合、あなたが先天的に幸運を持って生まれてきたことを意味しています。生まれながらに運を味方につける才能がありますが、手相は自分の行動により変わるものです。調子に乗って油断しすぎては失敗のもと。運を味方につけながら上手に生活したいですね。

両手にスター線がある場合は、両手のスターを比べてみましょう。左手の方が良い線の場合は先天的な幸運が強いということです。生まれつきの幸運で人生を乗り切ってきたという見方ができます。右手の方が良い線の場合は、あなた自身の行動や周りの環境が、あなたの運を呼び込んでいるという見方ができます。

手相占いにおけるスターのパワーは掌線が濃いほど強いです。従って基本的にはスター線が濃い方が幸運を呼び寄せるパワーが強いと言えます。ただし、スターは現れる場所によっては悪い手相にとらえられます。スターが悪い意味を持つ場合、線が濃いほど悪い意味も強くなります。

濃いスターと比べると薄いスターはパワーが弱いという見方になります。しかしスター線は幸運の星。線が薄いからといって効力がないわけではありません。手相の中でも珍しいスターがあること自体が幸運の証拠。自信を持って生活すれば引き寄せの力がさらに強まることでしょう。

第一火星丘は親指と人差し指の付け根の間にある膨らみのことです。「勇気」や「決断力」といった意味があり、ここにスターがある人は積極的で行動力があることを示しています。チャンスが目の前にあったら積極的に挑戦する性格と言えます。しかし膨らみが大きくスターもある人は、闘争心が強すぎて周りと衝突する可能性があるため注意が必要です。

木星丘は人差し指の付け根のやや膨らんだ部位です。木星丘には「努力」や「地位」といった意味があります。ここにスターがある人は社会的に成功する人が多く、努力して社会的地位に上り詰める才能があります。リーダーシップを発揮して指導者となったり出世のチャンスに恵まれることが期待できるでしょう。

土星丘は中指の付け根の膨らみがない部分で「思考力」や「孤独」といった意味を持ちます。中指の付け根がほどよく膨らんでいる人は忍耐力があり思慮深いタイプと言われ良い手相にとらえます。しかし中指の付け根の発達しすぎは良くない手相と言われます。中指の付け根にスターがある人は、考えに耽って周りの声を無視したり、一人の世界に浸って孤独になる傾向があるため注意が必要です。

太陽丘は薬指の付け根の膨らみが薄い部分です。太陽丘は「才能」や「人気」を意味し、太陽丘が発達しているほど周囲に影響力があります。太陽丘が発達している人は芸術的センスや金運にも恵まれています。太陽丘にスターがあったら薬指の下の太陽線も見ましょう。太陽丘と太陽線が重なれば、大きな成功が期待できる手相の中でも特に恵まれた手相です。

小指の付け根にある水星丘は「商才」や「富」を意味します。水星丘のスターは事業で大きな儲けが出たり宝くじ当選などの予兆です。小指の下に縦にある財運線とスターが重なれば、相当大きな金運を期待できます。宝くじ運も高まるため、水星丘にスターがあったら宝くじは試してみたいですね。運を味方につけて宝くじを当てれば、宝くじによるお金も得られるし周囲との話も盛り上がること間違いなしです。

第二火星丘は水星丘の下にある、なんとなく膨らんだ部位です。第二火星丘には「自制」や「我慢強さ」といった意味があり、ここにスター線がある人は辛抱強く困難を乗り越える力のある人という見方ができます。

月丘は小指側の手首の手前に位置します。別名「芸術の丘」とも呼ばれ「創造」を意味する場所です。月丘が発達している人は発想力が豊かで芸術の分野に才能を発揮する人という見方ができます。スター線があればさらにその意味は強く、芸術や芸能の分野で成功しやすい人と見ることができます。自分の個性を生かして表現することがポイントです。

火星平原は掌の真ん中のくぼみの部分です。「闘争心」を意味し、掌の真ん中が膨らんでいる人は争いを起こしやすい傾向があります。火星平原、すなわち掌の真ん中にスターが現れた場合はそのパワーも絶大で、劇的な幸運を意味します。新しいことにチャレンジしたり複雑な問題に取り組んで結果を残しやすい時期です。真ん中に現れたスターを取り巻くパワーにより、全体的に運気がグンと向上します。

金星丘は親指の付け根にある膨らみを指します。「愛と美の象徴」と言われ、「生命力の源」といった意味があります。金星丘が発達している人は生命力が強く、色々な幸運を引き寄せると言われます。金星丘にスター線がある人は愛情豊かな人と見ることができ、夫婦円満であったり幸せな家庭を暗示します。

小指の下から中指や人差し指の下を通って伸びる感情線上にスターが現れた場合、人生を左右する素晴らしい出会いを暗示します。感情線にスターがある人は物事を引き寄せる力が強くなり、偶然の出会いを生み出します。出会いは良いものだけとは限らずトラブルまで引き寄せてしまうこともあるでしょう。しかしスター線は基本的には幸運の星なので、トラブルがあっても前向きに取り組むことで道を開くことができるでしょう。

別名「頭脳線」とも呼ばれる知能線は、その人の考え方や判断の仕方を表すと言われています。知能線は人差し指の下から小指の下にかけて掌を横切るように伸びています。この知能線上にスター線が現れる場合、思考力抜群、頭脳明晰で仕事や勉強で結果を残すことができるでしょう。ただし、思考力が強すぎて考え込みがちになり疲れたり、周りへの注意が緩慢になることも考えられます。ストレスを溜めたりケガをしないように注意することが必要です。

名前の通り生命力を象徴する生命線は親指と人差し指の間から手首に伸びる線で、生命線上にスターが現れる場合、生命に関わるような大きな事件が起こる可能性を暗示します。生命線は部位により年齢を表します。生命線を三分割して見たとき親指と人差し指の間から「幼年時代」、「30歳」、「50歳」と見ることができます。スターのある場所の年齢で大きな病気やケガをする可能性が高いと言えます。生命線上にスターが現れたら生活に気をつけよとの警告と受け取りましょう。

結婚線は感情線と小指の付け根の間に出る横線です。結婚線の数は結婚する可能性のある時期の数を表します。そのため、結婚線の数が多い人は恋愛の回数も多いととらえることができます。結婚線上にスターがある場合、パートナーに恵まれ幸せな家庭生活が期待できます。結婚線上にスターがあれば、結婚により自分の人生観が良い意味で変わるチャンスと言えます。

手相の中でも特段のパワーを秘める五芒星と六芒星。どちらも一筆書きで描ける点がポイントで、真ん中を境に左右対称になるのが特徴です。古来より魔除けや守護の意味があると言われますが、手相においてはどんな意味があるのでしょうか。また、一筆書きで描けることの意味とは？

五芒星は一筆書きで各頂点に向かって線を引くと描ける星マークです。一筆書きということは線に切れ目が無いので、邪悪なものを封じ込めたり、邪悪なものを中に入れないパワーがあると考えられてきました。そのため五芒星は古来より魔除けとして使われ、手相でも事故や災難から逃れる意味を持っています。五芒星が手相に現れたら新しいことに挑戦するチャンスです。邪魔があっても五芒星が守ってくれるので積極的に行動しましょう。

六芒星は上向きと下向きの三角形を合わせたような形で、一筆書きで描く場合は直線だけで描くパターンと円の真ん中に描くパターンがあります。五芒星は災難から守ってくれる魔除けの星ですが、六芒星は運を掴み取る攻めの星と言われます。従って六芒星が手相にある人は、運を味方につけて運命を自分で切り開くパワーを持っていると言えるでしょう。

スターは現れる場所により、良い手相にも悪い手相にもなることが分かっていただけましたか？

劇的な幸運をもたらす掌の真ん中のスターや、病気に注意したい生命線上のスターは覚えやすいですよね。手相を知れば人とのコミュニケーションがさらに楽しくなります。小指の付け根に現れたら宝くじが狙えるかも！？などと盛り上がること間違いなしです。

スター線や五芒星は幸運のサインです。幸運の星を逃さずに積極的に行動しましょう。