『エゴサ』の正しい意味や使い方!エゴサする心理5選も紹介!
こちらの記事では、エゴサの正しい意味や使い方、またよくある誤用について詳しく解説しています。また、エゴサをする心理や、原因、最後にはエゴサをしてしまう癖を治す方法をご紹介しています。エゴサは、危険です。こちらの記事で紹介する、対処法をぜひ実践して見てください。
目次
そもそも『エゴサ』ってどんな意味?
あなたは「エゴサ」の正しい意味や使い方をご存知でしょうか?エゴサとは、「エゴサーチ」の略語です。英語表記だと"egosearching"となり、一般的には「自分の本名やハンドルネームなど、自分の評価に関することを調べる行為」のことです。
例えば、Twitter上で自分の悪口が言われていないかどうかを検索したりする行為のことを指します。これからもっとエゴサに関する知識を深めるために、もっと話を掘り下げてご紹介していきます!
最近は『エゴサ』の誤用が増えている?
エゴサは、エゴサーチの略語であり、自分の評価をネット上で検索する行為と意味を紹介しました。
しかし、最近では、言葉が広まるごとに、本来の意味が薄れていき、誤用をしている人が増えてきています。誤用とは、間違った使い方をしている状態のことをさします。代表的な誤用の例では、本来は「自分に関することを調べる行為」を指しているのにもかかわらず、エゴサを誤用している人は、その他のことも含む、広い領域で「調べる行為=エゴサ」と誤用しています。
どうしてエゴサするの?エゴサする心理5選!
エゴサの正しい意味や使い方がわかったところで、一つ疑問が浮かんできたのではないでしょうか?エゴサって本来する必要がない行為なのにもかかわらず、思わずしてしまうなんてことありますよね。寝る前にTwitterを開き、学校で最近喧嘩したあの人が自分の悪口を言ってないか心配で仕方がない。そんな、本来抱える必要のなかった不安を抱えてしまう、エゴサをする心理を詳しく紹介してきます!
①自分の評判を知りたいから
エゴサをする心理の1つ目は、自分の評判を知りたいからです。人は、多かれ少なかれ承認欲求という欲求を持っています。人に認められたいという欲求が承認欲求なのですが、確かに学校のクラス内で自分がどんな評判をしているのかかなり気になってしまうことはわかります。周りからどう見られているのかを把握して安心感を得ようとしている心理状態がまさに、このエゴサーチをする瞬間の心理なのです。
②自分への評価を見て満足したいから
エゴサをする心理の2つ目は、自分への評価を見て満足したいからです。Twitterの様なSNSでは、面と向かって話すよりも、本音が出やすいです。そんな本音が出やすい場所だからこそ、あなたの評価がどうかが気になってしまうのです。普段クラス内で話しているあの子は、実は自分のことが嫌いだったりしたら怖いですもんね。だからこそ、エゴサをすることで相手の心の中を読み取り、満足しようとしているのです。
③周囲の顔色をうかがいたいから
エゴサをする心理の3つ目は、周囲の顔色をうかがいたいからです。人は、人と関わらずに生活をすることは不可能です。だからこそ、人と人との関わりにおいて、いざこざがあったり、恋したりと色々なことがらが起きますよね。嫌われている状態と、好かれている状態を比較すると、どうしても後者を選びたくなってしまうのが人間ですので、そのために周囲の顔色をうかがいます。周りからの評判が悪かったら、人気者にはなれませんからね。
④自分のプライバシーを守るため
エゴサをする心理の4つ目は、自分のプライバシーを守るためです。最近「晒し」という行為がSNS上で問題となっています。晒しとは、本人の許可もなく、顔写真をネット上に公開することです。晒し行為は、プライバシーを侵害するだけでなく、ネット上では不特定多数の人に情報を発信することができるので、かなり危険が多いのが現実です。そんな危険な晒し行為から身を守るためにも、自分の名前でエゴサをすることで、プライバシーを守ることができます。
⑤過去の確認・思い出に浸りたい
エゴサをする心理の5つ目は、過去の確認です。心理的に辛くて、立ち直れなさそうな時に思い出に浸ることで、元気を出そうとする行為などが当てはまります。また、彼氏と別れて勢いで全て写真を捨ててしまったけど、時間が経って後悔している自分に気がつき、Twitterの様なSNSで自分の名前を検索することで、過去に投稿した写真を探すなども、同じ様な行為です。
エゴサには危険もある?エゴサする際の注意点を3つ紹介!
エゴサは危険です。エゴサーチをすることで、知る必要もなかった情報を取り入れてしまい、心が落ち込んでしまいます。エゴサは、SNS上で簡単に行うことができる利便性の面では優れていますが、不要な情報まで受け取ってしまう可能性が高く、正しいエゴサの仕方を守らないと、心が不安定になってしまうのです。でも安心してください。これから紹介する3つの注意点を守りさえすれば、心が落ち込んでしまうことはないでしょう。
注意点①【自分の悪口を見ることもある】
エゴサーチをする際の注意点1つ目は、自分の悪口を見ることもあるということです。ネット上では、良い情報だけでなく、悪い情報も同じ様に存在します。人は、悪口をいうことで、自分の心理状態を平常に保つという行為をするのです。嫌なことが起きた時、周りに友達がいなかったら、ストレスが溜まってしまいます。
でも、自分から放出しない限り、ずっとイライラしてしまうので、ついついTwitterのようなSNSに、悪口を投稿してしまうのです。そんなうっぷんばらしの悪口の対象がたまたまあなただった場合、本来知る必要もなかった情報をえてしまうわけです。あらかじめ、悪口があるという心持ちでエゴサーチに励みましょう。
注意点②【エゴサを気にしすぎて依存症になってしまう】
エゴサーチをする際の注意点2つ目は、エゴサを気にしすぎて依存症になってしまうことです。一度ネット上で自分の悪口を見つけてしまうと、疑心暗鬼になってしまいますよね。「また言われてたらどうしよう……」と、それがきっかけに、エゴサが依存症になってしまうのです。
注意点③【危険な強迫性障害に注意しよう】
エゴサーチをする際の注意点3つ目は、危険な強迫性障害です。強迫性障害の症状を簡単に説明すると、嫌なことが無意識に頭に浮かんできて、それを追い払おうとする状態をさします。一度エゴサをすることで、見つけてしまった自分への悪口が脳みそに刻み込まれ、依存症のようにSNSを開きまた言われてないかと確認する状態です。
エゴサする人の性格の傾向2つ!
エゴサがどれだけ危険な行為なのかが理解できたところで、あなた自身がエゴサ依存症状態に陥ってしまったとしたら嫌ですよね。そうならないためには、エゴサをする人の性格や傾向を理解しておくことが重要です。エゴサする人の性格の傾向を2つまとめて見ました。
①承認欲求が強い人
エゴサをする人は、承認欲求が強い人です。承認欲求とは、人に認められたい欲求のことをさします。承認欲求が強いと、周りからの評判が気になってしまい、どうにかして周りの人からの意見を聞き出そうと努力します。SNSはまさにそんな承認欲求の強い人にとっては都合がよく、ネット上で一度調べ始めたら、アリジゴクにはまるように、エゴサの依存から抜け出せなくなってしまうのです。
②自分が大好きな人
エゴサをする人は、自分が大好きな人です。自分が大好きだからこそ、ネット上で自分の評判をリサーチするのです。エゴサを通して、自分が周囲からモテていることを知ろうとしたりします。自分が大嫌いな人からすると、馬鹿らしいことかと思われがちですが、最近ではネット上に自分の情報をアップロードすることが容易になったことから、自分大好き人間が昔よりも露呈している現状があります。
エゴサの止め方2つ!辛く感じたらエゴサを止めよう
エゴサの危険性を理解したところで、ここからは対処する方法をご紹介していきます。エゴサの正しい使い方を間違ってしまい、癖になってしまったあなたは、エゴサを辞めたくても辞められない状態になってしまっていることでしょう。そんなあなたのために、エゴサのやめ方を2つ伝授していきます!
ネットを見る時間を減らす
エゴサの正しい対処法の1つ目は、ネットを見る時間を減らすことです。ネットを見るから、見ないでもいい情報を見てしまうのです。根本から対処していくことで、無駄なストレスを抱えなくなります。
SNSを止める
エゴサの正しい対処法の2つ目は、SNSを止めることです。SNSでは、友達と学校から帰った後にも関われるという、一昔前の人たちからすると、夢のようなことを実現してくれるツールです。しかし、SNSが原因で、不安になり、人生がマイナス方向に進んでしまっていると思うのであれば、今すぐ止めることをオススメします。
止めるとは言っても、一時的にアプリを削除するだけで、アカウントを呈すする必要はありません。時間が経ち、精神的に落ち着いたのであれば、また始めればいいのです。
何事もほどほどが大切!エゴサと上手に付き合おう!
こちらの記事では、エゴサの意味から正しい使い方。また、よくある誤用の例をご紹介してきました。そして、もう少し掘り下げた後に、対処法までを解説してきました。現代では、色々なものがどんどん便利になり、その利便性に依存してしまいがちです。
だからこそ、正しい使い方を守る必要があります。正しい使い方とは、ほどほどに行うことです。ほどほどに利用することで、依存になることもなく、便利なツールとして役立てることができます。エゴサも、使い方によってはビジネスに活かせたりもするので、完全に悪者だと訳ではありません。何事もほどほどに、エゴサと上手に付き合っていきましょう!